地域とともに

小規模多機能型居宅介護 『しがらきの湯』
地域 と ともに
2013.7
NPO法人 ぐるーぷ藤
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1992
「NPO法人ぐるーぷ藤」のあゆみ
-湧き水がいつしか大河へ歳をとっても
ワーカーズ・コレクティブ藤設立
1999
法人格取得
《NPO法人 ワーカーズ・コレクティブ藤》
2000
4月
介護保険事業開始
12月 事務所移転(フラワーマンション)
障がいがあっても
2003
2月
安心して暮らせる街を創りたい
2005
4月
12月
2006
7月
通所介護事業「デイハウス藤の花」開所
支援費事業開始
NPO法人「ぐるーぷ藤」に改組
ふじファンド設立
通所介護事業「デイハウス菜の花」開所
2007
10月
毎日介護賞・奨励賞を受賞
10月
福祉マンション「ぐるーぷ藤一番館・藤が岡」開所
2008
2011
11月
2013
4月
3月
20周年記念式典挙行
複合型サービス「ぐるーぷ藤しがらきの湯」開所
小規模多機能型居宅介護「藤の花」開所
グループホーム「本藤沢の家」開所
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2003
すまい作り研究会
ぐるーぷ藤 一番館・藤が岡
 「ぐるーぷ藤」の想い
自立した在宅生活を支えるため、住み慣れた地域で安心して暮らせる
“終の棲家”の必要性
 自治会の協力
藤沢団地の再開発に福祉施設は必要
 サポーターの後押し
藤の応援団「ふじファンド」という形による市民からの一億円の資金提供
※法改正のため「ふじファンド」は解散
現在は擬似私募債
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4
小規模多機能型居宅介護 『しがらきの湯』
 2007年10月開所
 登録定員 25名、通い定員 15名/日、泊まり定員 6名/日
 昨年度(2012年4月~2013年3月)
平均登録者数
24.8名
平均通い利用者数
13名
平均泊まり利用者数
3.4名
平均介護度
3.0
地域交流の回数(ボランティア)
81回以上
 スタッフ数 33名
5
地域とのつながりをつくる
 自治会のみに職員募集
※館内清掃を自治会に委託
 職員の多くが地元住民
 様々な情報の入手
 地域の行事に参加、ボランティアの受け入れ
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ふれあい喫茶
自治会の行事
地域のみなさま
“ありがとうございました”
バザー
コンフォールの団地内で行われている
「藤が岡つどいの広場」に遊びに行っ
てきました。赤ちゃんとの触れ合いは
気持ちが和みますね。
コンフォール自治会の
ふれあい喫茶でのひとこま
おもちつき
夏祭り
おっとっと!釣れそうで釣れないなあ…
まだまだ若いものにはまけないわ!
7
つながりを絶やさない
職員が情報収集
実行に向けて検討
※実行するか否かの検討ではない
実行
中止
次回に向けての検討
今後の検討
社会資源の確保
8
職場体験inしがらきの湯
地域の中の交流
幼児園の運動会
村岡中学の生徒が職場体験に。
さすがは男の子!見事なけん玉技を披露してくれ
ました。ご利用者も挑戦!優しく素敵な子どもたち
です。
七夕
ここはこうしてね…
村岡中学校の卒業記念コンサート
じゃんけん
ポン!
会場の飾り付けを任され、一つ一つ心をこめて
みんなで作りました。
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まとめ ∼『しがらきの湯』における地域連携のポイント∼
 職員の意識
• ご利用者の幸せ
• なじみの場所
増やす努力
• 楽しみ
• 変化のある日々
• 自己実現
• 楽しみ、感動を分かち合う
 地域の受け入れ
• 自治会
“第2のふるさと”
• 「幼児園」(同一建物内)
“誰にとっても居心地のいい地域づくり”
 施設として(法人として)
• 24時間の対応 総合相談窓口『地域のかけ込み寺』
• 地域に向けて 公開講座
• 「街づくり対策費」 地域活動を行っている団体に寄付
• ボランティア「すみれ」
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課題
 高齢化 (平均年齢 90歳)
 医療依存度
• ベッド上で過ごさなければならない時間が長くなっている
• 利用時間内での看護的処理の多さ
 地域住民の高齢化
• 藤沢地区(2012年10月)
人口 44,346人
65歳以上 9,349人
今後の展開
 今までとは違った地域連携の模索
 複合型サービスへの転換(2013年2月)
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