SATOだより5月号 - 社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会

鞍手町内通所4事業所の利用満足度アップのための行動計画
ての概要説明(プレゼンテーション)
事業所職員、利用者・保護者へのアンケート調査(事業所の強み、課題、事業所に期待すること、
現状への満足や不満の内容などに関する調査)
定ミーティング(自事業所が提供する価値や事業の意義、課題の整理や改善策などの理解と共有)
ヒヤリングや調査で明らかになった現在抱えている課題を洗い出し、職員を巻き込んでどのよう
長年培ってきた事業所としての「らしさ」を再発見し、磨き直す作業。すなわち、事業経営理念
S A TO だ よ り先 月 号に 掲 載し まし たと おり 、当
度基本方針第1号は、
「利用者、保護者
「平成27年度後期 施設利用満足度アンケート」実施、不十分な点を改善指導
法人の平成
2月
のニーズに基づく支援の充実」です。今年度は、 日
「平成27年度前期 施設利用満足度アンケート」実施、不十分な点を改善指導
々の支援の中で利用者とじっくりと向き合いながら、
10月
ま た 、 アセ ス メ ント 、 モニ タリ ング 、 保護 者会 等に
お け る保 護 者と の 面 談や 施 設利 用満 足度 アン ケー ト
の結 果 を ふま え る 中で 、 利用 者・ 保護 者の ニー ズを
的 確 に把 握 す るこ と に より 、各 事業 所の 職員 一人 ひ
とり が 利 用者 、 家 族を 取 り巻 く状 況を 理解 して 日々
の支援を提供していきます。
そ のよ う な 方針 を 掲げ た 背景 には 、当 法人 が運 営
す る 事 業所 数 が 、こ こ 数年 で急 速に 増え 、職 員も 新
-1 -
し い人 た ち が大 勢 仲 間入 りし たこ とに より 、法 人設
立 当 初 から の 鞍 手ゆ た か福 祉会 の伝 統や 歴 史の 過程
で 大切 に し てき た コ ンセ プト や原 点 が、 次第 に薄 れ
てき て い ると い う 状況 が あり ます 。当 法人 が開 設以
来大切にしてきたもののひとつは、
「利用者・保護者
のニ ー ズ を満 た す ため に 環境 や運 営を 不断 に改 善し
ていく」ということです。
次ペ ー ジ に、 こ れ まで の当 法 人の 利用 者・ 保護 者
ニ ー ズ と環 境 整 備と の 関係 を時 系列 で整 理し てい ま
すので、ご確認いただけたら幸いです。当法人では、
今年度、とりわけ鞍手町内の通所4事業所について、
環境や運営面での事業所利用満足度アップのために、
正人
以 下 の とお り 行 動計 画 を策 定し 、 それ に基 づき 、法
長谷川
・事業所の方向性の明確化。
27
人が一丸となって実践していきます。
理事長
課題を解決する取り組みの実施と進捗状況の月次チェック。
10月~
に解決・克服していくかを検討する。
8月~9月
ヒヤリングや調査結果をふまえ、理事長とキーパーソンによる利用満足度アップのための戦略策
7月
キーパーソンへのヒヤリング(自事業所の強み弱み、事業の意義目的、課題と解決策など)
6月
理事長による4事業所のキーパーソン(作業班リーダー以上の職員)に対する今年度方針につい
5月
2015
の広報誌
鞍手ゆたか福祉会
人としてのゆたかさを創造する
通 巻 5349号 2015年 6月 3日 発 行( 日 刊 )
1997年 9月 18日 第 三 種 郵 便 物 承 認
Q S K( S A T O だ よ り No.133)
QSK
No.133
Q S K( S A T O だ よ り No.133)
1997年 9月 18日 第 三 種 郵 便 物 承 認
通 巻 5349号 2015年 6月 3日 発 行( 日 刊 )
利用者・保護者ニーズと施設整備との関係
時
期
①
平成3年4月
②
平成4年4月
③
平成6年4月
④
平成9年10月
⑤
平成11年3月
⑥
平成15年4月
⑦
平成15年4月
⑧
平成16年11月
⑨
平成17年6月
⑩
平成17年12月
⑪
平成18年10月
⑫
平成21年3月
⑬
平成21年4月
⑭
平成21年10月
⑮
平成23年4月
⑯
平成23年4月
⑰
平成23年4月
利用者・保護者のニーズ
