現場のための特別支援教育講座・36 行動問題の理解と支援 ~応用行動分析学から学ぶ支援の手立て ◎主催 日本行動教育研究会 その4~ ◎後援 横浜市教育委員会(申請中) 新しい年度がスタートしました。児童・生徒たちとの新たな出会いの中で、忙しくも充実した日々 を送っていらっしゃることと思います。しかし、そのような中、「体育の時間にグランドで土いじりば かりしている」「中休みの時間に友だちを叩く」というような先生にとって心配な「行動」を示す児童・ 生徒はいませんか? 本講座では、児童・生徒が示す「行動」の意味を理解するための手立てについて学びます。また、「行 動」が起こる理由と起こらない理由、起こり続ける理由について「応用行動分析学」の観点から解説し ます。児童・生徒に対して、注意・叱責するだけでは行動が変わっていかないことを実感されている先 生方に、是非参加していただきたいと考えています。 また、ワークショップでは、「機能的アセスメント」を用いながら、教室で不適切な言動を表出する 児童・生徒の支援方法について考えていきます。このアセスメント法では課題となる「行動」のもつ「機 能」をおさえながら、具体的な支援方法を検討していきます。この方法を理解できれば、児童・生徒一 人ひとりに合った支援方法を考えることが可能となります。 今回初めて参加される方は、「応用行動分析学」の理解のきっかけとなる、そして以前参加された方 は、理解を深める内容となっております。「応用行動分析学」の考え方は、必ず教師力の向上に役だち ます。この機会に是非一緒に学んでみませんか? 1. 日 時 平成27年6月20日(土)/10:00~16:00(9:30より受付) 2. 会 場 ウィリング横浜12F・124号室 〈交通〉京浜急行・横浜市営地下鉄「上大岡駅」下車5分 3. 参加費 一般 2,000円/会員 1,000円 4. 内容・日程 10:00 講義「応用行動分析学の基礎」 10:45 講義「機能的アセスメントを用いた支援」 小島 拓也(習志野市立袖ヶ浦東小学校) 川上 賢祐(横浜市立平沼小学校) 11:30 昼食休憩 13:00 ワークショップ:応用行動分析学に基づいた支援 山田 若男(神奈川県立伊勢原養護学校) 講評 関戸 英紀(横浜国立大学教授/ 日本行動教育研究会会長) 16:00 終了 ※ 参加申込み:横浜国立大学・関戸研究室宛に,メール([email protected])でお申し込みください。
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