平成27年度 国立淡路青少年交流の家 概要 あいさつ 連携による 『体験の風をおこそう運動』の推進 立淡路青少年交流の家は、平成25年度から「新しい公共型」の管理運営施設として、運営協議会を より地域に密着したメンバー構成とし、地域連携を施設の最重要取組テーマと位置づけ運営しています。 その成果として、平成25年度には地域の団体と連携した「うずしお」・「人形浄瑠璃」・「淡路瓦」等の 地域の教育資源を活かしたプログラムの開発を行い、26年度には「淡路島から体験の風をおこそう実行委員 会」を立ち上げ、地方公共団体、報道機関、NPO団体そして民間企業ともタイアップして体験活動を推進し てまいりました。 国 平 成27年度は、これまでの成果を活かし、地域に根ざした青少年 教育のナショナルセンターとしての役割をより一層果たすため、 Ⅰ.教育事業の質の充実 Ⅱ.研修支援の充実 Ⅲ.広報及び成果の普及の充実 Ⅳ.効果的・効率的な管理運営の充実 を4つの柱とし、さらに重点事項として 1.連携による質の充実 2.ボランティア・体験活動指導者等の養成・資質向上の機会の充実 3.広報と成果の普及の充実 の3項目を掲げて、青少年の「社会を生き抜く力」の育成を目指します。 特 に、看板事業「ジュニアチャレンジ淡路島一周」等の長期自然 体験プログラムの実施、ひとり親家庭や児童養護施設等で暮らす青少年 への体験活動の場の提供、また、南あわじ市との連携を強化して、防災 教育プログラムや中1ギャップ対応事業等の取組を充実し、国立青少年教育施設として地域の学校や教育委員会、 社会教育関連施設等と様々なカタチで連携しながら教育事業や研修支援を進めてまいります。 ま た、利用団体の皆様への研修支援の充実を図るため、安心・安全な施設としてハード面の支援はもとより、 より効果的な研修を実施いただくための教育指導・助言等ソフト面の支援の充実を図ってまいります。 さらに今年度は機構本部と連携してNEALリーダー養成研修を実施し、体験活動指導者の育成にも力を入れ ていきたいと考えています。 近 年、社会が豊かで便利になる中で、子どもたちの健やかな成長にとって体験がいかに重要であるかを広く 家庭や社会に伝え、社会全体で体験活動を推進する機運を高めるため、「体験の風をおこそう」運動を国立青少 年教育振興機構が青少年団体等と連携して進めています。 26年度淡路島内の様々な機関・団体と連携して実施した「淡路島から体験の風をおこそう」 運動の成果を活かし、27年度は活動範囲を兵庫県内に広げて実施します。 引き続き、皆様方の参画、協働、ご支援のほどよろしくお願いいたします。 平成27年4月 所長 大本 晋也 国立淡路青少年交流の家とは? 当施設は、昭和44年に団体宿泊生活や多様な活動を通して、健全な青 少年の育成を図ることを目的とする社会教育施設として設置されまし た。 目の前に鳴門海峡が広がる淡路島の最南端に位置し、白砂青松100選 に選ばれた吹上浜を見渡すことのできる場所にあります。 人気のカッター研修やグループで課題に取り組む アドベンチャーラリーなどバリエーション豊かな 体験活動プログラムを提供するなどの教育的支援 を行うとともに、青少年の生きる力を育む体験活 動や指導者養成などの教育プログラムの企画・実 施を行っています。 淡路島を歩いて一周! 「ジュニアチャレンジ淡路島一周」 マスコットキャラクター 「スイちゃん」 国立青少年教育振興機構とは? 「体験活動を通した青少年の自立」を目指し、北海道から沖縄まで全国28施設において、学校や青少年た ちに立地条件を活かした特色ある感動体験を提供するとともに、青少年教育指導者の研修、青少年教育に 関する調査研究、青少年団体等への助成にも取り組んでいます。 ~子どもの明るい未来のために~ 未来を担う夢を持った子どもの健全育成を進めるため、 民間団体が実施する活動への支援を行っています。 ●助成の対象となる活動 ・子どもの体験活動・読書活動 ・子ども向け教材開発・普及活動 イラスト/西村キヌ ●助成の対象となる団体 青少年のために活動 する地域のグループ・ サークルなどの民間 団体、NPO法人等 子どもたちが健やかに 成長していくためには、 「早寝早起き」をする ことや「朝ごはん」を 摂ることなどの基本的 な生活習慣を身につけ ることが重要です。 近年、社会が豊かで便利になる中で、子どもたちの 自然体験、社会体験、生活体験などの体験が減少し ている傾向にあります。 