「ゆたかの里」開設前に鞍手町の人に知
的しょうがい者のことを知ってほしい。
しょうがいの程度に関わらず、希望する
人は誰でも受け入れる施設がほしい。
「ゆたかの里」は定員いっぱいだけど、
どうしてもゆたかの里に通いたい。
内職作業だけではなく、本格的な授産作
業を取り入れ、働く喜びを実感したい。
無認可作業所の人も認可施設「ゆたかの
里」に通いたい。
無認可作業所「第2ゆたかの里」の人も
認可施設に通いたい。
無認可作業所「クッキー工房ゆたかの里」
の人も認可施設に通いたい。
「デイゆたか」は定員いっぱいだけど、
どうしてもデイゆたかに通いたい。
「デイゆたか」は定員いっぱいだけど、
どうしてもデイゆたかに通いたい。
給食をサンガーデンまで食べに行くので
はなく、自分たちの食堂を持ちたい。
「ゆたか工房」は定員いっぱいだけど、
どうしても「ゆたか工房」に通いたい。
デイ、小牧は、作業室が狭いので、もっ
と広くてきれいな作業棟がほしい。
「ゆたかの里」は定員いっぱいだけど、
どうしても「ゆたかの里」に通いたい。
作業所の中ではなく、地域の中で職業訓
練をしたい。
作業ではなく、就職に向けた本格的な訓
練プログラムで就職を実現したい。
デイ、小牧に続き、「ゆたかの里」も広
い作業室でゆったりと作業をしたい。
行動しょうがいのある人には、刺激が少
ない独立した環境での活動の場が必要。
ニーズに応えるための当法人の取り組み
無認可作業所「鞍手ゆたかの里」
(定員10名)開設
通所授産施設「鞍手ゆたかの里」
(定員30名)開設
無認可作業所「第2ゆたかの里」
(定員20名)開設
無認可作業所「クッキー工房ゆたかの里」(定員15
名)開設
「鞍手ゆたかの里」の定員8名増(定員38名)
認可施設「デイサービスゆたか」定員20名開設
認可施設「ゆたか工房」定員20名開設
「デイゆたか」の定員10名増(定員30名)
「デイゆたか」の定員10名増(定員40名)
「ゆたか工房」作業棟(食堂・厨房有り)(鉄骨2階
建)新築
「小牧ワークセンター」と改称し、定員20名増(定
員40名)
「デイゆたか」
「小牧ワークセンター」に第二作業棟
建設
「ゆたかの里」の定員2名増(定員40名)
就労訓練の場「キッチン工房えくぼ」開店
職業準備訓練事業所「じょぶトレーニング筑豊」
(定
員40名)開設
鞍手ゆたかの里サテライト事業所「どりーむ」開設
デイゆたかサテライト事業所「WING(ウィング)」
開設
②
①
③
⑩
④
⑭
⑫
⑫
⑮
⑯
-2 -
⑰
4月
日(火) の新聞に 掲載さ れた記事で
す。 保育の 需要がピ ークを迎 える3年後に
年後 には介護 職員が
は新たな 保育士が 約6万 9千人ほ ど必要と
なり 、
万人不足に
な ると推 計されま す。人口 流出が 進み、福
祉を担 う人材 の確保が いっそう 困難になっ
て いく中、 山間地な どでは 、高齢者福 祉事
業、し ょうがい 者福祉事 業、乳 幼児保育事
業の 拠点そ れぞれに サービス を提供してい
くことは 限界が あります 。厚生労 働省は、
今後 それらの 統合を 図り、少 ない人手でも
みなさ まこんに ちは。5月 になり木々の
やわら かい緑が 見られる ようになり、過ご
しやすい季節になりました。
福岡事業本部では 、月に2回のペースで、
各事業 所でス タッフ会 議がおこなわれてい
ます。会議の中では、事業所の日頃の様子 、
現在の 課題、 今後の取 り組み、行事、設備
面などについて話し合いが行われていま
す。 各事業所 の支援員 や支援教員たちが案
件に 対して意 見を出 し合い、ベストな方向
性が 導き出せ るよう に取り組んでいます。
し て 三 事 業を 統 合 さ せる よ う な 改 定を は ら む 内容 が
以 上 が 記 事 の 要約 で す が 、こ の 検 討 が進 む 方 向 と
スタートしたばかりです 。
大学」カレッジ久留米が
のカレッジのこれまでの
業所 独 自 の 魅力 」 の 確 立 に向 け て 、 職員 一 同 励 んで
年度 の 当 法 人の 基 本 指 針に あ げ ら れて い た 「 そ の事
がら 、 個 性 を発 揮 し て 議論 を 重 ね るこ と に よ り、 今
活用 を 進 め てい き 、 ま た支 援 教 員 が想 い を 形 にし な
