新規掲載工種のお知らせ

購読者各位
2015年4月(春)号より
新規掲載工種のお知らせ
平素は,本誌をご愛読いただき,厚くお礼申し上げます。
当会では,これまでも季刊「土木コスト情報」をご利用の皆さまのご意見や
ご要望をもとに,内容の刷新・拡充を図ってまいりました。
昨今,社会資本の多くが老朽化する時代をむかえ,インフラの維持・補修を
適切かつ効率的に実施することが大きな課題となっています。
本誌では2013年4月(春)号より標準歩掛未掲載工種の実態調査を独自に行
い,『土木工事標準単価』として積算情報を掲載しております。これまでの
「かごマット設置工(多段積型)」「鋼製排水溝設置工」「表面被覆工」「表面含
浸工」「連続繊維シート補強工」「剥落防止工」「漏水対策材設置工」「防草シー
ト設置工」などニーズの高い8工種に加え,2015年4月(春)号からは,横断歩
道橋や鋼橋の長寿命化に寄与する「紫外線硬化型FRPシート設置工(ポリエス
テル樹脂)」,有害物質を含む塗料を湿式で塗膜除去(湿式ブラスト)する「塗
膜除去工(塗膜剥離剤)」を新規に掲載いたします。
本誌をご利用いただくことで,工事費の積算や見積り業務の合理化・省力化
につながることを祈念いたしますとともに,本誌についてのご意見,ご要望等
についても引き続きお寄せいただきますようお願いいたします。
◆2015年4月(春)号からの新規掲載工種
1. 紫外線硬化型FRPシート設置工(ポリエステル樹脂)
2. 塗膜除去工(塗膜剥離剤)
※ご好評をいただいている工種ごとのQ&Aについても掲載しています。
一般財団法人 建設物価調査会
土木工事市場単価/下水道工事市場単価/地質調査市場単価/土木工事標準単価
平成27年度 改定概要について
動向・概況
主要細目動向
土木工事市場単価 市況動向
価格推移表
記 事
春
ISO9001認証登録
本誌は,ISO品質
マネジメントシステ
ムに基づいて調査,
作成されています。
本 部(経理部除く)
大阪事務所・全支部
記事
129
記事
130
記事
132
記事
近藤 益央
133
高速道路の将来利用者像に関する調査研究
記事
佐藤 將・若林 美之
139
土木羅針盤 第19話
北陸の悲願-北陸新幹線の金沢開業-
記事
永田町通信 VOL. 16 首都圏の高速道路の料金体系に関する一考察
記事
東山 雅通
本誌記事を読み,学習
することは,「土木学
会」「建設コンサルタ
ンツ協会」のCPD教
育 形 態 の「 自 己 学 習
(学会誌等の購読)」
に相当し,単位を取得
できます。
※詳細は各団体により
異なりますので,ご確
認ください。
1
杭状・壁状配置併用型地盤改良工法(コラムリンク工法)の開発について
野田 徹
統 計
記事
統計のコーナー
土木工事市場単価
144
146
記事
149
1
特殊規格(北海道・東北・沖縄)
270
下水道工事市場単価
281
地質調査市場単価
319
土木工事標準単価
327
建設機械賃貸料金
413
市場単価等の詳細目次は次のページにあります
● 土木工事市場単価
1
7
9
12
14
18
20
21
24
29
30
31
33
37
38
40
45
46
47
49
51
52
53
54
55
56
59
63
64
65
68
73
鉄筋工
よくあるお問い合わせ
ガス圧接工
よくあるお問い合わせ
区画線工
区画線設置
区画線消去
よくあるお問い合わせ
高視認性区画線工
リブ式(溶融式)/(2液反応式)
非リブ式(溶融式)/(貼付式)/消去
よくあるお問い合わせ
インターロッキングブロック工
設置/撤去
よくあるお問い合わせ
防護柵設置工(ガードレール)
土中建込
コンクリート建込
土中建込≪耐雪型≫
コンクリート建込≪耐雪型≫
防護柵撤去
防護柵撤去≪耐雪型≫
部材設置
部材撤去
加算額
よくあるお問い合わせ
防護柵設置工(ガードパイプ)
土中建込/コンクリート建込
防護柵撤去/部材設置/部材撤去/加算額
よくあるお問い合わせ
防護柵設置工(横断・転落防止柵)
土中建込/プレキャストコンクリート
ブロック建込/コンクリート建込/
アンカーボルト固定/部材設置/
根巻きコンクリート設置
撤去
よくあるお問い合わせ
74
75
77 防護柵設置工(落石防護柵)
中間支柱設置工
82
端末支柱設置工/加算額
83
ロープ・金網設置工(間隔保持材付き)/
84
ロープ・金網設置工(上弦材付き)/
ステーロープ設置工
よくあるお問い合わせ
85
87 防護柵設置工(落石防止網)
金網・ロープ設置/アンカー設置
91
ポケット式支柱
93
よくあるお問い合わせ
94
●
96 道路標識設置工
標識柱・基礎設置(路側式)
104
標識柱設置/標識基礎設置
106
標識板設置/添架式標識取付金具設置
107
標識柱撤去/コンクリート基礎撤去/標識板撤去
108
加算額
109
よくあるお問い合わせ
110
114 道路付属物設置工
視線誘導標設置
120
視線誘導標設置(スノーポール併用型)/
125
加算額
境界杭設置/道路鋲設置
126
車線分離標設置/境界鋲設置
127
道路付属物撤去
128
よくあるお問い合わせ
129
132 排水構造物工
U型側溝/自由勾配側溝/蓋版
135
よくあるお問い合わせ
136
138 コンクリートブロック積工
ブロック積工
141
よくあるお問い合わせ
142
144 法面工
モルタル吹付工/コンクリート吹付工
151
植生基材吹付工/客土吹付工/種子散布工
152
植生マット工/植生シート工/植生筋工/
153
筋芝工/張芝工/ネット張工
よくあるお問い合わせ
154
158 吹付枠工
モルタル・コンクリート/ラス張工/加算額
164
よくあるお問い合わせ
165
168 鉄筋挿入工(ロックボルト工)
鉄筋挿入工/削孔機械の上下移動/
172
仮設足場の設置・撤去
よくあるお問い合わせ
173
175 道路植栽工
植樹工
183
支柱設置
184
支柱撤去
185
地被類植付工/植樹管理(せん定)
186
植樹管理(施肥)/植樹管理(除草・芝刈・灌水)
188
植樹管理(防除)
189
移植工(掘取工)
190
よくあるお問い合わせ
191
193 公園植栽工
植樹工/支柱設置/地被類植付工
197
よくあるお問い合わせ
198
200 橋梁塗装工
新橋現場塗装/新橋継手部現場塗装
205
(素地調整)
(準備・補修)
(ミストコート)
(下塗り塗装)
春
新橋現場塗装/新橋継手部現場塗装(中塗り塗装)
206
新橋現場塗装/新橋継手部現場塗装(上塗り塗装)
207
塗替塗装(清掃・水洗い)
(素地調整)
208
塗替塗装(下塗り塗装)
209
塗替塗装(中塗り塗装)
210
塗替塗装(上塗り塗装)
211
よくあるお問い合わせ
212
214 橋梁用伸縮継手装置設置工
新設/補修
219
よくあるお問い合わせ
220
223 橋梁用埋設型伸縮継手装置設置工
新設(舗装厚内型・床版箱抜型)/
227
228
230
233
234
237
241
242
244
246
250
252
255
257
261
補修(舗装厚内型・床版箱抜型)/加算額
よくあるお問い合わせ
橋面防水工
シート系防水/塗膜系防水
よくあるお問い合わせ
薄層カラー舗装工
樹脂モルタル舗装工/景観透水性舗装工
樹脂系すべり止め舗装工
よくあるお問い合わせ
グルービング工
よくあるお問い合わせ
構造物とりこわし工
よくあるお問い合わせ
軟弱地盤処理工
サンドドレーン工/
サンドコンパクションパイル工
よくあるお問い合わせ
262
264 コンクリート表面処理工(ウォータージェット工)
268
よくあるお問い合わせ
● 土木工事市場単価・特殊規格
271 北海道地区
区画線工
271
法面工
273
275 東北地区
防護柵設置工(景観型ガードパイプ)
275
279 沖縄地区
279
道路植栽工
● 下水道工事市場単価
281 硬質塩化ビニル管設置工