国立青少年教育振興機構では、子どもたちの健やか な成長にとって体験がいかに重要であるかを広く家 庭や社会に伝え、 社会全体で体験活 動を推進する機運 を高める「体験の 風をおこそう」運 動を青少年団体と 連携して進めてい ます。 国立青少年教育振興機構では、「早寝早起き朝ごは ん」運動を積極的に推進しています。 © やなせたかし 「体験の風をおこそう」運動推進事業 「子どもゆめ基金」関連事業 子どもゆめ基金 説明会 具体的にどんな活動が助成を 受けているのだろう? わたしたちでも申請できる? みなさんのギモンにお答えします! 日程 11月(予定) 淡路うずしお フェスティバル 2015 地域の方々のステージ発表や展示、 様々な体験ができるブース出展など たくさんの催しがあります! 日程 11月7日(土) 研修・講演 問い合わせ先 承ります! 各種事業について、また、研修・講演の 依頼、その他お問い合わせは、お電話等 にてお気軽にご連絡ください! 対象 - 指導者・保護者 学校 等 テーマ例 - 自然体験活動 - 社会教育 - 人間関係トレーニング 出前授業 承ります! 対象 - 保育園・幼稚園・ 放課後子ども教室 等 内容例 - 紙芝居&クイズ大会 - クラフト・体を使った あそびの指導 TEL 0799-55-2696 (事業推進室) FAX 0799-55-0463 URL http://awaji.niye.go.jp/hp/ Facebook更新中! 「国立淡路青少年交流の家」 で検索! 国立淡路青少年交流の家 沿革・組織図 平成27年度4月現在 企画指導専門職 3人 機構常勤職員 8人 事業推進室長 所長 次長 事業推進係長 (企画指導専門職兼任) 事業推進係(研修支援担当) 6人 常勤職員(人事交流) ・兵庫県 3人 ・徳島県 2人 ・南あわじ市 1人 ・神戸大学 1人 常勤職員合計 15人 運営協議会 総務管理係長 総務管理係 6人 非常勤職員 5人 総計 20人 国立淡路青少年交流の家 利用案内/料金 どんな人が利用できるの? いくらかかるの? 青少年団体・スポーツ団体・幼稚園・保育園・ 学校(小・中学校、高等学校、大学、専門学校)・部活動・ サークル・地域の子ども会・企業・家族 等 施設使用料 青少年団体 無料 (学校などの青少年教育団体) 一般団体 次の条件を満たす団体であれば、どなたでも ご利用いただけます。 1泊1人あたり800円 (青少年団体以外) シーツ洗濯料 ●成人または青少年の引率者を定めている。 ●具体的な研修目標や計画を持っている。 1人(組)あたり 200円 食費(バイキング形式) ※H26年4月改正 ※ ご利用にあたっては、学校や青少年および青少年教育関係者の 団体を優先します。 利用するには? 朝食 昼食 夕食 合計 3歳以下 - - - 無料 未就学児 300円 380円 480円 1,160円 小学生 420円 540円 670円 1,630円 中学生以 430円 550円 690円 1,670円 1.空き状況をホームページでご確認の上、お電話でお問い合わせください。 ・ホームページで確かめる → http://awaji.niye.go.jp/hp/ ホームページへ ・お電話で問い合わせる → 0799-55-2695(事業推進係) 活動にかかる経費 活動によって、指導料、教材費が必要となる場合があります。 2.ホームページの「利用するには?」からWEBフォームに 進み、お申込みください。 ※ 詳しくは、ホームページをご覧いただくか、お電話(0799-55-2695)にて お問合せください。 平成26年度利用状況 1,052団体 134,107人 年間利用団体数: 年間利用者数: 月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計 団体数 121 105 91 102 159 86 93 57 42 40 58 98 1,052 利用者数 16,204 16,459 13,208 14,099 14,500 17,218 15,716 7,768 3,658 2,645 3,600 7,952 134,716 【対象者別利用状況】 11.6% 児童・生徒・学生 15.0% 指導者 利用者数 (利用者数) 73.4% 団体数 (団体数) 社会人 200 18,000 16,000 14,000 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 150 【府県別利用状況】 100 50 兵庫県 3.0% 17.7% 41.5% 4.0% 月 月 3 2 月 月 1 月 1 2 1 月 1 月 9 0 1 月 8 月 月 7 6 月 5 4 月 0 大阪府 徳島県 京都府 8.2% 25.6% 奈良県 その他 国立淡路青少年交流の家でできる活動一覧 活動名 内容 ◎ ◎ ◎ プロトラオリエンテーリング ◎ 地域探求ウォークラリー コマ図に示された道順をたどって、問題をクリアしながら、 阿万上町の亀岡八幡神社を訪ねます。 ◎ ○ ○ ◎ グループで協力し、課題を解決しながら、 淡路の自然を巡りゴールを目指します。 ◎ ◎ チーム対抗で課題解決型ゲームを実施することを通して、 自分自身やグループについて考えます。 ◎ ◎ 野外炊飯A 参加者全員が協力することで、 決まったメニューをつくります。 ◎ ○ 野外炊飯B レシピのない食事づくりです。あらかじめ用意された 食材から、グループで考え、調理をします。 ◎ ◎ コミュニケーション実習 グループで課題解決型のカードゲームを通して、 コミュニケーション能力等を養います。 ◎ ◎ 所内オリエンテーリング 地図を見ながらグループで協力して、 ポストを探すことを通して、施設内を把握します。 ○ ○ 館内オリエンテーリング 写真に写っている館内の場所をグループで協力して 探すことを通して、建物内を把握します。 ○ キャンプファイアー 吹上浜のファイアー台を利用して、 自然の中でキャンプファイアーを楽しみます。 ◎ ○ ○ キャンドルのつどい キャンドル台を利用して、 神秘的なキャンドルのつどいを楽しみます。 ◎ 屋外スポーツ グラウンドやテニスコート、松林などにおいて、 サッカーやテニス、ディスクゴルフなどができます。 ◎ ○ ○ 室内スポーツ 体育館や卓球場において、バレーやバスケット、 卓球などができます。 ◎ グル プ 協力し 砂浜の砂を使 グループで協力し、砂浜の砂を使って創作活動を行います。 創作活動を行います ○ ◎ グリーンサファリ グループで、地図をたよりに所内にある植物を探しながら 巡り、自然を心と体で直接体感することができます。 ○ ◎ 天体観察 眼視による星空の観測の他、天体望遠鏡による天体観測を 行います。 ◎ ○ 砂泥互層の大規模な露頭等の地層を観察することを通して、 自然のおもしろさ、雄大さに気づきます。 ◎ 探求したり、 幻想的な光を放つウミホタルを観察することを通して、 自然の不思議さやおもしろさを感じます。 ◎ 表現する活動を通して、 ○ ◎ ○ 自主性・自律性・ 忍耐力などを育む活動 アドベンチャーラリー ー 砂の造形 自 然 に 関 わ る 活 動 地層の観察 ウミホタル観察 諭鶴羽山登山 自然 自然とふれあう活動 を通して、自然に親しみ 自然を理解し、 環境保全意識などを 育む活動 ○ ◎ うずしおクルーズ ◎ 防災を学ぶ 福良港防災ステーション等において、津波の恐ろしさ、 災害に備える知識等を学びます。 ○ ◎ 藍の染液を使って、染色作品をつくることを通して、 ものを作る喜びを感じます。 自分 挑戦したり、 自分に ○ ○ ○ 淡路の伝統産業であるお線香の原料を使って、 オリジナルのお香をつくります。 ○ ◎ 淡路島の特産品であるタイルに自分だけの模様を つけることができます。 ○ ◎ 瓦彫刻体験(地場産業) 瓦の原料である粘土を使って自由な発想で彫刻作品を つくることができます。 ○ ◎ まが玉 古代の人々が首にかけていた装身具を作成することを 通して、歴史に興味を持つことができます。 ○ 貼り絵タイル(地場産業) 小石を集め、グルーガンで固定し、生き物等様々な形の 作品をつくります。 ○ ○ 集めた石に、自由に絵に描くことを通して、 イメージしたものを創り上げる喜びを感じます。 ○ ○ 焼き板 焼いた板きれに、自分自身の思い出の文字や絵を描き 作品をつくります。 ○ ○ 竹細工 竹を利用して、自分自身のオリジナルな作品をつくります。 ○ ○ ミニチュアストーン ストーンペインティング 座禅を体験できます。 ◎ ◎ 茶道 茶道を体験ができます。 ◎ ◎ 500年の伝統を誇る淡路を代表する伝統芸能である 「淡路人形浄瑠璃」を鑑賞します。 文化 文化とふれあう 活動を通して 文化を尊重する意識 などを育む活動 座禅 淡路人形浄瑠璃鑑賞 人間関係能力や 課題解決能力などを 育む活動 ○ 鳴門海峡の「うずしお」を見学します。「うずしお」の 発生のメカニズムについて、事前学習もできます。 お香づくり(地場産業) 文 化 活 動 淡路の最高峰で頂上近くに諭鶴羽神社があり ハイキング・登山ができます。 