北海道栄養士会
医療栄養士協議会
平成 27 年 4 月更新
旭川支部
支部紹介
会員数
１２７名（平成２７年 3 月 20 日現在）
最高・最低気温
盆地特有の気候で、夏期の最高気温は３０℃を超え、冬期の最低気温は－２０℃
以下になるなど、寒暖差の激しい内陸性気候を顕著に表しています。
地域性
稲作や野菜、畑作など道内でも有数の農業地帯となっています。また、大雪山な
どの山岳地域や富良野盆地に展開する美しい丘陵風景、旭山動物園などを有し、
多くの観光客が訪れています。
支部の希望
支部の研修会などを通して、会員の知識の向上をはかり、また連携を深めること
で地域の皆様のお役にたてる活動ができればと思っています。
【平成 2７年度
6月
北海道医療栄養士協議会の活動予定】
支部研修会帯広（６日）
支部幹事会（１３日）、春期研修会
医療栄養士協議会協総会（１４日）
9月
10 月
広報誌発行（15 日）
支部幹事会（２４日）、秋期研修会（２５日）
支部研修会旭川（日程未定）
支部研修会苫小牧（日程未定）
シリーズ
旭川ラーメン
北海道医療栄養士協議会では毎年、各支部
に活動資金を分配し、支部独自の活動費用に
当てて頂いています。今回はその中から、旭
川支部の活動をご紹介します。
旭川支部の会員は毎年地方研修会を行って
います。今回は、平成２６年度医療栄養士協議
会・地方研修会について報告していただきまし
た。
冬期の厳しい寒さが影響しているのか、と
てもラーメン好きが多い地域で多くのラーメ
ン屋さんが存在します。ラーメン好きが集ま
れば、どこのラーメン屋さんが好き？あそこ
のラーメンはどうだった？などのラーメン談
義に花が咲きます。札幌の味噌、函館の塩と
並び称されることが多い、旭川の醤油(正油と
表記しているお店も多いです)ラーメン。
特徴としてはスープにラードを使用してい
ることがあげられます。また具は、ねぎ、メ
ンマ、チャーシューといたってシンプルです。
めんは、中細縮れ麺を使っているお店が多い
ようです。
医療栄養士協議会組織図
北海道栄養士会
医療栄養士協議会
会長
監事 2 名
顧問および参与
副会長
2名
幹事 11 名(札幌支部兼務)
函館エリア
札幌エリア
旭川エリア
帯広エリア
釧根エリア
（会員 199 名）
（会員 528 名）
（会員 127 名）
（会員 97 名）
（会員 47 名）
後
志
支
部
函
館
支
部
室
蘭
支
部
幹事 4 名
苫
小
牧
支
部
本
協
議
会
へ
含
む
＊
支
部
を
設
置
せ
ず
空
知
支
部
留
萌
支
部
オ
ホ
ー
ツ
ク
支
部
旭
川
支
部
名
寄
支
部
宗
谷
支
部
幹事 6 名
北海道栄養士会会員＝医療栄養士協議会委員
全会員数 998 名（2015 年 3 月 20 日現在）
日
高
支
部
十
勝
支
部
幹事 2 名
釧
根
支
部
幹事 1 名
平成２６年度医療栄養士協議会
地方研修会（旭川）の開催
『中鎖脂肪酸の病態への新たな活用』
～脳の栄養不足や低栄養を助ける中鎖脂肪酸～
講師
日清オイリオグループ株式会社
中鎖脂肪酸事業推進室
主管
渡邉慎二
氏
日清オイリオグループ株式会社から中鎖脂
肪酸事業推進室の渡邉慎二氏を講師としてお
招きし、今、テレビや雑誌などで取り上げら
れることも多い中鎖脂肪酸についてお話して
頂きました。低栄養の改善作用や、脳で利用
されるエネルギー源のブドウ糖が不足した場
合の代替エネルギーとして活用されるケトン
体を多く生成する作用を利用してのアルツハ
イマー病患者さんへの臨床研究事例のお話は
とても興味深く、勉強になりました。会場には一般の方もお見えになり、深くうなずきメモをとり
ながら話を聞かれているのが印象に残りました。
『消化器癌の治療と栄養管理』
～治療における栄養管理の重要性
医師が栄養士に望むこと～
講師
医療法人中島病院
副院長
星
智和氏
今回の講演は消化器癌の治療と栄養管理と題して星智
和先生に講演して頂きました。手術前や手術後の栄養管
理の重要性について実際の症例を交えて詳しく、わかり
やすくお話してくださいました。その中で栄養士がもっ
と臨床の現場で、患者さんの近くで、食事だけではなく、
栄養管理の専門家として栄養全般に関わってくださいと
いう言葉が胸に響きました。
また、栄養士が苦手な静脈栄養についても、わかりや
すいように、そのエネルギー量をツナマヨのおにぎりや
チョコレートに置き換えて説明してくださるなど、先生
の栄養士に対する愛情や期待が随所に感じられて、とて
も楽しい雰囲気の講演となりました。