社団法人 日本地すべり学会中部支部

社団法人 日本地すべり学会 中部支部
日本地すべり学会とは?
( 社 ) 日本地すべり学会中部支部は長野県、 愛知県、 岐阜県、 静岡県、 三重県、 富山県、 石川県の範囲で広く
活動しています。 特に長野県は全国第2の地すべり地帯を抱え、 天竜川、 木曽川、 千曲川、 姫川などの全国屈指
の急流河川が流れています。 また中部には、 日本列島の地質構造を代表する中央構造線及び糸魚川-静岡構造線
などの脆弱な地質や活断層が無数に走っています。 中部地域でも梅雨時期や台風によって地すべり、 がけ崩れ、 土
石流などの土砂災害が多発しています。
中部支部は地すべり機構解明や研究、 対策技術の向上を目的とし発足し、 平成 20 年度で 10 周年を迎えることが
できました。 この間、 地域の地すべり防止技術の向上を目指し、 情報提供などを行ってまいりました。 また、 シンポ
ジウム、 防災講演会、 現地検討会、 被災地での出前講座、 子どもシンポジウムなどを通して社会に貢献しています。
活動のようす
平成 20 年度 (社) 日本地すべり学会中部支部シンポジウム
シンポジウムでは 「地震による大規模斜面災害」 を演題とした
講演会や、 「これからの地すべり対策に向けて」 をテーマにパ
ネルディスカッションが行われ、 子どもたちによる地すべりをテー
マとした成果発表などもありました。
今年度は 11 月 10 (火) に長野県伊那市の 「いなっせ」 にてシ
(上) パネルディスカッションのようす
(左) こどもシンポジウムのようす
(中条村立中条小学校)
ンポジウム (土砂災害防止、 36 災害をふりかえって / 子どもシ
ンポジウム) を開催する予定です。
その他の活動
(右) NPO 法人長野県地すべり防止
工事士会の講師と子どもたちのようす
(下) 野外での総合学習のようす
小学校での総合学習支援や 「市民講演会や 土砂災害シンポジウム」
「地すべり現地見学会」 の開催による防災啓発活動、 「長野県土木部
地すべり技術指針 (案)」 の検討、研究発表などを積極的に行います。
広報活動
○中部支部ホームページ
○制作物
地すべり学会中部支部のホーム
ページが新しくなりました。
中部支部の各県に発生した地すべ
りの紹介やこれまでに発行した中部
支部ニュースやシンポジウム等の
資料など提供しております。
執筆協力や技術開発な
ども行っています。
(左) 長野県建設部発行
「長野県の地すべり」
(右) 地すべり GIS CD-R
■お問い合せ
中部支部事務局 〒380-8553 長野市若里 4-17-1 信州大学工学部社会開発工学科内
電話 ・ FAX 026-284-0833
URL http://jisuberi-chubu.org/