に応 え る と とも に 、 今 後少 し ず つ 地域 の 社 会 資源 の
ズをしっかり捉え、それ
る学生たちの個々のニー
になりますが、利用され
らスタートしていくこと
ば 介 護 保 険優 先 と な るこ と や 、 介護 保 険 事 業所 で し
垣 間 み え ま す 。 現在 、 し ょ うが い 者 は 、
設立間もない現在は、他
福 岡 事 業本 部 で は 今年 4 月 よ り、 新 た な 「福 祉 型
各事業所スタッフ会議
取り組みを参考にしなが
切りによる生活空
間の分離が必要に
なるなど利用する
側にとっては使い
にくいところがあ
ります。そのよう
な問題が今回の統
合をはかる検討を
きっかけに整理さ
れることを願って
4月1 日から8 日まで、 5つの カレッジ
の入学式 に参加 させてい ただきま した。入
学する学 生さんの 人数も 個性も式 場も違う
た め、入 学式の形 は様々で 、厳か な雰囲気
の 入学式も あれば 、終始あ たたかな雰 囲気
の入 学式も あり、式 場にい る皆さんの心を
和ま せるよ うな入学 式もあり ました。どの
入学 式もそれ ぞれの 良さが出 ていたと思い
ます。
一方、カレッジの
入学式には共通点もあ
りました。それは、カ
レッジの先輩が新入生
の前でしっかりとそれ
ぞれの役割を果たして
いたということです。
司会や歓迎の言葉、立
ち居振る舞い等、カレ
ッジの先輩としての意
気込みが伝わってくる
と 同 時 に 、 これ ま で の カレ ッ ジ の 取り 組 み の 成果 が
こ の 様 な 場に お い て も表 れ て い るこ と を 嬉 しく 思 い
ました。
私が今年度の入学式の中で一番心を打たれたの
は 、 あ るカ レ ッ ジ の新 入 生 保 護者 代 表 の ごあ い さ つ
で し た 。 お 子 さ んが 生 ま れ 育ち 今 日 に 至る ま で の こ
と を 、 親 と し て の戸 惑 い も 含め て 穏 や かな 言 葉 で お
話 し さ れ ま し た。 そ し て カレ ッ ジ に 出 会い 、 こ こ に
お子さんを進ませようと決めたときの思いも。
私 た ち は 特別 支 援 学 校高 等 部 卒 業後 の 学 生 の皆 さ
ん を お 迎 え する こ と が ほと ん ど で すが 、 入 学 する 学
生 さ ん が 生ま れ て か ら ここ に 至 る まで の 親 の 思い 、
本 人 の 思 いこ そ し っ かり 受 け 止 める 必 要 が ある と 感
じました。
穏 や かに 話 さ れ る言 葉 の 重 みは 鞍 手 ゆ たか 福 祉 会
全 カ レ ッジ へ の 期 待の 重 み で もあ る こ と は言 う ま で
もありません。
カレッジ統括管理者
入学式に思う
14
歳になれ
した。
鞍手ゆたか福祉会福岡事業本部長
いきたいと思います。
(志免木 章)
カレッジ入学式で
10
運 営 で きる よ う に する た め の 検討 チ ー ム を設 置 し ま
鞍手ゆたか福祉会法人本部長
いま す 。
( 井手 祐輔)
カレッジ福岡スタッフ会議の様子
30
(福原 英明)
-3 -
介護・保育一本化促進へ
ょ う が い 福 祉 サー ビ ス 事 業を 行 う に あた っ て は 間仕
65
通 巻 5349号 2015年 6月 3日 発 行( 日 刊 )
1997年 9月 18日 第 三 種 郵 便 物 承 認
Q S K( S A T O だ よ り No.133)
新 年度が 始まり 1ヶ月 が経ち ましたが、
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
ゆたか の里で は、新規 の事業部 もゆっく
り ではあり ますが前 に進ん でいます。 昨今
言われて いる高 齢化に特 化した 取り組みを
始め たのは以 前も紹 介しまし たが、今回は
現 在取り 組んでい る内容を 紹介し たいと思
います 。まずは 1日の 流れです が、午前中
デイゆたか管理者
さとだ より4月 号で、鞍 手ゆた か福祉会
の基本方針が8項目挙げられていました
が、その 中のひと つ「法 人実践研 修講座」
が4月から始まりました。
初 回は理 事長の講 座で、ゆ たか福祉会の