よくあるお問い合わせ
284
286 リブ付硬質塩化ビニル管設置工
よくあるお問い合わせ
289
291 砂基礎工
よくあるお問い合わせ
294
●
296
299
301
305
307
310
312
316
317
砕石基礎工
よくあるお問い合わせ
組立マンホール設置工
よくあるお問い合わせ
小型マンホール工(塩化ビニル製)
よくあるお問い合わせ
取付管およびます工(塩化ビニル製)
取付管およびます設置/加算額
よくあるお問い合わせ
● 地質調査市場単価
●
● 土木工事標準単価
●
319
323
325
327
329
341
342
344
345
361
362
370
371
378
380
383
385
390
391
総合解説
掲載価格の解説
地質調査市場単価
解説
かごマット設置工(多段積型)
よくあるお問い合わせ
鋼製排水溝設置工
よくあるお問い合わせ
表面被覆工(コンクリート保護塗装)
よくあるお問い合わせ
表面含浸工
よくあるお問い合わせ
連続繊維シート補強工
よくあるお問い合わせ
剥落防止工(アラミドメッシュ)
よくあるお問い合わせ
漏水対策材設置工
よくあるお問い合わせ
防草シート設置工
よくあるお問い合わせ
393
394 紫外線硬化型 FRP シート設置工(ポリエステル樹脂)
よくあるお問い合わせ
401
402 塗膜除去工(塗膜剥離剤)
410
よくあるお問い合わせ
● 建設機械賃貸料金
●
413
415
423
424
見方及び適用について
建設機械賃貸料金
ダンプカー用泥落装置賃貸料金
移動式クレーン作業料金
●
記事 1
平成27年度 改定概要について
平成27年度の土木工事市場単価は,下記工種について,取引および施工形態等の変化に合わ
せて適用基準が改定されました。
・鉄筋工
・ガス圧接工
・区画線工
・高視認区画線工
・インターロッキングブロック工
・防護柵設置工(ガードレール)
・防護柵設置工(ガードパイプ)
・防護柵設置工(横断・転落防止柵)
・防護柵設置工(落石防護柵)
・防護柵設置工(落石防止網)
・道路標識設置工
・道路付属物設置工
・コンクリートブロック積工
土木コスト情報/2015・4月
・法面工
・吹付枠工
・道路植栽工
・公園植栽工
・橋梁塗装工
・橋梁用伸縮継手装置設置工
・橋梁用埋設型伸縮継手装置設置工
・橋面防水工
・グルービング工
・構造物とりこわし工
・軟弱地盤処理工
・コンクリート表面処理工
(ウォータージェット工)
記事 2
■ 鉄筋工(1/2)
H26年度(旧)
土木コスト情報/2015・4月
記事 3
H27年度(新)
⑴ 河川,海岸,道路,水路,コンクリート橋梁,鋼橋用及びコンクリート橋(PCコンポ橋,PC合
成桁橋)用床板(PC床板は除く)等の鉄筋構造物の加工・組立,及び,差筋(削孔等を行うあと
施工アンカーは除く)
,場所打杭の鉄筋かごの加工・組立。
⑸ 25t吊以下のトラッククレーン及びラフテレーンクレーン以外のクレーンを使用する場合。
⑹ その他,規格・仕様等が適合しない場合。
(注)1.単価は材料費を含まない。
ただし,結束線,スペーサなどの副資材を含む。
また,25t吊以下のトラッククレーン及びラフテ
レーンクレーンを必要とする場合の賃料を含む。
2.ガス圧接費,及び機械継手費は含まない。
土木コスト情報/2015・4月
記事 4
■ 鉄筋工(2/2)
H26年度(旧)
土木コスト情報/2015・4月
記事 5
H27年度(新)
⑵ 鉄筋強度,長さは問わない。
⑷ フック鉄筋以外の定着工法用の鉄筋加工費,鉄筋のねじ切り加工費は別途計上する。
⑸ 場所打杭用かご筋以外にフレアー溶接を行う場合は,フレアー溶接費用を別途計上する。
⑹ 架台を必要とする場合は,架台の製作・組立費用を別途計上する。
⑺ 組立鋼材(形鋼)を必要とする場合は,組立鋼材(形鋼)の材料費・設置手間(クレーン等による
組立鋼材(形鋼)設置,組立鋼材(形鋼)とライナープレートなどとの接合費用等)を別途計上す
る。
⑻ 1工事中に複数の補正係数2(タイプ)に該当する場合は,それぞれの「補正係数2」毎の単価を
適用する。ただし,施工規模加算率の判定は1工事全体の合計数量で判定する。
⑼ 掲載価格は,材料費(主材料の鉄筋,及びそのロス分)を含まない。材料費を計上する際は,必要
なロス分を考慮すること。
⑽ 規格・仕様区分,及び補正係数2の適用は次ページに示すフローによる。
土木コスト情報/2015・4月
記事 6
■ ガス圧接工
H26年度(旧)
土木コスト情報/2015・4月
記事 7
H27年度(新)
⑵ 圧接作業に必要な施工器具(ホース,ポンプ,バーナー等),圧接面の清掃費用を含む。
⑶ 径違いの圧接の場合は,上位規格の規格・仕様を適用する。
⑷ 手動(半自動),自動の区分は問わない。
土木コスト情報/2015・4月
記事 8
■ 区画線工(1/4)
H26年度(旧)
土木コスト情報/2015・4月
記事 9
H27年度(新)
⑴ 設置作業のうち,ペイント式(手動)の場合(ただし,北海道特殊規格において一部適用可)。
⑵ コンクリート舗装の上に設置された区画線,道路標示の消去の場合。
⑶ 溶融式(手動)のうち,非鉛系の路面標示用塗料(黄色)を使用して施工する場合。
土木コスト情報/2015・4月
記事 10
■ 区画線工(2/4)
H26年度(旧)
土木コスト情報/2015・4月
記事 11
H27年度(新)
1工事の施工規模が標準より小さい場合(実線
15㎝換算)は,対象となる規格・仕様の単価を
率で加算する。ただし,区画線消去(ウォーター
ジェット式)の施工規模が標準より小さい場合
(実線15㎝換算)は,一式価格を適用する。
土木コスト情報/2015・4月
記事 12
■ 区画線工(3/4)
H26年度(旧)
土木コスト情報/2015・4月
記事 13
H27年度(新)
(600m未満)
一式価格適用に
つき,加算率は
適用しない。 (注)
1. 施工規模加算率(S1)
,
(S2)または(S3)と時間的制約を受ける場合の補正係数(K1)
が重複する場合は,施工規模加算率のみを対象とする。なお,区画線消去(ウォーター
ジェット式)で一式価格を適用する場合も,時間的制約を受ける場合の補正係数(K1)は
適用しない。
4. 排水性舗装に施工する場合の補正係数(K4)は,溶融式(手動)
,及び排水性舗装用に開発
された工法・材料等による施工のどちらにも適用できる。また,ペイント式は舗装の種別に
関係なく適用できる。
5. ペイント式の区画線を消去する場合の補正係数(K6)は,標準施工規模に満たない場合
(一式価格を適用する場合)には適用しない。
土木コスト情報/2015・4月
記事 14
■ 区画線工(4/4)
H26年度(旧)
土木コスト情報/2015・4月
記事 15
H27年度(新)
⑴ 区画線設置作業における供用区間,及び未供用区間の取扱いは,下表のとおりとする。
⑶ 歩道部,駐車場に区画線を設置する場合,区画線工と規格・仕様が同じであれば,適用できる。
⑷ コンクリート舗装に区画線を設置する場合,区画線工と規格・仕様が同じであれば,適用できる。
⑸ 溶融式(手動)における横断線はゼブラを適用する。
⑹ 溶融式(手動)の矢印・記号・文字における「所要材料換算長」とは,重複施工する部分を平均20
%と見込み,これを施工実延長に加えた値で,数量の算出は次式による。
所要材料換算長(m)=設計数量(塗布面積(㎡))÷0.15×1.20(重複施工ロス分
ただし,構成する線幅が10㎝未満の場合は適用できない。
⑺ 区画線設置のうち,減速・速度抑制等を目的とした破線(平行四辺形)は適用できない。
⑻ 水性型ペイント式については,気温5℃以上,湿度85%未満での施工を標準とする。
また,新設舗装上に施工する場合は,養正期間を経て,路面上の水分,軽質油成分が消滅した後で
の施工を標準とする
土木コスト情報/2015・4月
138/コンクリートブロック積工
1.
