平成 27 年度安全衛生大会の実施結果【速報】 平成 27 年 5 月 12 日(火)14:00~17:00 横浜市情報文化センター ■■参加者 130 名・・・多数のご参加、ありがとうございました。■■ ◆当日の講演資料については、後ほどホームページで公表します。◆ 安全衛生スローガン表彰 最優秀賞 式 「身に付けよう 安全作業とプロ意識 今日も一日無災害」 落合宏則様(株式会社 IWD) 優秀賞 「労災は 油断と焦りと過信から」 池田孝義様(株式会社タズミ) 優秀賞 「もう一度 この目その目で 安全確認」 濱田博文様(株式会社タズミ) ※スローガンは、今後、安全衛生関係の協会事業で活用していきます。 「むかしの常識は、現代の非常 識」との観点から、労働災害が 発生した場合の企業責任や経営 者責任(労働契約法を把握し使 用者として遵守すべき義務の履 行)を認識し、さらには労働者 が身体の安全を確保できるよう 配慮するなどして、経営トップ が先頭に立って進めることが重 要である旨話されました。 ①産業廃棄物処理業界における労働災 害の現状と直ちに取り組むべきこと 講師:神奈川労働局労働基準部安全課 安全専門官赤前幸隆氏 事故発生時の監視カメラの 映像や写真、事故防止対策の 取組事例や現場実態調査の 事例など具体例を紹介しな がら廃棄物処理法や労働安 全衛生法についての講演と、 「5S と見える化」など日ご ろから取り組むべきことの 重要性のお話がありました。 ②処理現場の危険作業・危険箇所と具体的な 対処方法 講師:労働安全コンサルタント 二階堂久氏 「労働災害発生件数等は地 域的な特色があるか」、 「産廃 処理業と他業種との比較に おける労働災害」 、 「構内作業 を派遣社員に行わせる場合 の留意点」等事前にいただい た質問について解説してい ただくなど活発な質疑があ りました。 賛助会員や保護具メーカ ー団体等によるパンフレ ット・資料、各種保護具の 展示 ③質疑応答の状況 講師:安全専門官赤前幸隆氏 労働安全コンサルタント二階堂久氏 神奈川県産業廃棄物協会相談役 長谷川滋氏 参加者アンケートから・・・ご意見・ご要望・ご提案の概要 良かった・・・・9割以上 (有益だった点) ・工場内、プラント、重機周りなど改善すべきことに気づかされました。一つひとつ確実に改善され れば事故等が減らせられると思った。 ・廃掃法の違反行為には日ごろから注意しているが、労働災害にはあまり気配りできていないかった ことが反省点である。あらゆる作業に対しルール化し、明示しておくことが重要だと思った。 ・具体的な危険箇所と対策など実例に基づいた説明や動画がわかりやすくよかった。 ・労働基準監督署が求める安全衛生対策のポイントがよく理解できた。また、災害対策の事例の写真 等は自分の職場でも活用できることがいくつかあった。非常に参考になった。 ・具体的な対処法をアドバイスいただき参考になった。この安全大会に参加してあらためて安全対策 の重要性を認識したので職場で実践していきたい。 ・実例や映像をまじえての説明はわかりやすく、自社でも応用できる点が多く学べた。また質疑応答 が内容も濃く非常に参考になった。質疑応答の時間も含めさらに充実していただきたい。 (要望等) ・労災発生率の低減目標設定と達成状況の結果を公表してはどうか。 ・作業者に対する安全認識を確実に身につけさせるための教育方法についての講演を期待する。 ・質疑応答は他の安全大会ではないことなのでよいアイデアだと思った。引き続き企画してほしい。 ・他の事業者が実際にどういった安全対策をとっているのか、多くの実例を教えてもらえると参考に なる。 ・安全衛生対策の実例、安全衛生の観点からの優良事例、モデルケースを紹介していただきたい。 ・内容としては第 1 回と異なる内容のものも多いのだが、全体の構成が同じなので案内のちらしを見 る限りでは新鮮味に欠けた印象を与えているのでは。そのために参加者が少なくなっているのでは と心配します。 ・セミナー等もっと増やしていただき、処理場、収集等の情報が共有できればと思います。 ・法令違反の事例、労災事例がどの法令に違反しているかを講演していただければありがたい。 ・これからも事故発生事例を公開していただき、現場に生かしていきたい。この内容で安全衛生大会 を継続実施してほしい。 ・会員等から収集したヒヤリハット集をまとめて冊子にし、配布していただきたい。 行動目標 ・すべての協会会員の事業場から法令違反をなくす ・準備体操・危険予知(KY)活動・5S活動・見える化に取り組む ・安全管理者や安全衛生推進者などによる職場巡視・記録保存
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