Guide to Scientific Writing How to Write a Rave Review Pamela A. Derish1,* and Thomas M. Annesley2 1 2 Department of Surgery, University of California, San Francisco, San Francisco, CA; Department of Pathology, University of Michigan Health System, Ann Arbor, MI. * Address correspondence to this author at: Department of Surgery, University of California, San Francisco, 1600 Divisidero St., Room C-322, San Francisco, CA 94143-1674. E-mail [email protected]. 科学論文作成の手引き 素晴らしいレビューの書き方 知的サービスを手がけるトムソン・ロイター・ウェブは、約 7,400 冊の科学ジャーナルのデータを記録してい る。あなたはどれほどのジャーナルを定期購読し、これを利用しているだろうか?あなたはどれほどのトピッ クス・話題について行けているだろうか?この 2 つの質問に対し、どちらも 2 桁に届くようであれば、あなた は大多数の科学者よりも科学者として、健全かつ理想的である。毎年どれだけの数の論文が発表されているの かに対する答えは、誰もサイエンスのそのペースについて行くことが出来ないほど、途方もなく大きいのであ る。もし、あなたが自分の活動・専門分野ではないテーマに関する基本的な知識を得たいなら、あなたはその 専門分野の展開を十分に理解できるような、質の良いレビューに頼らなければならないだろう。 これこそがレビューの役割である。科学的レビューとは、特定のトピックに関する情報を、批評・分析したも のである。研究論文とは異なり、レビューでは新しいデータを提示しない。レビューの目的は、既に知られて いる事を評価し、将来の展望について触れることである。同じ分野の専門家を対象に、ある程度定義済みのト ピックに関して書かれる研究論文とは異なり、レビューはより広義的にトピックに触れ、一般的な人達を対象 にしばしば書かれる。例えば、細胞外マトリクスに関するレビューは、既に深い知識を持っている研究者や病 理学者向けではなく、外科医向けのジャーナルで示されるかもしれない。またはそれに関連した特定の専門分 野の進展について調べる必要がある場合にも、読まれることがあるかもしれない。しかし多くのレビューは、 比較的狭い分野について書かれている。例えば、質量分析の原理のレビューは、極めて概括的である。ところ が、臨床検査質における質量分析のレビューならば、より詳細かつ専門的である。そして質量分析のイオン化 効果に関するレビューは、もっと専門的である。 1 レビュー記事には、主に 3 つのタイプが存在する。最も一般的なレビュー(後により詳細に述べる)では、伝 統的な概説または学術的批評について述べる。著者はその分野について既に知られている事を評価し、まとめ る。多くのレビューに言える問題点は、検討する情報を収集・選択・解釈する際に、それらが漠然とし過ぎて いて、いささか突飛な情報まで含んでしまうことである。選ばれた研究グループのいいとこ取りのみが考慮さ れた場合は、その選択は極めて偏ったものとなるであろう。臨床研究に対するレビューは、臨床医による治療 指針を決定するためのガイドとしてしばしば利用されるため、多くのジャーナルは第二のタイプ(系統的レビ ュー)として発表する。厳しく定義された臨床質問に対し、最新かつ精確なエビデンスを示すために全ての関 連研究を確認し、批判的に評価し、総合する。そのためこのタイプのレビューには、非常に厳しい選択方法を 用いる(1-3)。系統的レビューのデザインと方法を定めているレビュープロトコル―これには研究や試験が どのように確認されたか、包含および除外基準等が含まれている―レビューに着手する前に書かれる。その包 括的プロトコールのプランは、全ての関連研究と(出来るだけ最低限の)関連試験が確認されているか、全て の分析が考慮されているのかを見るために立てられる。系統的レビューに、検討された研究の統計的な均一性 を含んでいるとは限らない。評論家は「検討されるそれぞれの研究のデザインが、統合するにはあまりにも異 なりすぎている」もしくは「結果の評価方法の違いにより、各々の研究における結果を統合出来ないこともあ り得る」という事に気付くであろう―質の高い学術的レビューであるが、過去の集積された統合性の無いレビ ューのように―。3 つめのタイプはメタアナリシスである。それは特定の方法論や統計技術を使うことで、い くつかの独立した研究から大量のデータを統合する系統的レビューである。そして、系統的レビューもしくは メタアナリシスを実際に書く方法として、標準指針が既に確立している(4、5)。 