BladeSymphony BS500 使用上のご注意 このたびは、日立統合サービスプラットフォーム BladeSymphony BS500 をお買い求めいただき、誠にありがとうございます。 本シートは、BS520A A1 サーバブレード、BS520H A1/B1 サーバブレード、BS540A A1/B1 サーバブレード、BS520H A2/B2 サーバ ブレード、BS520H B3 サーバブレード、BS520X B1 サーバブレード、BS520X B2 サーバブレードに関するご使用上の注意事項を記 載しております。 対象機能 対象機能は下記です。 ■ CPU の Hyper-Threading 機能 ■ ポート分割機能 ■ iSCSI 接続(ブート、およびデータ) ■ CPU 障害時縮退機能 ■ CPU の使用温度 ■ PCI Express Native Control 機能 ■ VMware vSphere® ESXi™インストール時の制限 ■ SMP 構成で VMware vSphere® ESXi™を使用する際の制限 ■ Red Had® Enterprise Linux® 6.5/6.6 インストール時の注意 ■ Server Navigator の Installation Assistant 機能 ■ VMware vSphere® ESXi™にてオンボード CNA または Emulex CNA/LAN 拡張カードを使用する際の制限 ■ Red Had® Enterprise Linux®にてオンボード CNA または Emulex CNA/LAN 拡張カードを使用する際の注意 ■ HVM を使用する際の制限 対象モデル 対象モデルは下記です。 ■ BS520A A1 サーバブレード ■ BS520H A1/B1 サーバブレード ■ BS540A A1/B1 サーバブレード ■ BS520H A2/B2 サーバブレード ■ BS520H B3 サーバブレード ■ BS520X B1 サーバブレード ■ BS520X B2 サーバブレード 2015 年 5 月(第 10 版) -1/19- 注意事項 ■ CPU の Hyper-Threading 機能 CPU の Hyper-Threading 機能は、サーバブレードの工場出荷時は有効に設定されています。Hyper-Threading 機能を無効に設定する と、搭載 CPU および搭載 CPU 数によってはネットワークが見えなくなるなどの事象が発生する可能性があります。以下の CPU を搭載し たサーバブレードについては、Hyper-Threading 機能は有効のままご使用ください。 [対象 OS] ・Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Standard ・Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Enterprise ・Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Datacenter ・Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Standard (SP1) ・Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Enterprise (SP1) ・Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Datacenter (SP1) ・Microsoft® Windows Server® 2008 Standard (SP2) ・Microsoft® Windows Server® 2008 Enterprise (SP2) ・Microsoft® Windows Server® 2008 Datacenter (SP2) ・Microsoft® Windows Server® 2012 Standard ・Microsoft® Windows Server® 2012 Datacenter ・Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Standard ・Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Datacenter [対象サーバブレード] [BS520A A1 サーバブレード] ・E5-2420, E5-2440, E5-2430L, E5-2470 プロセッサを 1 個搭載した構成 [BS520H A1/B1 サーバブレード] ・E5-2637 プロセッサを搭載した構成 ・E5-2620, E5-2640, E5-2630L, E5-2670, E5-2680 プロセッサを 1 個搭載した構成 [BS540A A1/B1 サーバブレード] ・E5-4603 プロセッサを搭載した構成 ・E5-4610, E5-4650 プロセッサを 2 個搭載した構成 [BS520H A2/B2 サーバブレード] ・E5-2637v2 プロセッサを搭載した構成 ・E5-2630v2, E5-2650v2, E5-2690v2, E5-2670v2 プロセッサを 1 個搭載した構成 [BS520H B3 サーバブレード] ・E5-2637v3 プロセッサを搭載した構成 ・E5-2660v3, E5-2640v3, E5-2620v3 プロセッサを 1 個搭載した構成 [BS520X B2 サーバブレード] ・E7-8893v3 プロセッサを搭載した構成 2015 年 5 月(第 10 版) -2/19- ■ ポート分割機能 以下の CPU を搭載したサーバブレードにおいて、ポート分割機能を使用すると、ネットワークが見えなくなるなどの事象が 発生する可能性があります。以下の CPU を搭載したサーバブレードについては、ポート分割機能を使用することは できません。 [対象 OS] ・Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Standard ・Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Enterprise ・Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Datacenter ・Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Standard (SP1) ・Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Enterprise (SP1) ・Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Datacenter (SP1) ・Microsoft® Windows Server® 2008 Standard (SP2) ・Microsoft® Windows Server® 2008 Enterprise (SP2) ・Microsoft® Windows Server® 2008 Datacenter (SP2) ・Microsoft® Windows Server® 2012 Standard ・Microsoft® Windows Server® 2012 Datacenter ・Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Standard ・Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Datacenter [対象サーバブレード] [BS520A A1 サーバブレード] ・E5-2403 プロセッサを搭載した構成 [BS520H A1/B1 サーバブレード] ・E5-2637, E5-2603, E5-2609 プロセッサを搭載した構成 [BS520H A2/B2 サーバブレード] ・E5-2603v2 プロセッサを搭載した構成 ・E5-2637v2 プロセッサを 1 個搭載した構成 [BS520H B3 サーバブレード] ・E5-2603v3, E5-2637v3 プロセッサを 1 個搭載した構成 2015 年 5 月(第 10 版) -3/19- ■ iSCSI 接続(ブート、およびデータ) 以下の CPU を搭載したサーバブレードにおいて、iSCSI 接続(ブート、およびデータ)を使用すると、ネットワークが見えなくなるなどの 事象が発生する可能性があります。以下の CPU を搭載したサーバブレードについては、iSCSI 接続(ブート、およびデータ)を使用する ことはできません。 [対象 OS] ・Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Standard ・Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Enterprise ・Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Datacenter ・Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Standard (SP1) ・Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Enterprise (SP1) ・Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Datacenter (SP1) ・Microsoft® Windows Server® 2008 Standard (SP2) ・Microsoft® Windows Server® 2008 Enterprise (SP2) ・Microsoft® Windows Server® 2008 Datacenter (SP2) ・Microsoft® Windows Server® 2012 Standard ・Microsoft® Windows Server® 2012 Datacenter ・Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Standard ・Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Datacenter [対象サーバブレード] [BS520A A1 サーバブレード] ・E5-2403 プロセッサを搭載した構成 [BS520H A1/B1 サーバブレード] ・E5-2637, E5-2603, E5-2609 プロセッサを搭載した構成 [BS520H A2/B2 サーバブレード] ・E5-2603v2 プロセッサを搭載した構成 ・E5-2637v2 プロセッサを 1 個搭載した構成 [BS520H B3 サーバブレード] ・E5-2603v3, E5-2637v3 プロセッサを 1 個搭載した構成 2015 年 5 月(第 10 版) -4/19- ■ CPU の障害時縮退機能 CPU の障害時縮退機能を使用すると、ネットワークが見えなくなるなどの事象が発生する可能性がある為、ファームウェアにより縮退 可否を判別し、下記にあてはまる条件下では CPU の障害時縮退機能を抑止します。 [対象 OS] ・全 OS [対象サーバブレード] [BS520A A1 サーバブレード] ・CPU の障害時縮退後に有効な論理コア数が 12 Core 未満となる場合 [BS520H A1/B1 サーバブレード] ・CPU の障害時縮退後に有効な論理コア数が 12 Core 未満となる場合 [BS540A A1/B1 サーバブレード] ・CPU の障害時縮退後に有効な論理コア数が 24 Core 未満となる場合 [BS520H A2/B2 サーバブレード] ・CPU の障害時縮退後に有効な論理コア数が 12 Core 未満となる場合 [BS520H B3 サーバブレード] ・CPU の障害時縮退後に有効な論理コア数が 12 Core 未満となる場合 [BS520X B1 サーバブレード] ・CPU の障害時縮退後に有効な論理コア数が 12 Core/Blade 未満となる場合 [BS520X B2 サーバブレード] ・CPU の障害時縮退後に有効な論理コア数が 12 Core/Blade 未満となる場合 ※BS520X B1 サーバブレード、BS520X B2 サーバブレードに関しては、ファームウェアによる縮退機能抑止は行っておりません。