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2015 年５月号
医療法人社団 美術館北通り診療所
５月
スマいル亀ニュース
①
新任ドクター紹介
泌尿器科
まゆみ
ゆうすけ
真弓
友介
はじめまして。4 月より火曜日午
【真弓先生 経歴】
平成 14 年 4 月 岡山大学医学部泌尿器科学教室入局
岡山大学医学部付属病院 泌尿器科
平成 15 年 4 月 姫路聖マリア病院 泌尿器科
平成 20 年 4 月 倉敷成人病センター 泌尿器科
平成 22 年 4 月 済衆館病院 泌尿器科部長（愛知県）
、
大垣徳洲会病院 泌尿器科
兼任
ちくさセントラルクリニック（訪問診療） 兼任
平成 27 年 4 月 真弓皮膚泌尿器科医院 副院長
前、木曜日午前、午後を担当させて
いただいている真弓です。
岡山大学泌尿器科入局後、尿路悪
性腫瘍（腎臓癌、尿管癌、膀胱癌、
前立腺癌）を中心に前立腺肥大症
(尿が出にくくなる、夜間何度もト
イレにおきるなど)、過活動膀胱（尿
意を感じるとすぐにいきたくなり
我慢が難しい）、尿失禁、尿管結石、
ED、男性更年期障害など様々な泌
尿器科疾患の診療を行ってきました。
これからは高齢化社会に伴い前立腺肥大症、過活動膀胱による排尿の症状にお困りの方、
食事の欧米化に伴い前立腺癌が増加すると言われています。
泌尿器科は受診するのが恥ずかしいと感じることがあるかもしれませんが、若い人から高
齢の方、男女ともに様々な方が受診されます。また問診、尿検査、超音波検査（お腹に機械
を当てるだけ）など簡単な検査で診断ができ、内服薬のみで症状の改善を期待できます。
尿が出にくい、夜間トイレが近い、尿意を感じ我慢が難しいなど排尿のことでお困りの方
はぜひ一度ご相談ください。一緒に悩みを解決しましょう。どうぞ宜しくお願いします。
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2015 年５月号
医療法人社団 美術館北通り診療所
②
紫外線対策していますか？
眼科
神原
千浦
今年の春は天気の悪い日が多かったですね。香川県では日照不足が問題になってい
ます。そして五月。爽やかなよい季節ですが、晴れた日は紫外線が強く降り注ぐ季節
です。行楽や運動会など屋外の活動も増えるこの時期、紫外線対策はされていますか？
紫外線による肌の日焼けが気になる皆さんは、日焼け止めを塗ったり、日傘をさした
りしていらっしゃると思います。でも、紫外線による目への影響は気にしていらっし
ゃるでしょうか。
紫外線による目の病気で有名なものは、「雪目」。晴れた日の雪山で雪面に反射す
る紫外線を浴び、黒目の表面が傷ついて痛くなる病気です。溶接などでもおこります。
それほど強くない紫外線でも、常に紫外線を浴びることで「白内障」や「翼状片」「瞼
裂斑」などの目の病気を引き起こすことが知られています。
それから、女性にとっては恐ろしい話ですが、目から入る紫外線が、肌のシミの原
因になるかもしれないと言われています。目が紫外線に晒されると、シミのもとにな
るメラニンを作るホルモンを増やすのだそうです。日焼け止めを塗っていてもメラニ
ンが増えてしまうなんてイヤですね。これからの季節、目の紫外線対策も必要なので
す。
目の紫外線対策として、思いつくものはサングラス
ですね。お仕事をされていたりするとサングラスはち
ょっと．．．という方もいらっしゃるでしょう。しか
し、オフィス街ではビルや路面の反射で、方向や時間
帯に関係なく紫外線を浴びているようです。自分の目
を紫外線による目の病気から守るためにも、ぜひサン
グラスを利用しましょう。サングラスは薄い色で UV
カット率のよいものが適切です。濃い色のサングラス
の場合、瞳が大きくなり、目の奥まで紫外線の影響を
受けやすくなります。また、周りから入り込む紫外線
を防ぐために、サングラスは大きい方が効果的です。
つばの広い帽子や日傘を併用するとさらに効果的で
しょう。
紫外線の影響は日焼け止めだけでは防ぎきれませ
ん。よりしっかりと紫外線から身を守るなら、目から
入る紫外線も気にかけてみてはいかがでしょうか。
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2015 年５月号
医療法人社団 美術館北通り診療所