交流したり、 協力する活動を通して、 他者と 阿万海岸海水浴場にて海水浴ができます。 海水浴 藍染め も の づ く り 人 与えられた課題をもとに、地図とコンパス・定規を使って、 敷地内にあるポイントを探し出す競技です。 謎解きハイキング プ 活 動 自 自 文 然 分 化 カッターボートを海上で漕ぐことにより、 仲間と力をあわせることの大切さを学びます。 カッター研修 グ ル 人 カッター研修 ◎ ◎ 高い効果が期待できる ○ ある程度の効果が期待できる 砂の造型 国立淡路青少年交流の家 平成27年度募集型事業一覧 募集開始情報はこちらか ら。 国立淡路青少年交流の家 Facebookページ 随時更新中! 子どもたちや親子対象 実施月日 事業名 ① 5/ 6(水・祝) ② 9/12(土)~ 9/13(日) ③10/10(土)~10/11(日) ④12/26(土)~12/27(日) 親子ちゃれんじ ~親子で体験活動にチャレンジ!~ ① 6/20(土)~ 6/21(日) ② 7/18(土)~ 7/20(月) 映画を創ってみよう!! ①シナリオ編 ②撮影編 内容 ①農業にチャレンジ!(タマネギ収穫体験など) ②テント泊にチャレンジ! ③沼島を歩いて一周にチャレンジ! ④文化活動にチャレンジ! 映画づくりを通して、子どもたちの コミュニケーション能力を育みます。 淡路島一周という大きな挑戦を通して、 8/16(日)~ 8/23(日) ジュニアチャレンジ淡路島1周 仲間の大切さや協力することの重要さを学び、 人間としての強さやたくましさを育みます。 10/25(日)・2/21(日) 等 通年 ① 11月~12月(1泊2日) ② 2月~ 3月(1泊2日) 淡路島から体験の風を おこそう事業 様々な団体と連携して、大人と子どもが 一緒になってできる様々な活動を体験する 機会等を提供します。 AWAJI未来体験隊 淡路島の魅力を体験から実感することを通して、 淡路島の未来を創る青少年を育成します。 対象 定員 幼児と その保護者 各30名 小学校5年生 ~ 中学生 30名 小学校 5・6年生 16名 幼児・児童と その保護者 - 小学生 30名 対象 定員 高校生・大学生対象 実施月日 事業名 6/13(土)~ 6/14(日) ボランティア養成セミナー ① 10/31(土)~11/1(日) ② 11/ 6(金)~11/8(日) ボランティア ステップアップセミナー 2月(1泊2日) ユースミーティング 内容 交流の家や地域社会で活動するために 必要となる知識や技術を学びます。 親子を対象とした活動の企画・運営・評価を通して ボランティアスキルをステップアップします。 40名 高校生 大学生 ボランティア同士の交流と 1年間のふりかえりの場です。 20名 20名 教員・指導者対象 実施月日 事業名 5/ 8(金)~ 5/ 9(土) 青少年教育施設職員基本研修 8/5(水)・8/6(木)・8/7(金) 教員免許状更新講習 9月(2泊3日) 12/ 2(水)~12/ 3(木) 内容 青少年教育施設職員として必要な 基本的な知識・技術を学びます。 教育活動に体験活動を取り入れる方法を 講義や実習を通しても学びます。 自然体験活動指導者 自然体験活動指導者として必要な 【NEALリーダー】養成事業 知識・技術を学びます。 体験活動指導者研修 体験活動指導者等の資質向上と ネットワーク構築の場です。 対象 定員 青少年教育 施設職員等 10名 小・中・高・ 特別支援学校教員 50名 体験活動 指導者 30名 体験活動 指導者等 30名 対象 定員 どなたでも ― その他 実施月日 11/ 7(土) ほか 1/ 3(日)~1/ 4(月) 1/15(金)~1/17(日) ① 2月(日帰り) ② 1~3月(2泊程度) 事業名 淡路うずしおフェスティバル 2015 スポーツクリニックin淡路 全国中高校生防災 ジュニアリーダー育成合宿 中1ギャップ解消プログラム 内容 施設を開放して、ステージ発表やクラフトなど 体験活動のブース出展等を実施します。 卓球を通じて、子どもたちの健康を増進させると ともに、参加者同士の交流を図ります。 各地域における将来の防災リーダーを育成します。 ①小学6年生による合同授業 ※参加者募集はしません。 ②通学合宿 選手 (小・中・高校生) 及び指導者 350名 中・高校生 教員 70名 同じ中学校に 進学する小学生 ①120名 ② 30名
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