適用範囲
1−1
市場単価が適用できる範囲
勾配が1割未満(1:1.0未満)の法面に施工するブロック積みで,JISタイプ(JISで規定する形
状・寸法)の積ブロック(間知・ブロック質量150㎏/個未満)を使用する場合。ただし,コンク
リートブロックは滑面タイプを標準とする。
1−2
市場単価が適用できない範囲
積ブロック(間知・ブロック質量150
垂直高が練積において7
/個以上)を使用する場合。
を超える場合。(空積においては3
を超える場合)
勾配が1割以上(1:1.0以上)の法面に施工する場合。
JIS 以外の積ブロックを使用する場合。
コ
ン
ク
リ
ー
ト
ブ
ロ
ッ
ク
積
工
その他,規格・仕様等が適合しない場合。
2.
市場単価の設定
2−1
市場単価の構成と範囲
市場単価で対応しているのは,機・労・材の○,及びフローの実線部分である。
工
種
単価の構成
フロー図(市場単価の対象は,図の実線部分である)
機 労 材
掘
ブロック積工
○
○
○
削
ブコ
ロン
ック
クリ
積ー
工ト
裏
ク込
リ・
ー胴
ト込
打コ
設ン
裏
込
砕
石
工
(注)1.材料ロス,及び現場内小運搬を含む。
2.ブロック積工には,調整コンクリートも含む。
3.胴込・裏込コンクリートの打設手間は含むが,材料費は含
まない。
4.特殊養生,雪寒仮囲いの為の機械経費,労務費,材料費は
含まない。なお,必要な場合は別途計上する。
ブロック積工
2−2
市場単価の規格・仕様
ブロック積工の市場単価の規格・仕様は,下表のとおりである。
区
分
ブ ロ ック積工
禁無断複製・入力利用
規 格 ・ 仕 様
単位
JIS タイプの積ブロック(間知・ブロック質量150㎏/個未
満),調整コンクリート
土木コスト情報/2015・4月
コンクリートブロック積工/139
2−3
加算率・補正係数
加算率・補正係数の適用基準
表2.1
規
格・仕
様
記
適
号
S0
加
算
率
施
補
時間的制約を
受 け る 場 合
K1
夜
業
K2
裏込コンクリート
を施工しない場合
空 積 の 場 合
工
規
模
準
備
考
K3
対象となる規格・仕様の単価を係数で補正する。
対象数量
K4
対象となる規格・仕様の単価を係数で補正する。
対象数量
係
数
標
準
全体数量
正
作
基
1工事の施工規模が標準より小さい場合(100
未満)は,対象となる規格・仕様の単価を率で
加算する。
通常勤務すべき1日の作業時間(所定労働時
間)を7時間以下4時間以上に制限をする場合
は,対象となる規格・仕様の単価を係数で補正
する。
通常勤務すべき時間(所定労働時間)帯を変更
して,作業時間が夜間(20時∼6時)にかかる
場合は,対象となる規格・仕様の単価を係数で
補正する。
S1
間
用
対象数量
対象数量
加算率・補正係数の数値
表2.2
区
分
記号
ブロック積工
S0
100 以上
0%
S1
100 未満
15%
加
算
率
施
補
時間的制約を
受 け る 場 合
K1
1.15
正
夜
業
K2
1.25
係
裏込コンクリート
を施工しない場合
K3
0.95
空 積 の 場 合
K4
0.85
工
間
規
作
模
コ
ン
ク
リ
ー
ト
ブ
ロ
ッ
ク
積
工
数
(注) 施工規模加算率(S1)と時間的制約を受ける
場合の補正係数(K1)が重複する場合は,施
工規模の加算率のみを対象とする。
2−4
直接工事費の算出
(注1)
(注2)
直接工事費=(設計単価×設計数量)+材料費
(注1)
設計単価=標準の市場単価×(1+S0 or S1/100)×(K 1×K 2×K 3×K 4)
(注2)
胴込・裏込コンクリートを施工する場合は,コンクリート材料費を計上する。材料費
の計上は次式による。
材料費=コンクリート(胴込・裏込)材料単価×設計数量×ロス分
材料数量のロス分は,必要数量を計上する。
土木コスト情報/2015・4月
禁無断複製・入力利用
140/コンクリートブロック積工
3.
適用にあたっての留意事項
布積,谷積を問わず適用できる。
設計面積は,ブロック積本体の面積と調整コンクリートの面積を合計した面積とする。
市場単価は,JISタイプの滑面ブロックを標準とする。
JISタイプの粗面・化粧ブロックを使用する場合は,次式により滑面ブロックとの材料単価差を加
算する。ただし,加算率や補正係数を適用させる場合は,標準の市場単価を補正した後,材料単価
差を加算するものとする。
式:標準市場単価[ブロック積工:円/
]×加算率・補正係数+
材料単価差(粗面・化粧ブロック[円/
なお,ブロックの
]−滑面ブロック[円/
])
当たり単価の算出は次式による。
式:ブロック単価[円/
]=材料単価[円/個]×
当たり使用量[個/
]
ブロック積工は,目地,水抜きパイプ等の施工(材料費を含む)の有無に関わらず適用できる。
遮水・止水シート,及び吸い出し防止材を全面に施工する場合は別途計上する。
小口止コンクリートは,別途計上する。
基礎・天端コンクリートを施工する場合は別途計上する。
基礎・裏込砕石を施工する場合は別途計上する。
<参考資料>
1.
コンクリートブロック積みの施工例
コ
ン
ク
リ
ー
ト
ブ
ロ
ッ
ク
積
工
図 1 断面図
2.
調製コンクリート・小口止
図 2 平面図(布積み)
参考図
図4 正面図
禁無断複製・入力利用
図 3 平面図(谷積み)
図5 断面図(A-A)
土木コスト情報/2015・4月
コンクリートブロック積工/141
コンクリートブロック積工
コード960307
直接工事費
ブロック
名称・規格
積
単価の構成
単
位
工
機□
労□
材
□
㎡
道
13,700
青
岩
宮
秋
山
福
森
手
城
田
形
島
12,700
13,000
13,900
12,600
12,900
13,200
茨
栃
群
埼
千
東
神
山
長
城
木
馬
玉
葉
京
川
梨
野
11,500
11,400
10,900
12,500
11,700
12,700
12,700
11,800
12,500
新
富
石
潟
山
川
13,200
12,300
12,700
岐
静
愛
三
阜
岡
知
重
12,300
12,500
12,600
12,200
福
滋
京
大
兵
奈
和
井
賀
都
阪
庫
良
山
12,400
12,400
11,900
11,900
11,400
11,900
12,100
鳥
島
岡
広
山
取
根
山
島
口
11,700
11,900
11,400
12,300
12,500
徳
香
愛
高
島
川
媛
知
11,200
12,100
11,400
12,900
福
佐
長
熊
大
宮
鹿
岡
賀
崎
本
分
崎
島
11,900
11,100
11,100
11,300
11,900
12,800
12,100
縄
12,600
北
沖
海
奈
歌
児
コ
ン
ク
リ
ー
ト
ブ
ロ
ッ
ク
積
工
【注 記】
長野・滋賀・奈良では滑面ブロックの流通が少ないため,単価は粗面ブロックを標準とする。140ページの「3.適用にあたって
の留意事項」については,「粗面・化粧ブロック」を「化粧ブロック」に,「滑面ブロック」を「粗面ブロック」にそれぞれ読み替
えて,材料単価差を加算する。
土木コスト情報/2015・4月
禁無断複製・入力利用
142/コンクリートブロック積工
◆よくあるお問い合わせ
◎コンクリートブロック積工
Q.以下の場合は適用できますか?