ジャーナルの役割の一面として、「異なる研究の結果に対して、研究を広範囲に評価し、ふるいにかけ、研究 を構成しているアイデアと結果を組み合わせ、研究分野またはトピックに対し、全体的に俯瞰出来る者によっ て厳しく評価される必要がある」という点が明らかとなり、科学的レビューがジャーナル編集者達によって求 められるようになったのである。その著者は必ずしも"長老“である必要はない。その研究分野の中では有名 で、尊敬を集める科学者であることが一般的である。トピックや学問分野・状況にもよるが、ジャーナル編集 者は価値ある契機として「その分野の研究の現状に関して最新の知識を持ち、斬新なアイデアを持つ、公正な 立場で判断できる有望な若い研究者にレビューをまとめて欲しい」と思う場合もある。 時々、科学者達は彼らの得意な分野の総説が冗長になりすぎていると結論づけてしまうかもしれない。もしあ なたが「その通りである」と感じるなら、あなたは自分の学問領域に関連するレビューを頻繁に掲載するジャ ーナルの著者向け情報をチェックし、「もし別途記載が無いならば、レビューを書きたい」とジャーナル編集 者へ手紙を書くことは良いアイデアであろう。「このレビューが、何故今書かれる必要があるのか」の理由と、 「何故あなたがそれを書く必要があるのか」の理由も、その手紙で述べると良いだろう。 良いレビューを書く際の秘訣 よく推敲されたレビューは、ある程度特定の質問に答えている。例えば、「我々は細胞外マトリックスについ て何を知っているのか(もしくは知らないのか)?」、「結果―関連分析パフォーマンス・ゴールはどのよう 2 に確立されるのか?」「臨床質量分析に関連する落とし穴は何か?」等である。レビューのトピックと目的は、 最初の時点で明確にしなければならない。さらに、レビューの目的を決める際は、読み手のことを意識しなけ ればならない。 まずレビューで取り上げる主題に関して、適切な計画・アウトラインを作成するべきであろう。アウトライン を作成することで、レビューの範囲を決定する際や、論理的順序に従ってセクションを配置する際に、情報過 多や情報不足を避けることが出来る。そして、小見出しはレビューの構造を読者へ分かりやすく伝えることが 出来るように示さなければならない。 発表された研究の全データと結果を評価し、既存の報告されたエビデンスと総合し、結論を出し、そしてそれ らを支えるための最も重要な問題点を引き出す。レビューの中には、著者の名前と文献検索データベースを多 少詳しくした程度の内容を、読者へ繰り返し示すだけものも多く存在する。良いレビューにするための鍵は、 以下の要素から成る。(a)重要なトピックに関連する文献に対する、あなたの広範囲なレビューと批評的評 価、(b)レビュー内に含まれる文献・記事に対する、あなたの選択・省略基準、(c)同じ研究分野に所属す る他の研究者が出した考察と、あなたの考察のすり合わせ、(d)あなたの研究分野の科学的展望について― 証拠の優越性に基づいて―研究のおかれた立場ならびにその成果と方向性について、その分野の最新の知識に ついて示さなければならない。 レビューの構成 レビューは研究論文とは異なるが、良い研究論文を書くために重要な理念は、良いレビューを書く場合にも概 ね当てはまる。タイトルは触れているトピックを明確に強調し、示す必要がある。例えば、「甲状腺の病気」 ならば「無症状性甲状腺疾患の診断への挑戦」や「甲状腺疾患測定への挑戦」のほうが、レビューの特異性を より強調して記述しているであろう。要旨(Abstract) は独立し、完結していなければならない。最低限、ト ピックや質問やレビューに求められていることを含み、レビューが書かれた後の展望についても触れなければ ならない。レビューとジャーナルのタイプによって、内容とフォーマットに求められる形式や条件を異なるた め、選んだジャーナルから示された指示をよく確認することが重要である。いくつかのジャーナルでは特別に 要旨のスタイルを決めていないものもあるが、他のジャーナルでは体系化されている要旨でなければ受け入れ ない、という場合もある。例えば、Clinical Chemistry では小見出しに、研究背景・本文・まとめ等を示し、体 系化された要旨でなければならない。臨床レビューの場合なら、AMA Manual of Style(本文・エビデンス取 得・結果・結論を指定する)に従う必要がある(6)。 序論(Introduction)では、レビューの目的について触れておくべきであろう。例えば「何故、このときに,こ の研究分野及びトピックを取り上げたのか」「あなたはこのレビューで、何を示そうとしたのか」等である。 より具体的な例を下記の「失調症による深い脳刺激」(DBS)に関するレビューで述べよう(7): しかしながら、「失調症による DBS に関して得られた情報・結果は、僅かであること」と「これらの先行研 究レポートの結論は、最新の注意を払って書かれるべきである」ということを確認しなければならない。それ 3 にも関わらず期待した研究結果は、症例報告、もしくは小さな症例シリーズから出てくる。そして DBS が選 ばれたケースにおいて、大いに役立つ場合があるという見解は次第に広がっていくだろう・・・このレビューに おいて我々は、文献で報告されている結果を検討する。そして結果の評価に関する問題についても言及する。 