〔巡回情報紙〕定期発行隔週火曜日発行(祝日の場合翌日) 発行日 対象期間 発行者 平成27 年 4 月 7 日 平成27 年 4 月 7 日~4 月 20 日 JAハイナン 営農企画課 項目 品目 茶 担当 課長 生育状況・病害虫発生状況 本年産一番茶は 4/1 に行った生育調査では前 年並みの生育でした。その後は降雨と気温が高 かったため 4/6 の調査では 1 日から 2 日早ま りました。4/8 以降気温は低い予測ですので生 育は緩やかになる見込みです。 適度な降雨と気温が高く推移していることか ら、アブラムシの発生が予測されます。茶園を 良く観察し発生のある場合や、陽だまりなど発 生しやすい場所は防除を行ってください。 外部用 部長 管理・病害虫防除 アブラムシ アクテリック乳剤 1000倍(7日-1回) 葉面散布 尿素 250倍 結晶粒マグ 500倍 ソイルサプリエキス 500倍 等 ※葉面散布は葉裏から吸収されますので葉裏に掛かる よう丁寧に散布してください。 一番茶前の農薬散布自粛 地 域 御前崎、白羽 地頭方 地域 (150号線以南) 地頭方地域 (150号線以北) 相良地域 (須々木片浜) 菅 山 地域 萩 間 地域 萩間地域 (東名以北) 川崎・静波・仁田 細江・坂部・勝間田 榛原牧之原東名以南 榛原牧之原東名北 吉田 メロン 馬鈴薯 最終散布日 4月4日(土) 4月5日(日) 4月9日(木) 4月10日(金) 4月11日(土) 4月13日(月) 4 月 12 日(日) 4 月 12 日(日) 4 月 13 日(月) 4 月 12 日(日) 現在、育苗中で天候に恵まれ生育は順調です が、立枯症状とベト病に注意して下さい。 つる枯病 オーソサイド水和剤 ベト病 ダコニール1000 ハウス・トンネル・路地栽培で、生育ステージ が各々違いますが、例年よりも低温で推移して いて降水量も多いので、生育遅れや病気の発生 が心配です。圃場での病害虫に注意し管理をお 願いします。 アブラムシ 800 倍(14 日-5 回) 1000 倍(3 日-5 回) ランネート 45DF 1000~2000 倍 ダントツ水溶剤 4000 倍 (7 日-5 回) 高温時薬害注意 (7 日-3 回) 疫病 予防 ダコニール 1000 500~1000 倍 予防 ドイツボルドーA 治療 ホライズンDF 治療 リドミルゴールドMZ 400~800 倍 (7 日-5 回) ( - ) 1000~2500 倍(14日-4回) 500~1000 倍(30日-1回) 軟腐病 治療 カスミンボルドー 500~800 倍 (7日-3回) 治療 水稲 レタス サ ニ ー レタス みかん いちご カセット水和剤 1000 倍 (7日-3回) 使用基準の遵守をお願いします。 早期栽培の育苗はやや軟弱気味ですが生育 ○早期栽培 の遅れは見られません。 育苗中のカビ類の発生 出芽時 ダコニール 1000 500 倍 500cc/箱 緑化時 タチガレエースM液剤 500 倍 500cc/箱 処理方法はジョロでの灌注(噴霧ではありません) ※混合はできません。 代かき 田植えの3~4日前に実施 田植え ビルダープリンス粒剤 50g/箱 ○普通期栽培 水田除草 耕起 15 日前まで ラウンドアップマックスロード 水 100ℓ薬剤 500cc/10a バスタ液剤 水 100ℓ薬剤 500cc/10a 収穫が9割程度終了していますが、雨が多く収 ベト病 穫は遅れ気味です。 治療 アミスター 20 フロアブル 2000 倍(7 日-4 回) 灰色カビ病、菌核病に効果有 機能性展着剤不可 アブラムシ アグロスリン乳剤 2000 倍(7 日-5 回) ダントツ水溶剤 2000 倍(3 日-2 回) 収穫が9割程度終了していますが、雨が多く収 ベト病 穫は遅れ気味です。 治療 アミスター 20 フロアブル 2000 倍(7 日-4 回) 灰色カビ病、菌核病に効果有 機能性展着剤不可 アブラムシ アグロスリン乳剤 2000 倍(7 日-2 回) ダントツ水溶剤 2000 倍(3 日-2 回) 発芽の時期や発生量を確認しましょう。 本年産が表か裏か見極め、管理計画を立てまし ょう。 発芽後は、緑化促進の為窒素主体の葉面散布な どを心がけると同時に昨年そうか病の発生し た園地は防除を行いましょう。 アブラムシ、スリップス、ハダニ、うどんこ 病の発生時期ですので予防的な防除を行って 下さい。 樹勢回復・維持(雨がない場合など) 尿素(葉面散布) 300倍 灌水(土壌灌水)2t/10a そうか病 (発芽後) マネージDF 6000倍(30日-3回) デランF 1000倍(30日-3回) ミカンハダニ・カイガラムシ類 アタックオイル 60倍 日照時間が伸び、気温の高い日がみられるようになっ てきました灌水不足での障害が発生する前に灌水量を増 やしておいて下さい。 施肥管理はアミノキッポ3号を 10a 当り 20 ㎏/月を 施用して下さい。 樹が徒長している場合や果実が軟化気味の場合はカル タスを 300 倍~1000 倍で使用して下さい。 病害虫防除は薬剤のローテーション散布を行って下さ い。天敵導入している場合は薬剤の影響日数に注意して 下さい。 天敵が入っている場合の使用薬剤例 ・ハダニの防除 ダニサラバフロアブル 1000 倍 2 回 スターマイトフロアブル 2000 倍 1 回 マイトコーネフロアブル 1000 倍 2回 カネマイトフロアブル 1000~1500 倍 1回 注意(カネマイトフロアブルは葉裏にシミのような薬 害が必ず発生します) ・アザミウマ、アブラムシの防除 ミツバチが翌日で天敵に影響のない薬剤 ウララDF 2000 倍 3 回 モスピラン顆粒水溶剤 2000 倍 2 回 どちらかと ボタニガードES 1000 倍 を混用 (ボタニガードESは 1000 倍より濃い濃度で散布す る場合や散布後に乾かない場合は薬害が発生しやすい 薬剤ですので注意して下さい) 次回発行 平成27 年 4 月 21 日
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