Q1.調整コンクリートを一般養生する場合
A1.一般養生の有無に関係なく適用できます。ただし,特殊養生費は含まれません。
Q2.布積み,谷積みの場合
A2.適用できます。
Q3.垂直高さが練積において7mを超える場合(空積については3mを超える場合)
A3.適用できません。
Q4.JIS タイプ・質量150㎏/個の間知ブロックで粗面ブロック,化粧ブロックを使用する場合
A4.適用できます。ただし,材料の入れ替えが必要です。
3.「適用にあたっての留意事項」 を参照してください。
Q.以下の費用は含まれますか?
Q1.基礎砕石の費用
A1.含まれません。
Q2.基礎コンクリートの費用
A2.含まれません。
コ
ン
ク
リ
ー
ト
ブ
ロ
ッ
ク
積
工
Q3.裏込砕石の費用
A3.含まれません。
Q4.裏込・胴込コンクリートの費用
A4.材料費は含まれませんが,施工費は含まれます。
Q5.天端コンクリートの費用
A5.含まれません。
Q6.小口止コンクリートの費用
A6.含まれません。
Q7.調整コンクリートの費用
A7.含まれます。
Q8.調整コンクリートの特殊養生および雪寒仮囲いの費用
A8.含まれません。
Q9.積ブロックの材料費
A9.含まれます。
Q10.吸出し防止材を全面に施工する費用
A10.含まれません。ただし,部分張りの場合は含まれます。
Q11.遮水・止水シートの費用
A11.含まれません。
Q12.足場の費用
A12.含まれません。ただし,簡易足場費は含まれます。
Q13.目地,水抜きパイプの材料費および施工費
A13.含まれます。
禁無断複製・入力利用
土木コスト情報/2015・4月
コンクリートブロック積工/143
Q.施工面積(㎡)はどのように考えればよいですか?
A.ブロック積本体の面積と調整コンクリートを含んだ面積で計上します。ただし,天端コンクリー
トは面積に含めません。
Q.練積とは何ですか?
A.裏込・胴込コンクリートを用いて,ブロックを積むことです。なお,練積では,裏込コンクリー
トを使用しない場合があります。その場合は,補正係数K3で単価を補正します。
Q.空積とは何ですか?
A.裏込・胴込の両方にコンクリートを用いず,砕石を用いてブロックを積むことです。なお,その
場合は,補正係数K4で単価を補正します。また,裏込コンクリートのみを用いない場合は,補正
係数K3で単価を補正します。
Q.施工規模加算率について,標準施工と裏込コンクリートを施工しない施工が混在する場合,数量
は合わせて考えますか?
A.合計数量で施工規模を判断します。
コ
ン
ク
リ
ー
ト
ブ
ロ
ッ
ク
積
工
土木コスト情報/2015・4月
禁無断複製・入力利用
286/リブ付硬質塩化ビニル管設置工
リ
ブ
付
硬
質
塩
化
ビ
ニ
ル
管
設
置
工
1.適用範囲
1−1
市場単価が適用できる範囲
開削工法による管布設工のうち,呼び径150㎜以上350㎜以下の下水道用リブ付硬質塩化ビニル管
(JSWA S K −13)を設置する工事。
1−2
市場単価が適用できない範囲
地すべり防止施設及び急傾斜崩壊対策施設における設置工事。
推進工法による設置工事。
その他,規格・仕様が適合しない場合。
2.
市場単価の設定
2−1
市場単価の構成と範囲
市場単価で対応しているのは,機・労・材の○,及びフロー図の実線部分である。
工
種
単価の構成
フロー図(市場単価の対象は,図の実線部分である)
機 労 材
掘
リブ付硬質
塩化ビニル管
○
○
○
管
基
設
礎
置
工
工
削
埋
戻
設 置 工
工
2−2
管
工
発
生
土
処
理
(注)1.掘削,埋戻,発生土処理費(積込,運搬,処分)は
含まない。
2.据付に必要なクレーン費,レバーブロック費,接着
剤,滑材,切断に要する費用を含む。
3.現場内小運搬費用を含む。
4.JSWA S K −13に規定された曲管,マンホール継手
など塩ビ製異形管の使用の有無は問わない。
5.マンホール用可とう継手を設置する場合は,材工を
別途計上する。
市場単価の規格・仕様
リブ付硬質塩化ビニル管設置工の市場単価の規格・仕様は,下表のとおりである。
表2.1
区
分
リブ付硬質塩化
ビニル管設置
禁無断複製・入力利用
リブ付硬質塩化ビニル管設置工
規 格 ・ 仕 様
単位
呼び径
150㎜
m
呼び径
200㎜
m
呼び径
250㎜
m
呼び径
300㎜
m
呼び径
350㎜
m
土木コスト情報/2015・4月
リブ付硬質塩化ビニル管設置工/287
2−3
加算率・補正係数
加算率・補正係数の適用基準
表2.2
規
加
算
率
補
正
係
数
格・仕
様
記
号
適
S0
施
工
規
模
時間的制約を
受 け る 場 合
夜
間
作
業
用
基
標
準
準
S1
1工事の施工規模が標準より小さい場合は,対象
となる規格・仕様の単価を率で加算する。
K1
通常勤務すべき1日作業時間(所定労働時間)を
7時間以下4時間以上に制限する場合は,対象と
なる規格・仕様の単価を係数で補正する。
K2
通常勤務すべき時間(所定労働時間)帯を変更し
て,作業時間が夜間(20時∼6時)にかかる場合
は,対象となる規格・仕様の単価を係数で補正す
る。
備
考
全体数量
対象数量
加算率・補正係数の数値
表2.3
記号
リブ付硬質塩化
ビニル管設置
S0
20m以上
0%
S1
20m未満
10%
時間的制約を
受 け る 場 合
K1
1.10
夜
K2
1.20
区
加
算
率
補
正
係
数
(注)
2−4
分
施
工
間
規
作
模
業
1.
施工規模加算率(S1)と時間制約を受ける場
合の補正(K1)が重複する場合は,施工規模
加算率のみを対象とする。
2. 施工規模による加算の判定は,1工事における
リブ付硬質塩化ビニル管設置延長のうち,表
2.1に係る規格・仕様の総延長による。
直接工事費の算出
(注1)
直接工事費=設計単価×設計数量
(注1)
3.