あなたが叙述的または系統的レビューを行ったかどうかに関わらず、最新の重要なレビューに記載された以来 の研究に関する報告と、それらの文献その検索範囲については記述する必要がある。あなたの説明には、検索 の際に主に使われた用語、検索された文献の言語、検索範囲(出版年など)、リファレンスのソース(コンピ ューター上のデータベースか、紙のデータベースか、政府報告か)、利用したマニュアル検索(技術レポート か、学術・学位論文か)についても触れるべきである。下記の例はかなり典型的である。「パーキンソン病に おける淡蒼球手術語の病態と死亡率」(8)に関するレビューから: 我々は検索キーワードに「淡蒼球手術」を用い、1992 年 1 月~2000 年 12 月までに報告された英文記事を集 め、MEDLINE 電子データベースにて検索をした。関連文献のレファレンスリストは、追加研究を探すために調 べられた。 同例で示されるように、研究とこれらの診断基準が確立する方法を明らかにするため、データの採用・除外理 由を示す(8): 我々は下記の基準に従って、研究内容を選定した。1)パーキンソン病に関する臨床データを報告している(放 射線学的手順ではない、技術レポートではない)、2)オリジナルのデータ報告である(レビューや時評ではな い)、3)病態と死亡率について明確かつ詳細に触れている、4〉非選択的かつ連続的な症例の報告である(症 例報告ではない)。オーバラップしているデータを持つ研究があったため、我々はより検体数の多い方を選択 した。また、二重出版の場合は一度だけ用いた。 今やあなたはレビューの核心(レビューの一部として集められた結果・情報、情報を引き合わせて結論を出す 助けとなる解説・考察から成る)に近づくことが出来るであろう。このセクションは時々Result と Discussion、 または Results と Commentary と呼ばれる場合があるが、このセクションはトピックの範囲について述べるヘ ッダーから始まることが多い。―例えば、プロテアーゼ阻害剤の作用機序―最新の重要な総説以来の阻害剤の 分類や、増加した理解と知識について述べる。議論されているトピックの並べ方の順位について、あなたのレ ビューの整理する原則を明らかにする必要がある。例えば、年代順、または一般的なケースから特殊なケース、 多く見られるケースから珍しいケース等。文献内に含まれた数字と表も、研究報告と同じように標準を満たさ なければならない。 トピックを取り巻いている問題、トピックに関連している情報の品質、対応されなかった問題点、コンセンサ スと論争の領域について評価する。研究内容に対して、下記の項目について厳しく評価する:(a)研究結果 のポイント、(b)限界及び不具合、(c)仮説を評価するために適切な手法が用いられているかどうか、(d) 結果がその手法で得られることが出来ているか、正当化されているか否か、(e)結果の解釈と導き出された 結論は適性であるか、(f)レビューで取り上げられているトピックや、研究分野への相対的貢献。重要な貢 献をした研究や、重要な結果を示した研究を過信しすぎず、特定の注意点を正当化する研究を総括し、批評す 4 る。もっとも重要なことは、この例が示すように、見つけた考察(アイデア)の形を整え、総合することであ る 3(9): 30 年間にも及ぶ継続的調査にも関わらず、HIV 感染から誘発される CD 細胞喪失の精確なメカニズムは、未だ に論争中である。HIV によって起こる活性化 CD4T 細胞の破壊は、HIV が主な病因であることはほぼ明らかであ るが、感染していない細胞まで死滅する原因と、失われた細胞に取って代わることが出来ない理由については 納得のいく説明は存在しない 21,22。最初に提案された仮説は 1990 年に示されたもので 23、HIV 感染の炎症誘発 物質がその病因の重要な部分であることは既に知られている 2,25。 最新の挑戦または将来への見通しに関する議論は、著者の個人的意見を述べることが出来る唯一の場所である。 適切に述べることが出来れば、臨床化学分野で発表された以下 2 件のレビューのように、研究の科学的・経済 的・社会的影響面まで考えることが出来る。これはリファレンスから引用されたものである(10): 17-OHP とアンドロステンジオンとテストステロン分析のゴールドスタンダード的手法は、液体クロマトグラ フィー・タンデム質量分析法(LC-MS/MS)であると広く考えられている。LC-MS/MS 法は免疫測定に比べて優 れた分析感度と選択制を持つが、問題が全くないわけではない。特に、研究室と特殊環境下の間でリファレン ス間隔を必要とし、方法を少しでも調和化する必要がある(31)。プラズマ・レニンのように「観察された変 化が生理変化を反映したものであり、方法の違いによるものではない」という事を証明するために、同じ方法 と研究環境・研究時間をとることは重要である。同時に、LC-MS/MS が特殊な手法であり、多かれ少なかれ外 部干渉を受けている点に注意することも重要である。ちなみにイオン比率を使用することで、可能性のある干 渉を見つけることが出来る(31)。MS 法は多くの研究室で一般的になってきている。そして、多くの機関・ 組織が近い将来、ステロイドの LC-MS/MS ベース分析法へシフトしていくだろうと予想出来る。