③ おとなのむし歯予防②
ハビット歯科クリニック
院長
三木健史
まずおとなのむし歯で気をつけたいのが、歯ぐきのキワです。ここにできるむし歯は
「根面う蝕」と呼ばれ、歯根面にできるむし歯という意味でおとなのむし歯の代表格で
す。このむし歯は「歯周病」と深い関わりがあります。歯周病になると、歯を支えてい
る周囲の骨が退縮するので、歯が長く見えるようになりますが、これは歯根の一部が見
えてしまっているからなんです。歯根の表面は薄くセメント質で覆われていて、その内
側は象牙質です。セメント質と象牙質はエナメル質にくらべるとぐっと軟らかく、酸に
弱くてむし歯になりやすいのです。歯ぐきのキワは、ただでさえ汚れがたまりやすいと
ころです。日本人では成人の８５％に歯周病の症状があるという統計も出ていますので、
おとななら誰もが気をつけていただきたい場所です。歯周病の予防はもちろん、歯の再
石灰化のためにフッ素入りの歯磨き剤を上手に利用していくことも根面う蝕には有効で
す。また歯根の露出が多い方は歯科医院で定期的にフッ素塗布を行ってもらうことも歯
質の強化につながりますので利用してみましょう。
※記事に関してのご質問や、歯に
関してのご相談はハビット歯科へ
ご連絡ください。
ハビット歯科クリニック
高松丸亀町商店街参番街東館 3 階
（美術館北通り診療所が入ってい
る建物の 3 階です）
TEL：087-851-2266
④ スタッフ紹介
医療事務
よねもと
あい
米本
愛
4 月から医療事務で勤務しております米本愛と申します。
現在は窓口で受付・会計を主にしております。医療機関で勤
務することが初めての経験なので、不慣れな点が多くご迷惑を
おかけすることもあるかと思います。1 日でも早く業務を覚え
て、少しでもみなさんのお役に立てるように頑張りますので、
よろしくお願いします。
◆趣味◆
ピアノと読書が趣味です。ピアノは 4 歳から習いはじめて、約 20 年間続けています。
特にクラシック音楽が好きです。最近は京極夏彦さんの小説にもはまっています。おも
しろい小説がありましたら、ぜひ教えてください。
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⑤ スタッフ紹介
看護師
なりしげ
か な こ
成重
加奈子
4 月から当院で勤務しています成重です。
以前は総合病院で 9 年間、主に外科病棟で勤務していまし
た。当院ではペインクリニック、処置室を担当しています。皆
様にとって、親しみやすく信頼できる病院と思っていただける
よう、笑顔でがんばりたいと思います。
◆趣味◆
趣味はトレッキングとカメラです。体を動かしたり、自然豊かなところへ出かけるの
が好きです。良いところがあれば、ぜひ教えてください。
⑥ 前立腺のお話
泌尿器科
看護師
吉岡、岡
みなさんこんにちは。今日は前立腺についてお話します。
前立腺は、ちょうど膀胱の真下にあり、膀胱の出口あたりから尿道を取り囲むように
位置している、クルミ大の大きさの臓器です。膀胱の真下にあることから膀胱出口の開
閉に関わっています。
加齢とともに前立腺が肥大し、尿道や膀胱が圧迫され様々な排尿の障害が出てくる病
気が前立腺肥大症です。現在では、50 歳以上の男性の 2 割以上がかかっているといわ
れています。
(症状)・トイレに行った後、まだ尿が残っている感じがする
・トイレが近い
・おしっこが途中でとぎれる
・急にトイレに行きたくなって、漏れそうで我慢できない
・おしっこの勢いが弱い
・お腹に力を入れないと尿が出ない
・夜中に何度もトイレに起きる
当診療所では、必要に応じて、血液検査（PSA）、腹部エコー検査、尿の勢いをはか
る検査(尿流量計)等を行い、患者様の症状に合わせた治療をしています。
尿の症状に不安がある人は、泌尿器科でご相談ください。
・火曜日 午前 9：00 ～ 13：00（真弓 友介）
・木曜日 午前 9：00 ～ 13：00（真弓 友介）
午後 15：00 ～ 18：00（真弓 友介）
・金曜日
男性 午前 9：30 ～ 12：30（常森 寛之）
女性 午後 15：00 ～ 17：30（平間 裕美）
〒760-0029
香川県高松市丸亀町 13 番地 3
高松丸亀町商店街参番館東館 4F
TEL(代表)：087-813-2220
TEL（美容専用）
：087-813-2066