設計単価=標準の市場単価×(1+S0 or S1/100)×(K 1×K 2)
適用にあたっての留意事項
リブ付硬質塩化ビニル管設置における施工方法(機械・人力)は問わない。
土木コスト情報/2015・4月
禁無断複製・入力利用
リ
ブ
付
硬
質
塩
化
ビ
ニ
ル
管
設
置
工
288/リブ付硬質塩化ビニル管設置工
リブ付硬質塩化ビニル管設置工
コード970102
直接工事費
リブ付硬質塩化ビニル管設置
名称・規格
150㎜
リ
ブ
付
硬
質
塩
化
ビ
ニ
ル
管
設
置
工
単価の構成
200㎜
250㎜
300㎜
350㎜
機□
労□
材 □
機□
労□
材 □
機□
労□
材 □
機□
労□
材 □
機□
労□
材
□
m
m
m
m
m
道
2,650
3,150
4,230
6,120
7,470
青
岩
宮
秋
山
福
森
手
城
田
形
島
2,860
2,860
2,860
2,860
2,860
2,860
3,410
3,410
3,410
3,410
3,410
3,410
4,580
4,580
4,580
4,580
4,580
4,580
6,650
6,650
6,650
6,650
6,650
6,650
8,140
8,140
8,140
8,140
8,140
8,140
茨
栃
群
埼
千
東
神
山
長
城
木
馬
玉
葉
京
川
梨
野
2,860
2,860
2,860
2,860
2,860
2,860
2,860
2,860
2,860
3,400
3,400
3,400
3,400
3,400
3,400
3,400
3,400
3,400
4,570
4,570
4,570
4,570
4,570
4,570
4,570
4,570
4,570
6,650
6,650
6,650
6,650
6,650
6,650
6,650
6,650
6,650
8,140
8,140
8,140
8,140
8,140
8,140
8,140
8,140
8,140
新
富
石
潟
山
川
2,710
2,710
2,710
3,220
3,220
3,220
4,320
4,320
4,320
6,270
6,270
6,270
7,670
7,670
7,670
岐
静
愛
三
阜
岡
知
重
2,860
2,860
2,860
2,860
3,400
3,400
3,400
3,400
4,570
4,570
4,570
4,570
6,650
6,650
6,650
6,650
8,140
8,140
8,140
8,140
福
滋
京
大
兵
奈
和
井
賀
都
阪
庫
良
山
2,840
2,840
2,840
2,840
2,840
2,840
2,840
3,370
3,370
3,370
3,370
3,370
3,370
3,370
4,530
4,530
4,530
4,530
4,530
4,530
4,530
6,590
6,590
6,590
6,590
6,590
6,590
6,590
8,070
8,070
8,070
8,070
8,070
8,070
8,070
鳥
島
岡
広
山
取
根
山
島
口
2,740
2,740
2,740
2,740
2,740
3,260
3,260
3,260
3,260
3,260
4,390
4,390
4,390
4,390
4,390
6,360
6,360
6,360
6,360
6,360
7,790
7,790
7,790
7,790
7,790
徳
香
愛
高
島
川
媛
知
2,710
2,710
2,710
2,710
3,220
3,220
3,220
3,220
4,330
4,330
4,330
4,330
6,280
6,280
6,280
6,280
7,690
7,690
7,690
7,690
福
佐
長
熊
大
宮
鹿
岡
賀
崎
本
分
崎
島
2,730
2,730
2,730
2,730
2,730
2,730
2,730
3,250
3,250
3,250
3,250
3,250
3,250
3,250
4,370
4,370
4,370
4,370
4,370
4,370
4,370
6,340
6,340
6,340
6,340
6,340
6,340
6,340
7,750
7,750
7,750
7,750
7,750
7,750
7,750
縄
2,840
3,370
4,540
6,580
8,050
単
北
沖
位
海
奈
歌
児
禁無断複製・入力利用
土木コスト情報/2015・4月
リブ付硬質塩化ビニル管設置工/289
◆よくあるお問い合わせ
◎リブ付硬質塩化ビニル管
Q.以下の場合は適用できますか?
Q1.地すべり防止施設や急傾斜崩壊対策施設に施工する場合
A1.適用できません。
Q2.推進工法によって施工する場合
A2.適用できません。
Q3.曲管やマンホール継手を使用する場合
A3.適用できます。ただし,マンホール用可とう継手や自在曲管を使用する場合は適用できませ
ん。
Q.以下の費用は含まれますか?
含まれる
・リブ付硬質塩化ビニル管本体の材料費,施工費
・据付に必要なクレーン費用
含まれない
・基礎材の材料費
・基礎材の施工費(砂基礎工または砕石基礎工に含まれます)
・掘削,埋戻し,発生土処理費
・マンホール用可とう継手の材料費,施工費
土木コスト情報/2015・4月
禁無断複製・入力利用
リ
ブ
付
硬
質
塩
化
ビ
ニ
ル
管
設
置
工
地
質
調
査/321
地質調査市場単価 総合解説
5.調査方法
本調査は,所定の調査票を用いた「通信調査」と調査対象事業所を訪問して行う「面接調査」を併用し
て実施します。
【解説】
前項の調査サイクルに従って定期的に,所定の調査票を調査対象事業所に郵送等により送付し,必要事
項を記入の上,調査票を返送してもらう「通信調査」と,調査対象事業所を調査員が訪問して必要事項の
聞き取りを行う「面接調査」及び電話等により聞き取りを行う「電話調査」を併用して実施します。
なお,調査データの正確を期するため,可能な限り「契約書」,「請書」,「注文書」等の確認を行ってい
ます。
6.調査価格の集計・公表フロー
《集計》
① 回収した調査票の記載内容を点検し,記入漏れ,誤記入,違算等があれば,該当事業所に確認し,修
正します。
② 点検・修正した調査票を基に,価格の内容,市況動向,需給動向等必要事項について,該当事業所に
対し面接調査又は電話調査により聞き取りを行い精査します。
③ 調査票が回収できなかった調査対象事業所に対し面接調査又は電話調査により価格,市況動向,需給
動向等必要事項の聞き取りを行います。
④ ②及び③で得られた数値データを種別・規格仕様別に分類し,集計分析します。
⑤ ②及び③で得られた非数値データは項目別にまとめ,調査価格決定の際の検討資料とします。
⑥ 集計した調査価格は,人件費等の動向,市況動向,需給動向等により検証を行います。
《調査価格の決定・公表》
① 調査価格は,調査結果の中で最も多かった価格(最頻値)(調査結果のばらつきや標本数が少ない等
最頻値の特定ができない場合には平均値等)とし,面接調査結果及び市況動向等を踏まえた総合的判断
に基づき決定します。
② 決定した調査価格を本誌「土木コスト情報」に掲載し,公表します。
【解説】
調査から調査結果の集計,調査価格の決定・公表までのフローは図2のとおりです。
7.価格の検証・審査
調査部門の検証
調査結果は,管理職を含めた複数の調査職員が信頼性,妥当性等が確保されているかについて,総合的
な観点から検証を行っています。
ア.調査方法について
当会の定めるISO9001品質マネジメントシステムと適合し,調査対象者が適切な判断で選定されて
いるか,資材特性に応じた調査により,実態を反映した情報が収集されているか等を検証します。
イ.調査結果について
決定された価格が,収集した情報に基づいているか,調査条件に合致しているか,地域間格差,規格
間格差,類似品目との整合や,需給動向,原材料価格との関連等について検証します。
② 審査部門の審査
調査部門とは独立した審査部門が,異なる立場と視点で調査の信頼性の維持・向上のため,品質マネジ
メントシステム要求事項への適合状況を継続的に審査しています。
①
土木コスト情報/2015・4月
禁無断複製・入力利用
322/地
質
調
査
地質調査市場単価 総合解説
8.第三者による審査及び監視
当会では,調査方法,調査プロセス及び調査結果について第三者による審査,監視を行い価格調査結果
の信頼性の向上を図っています。
【解説】
調査方法,調査プロセス及び調査結果等については,大学法学部教授,公認会計士,検査経験者,積算
関係有識者を委員とする「評価監視委員会」を設置し,年3回,委員が無作為に抽出した調査結果につい
て評価・監視を行い,その結果不適切或いは改善すべき点があると認められた場合には速やかに改善する
とともに,その内容について公表することとしています。
また,価格に関する外部の有識者で構成する「価格審査会」を設置し,本誌の掲載価格について,発刊