障害 時縮退後に有効な論理コア数が 12Core/Blade 未満となる前に保守交換を行ってください。 2015 年 5 月(第 10 版) -5/19- ■ CPU の使用温度制限 以下の CPU を搭載したサーバブレードにおいては、入気温度 30℃以下の環境で使用することが必須となります。 30℃以上の環境で使用した場合、CPU の安定動作・寿命に影響を与える可能性があります。 [対象 OS] ・全 OS [対象サーバブレード] [BS520H A2/B2 サーバブレード] ・E5-2637v2 プロセッサを搭載した構成 以下の CPU を搭載したサーバブレードにおいては、入気温度 35℃以下の環境で使用することが必須となります。 35℃以上の環境で使用した場合、CPU の安定動作・寿命に影響を与える可能性があります。 [対象 OS] ・全 OS [対象サーバブレード] [BS520H B3 サーバブレード] ・E5-2699v3 プロセッサを搭載した構成 ・E5-2697v3 プロセッサを搭載した構成 ・E5-2637v3 プロセッサを搭載した構成 2015 年 5 月(第 10 版) -6/19- ■ PCI Express Native Control 機能 下記の対象 OS に対して、以下のサーバブレードで PCI Express Native Control が有効な場合、故障したデバイス(NIC など)の交換を 行ったり、N+M コールドスタンバイで予備に切り替えが発生した場合、そのデバイスは OS 上で新規デバイスとして認識されます。その結 果、新規と認識されたデバイスの設定(IP アドレスなど)が消える場合があります。以下修正モジュールを適用することで回避可能です ので必ず適用してください。 http://support.microsoft.com/kb/2550978 [対象 OS] ・Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Standard (SP1) ・Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Enterprise (SP1) ・Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Datacenter (SP1) [対象サーバブレード] ・BS520X B1 サーバブレード ■ VMware vSphere® ESXi™インストール時の制限 以下のサーバブレードにおいて、 VMware vSphere® ESXi™をインストールする場合、下記に示す EFI の設定を変更する必要がありま す。変更を行わない場合、インストールに失敗する場合や、インストール後に VMware が起動できなくなる場合があります。 EFI 設定の変更手順については、14 ページを参照下さい。 [対象 OS] ・ VMware vSphere® ESXi™ 5.1 - PCI 64-bit Resource Allocation を Disable に設定 - MM Config Base を 3GB に設定 (BS520H B3 サーバブレードと NVIDIA PCIe GPU ボードの組み合わせの場合は、2.5GB に設定) ・ VMware vSphere® ESXi™ 5.5 - PCI 64-bit Resource Allocation を Disable に設定 - MM Config Base を 3GB に設定 (BS520H B3 サーバブレードと NVIDIA PCIe GPU ボードの組み合わせの場合は、2.5GB に設定) ・ VMware vSphere® ESXi™ 6.0 - PCI 64-bit Resource Allocation を Disable に設定 - MM Config Base を 3GB に設定 [対象サーバブレード] ・BS520H B3 サーバブレード ・BS520X B1 サーバブレード ・BS520X B2 サーバブレード 2015 年 5 月(第 10 版) -7/19- ■ SMP 構成で VMware vSphere® ESXi™を使用する際の制限 以下の条件にあてはまる場合、VMware vSphere® ESXi™をご利用になる場合、EFI 設定の Processors の”C-States”を”Disable”に変 更する必要があります。変更を行わない場合、CPU 障害が発生する場合があります。 EFI 設定の変更手順については、17 ページを参照下さい。 [対象 OS] ・VMware vSphere® ESXi™ 5.1 ・VMware vSphere® ESXi™ 5.5 ・VMware vSphere® ESXi™ 6.0 [対象サーバブレード] [BS520X B1 サーバブレード] ・2 ブレードもしくは 4 ブレードで SMP を構成 2015 年 5 月(第 10 版) -8/19- ■ Red Had® Enterprise Linux® 6.5/6.6 インストール時の注意 以下のサーバブレードにおいて、Red Hat® Enterprise Linux® 6.5 および Red Hat® Enterprise Linux® 6.6 をご利用になる場合、EFI 設定の USB Configuration の”xHCI”を”Disable”に設定することにより、USB 3.0 を無効化することが必須となります。”auto”又 は”Enabled”に設定したままの場合、OS のブートに失敗する場合があります。 EFI 設定の変更手順については、14 ページを参照下さい。 [対象 OS] ・Red Hat® Enterprise Linux® 6.5 ・Red Hat® Enterprise Linux® 6.6 [対象サーバブレード] ・BS520H B3 サーバブレード 2015 年 5 月(第 10 版) -9/19- ■ Server Navigator の Installation Assistant 機能 以下の条件にあてはまる場合、Server Navigator の Installation Assistant 機能を使用した自動インストールが使用できません。手動で のインストールを実施して下さい。 [対象 OS] ・Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Standard ・Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Datacenter [対象サーバブレード] [BS520X B1 サーバブレード] [BS520X B2 サーバブレード] 下記の両方にあてはまる場合 ・2 ブレードもしくは 4 ブレードで SMP を構成 ・Emulex 16Gb 2 ポートファイバチャネル拡張カード(GG-CC3M161N1(EX))からの SAN ブート構成 [手動インストール手順] ① ② OS インストール手順 「OS セットアップガイド for Windows Server」の「1.3 Windows Server セットアップ手順」を参照し、OS のインストールを実施してく ださい。OS インストール時の Emulex 16Gb 2 ポートファイバチャネル拡張カードのドライバは、必ず inbox を使用してください。 ドライバアップデート手順 OS インストール後、「BladeSymphony Emulex 製アダプタユーザーズガイド ドライバ編」の「3.2 ファイバチャネル拡張カード/ ファ イバチャネルボードのドライバインストール」を参照し、ドライバのアップデート実施して下さい。Windows Server 2012 R2 に必要な ドライバについては、次の Web サイトで情報提供をしています。 http://www.hitachi.co.jp/products/it/windows_os/support/ws2012r2/index.html 2015 年 5 月(第 10 版) -10/19- ■ VMware vSphere® ESXi™にてオンボード CNA または Emulex CNA / LAN 拡張カードを使用する際の制限 オンボード CNA または Emulex CNA/LAN 拡張カードを使用し、VMware 環境上でゲスト OS を Windows でご使用になる場合は、以下 の手順を参照頂き、最新の VMware Tools を適用して下さい。VMware Tools の入手方法とインストール手順については、以下をご参照 下さい。 [対象 OS] ・VMware vSphere® ESXi™ 5.1 ・VMware vSphere® ESXi™ 5.5 ・VMware vSphere® ESXi™ 6.0 [VMware tool 入手手順] 次の URL から入手できる、最新の VMware Tools を適用してください。 VMware 社 - VMware Operating System Specific Packages (OSPs) URL:https://www.vmware.com/support/packages [VMware tool インストール手順] 適用方法については次の VMware 社公開情報を参照してください。 VMware 社 - VMware Tools の全般的なインストール手順 (2053219) URL:http://kb.vmware.com/kb/2053219 ■ Red Had® Enterprise Linux®にてオンボード CNA または Emulex CNA / LAN 拡張カードを使用する際の注意 Red Had® Enterprise Linux® 6.x にてオンボード CNA または Emulex CNA / LAN 拡張カードのマルチチャネル機能(ポート分割)をご使 用になる場合は、grub.conf に記載されたカーネルブートパラメータに”udevchilds=1”を追記してください。”udevchilds=1”の記載が無い 場合、下記メッセージを出力し、Red Had® Enterprise Linux®の起動に失敗します。 “udevd[X]: worker [Y] unexpectedly returned with status 0x0100” [対象 OS] ・Red Hat® Enterprise Linux® 6.2 ・Red Hat® Enterprise Linux® 6.4 ・Red Hat® Enterprise Linux® 6.5 ・Red Hat® Enterprise Linux® 6.6 2015 年 5 月(第 10 版) -11/19- [手順] 1. 以下のコマンドを実行し、grub.conf ファイルを編集します。 ・Legacy ブートの場合 #vi /boot/grub/grub.conf ・UEFI ブートの場合 #vi /boot/efi/EFI/redhat/grub.conf 2. カーネルパラメータに”udevchilds=1”を追加します。 title Red Hat Enterprise Linux (2.6.32-431.el6.x86_64) root (hd0,1) kernel /vmlinuz-2.6.32-431.el6.x86_64 ro root=/dev/mapper/VolGroup00-lv_root rd_NO_LUKS rd_NO_MD nodmraid rd_LVM_LV=VolGroup00/lv_root crashkernel=128M KEYBOARDTYPE=pc KEYTABLE=jp106 LANG=ja_JP.UTF-8 rd_LVM_LV=VolGroup00/lv_swap rd_NO_DM nmiwatchdog=0 pci=noaer scsi_mod.scan=sync edd=off udevchilds=1 initrd /initramfs-2.6.32-431.el6.x86_64.img カーソルを”kernel”行末に移動し、”udevchilds=1”を入力します。