岩熊哲夫 2015 年 5 月 15 日 1 概要 職名学位 : 教授 Ph.D. 専門分野 : 構造力学 材料力学 卒業 : 東京大学 [1976(昭和 51)] 修了 : 米国ノースウェスタン大学大学院博士課程 [1983(昭和 58)] Email : 電話 Dial-In : 022-795-7439 Dial-In FAX : 022-795-7441 研究内容 : 構造の有限変位解析 構造材料・複合材料の構成則や平均挙動 橋梁等の景観に関する研究 「子育て」で訪れた人は出版の欄1をどうぞ。 所属学会 : 土木学会 個人的に収集したソフト,ネットワークでの簡単なルールブック,土木学会関係のスタイルファイルや文書, ピンボケ色あせ写真(橋梁やアメリカ,宇宙?)については別に用意した個人的なページへどうぞ。 略歴等はこのページの下の方5にまとめてあります。誰も必要ではないでしょうが,このページのpdf 版もあ ります。 2 論文リスト 1. S. C. Lin, C. C. Yang, T. Mura and T. Iwakuma, Average elastic-plastic behavior of composite materials, Int. J. Solids Structures, Vol.29, pp.1859–1872, 1992. 2. T. Iwakuma, Timoshenko beam theory with extension effect and its stiffness equation for finite rotation, Computers & Structures, Vol.34, pp.239–250, 1990. 3. T. Iwakuma and S. Nemat-Nasser, Finite elastic-plastic deformation of polycrystalline metals, Proc. R. Soc. London, Vol.A394, pp.87–119, 1984. 1 3 出版等 1. ジョン・ブロックマン編,ふなとよし子訳,キュリアス・マインド — ぼくらが科学者になったわけ —, 幻冬舎, 2008. 出版企画と翻訳補助をし,事実上共訳者であるとふなとさんに認知していただいた出版 物. 私には子どももいませんが・・・ 子育てに困ったら,立ち読みしてみてください。 27 人の科学者の育った環境は全部違います。 本にも書きましたが,大事なのは「びっくりすること」「感動すること」でしょう。だからと いって,マスコミが大安売りしている「感動=興奮」ではなく,「なぜか分からないけどびっ くり」「なんだこれはぁ?」「なんだかゾクゾク」という体験です。そういう場に接する機会 をたくさん作ってあげることがいいのかもしれません。何でもすぐに理解できるはずがありま せん。一生分からないことはたくさんあって当然です。というようなことが書いてあると思っ てください。子育てをしたこともないのに,偉そうなことを書いてしまいました。 アマゾンコムの書評に批判を書いていただきました。ありがとうございます。 つまらない総括まがいをコラムに書いた者としてお詫びいたします。ただ,この本を「子供 (∼ティーンエイジ) 時代の体験をきっかけに読み解く本なのに」と思った方は不幸だと感じま した。全編読んでみてもそういった内容ではないですし,そういった内容にすることに失敗し た良書なのだと思います。したがって,その良書に「くだらない総括まがい」を書いてしまっ た僕は反省すべきなのでしょう。反省・・・ 2. Mechanics of Granular Materials An Introduction, (分担執筆: 2.4 節, pp.118-125), (ed.) M. Oda and K. Iwashita, A.A.Balkema, 1999. 3. 岩熊哲夫,小山茂,鬆徒労苦衷有迷禍荷苦痛 (Structural Mechanics) [旧:数値利器楽の構造利器が苦ぅーっ], 随時改訂中,ネットワーク文書. 4. 岩熊哲夫,古川徹生, LATEX のマクロやスタイルファイルの利用 — 補遺,ネットワーク文書, Ver. 2.15suppl.a, 1/9, 1997. 5. 土木学会構造工学委員会,構造工学における計算力学の基礎と応用,(それぞれ 2 名の分担執筆: 2.3 節, pp.16-24, 3.2 節, pp.58-84), 1996. 6. 岩熊哲夫,古川徹生,スタイルファイル活用法, UNIX MAGAZINE 連載 No.1 – 14,アスキー, Vol.9(3) – 11(4), 1994–1996. 7. T. Iwakuma and T. Furukawa, A guide to use macros and style files in LATEX, Minutes and Appendices, Nederlandstalige TEX Gebruikersgroep, No.13, pp.73–110, 1994. 8. 