前に客観性,妥当性の審査をしていただき,会誌の信頼性の向上に努めています。
図2
調
査
調
方
査
法
先
地質調査市場単価の調査フロー
通信調査
全国の有力地質調査業者
デ ー タ 収 集
調査票発送,記入,回収
(種別,規格仕様別)
データチェック
未記入,誤記入,異常
値の確認,修正
面
査
通信調査で得られたデータ(数値,非数値)を基に,規格仕
様,取引条件,取引価格及び需給・市況動向等の確認
集
計
価格データ(数値データ)
検
証
接
調
●
●
●
価
公
格
決
定
表
非数値データ
人件費等動向
需給・市況動向
調査から集計までのプロセスのチェック
調査価格決定
会誌「土木コスト情報」に掲載・公表
審査部門による審査
第三者による審査,監視
禁無断複製・入力利用
土木コスト情報/2015・4月
地
質
調
査/323
地質調査市場単価
【掲載価格の解説】
本誌掲載の価格は地質調査業務費のうち直接調査費及び間接調査費の一部で,諸経費及び解析等調査業
務費(コンサルティング業務費)は含まない。
ただし,機械器具損料を別途加算としている種別があるので,詳細は各項目の備考欄を参照のこと。
なお,地質調査業務は土木構造物及び公共建築を対象とし,ダム,民間建築は対象としない。
市場単価の構成と範囲
市場単価で対応しているのは,機・労・材の○印及びフロー図の実線部分である。
● 機械ボーリング(土質ボーリング・岩盤ボーリング)
市
調
査
場
単
機
価
費
材
機
労
材
搬
機械ボーリング
○
○
○
入
現
場
内
小
運
搬
足
場
仮
設
設
置
間
せ
費
孔
現
場
内
小
運
搬
足
場
仮
設
設
置
間
せ
費
孔
現
場
内
小
運
搬
足
場
仮
設
設
置
間
せ
費
孔
現
場
内
小
運
搬
足
場
仮
設
設
置
間
せ
接
調
ん
査
サ
ン
プ
リ
ン
グ
及サ
びウ
原ン
位デ
置ィ
試ン
験グ
間
サ
ン
プ
リ
ン
グ
及サ
びウ
原ン
位デ
置ィ
試ン
験グ
間
サ
ン
プ
リ
ン
グ
及サ
びウ
原ン
位デ
置ィ
試ン
験グ
間
サ
ン
プ
リ
ン
グ
及サ
びウ
原ン
位デ
置ィ
試ン
験グ
間
サ
ン
プ
リ
ン
グ
及サ
びウ
原ン
位デ
置ィ
試ン
験グ
間
サ
ン
プ
リ
ン
グ
及サ
びウ
原ン
位デ
置ィ
試ン
験グ
間
接
調
査
費
足
場
仮
設
撤
去
現
場
内
小
運
搬
機
足
場
仮
設
撤
去
現
場
内
小
運
搬
機
足
場
仮
設
撤
去
現
場
内
小
運
搬
機
足
場
仮
設
撤
去
現
場
内
小
運
搬
機
足
場
仮
設
撤
去
現
場
内
小
運
搬
機
足
場
仮
設
撤
去
現
場
内
小
運
搬
機
材
搬
出
サンプリング
●
市
調
査
場
単
機
価
費
材
機
労
材
○
○
○
搬
サ ン プ リ ン グ
入
接
調
ん
査
接
調
査
費
材
搬
出
サウンディング及び原位置試験
●
市
調
査
場
単
機
価
費
材
機
労
材
搬
サウンディング
及び原位置試験
○
○
○
入
接
調
ん
査
接
調
査
費
材
搬
出
現場内小運搬
●
市
調
査
場
単
機
価
費
材
機
労
材
○
○
×
搬
現 場 内 小 運 搬
入
接
調
ん
査
費
孔
せ
接
調
査
費
材
搬
出
・ただしモノレール,索道機械器具損料は別途。また,雑品(ロープ等)を含む。
足場仮設
●
市
調
査
場
単
機
価
費
材
機
労
材
搬
足
●
場
仮
設
○
○
○
入
現
場
内
小
運
搬
足
場
仮
設
設
置
間
費
孔
現
場
内
小
運
搬
足
場
仮
設
設
置
間
せ
接
調
ん
査
接
調
査
費
材
搬
出
その他の間接調査費
市
調
査
場
単
機
価
費
材
機
労
材
○
○
○
搬
その他の間接調査費
土木コスト情報/2015・4月
入
接
調
ん
査
費
孔
接
調
査
費
材
搬
出
禁無断複製・入力利用
324/地
質
調
査
地質調査市場単価
●
適用に当たっての留意事項
地質調査の土質・岩分類
地質調査の土質・岩分類は下表を標準とする。
表1.1
土 質・岩 分 類
土質・岩分類
地山弾性波速度
(㎞/sec)
土 質 分 類 及 び ボ ー リ ン グ 掘 進 状 況
一軸圧縮強度
(N / )
粘 土 ・ シ ル ト
ML,MH,CL,CH,OL,OH,OV,VL,VH1,VH2
−
−
砂
・
砂
質
土
S,S−G,S−F,S−FG,SG,SG−F,SF,SF−G,SFG
−
−
礫
混
り
土
砂
G,G−S,G−F,G−FS,GS,GS−F,GF,GF−S,GFS
−
−
玉 石 混 り 土 砂
−
−
−
固結シルト・固結粘土
−
−
−
2.5以下
30以下
軟
中
硬
硬
岩
メタルクラウンで容易に掘進できる岩盤
岩
メタルクラウンでも掘進できるがダイヤモンドビットの方がコア採取率が良い岩盤
2.5超3.5以下
30∼80
岩
ダイヤモンドビットを使用しないと掘進困難な岩盤
3.5超4.5以下
80∼150
4.5超
150∼180
−
−
極
硬
岩
ダイヤモンドビットのライフが短い岩盤
破
砕
帯
ダイヤモンドビットの摩耗が特に激しく,崩壊が著しくコア詰まりの多い岩盤
注
上表の分類は,地盤材料の工学的分類法(小分類)による。
●
補正係数の設定
表1.2
土質ボーリングの補正係数
補正の区分
適用基準
せ ん 孔 深 度
せ ん 孔 方 向
表1.4
補正係数
岩盤ボーリングの補正係数
補正の区分
適用基準
補正係数
50m以下
1.00
50m以下
1.00
50m超80m以下
1.10
50m超80m以下
1.10
80m超100m以下
1.15
80m超120m以下
1.15
鉛直下方
1.00
120m超
1.25
斜め下方
1.15
鉛直下方
1.00
水平
1.20
斜め下方
1.15
斜め上方
1.40
水平
1.20
斜め上方
1.40
現場透水試験の補正係数
補正の区分
現場透水試験
ケーシング法
補正係数
GL-10m以内
1.00
GL-30m以内
GL-40m以内
現場透水試験
二重管式
現場透水試験
揚水法
せ ん 孔 深 度
せ ん 孔 方 向
表1.5
適用基準
GL-20m以内
注
表1.3
足場仮設におけるボーリング深度の補正係数
足場の区分
50m以下
50m超
80m以下
80m超
120m以下
120m超
平
坦
足
場
1.00
1.05
1.10
1.20
湿
地
足
場
1.00
1.05
1.10
1.20
傾 斜 地 足 場
1.00
1.05
1.10
1.20
水
1.00
1.05
1.10
1.20
1.10
1.15
1.25
GL-50m以内
1.30
GL-20m以内
1.00
GL-40m以内
1.15
GL-20m以内
1.00
GL-40m以内
1.15
補正係数は,せん孔長全体に適用する(補正係数の使用例参照)。ま
た,土砂層と岩盤層が複層する場合には,せん孔長に占める割合の多い
層の補正係数を適用する。
上
足
場
10°10°
斜
め
上
方
上
方
斜
め
上
方
10°
10°
水平
水平
10°
●
補正係数の使用例
せん孔深度90m(粘土30m,軟岩60m),斜め下方のボーリングを行う場合
(補正係数) せん孔深度 (80m超120m以下):1.15
せん孔方向 (斜め下方)
:1.15
{粘土の調査費(50m以下)×30m+軟岩の調査費(50m以下)×60m}×1.15×1.15
※この場合,せん孔長に占める割合の多い岩盤の補正係数を適用する。
10°
斜
め
下
方
鉛
直
下
方
斜
め
下
方
斜
め
下
方
10°10°
禁無断複製・入力利用
土木コスト情報/2015・4月
地
種
別
・
地 質 調 査 市 場 単 価(1)
規
格
仕
様
単位
調査費
9,710 鉛直下方
12,200
〃
23,100
〃
45,200
〃
15,000
〃
11,400
〃
14,200
〃
27,000
〃
52,800
〃
17,600
〃
14,100
〃
17,800
〃
34,300
〃
69,600
〃
22,100
〃
岩盤ボーリング(オールコアボーリング 深度50
66㎜
軟 岩
〃
中硬岩
〃
硬 岩
〃
極硬岩
〃
破砕帯
76㎜
軟 岩
〃
中硬岩
〃
硬 岩
〃
極硬岩
〃
破砕帯
86㎜
軟 岩
〃
中硬岩
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
25,800 鉛直下方
32,100
〃
39,400
〃
62,800
〃
68,500
〃
30,900
〃
38,000
〃
44,400
〃
71,500
〃
79,800
〃
32,200
〃
39,800
〃
サンプリング
シ ン ウ ォ ー ル サ ン プ リ ン グ 粘性土
デ ニ ソ ン サ ン プ リ ン グ 粘性土
ト リ プ ル サ ン プ リ ン グ 砂質土
本
〃
〃
21,700
31,900
32,300
サウンディング及び原位置試験
準
貫
入
試
験
〃
〃
〃