CAH 患者をモ ニターする際に、分析結果の解釈を保証するために分析方法を変える場合は、臨床科学者がそのことを臨床医 へ知らせておくことは重要である。 下記の例もリファレンスから引用された(11): 費用効果分析の結果は、HF の有病率のように心臓エコーのコストに比較して、CNH 試験の相対的費用に強く 依存している。残念なことに、これらの要因は部門・国家間のヘルスケア・システムの格差によってかなり変 わってくる。従って、各々の研究所/臨床部門が各々の経済フレームワーク内で費用効果を分析する必要が出 てくるであろう。更に費用効果分析は、HF を探すために CNH 分析法の感度にも依存している。より特殊な分 析法が用いられるなら、費用効果はよりよくなるであろう:これは擬陽性を出す個体数と、利用できない調査 個体の数を減少させるためである。 この 2 つの例で示したように、読者に対し「以上のことが何を意味するのか」と「将来の展望」の感覚を伝え るパラグラフ・もしくは結論で、レビューを閉めよ。これはリファレンスから引用されている(12): MS ベースの定量化は、ELISAs に成り代わるだろうか?Clinical Chemistry の最近の報告によると、専門家間のコ ンセンサスは、ELISA が MS ベース手法の代りにはならないだろうと示している。しかし、特定のタンパク質 (特に上質の ELISA が存在しない)の定量化のため、もしくはアイソフォーム、翻訳後修正の定量化が必要で 5 ある免疫測定法と、組み合わされる可能性はあるとした(65)。現時点では、このレビューで概説されている ように、バイオマーカーの測定として必要とされる測定領域において、事前の濃縮・除去・分画を伴わない場 合、MS ベースの測定法の LOQs は信頼性が欠けている。しかしながら、これらの手法にも限界はある。そし てバイオマーカー・パイプラインにおけるボトルネック(障害)を軽減するよりも、効果的な解決として質量 分析機器のオートメーション化した試料処理、洗浄、オンライン分画の進歩と、機種の精確さと分解能の改善 が上げられるだろう。 これはリファレンスから引用された(13): 脳卒中の新しいバイオマーカーの評価を行う研究には、脳卒中の診断・管理とリスク予測のユニークな臨床貢 献について、次のような質問に答える必要がある。「患者に脳卒中既往歴はあるか?」「「脳卒中は虚血性 か?出血性か?」「徴候はさらなる集中的な研究、または血栓溶解治療を連想させるか?」「患者は心血管発 作または再発の危険があるか」最新の脳卒中診断法は、臨床症状に依存したままである。そして、脳卒中バイ オマーカーの発見へ向けたさらなる研究によって、患者の診断と治療法の改善が得られる可能性がある。 最終的考察 良い研究論文は、重要な質問・問題点に答えることによって文脈を作る。「何故このトピックが重要なのか?」 「既存の知識と、何が違うのか?」「どのように研究を行ったのか?」「何を発見したのか?」「結果は何を 示しているのか?」「この結果から何を結論づけたのか?」「以上のことから、どのような勧告が出来るか?」 などである。レビューと研究論文の目的は異なるが、レビューもこれに類似した質問に答えることで文脈を作 っていく点は同じである。「何故このトピックをレビューすることが重要なのか?」「トピックの中でどの点 が特異的で、新たな着眼点を必要とするのか?」「この文献レビューをどのようにまとめたのか?」「この論 文は何を示し、何を意味しているのか?」「このレビューから、どのような結論が導き出せるのか?」「どの ような勧告を示すのか?」あなたがレビュー記事を書く際に、これらの質問を意識し、心に留めておけば、そ の研究分野にとって価値あるレビューを書くことが出来るであろう。 (訳者:内田 英里) 謝辞 Portions of this article are based on instructional materials developed by one of us (P.A. Derish) together with Stephen Ordway, Senior Editor, Gladstone Institutes, and the late Susan Eastwood, Emeritus Editor in the Department of Neurological Surgery at the University of California, San Francisco. Author Contributions: All authors confirmed they have contributed to the intellectual content of this paper and have met the following 3 requirements: (a) significant contributions to the conception and design, acquisition of data, or 6 analysis and interpretation of data; (b) drafting or revising the