その後、編集モードで”:wq”を入力し、grub.conf を保存して vi を終了します。 なお、カーソル移動は編集モードで下記を入力してください。 上:”k”, 下:”j”, 左:”h”, 右:”l” 3. 設定を反映させるため、OS を再起動します。 4. OS 再起動後に以下のコマンドを実行し、起動時のカーネルブートパラメータを表示します。 #cat /proc/cmdline “udevchilds=1”が含まれていることを確認します。 ro root=/dev/mapper/VolGroup00-lv_root rd_NO_LUKS rd_NO_MD nodmraid rd_LVM_LV=VolGroup00/lv_root crashkernel=128M KEYBOARDTYPE=pc KEYTABLE=jp106 LANG=ja_JP.UTF-8 rd_LVM_LV=VolGroup00/lv_swap rd_NO_DM nmiwatchdog=0 pci=noaer scsi_mod.scan=sync edd=off udevchilds=1 2015 年 5 月(第 10 版) -12/19- ■ HVM を使用する際の制限 以下のサーバブレードにおいて、 HVM をご使用になる場合は、下記に示す EFI の設定を変更する必要があります。変更を行わない 場合、HVM が起動できなくなる場合があります。 EFI 設定の変更手順については、14 ページを参照下さい。 [対象サーバブレード] [BS520H B3 サーバブレード] ・全ての HVM version - PCI 64-bit Resource Allocation を Enable に設定(デフォルト設定値) - MM Config Base を 2GB に設定 (デフォルト設定値) [BS520X B1 サーバブレード] ・全ての HVM version - PCI 64-bit Resource Allocation を Enable に設定(デフォルト設定値) - MM Config Base を 2GB に設定 (デフォルト設定値) [BS520X B2 サーバブレード] ・全ての HVM version - PCI 64-bit Resource Allocation を Enable に設定(デフォルト設定値) - MM Config Base を 3GB に設定 (デフォルト設定値) 2015 年 5 月(第 10 版) -13/19- ■ EFI 設定の変更手順 1. Web コンソールの画面で、Resources->Modules->対象のサーバブレード->「サーバブレード情報」の「EFI」タブをクリックし、「編集」をク リックします。SMP 構成をご利用の場合は、対象のサーバブレード選択時に「プライマリ」側を選択してください。 SMP 構成時の表示例 2015 年 5 月(第 10 版) -14/19- 2. Device & I/O Ports をクリックします 3. Device & I/O Ports 設定のダイアログが表示されるので、内容に応じてそれぞれのプルダウンメニューを選択し「確認」をクリックします。 (1) PCI 64-bit Resource Allocation の変更の場合 VMware vSphere® ESXi™インストール時の制限では、「PCI 64-bit Resource Allocation」のプルダウンメニューから 「Disabled」を選択します。 HVM を使用する際の制限では、「PCI 64-bit Resource Allocation」のプルダウンメニューから「Enabled」を選択しま す。 2015 年 5 月(第 10 版) -15/19- (2) MM Config Base の変更の場合 VMware vSphere® ESXi™インストール時の制限では、「PCI Express Native Control」のプルダウンメニューから 「3GB」あるいは「2.5GB」を選択します。 HVM を使用する際の制限では、「PCI Express Native Control」のプルダウンメニューから「2GB」を選択します。 (3) USB 3.0 の無効化の場合 「USB Configuration」の「xHCI」のプルダウンメニューから「Disabled」を選択します。 (4) 「確認」のダイアログが表示されるので、「OK」をクリックします。 4. EFI 設定のダイアログが表示されるので、設定が終わるまでしばらくお待ち下さい。 2015 年 5 月(第 10 版) -16/19- ■ EFI 設定(Processors)の変更手順 1. Web コンソールの画面で、Resources->Modules->対象のサーバブレード->「サーバブレード情報」の「EFI」タブをクリックし、「編集」をク リックします。SMP 構成をご利用の場合は、対象のサーバブレード選択時に「プライマリ」側を選択してください。 SMP 構成時の表示例 2015 年 5 月(第 10 版) -17/19- 2. Processors をクリックします 3. Processors 設定のダイアログが表示されるので、内容に応じてそれぞれのプルダウンメニューを選択し「確認」をクリックします。 (1) C-States の変更の場合 「C-States」のプルダウンメニューから「Disable」を選択します。 2015 年 5 月(第 10 版) -18/19- 4. 「確認」のダイアログが表示されるので、「OK」をクリックします。 5. EFI 設定のダイアログが表示されるので、設定が終わるまでしばらくお待ち下さい。 2015 年 5 月(第 10 版) -19/19-
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