中等部・ISO14001 でよりよい学校に!! 中等部は 2005 年 12 月、 環境に関する国際規格である ISO14001 の認証を受けました。 今年で 9 年目になります。 環境に関する活動は、マナー川柳による啓蒙・エコキャップの回収・太陽光発電の設置など、目に見える形になっ てきました。今年度は原点に戻り、現在行っているごみの分別やエアコンの温度管理、資源の有効利用(基準服の リユース・忘れ物の削減)など身近な生活習慣を再度見直していきたいと思いますので、ご協力お願いいたします。 環 基 本 理 境 方 針 念 慶應義塾の創始者福澤諭吉は、幕末に欧州各国を歴訪した際、煤煙による被害などを目の当たり にし、明治初期から環境保護の重要性に着目していました。 中等部はこの創始者の先見性に学び、地球規模の環境と人間とのかかわりあいを大切にする循環 型社会の発展に貢献しうる教育を行い、将来の社会の先導者たる人材の育成を目指します。 それはまた、「独立自尊」「気品の泉源、智徳の模範たらんこと」など、中等部がこれまで重んじ てきた義塾の教育理念を実践するものです。 基 本 方 針 1. 地球規模及び身近な環境問題に関する教育を通して、将来、自発的に環境保全に取り組める人材 の育成を目指します。 2. 自由の中で自己を律し他者に対して敬意をもって接することができる生徒、そして品位と豊かな 人間性を持つ生徒の育成を目指します。 3. 教育活動の場として、教職員及び生徒の安全・衛生面での整備、またより快適で効果的な教育が 行われるような教育環境の整備を進めていきます。 ⅰ)大地震・火災・事故・事件・いじめなど、生徒の安全・安心にかかわる危機管理の徹底を図 ります。 ⅱ)社会において活動する団体である中等部が、自己点検・外部からの評価といった社会的責任 を果たす道具として ISO を位置づけ、今後もこれを継続します。 4. 中等部内のあらゆる教育活動において、地球・地域環境の保全と環境負荷を軽減するため、以下 の取り組みを行っていきます。 (1) 省資源・省エネルギーの推進に努力します。 (2) 廃棄物の分別とリユースの推進に努力します。 5. 中等部キャンパス内のすべての活動にかかわる環境法規・規制・協定・条例等を順守し環境保全に 努め、定期的に環境監査を実施し、継続的改善と汚染の予防を図っていきます。 6. 環境方針を達成するために環境目的・目標を設定し、中等部キャンパス内のすべての教職員と生徒 が協力してこれらの目的・目標の達成を図ります。 7. 中等部の環境に対する理念と方針は、ホームページを通じて広く一般にも公開します。 2014 年 4月 慶應義塾中等部 部長 山本淳一
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