〃
〃
孔 内 水 平 載 荷 試 験
〃
〃
現
場
透
水
試
験
〃
〃
〃
粘性土・シルト
砂・砂質土
礫混じり土砂
玉石混じり土砂
固結シルト・固結粘土
軟 岩
普通載荷(2.5MN/ 以下)
中圧載荷(2.5∼10MN/ )
高圧載荷( 10∼20
)
オーガー法
ケーシング法
一重管式
二重管式
回
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
5,760
7,590
11,300
13,400
9,470
13,400
53,400 GL-50
64,100
94,000
53,600 GL-10
68,300
122,000 GL-20
136,000
揚水法
〃
m
〃
〃
〃
〃
106,000
4,540 GL-10
8,760 GL-30
13,900
2,510 GL- 5
4,860
土木コスト情報/2015・4月
20kN
100kN
単管式
二重管式
査( 1 )/325
(全国価格)
備
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
スウェーデン式サウンディング
オランダ式二重管コーン貫入試験
〃
ポータブルコーン貫入試験
〃
調
コード900501∼900505
土質ボーリング(ノンコアボーリング 深度50 以下)
66㎜
粘性土・シルト
〃
砂・砂質土
〃
礫混じり土砂
〃
玉石混じり土砂
〃
固結シルト・固結粘土
86㎜
粘性土・シルト
〃
砂・砂質土
〃
礫混じり土砂
〃
玉石混じり土砂
〃
固結シルト・固結粘土
116㎜
粘性土・シルト
〃
砂・砂質土
〃
礫混じり土砂
〃
玉石混じり土砂
〃
固結シルト・固結粘土
標
質
考
以下)
以内
以内
以内
以内 N値 4 以内
以内
以内
禁無断複製・入力利用
建設機械賃貸料金( 1 )/415
【掲載価格の解説】 ≪建設機械賃貸料金≫
【調査段階】 ≪建設機械賃貸料金≫
1.
荷渡し場所
賃貸業者置場渡し,置場戻し。
2.
取引条件
継続的な取り引き。
種
名
◇ブルドーザ
ブ ル ド ー
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
工 事 業 者
建設機械賃貸料金( 1 )
コード8021
機
①
賃 貸 業 者
・
仕
関東
近畿
中部
九州
沖縄
中国
四国
北陸
東北 北海道
6,000
9,200
13,200
16,500
6,000
9,200
15,000
18,000
6,000
9,100
13,300
16,000
6,300
9,500
14,500
19,000
6,600
9,800
13,900
16,700
6,600
9,900
15,700
19,300
7,000
10,500
15,000
18,000
7,500
11,300
17,000
21,300
7,000
10,800
15,000
17,500
7,500
11,500
17,000
21,500
6,900
10,600
15,400
17,800
7,500
10,900
16,700
20,000
6,800
10,500
15,000
17,500
7,300
11,000
16,500
19,900
6,900
10,500
14,900
17,800
7,200
10,300
16,500
20,100
6,000
10,000
14,000
17,000
7,000
10,000
15,000
18,000
台・日 3,700 4,000
〃
4,500 5,200
○ ○ ○
〃
5,000 5,500
○ ○ ○
〃
5,900 6,200
○ ○ ○
〃
5,900 6,000
○ ○ ○
〃
6,700 6,700
○ ○ ○
〃
7,000 7,200
○ ○ ○
〃
7,500 8,400
○ ○ ○
〃
9,500 10,000
○ ○ ○
〃
7,300 8,200
○ ○ ○ ○ 〃
8,200 9,100
○ ○ ○
〃
9,400 10,200
○ ○ ○
〃 10,600 11,200
○ ○ ○
〃 13,000 14,200
○ ○ ○
〃
8,800 9,200
4,000
5,000
5,400
6,300
6,600
7,300
7,700
8,800
10,300
8,100
9,200
10,200
11,300
14,500
9,200
4,700
5,600
5,900
6,900
6,900
7,600
8,000
8,800
10,800
8,600
9,800
10,800
12,200
16,000
9,500
5,000
6,000
6,200
7,000
7,300
8,000
8,500
10,000
12,000
9,300
10,000
11,000
12,500
16,500
10,800
4,700
6,000
6,200
7,000
7,000
8,100
8,400
9,500
11,200
9,000
10,000
11,400
12,500
16,200
10,000
4,500
5,500
5,700
6,700
6,700
7,600
8,000
9,100
11,100
8,300
9,400
10,800
11,600
15,200
9,800
4,500 4,000 4,300
5,400 5,100 5,300
5,800 5,700 5,500
7,000 6,300 5,900
6,500 6,400 6,600
7,500 6,900 7,100
8,000 7,200 7,800
9,500 7,600 8,500
11,500 9,600 9,800
8,500 7,400 7,900
9,500 8,600 8,900
10,500 9,900 10,000
12,000 11,100 11,000
15,000 14,300 14,800
9,500 9,000 9,900
様
単位
低音 排1 排2 排3
ザ 普通
〃
〃
〃
湿地
〃
〃
〃
3(t級)
6
9 ∼10
11
3.5∼4.0
7
9 ∼10
13
◇ショベル系掘削機 標準バケット容量
山積 (平積)
小 型 バ ッ ク ホ ウ 0.044(0.03)( )
(クローラ型)
0.08 (0.06)
〃
0.11 (0.08)
〃
0.13 (0.10)
超小旋回バックホウ 0.055(0.04)( )
(クローラ型)
0.08 (0.06)
〃
0.11 (0.08)
〃
0.22 (0.16)
〃
0.28 (0.22)
バ ッ ク ホ ウ 0.28(0.2 )( )
(クローラ型)
0.45(0.35)
〃
0.5 (0.4 )
〃
0.6 (0.5 )
〃
0.8 (0.6 )
バ ッ ク ホ ウ 0.28(0.2 )( )
(クローラ型クレーン付)
吊能力1.7
〃
0.45(0.35)( )
吊能力2.9
〃
0.5 (0.4 )( )
吊能力2.9
〃
0.8 (0.6 )( )
吊能力2.9
◇クラムシェル
ク ラ ム シ ェ ル 平積 0.4
テレスコピック式・
クローラ型
○ ○ ○
台・日
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
○ ○ ○
○ ○ ○
○ ○
○ ○ ○
○ ○ ○
○ ○
○ ○
○ ○
○ ○ ○
6,000
9,000
13,800
16,500
6,000
9,100
15,000
18,500
○ ○ ○
〃
9,900 10,000 10,300 10,800 12,000 10,600 10,400 10,400 10,700 11,000
○ ○ ○ ○
〃
9,900 10,000 10,300 10,800 12,000 10,600 10,400 10,400 10,700 11,000
○ ○ ○
〃
15,000 15,800 16,300 17,400 19,000 17,500 17,100 16,800 16,500 17,000
○ ○ ○
台・日 75,500 75,000 65,000 80,000 70,000 76,000 76,000 70,000 76,000 70,000
価格の適用
1.
2.
価格欄に*印を付してある機種は,同地区での貸与実績が
少ないため,業者間の貸与(仲間取引き)や近隣地区から
の持ち込み等を考慮に入れた料金としている。このため,
適用にあたっては留意されたい。
賃貸期間1カ月未満。これを超える場合は,35%割引。
ブルドーザ
土木コスト情報/2015・4月
小型バックホウ
3. 運搬費・回送費・燃料油脂費及びオペレータ費用は含まず。
4. 仕様欄に○印のある機種については,排出ガス対策型(第
1次基準値)
,排出ガス対策型(第2次基準値),排出ガス
対策型(第3次基準値),低騒音型も同じ価格。
バックホウ
禁無断複製・入力利用
424/移動式クレーン作業料金
【調査段階】 ≪移動式クレーン作業料金≫
【掲載価格の解説】 ≪移動式クレーン作業料金≫
1.