沿革・理念や知的しょうがい者支援の実
際 、福祉型 大学づく り運動 の理念と現 状を
学び、 理事長の 福祉に対 する想 いや知的し
ょう がい者 支援を初 心から見 つめ直すこと
ができ、有意義な時間でした。
と 同 時 に達 成 感 を 感じ て も ら う 活動 を お こ ない 、 午
私 は 『 デイ ゆ た か にお け る 支 援の 実 際 』 とい う テ ー
た か の ス タ ッ フ に向 け て お 話を し た り 、方 針 説 明 会
の 中 で ご 家族 に 対 し てお 話 を し た こと は あ り ます が
同 法 人 の な か で 、他 の 事 業 所の 方 に 向 けて お 話 を す
資 料 を 作 成 する な か で 、改 め て 事 業所 の 支 援 を見
ることは初めてです。
は 驚 き を感 じ ま し た。 お 店 に 入っ て す ぐ 自分 の 好 き
つ め 直 すこ と が で き、 事 業 所 の良 さ や 改 善点 を 確 認
な ア ー テ ィ スト コ ー ナ ーを 探 し 、 好き な
的に外出の機会
を作り、皆さん
の楽しみの幅を
広げ意欲の向上
を図る支援や活
動をしていきた
表 するにあ たり、 限られ
た時間 の中でい かにわか
りや すく、 伝えるこ とが
できるの かとい うことを
心が けながら 作成し てい
ます。講 座は6月 。6月
の発 表に向け て試行錯誤
し ながら取 り組ん でいま
す。
(穴井 進)
す る こ と が でき ま し た 。ま た 法 人 の皆 さ ん の 前で 発
を 見つ け
そ ん な 中 で 先日 レ ン タ ルシ ョ ッ プ での で き ご とに
との関係作りなどをおこなっています。
い 物 ・ ド ラ イ ブ など ) を お こな い 情 緒 の安 定 や 職 員
マ で お 話 を させ て い た だき ま す 。 今ま で は 、 デイ ゆ
こ の 実 践 研 修講 座 は 各 管理 者 も 講 義を 行 い ま す。
実践研修講座スタート
後 か ら は 個 別ニ ー ズ に 応じ た 活 動 (図 書 館 利 用 ・買
は 個 別 作 業 活 動 を行 い 様 々 な機 能 低 下 の軽 減 を 図 る
鞍手ゆたかの里管理者
いと 感 じま し た。
(戸次 義浩)
小牧ワークセンター管理者
小牧ワークセンターでは、くすの木園(宗
像市 )、仲 間園(中 間市 )、みどり園(芦屋
町)の3施設との交流活動を続けています。
さて、 3月に4 施設サ ービス管 理責任者
研修 会が仲 間園で行 なわれ ました。サービ
ス管理責 任者( サビ管) とは、一 言で言う
と「 施設での サービス 提供の まとめ役」と
い ったとこ ろでし ょうか。 個別支援 計画に
関する 業務や関 係者との 連絡調 整などを行
ないます。
い つ ま で も そ の方 ら し く 通え る 事 業 所・ 法 人 で あり
す。利用者様の状態に合ったサービス提供を行ない、
や所属の作 業班を変更された方もいらっしゃいま
当 法 人 の 利用 者 様 た ちも 年 を 重 ねら れ 、 作 業内 容
に ついての意見交換を行 ないました。
の 身 体 機 能 の 低下 ス ピ ー ドを 緩 め る ため の 取 り 組み
ー プ の 見 直し が 必 要 にな っ た 施 設の 話 や 、 利 用者 様
で し た 。 利 用 者 様が 年 を 重 ね て作 業 内 容 ・作 業 グ ル
で す 。 今 回 の メイ ン テ ー マは 「 利 用 者様 の 高 齢 化」
ス 提 供 に つい て 他 施 設か ら 意 見 を頂 け る 貴 重な 機 会
向 に つ い て 議 論 して い ま す 。自 分 の 事 業所 の サ ー ビ
設 が 抱 え て いる 課 題 を 出し 合 っ た り、 今 後 の 福祉 動
年 に 一度 、 4 施 設の サ ビ 管 が集 ま り そ れぞ れ の 施
4施設サービス管理者研修会
たい と思った研修会となり ました。
(浦 のぞみ)
-4 -
「きらめき班」始動
た 時 の 笑 顔 が と ても 印 象 的 でし た 。 こ れか ら も 定 期
CD
通 巻 5349号 2015年 6月 3日 発 行( 日 刊 )