岩熊哲夫,古川徹生, LATEX のマクロやスタイルファイルの利用,ネットワーク文書, Ver. 2.15, 4/10, 1994. 4 Softwares 1. pframe.f: 有限変位の平面骨組有限要素解析プログラム 2 2. Truss-p (Windows7): 会話形式で設定できる,平面トラス有限要素解析プログラム 3. Cbeam (Windows7): 会話形式で設定できる,直線状の任意の連続梁有限要素解析プログラム 4. Qfig (Windows7): Ngraph および LATEX, PS のための描画ソフト 5. Gra2eepic (Windows7 and DOS-prompt): Ngraph 出力を LATEX eepic.sty 用ファイルに変換するソフ ト 6. XbmGaiji (Windows7): xbmkanji.sty を用いて外字を利用する場合の外字データ作成ソフト 7. Vibration (Windows7): 1 自由度系に正弦波状の外力が作用したときの履歴を計算する振動解析ソフト 5 略歴 昭和 51(1976).3 東京大学工学部土木工学科卒業 51(1976).4 東京大学大学院工学系研究科土木工学専門課程修士課程入学 53(1978).3 同上 修了 53(1978).4 同上 第一種博士課程進学 53(1978).9 同上 休学(昭和 56.8 退学) 53(1978).9 米国ノースウェスタン大学大学院工学研究科(土木工学専攻)博士課程入学 58(1983).5 東北大学講師工学部に採用 58(1983).6 米国ノースウェスタン大学大学院工学研究科(土木工学専攻)博士課程 修了 60(1985).8 東北大学助教授工学部に昇任 平成 5(1993).12 東北大学教授工学部に昇任 9(1997).4 東北大学大学院教授工学研究科に配置換 6 海外研修・共同研究 1989(平成元) 年 ノースウェスタン大学工学部土木工学科研究員(米国: 7/16-8/21) 7 会議主催等 1996(平成 8) 年 Int. Symp. on Deformation Characteristics and Modeling of Materials, in honor of Prof. Sia Nemat-Nasser’s 60th Anniversary, 岸野教授との協同開催(仙台: 8/21-23):概要集 (pdf) 3 8 研究資金 科研費 1984(昭和 59) 年度奨励研究: 降伏・塑性硬化およびせん断変形の影響の大きい柱の耐荷力評価に関する 研究, 1,000 千円 1985(昭和 60) 年度奨励研究: せん断を考慮した構成則に従う平面骨組の有限変位挙動に関する研究, 800 千円 1993(平成 5), 6 年度一般研究 (C): 微視的アプローチによる土木材料の終局力学特性の解析, 800 + 900 千円 1995(平成 7) 年度一般研究 (C): 任意形状の微視構造を有する構造材料力学挙動の新しい数値解析, 1,900 千円 1998(平成 10), 11 年度基盤研究 (C)(2): 微視すべりを組み込んだ弾塑性体による進行性破壊と変形局所 化解析, 1,400 + 1,200 千円 2000(平成 12), 13, 14 年度基盤研究 (C)(2): 座屈を伴って繰り返し大変形を受ける鋼板の構成則と地震時 耐力, 1,400 + 1,100 + 900 千円:報告書 (pdf) 2003(平成 15), 16, 17 年度基盤研究 (C)(2): 複合材料の半解析的な有限要素の開発, 1,300 + 1,200 + 1,100 千円:報告書 (pdf) 2009(平成 21), 22, 23 年度基盤研究 (C): ハイブリッド FRP の材料と構造の設計ツールの開発, 1,600 + 1,200 + 800 千円報告書 (pdf) 2012(平成 24), 25, 26 年度基盤研究 (C): 変形局所化発生条件から見た各種応力速度の適性, 400 + 2,400 + 1,400 千円 受託研究費 1991(平成 3), 4 年度: 炭素繊維の圧縮強度理論計算, 1,300 千円,三菱化成株式会社 委任経理金・奨学寄付金 1994(平成 6) 年度: 工学研究のため, 320 千円,(社)土木学会 1994(平成 6) 年度: アーチや曲がり梁等の横倒れ座屈公式の再検討, 300 千円,住友金属工業(株) 1998(平成 10) 年度: 土木鋼構造研究, 500 千円,鋼材倶楽部(東大藤野委員会) 1999(平成 11) 年度: 土木鋼構造研究, 500 千円,鋼材倶楽部(東大藤野委員会) 2003(平成 15) 年度∼ 17 年度: 鋼構造の研究, 400 千円, JFE エンジニアリング(株) 各種助成金 1995(平成 7) 年度: 土木学会学術交流基金(日本招聘)助成金, 150 千円,(社)土木学会 1996(平成 8) 年度: 仙台市国際学術都市推進補助金,国際会議助成, 300 千円,仙台市 4
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