荷渡し場所
クレーン建設業者置場渡し,置場戻し。
2.
取引条件
継続的な取り引き。
仕
単
位
様
トラック
クレーン
ラチスジブ型
油圧伸縮ジブ型
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
(t吊り)
4.9 オペレ
16
ータ付き
20
〃
25
〃
30
〃
35
〃
45
〃
50
〃
100
〃
120
〃
160
〃
200
〃
360
〃
500
〃
ラフテレーン
クレーン
(ホイールクレーン)
(油圧伸縮ジブ型)
〃
〃
〃
〃
〃
〃
4.9 オペレ
7
ータ付き
10
〃
16
〃
20
〃
25
〃
35
〃
45
〃
50
〃
60
〃
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○ 日
〃
〃
○ 〃
○ 〃
○ 〃
○ 〃
〃
○ 〃
○ 〃
35
40
50
55
65
80
100
150
200
250
300
450
500
割
%
時間外(1時間当たり)
〃
深 夜
〃
〃
休 日
〃
日
保証日数(月極料金)
1 カ月を超える長期
%
(クローラクレーンを除く)
○
○
○
○
○
○
○
○
関東
近畿
中部
沖縄
中国
四国
北陸
東北
北海道
月
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
41,000 37,000 39,000 36,000 36,000 37,000 36,000 36,000 43,000 40,000
42,000 40,000 40,000 38,000 38,000 39,000 39,000 40,000 45,000 41,000
44,000 41,000 43,000 40,000 40,000 41,000 42,000 42,000 47,000 43,000
48,000 44,000 46,000 45,000 44,000 46,000 45,000 45,000 51,000 46,000
50,000 45,000 47,000 45,000 48,000 47,000 45,000 46,000 53,000 47,000
53,000 50,000 52,000 48,000 52,000 49,000 50,000 52,000 58,000 52,000
73,000 70,000 74,000 72,000 70,000 71,000 70,000 74,000 80,000 74,000
90,000 80,000 87,000 85,000 84,000 81,000 83,000 85,000 92,000 89,000
95,000 88,000 93,000 91,000 90,000 90,000 92,000 90,000 99,000 95,000
106,000 100,000 106,000 100,000 100,000 102,000 104,000 102,000 110,000 107,000
(月極料金) (月極料金) (月極料金) (月極料金) (月極料金) (月極料金) (月極料金) (月極料金) (月極料金) (月極料金)
1,100,000 1,020,000 1,050,000 1,050,000 1,200,000 1,000,000 1,050,000 1,100,000 1,130,000 1,100,000
1,200,000 1,040,000 1,130,000 1,170,000 1,350,000 1,150,000 1,150,000 1,150,000 1,230,000 1,100,000
1,300,000 1,080,000 1,200,000 1,250,000 1,450,000 1,200,000 1,300,000 1,200,000 1,350,000 1,200,000
1,400,000 1,150,000 1,260,000 1,440,000 1,550,000 1,250,000 1,400,000 1,300,000 1,400,000 1,300,000
1,550,000 1,300,000 1,420,000 1,440,000 1,570,000 1,350,000 1,450,000 1,500,000 1,600,000 1,400,000
1,750,000 1,400,000 1,610,000 1,690,000 2,000,000 1,600,000 1,800,000 1,700,000 1,800,000 1,600,000
2,200,000 1,700,000 1,900,000 2,080,000 2,500,000 2,000,000 2,200,000 2,040,000 2,200,000 2,000,000
2,700,000 2,080,000 2,420,000 2,430,000 3,000,000 2,400,000 2,600,000 2,400,000 2,700,000 2,500,000
3,100,000 2,700,000 2,910,000 2,950,000 3,500,000 3,050,000 3,000,000 3,000,000 3,200,000 3,000,000
4,100,000 3,500,000 3,880,000 3,740,000 4,400,000 3,950,000 3,950,000 3,800,000 4,100,000 3,900,000
4,700,000 4,000,000 4,370,000 4,420,000 5,250,000 4,550,000 4,600,000 4,450,000 4,700,000 4,600,000
6,700,000 6,000,000 6,480,000 6,710,000 8,000,000 6,900,000 6,900,000 6,880,000 6,900,000 7,000,000
8,500,000 8,000,000 8,300,000 9,000,000
− 9,200,000 9,200,000 9,000,000 8,500,000 9,500,000
0
30
20
23
20
0
30
20
23
20
0
30
20
23
20
価格の適用 1. 価格欄に*印を付してある機種は,同地区
での貸与実績が少ないため,業者間の貸与(仲間取引き)や
近隣地区からの持ち込み等を考慮に入れた料金としている。
このため,適用にあたっては留意されたい。
2. 作業時間は,8∼17時(所定8時間)とし,所定外及び休
日作業は,上記の割増率を適用する。なお,深夜割増率
は,22時以降に適用する。
<所定外・休日割増額の算出方法>(下記で算出した額を加算する)
日極料金の場合=日極料金÷8時間×(割増率/100)×割増時
間数
月極料金の場合=月極料金÷(保証日数×8時間)×(割増率/
100)
×割増時間数
禁無断複製・入力利用
九州
(日極料金)(日極料金)(日極料金)(日極料金)(日極料金)(日極料金)(日極料金)(日極料金)(日極料金)(日極料金)
日
41,000 37,000 39,000 36,000 36,000 37,000 36,000 36,000 43,000 40,000
〃
48,000 44,000 46,000 45,000 44,000 46,000 45,000 45,000 51,000 46,000
〃
50,000 45,000 47,000 45,000 48,000 47,000 45,000 46,000 53,000 47,000
〃
53,000 50,000 52,000 48,000 52,000 49,000 50,000 52,000 58,000 52,000
〃
73,000 70,000 74,000 72,000 70,000 71,000 70,000 74,000 80,000 74,000
〃
73,000 70,000 74,000 72,000 70,000 71,000 70,000 74,000 80,000 74,000
〃
90,000 80,000 87,000 85,000 84,000 81,000 83,000 85,000 92,000 89,000
95,000 88,000 93,000 91,000 90,000 90,000 92,000 90,000 99,000 95,000
〃
〃 200,000 185,000 190,000 192,000 228,000 200,000 186,000 195,000 210,000 190,000
〃 225,000 202,000 209,000 229,000 270,000 230,000 221,000 226,000 240,000 223,000
〃 310,000 280,000 301,000 335,000 380,000 320,000 314,000 317,000 340,000 314,000
〃 430,000 410,000 417,000 470,000 590,000 470,000 452,000 464,000 450,000 445,000
〃 750,000 670,000 751,000 784,000 950,000 780,000 774,000 800,000 800,000 762,000
〃 1,100,000 1,000,000 1,140,000 1,180,000 1,270,000 1,180,000 1,130,000 1,100,000 1,150,000 1,130,000
クローラ
クレーン
(油圧駆動式ウィンチ・
ラチスジブ型)
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
増 率
〃
〃
保証日数
長期割引率
オペレ
ータ付き
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
分組 低音 排1 排2
工 事 業 者
移動式クレーン作業料金
(作業料金 円/台) コード8021
機 種 名・
①
クレーン建設業者
0
30
20
24
20
0
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20
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20
0
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20
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20
3. 運搬費,回送費及び組立・解体費は別途。
4. 燃料・油脂費は,トラッククレーン,ラフテレーンクレー
ンの料金には含むが,クローラクレーンは別途。
5. 仕様欄の「分組」の欄に○印のある機種は分解・組立が必
要。
6. 仕様欄の「低音」の欄に○印のある機種は低騒音型も同じ
価格。
7. 仕様欄の「排対」の欄に○印のある機種は排出ガス対策型
(第1次基準値),排出ガス対策型(第2次基準値)も同
じ価格。
8. トラッククレーンには,オールテレーンクレーンを含む。
土木コスト情報/2015・4月