article for intellectual content; and (c) final approval of the published article. Authors' Disclosures or Potential Conflicts of Interest: Upon manuscript submission, all authors completed the Disclosures of Potential Conflict of Interest form. Potential conflicts of interest: Employment or Leadership: T.A. Annesley, Clinical Chemistry, AACC. Consultant or Advisory Role: None declared. Stock Ownership: None declared. Honoraria: None declared. Research Funding: None declared. Expert Testimony: None declared. Role of Sponsor: The funding organizations played no role in the design of study, choice of enrolled patients, review and interpretation of data, or preparation or approval of manuscript. Received for publication December 20, 2010. Accepted for publication December 28, 2010. 脚注 3 The reference numbers in the examples do not correspond to any actual references in the present article. 参考文献 1. Mulrow CD. The medical review article: state of the science. Ann Intern Med 1987;106:485–8. 2. Mulrow CD. Rationale for systematic reviews. In: I Chalmers, DG Altman eds. Systematic reviews. London: BMJ; 1995. p 1–8. 3. Mulrow CD, Cook DJ, Davidoff F. Systematic reviews: critical links in the great chain of evidence [Editorial]. Ann Intern Med 1997;126:389–91. 4. Moher D, Cook DJ, Eastwood S, Olkin I, Rennie D, Stroup DF, for the QUOROM group. Improving the quality of reports of meta-analysis of randomized controlled trials: the QUOROM statement. 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Dauber A, Kellogg M, Majzoub JA. Monitoring of therapy in congenital adrenal hyperplasia. Clin Chem 2010;56:1245–51. See p 1248–9. 11. Clerico A, Emdin M. Diagnostic accuracy and prognostic relevance of the measurement of cardiac natriuretic peptides: a review. Clin Chem 2004;50:33–50. See p 43–4. 12. Makawita S, Diamandis EP. The bottleneck in the cancer biomarker pipeline and protein quantification through mass spectrometry–based approaches: current strategies for candidate verification. Clin Chem 2010;56:212–22. See p 221. 13. Saenger A, Christenson RH. Stroke biomarkers: progress and challenges for diagnosis, prognosis, differentiation, and treatment. Clin Chem 2010;56:21–33. See p 30–1. 8
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