1997年 9月 18日 第 三 種 郵 便 物 承 認
Q S K( S A T O だ よ り No.133)
朝早く 、じょぶ トレに来 られる 利用者の
方 で、事 務室のド アが空い ている とのぞい
てあ いさつ をされる 利用者 さんがいます。
明 るい 大き な 声で 、
「おはようございます 」
と声を かけられ ます。す ぐに「 おはようご
ざ います 」と返事 をする と笑顔が 返ってき
ま す。朝の 元気な「 あいさ つ」と「笑顔」
で一 気にやる 気が出て きます 。利用者の方
の 声 か け な の か 。い つ も 利 用者 の 方 に わか っ て も ら
ではないですか 。それとも 、ほかに何かありますか。」
何ができていませんか 。」「できていないことが目標
い ま す 。 整 容 面チ ェ ッ ク なら ば 「 何 がで き て い て、
と 。 そ の と き の 声の か け 方 がむ ず か し いと い つ も 思
何をかくかわかりません。何を書けばいいのですか 」
な に げ な く 見 て い る と 質 問 を さ れ ま す 。「 こ こ に
日のスケジュール・目標等を記入されています。
す 。 利 用 者 の 日 報の 記 入 で す。 整 容 面 チェ ッ ク と 今
そ の 後、 事 務 室 の前 で 今 日 の作 業 の 準 備を さ れ ま
に、パワーをもらっている日常的な一コマです。
じょぶトレーニング筑豊管理者
えるような声かけをしていきたいとおもっていま
過ごしやすい季節になりました。お変
わりなく過ごされていますか。
Aさ んは、 ハローワ ークを通 じて、高齢
者 施設で面 接と実 習を行う ことにな りまし
た。企業 の担当 職員に同 行してい ただき、
仕事内 容、タイ ムスケ ジュール の確認を行
いま した。A さんは、 作業の 順番を覚える
た めに、ノ ートに記 入しな がら作業を行い
ま した。 実習先で は、支援 と並行 しiPa
dのワ ードを使 用して手 順書を 作成しまし
た。A さんは 、仕事内 容を覚え ることが大
変な のですが 、手順 書を見な がら、汗だく
に なって頑 張る姿 に良い評 価をいた だいて
います。また、他の利用
者さんもAさんの就職活
動や実習、就職に関心を
持ち、励みに繋がったよ
う で す。
iPadを使用した支援
と は ・ ・・
。基本的な機能
を使用しているのですが、
写真やビデオ、タイマー、
PDFファイルにした手
順書を取り込み活用して
います。また事業所外の
支援では、iPadのワ
ードを使って手順書など
を作成します。できるだ
けその場で、記憶が鮮明
なうちに作成するように
心がけています。私自身、
操作に苦悩するのですが、
最大限に活用できるよう
に奮闘しています。
(山本 浩子)
ワークセンター宇美管理者
5月、 風薫る季 節です。 日差し も穏やか
で、 日々の 作業や余 暇、何を するにも気持
ちの良い時期となりました。
さて 、ワーク センタ ー宇美で は前年度ま
で全体の 1割の 方がご利 用されて いた「計
画相 談支援サ ービス 」を今年 度より、すべ
ての通所 利用者の 方に利 用いただ くことに
なり ました。 利用者さ んには 、サービス計
画 相談支 援事業所 とご契 約いただ き、ご自
宅やグ ループ ホームで の生活 の場面、日中
活 動の場 面などそ れぞれの 箇所で のご本人
または ご家族 の〈思い 〉を達成 するための
「 サービス 利用計 画」の作 成をお願 いして
中 か ら 、 言 葉 の裏 に あ る 「真 の ニ ー ズ」 に 気 づ ける
の 利 用 者さ ん の 発 言や 連 絡 帳 記載 の ご 自 宅の 様 子 の
表 現 を さ れ る 方 も あ り 、〈 思 い 〉 は 様 々 で す 。 日 頃
ま の 生 活を 続 け て いけ れ ば い い 」と い っ た 抽象 的 な
っ た 明 確 な ご 要望 を 挙 げ られ る 方 も いれ ば 「 こ のま
ま た 、面 談 中 は 「 ここ を こ う して い き た い」 と い
ッフ一同努力していきたいと思います。
り の よ り 細か い 〈 思 い〉 に お 応 えで き る よ うに ス タ
見 や 提 案 が 加 わ るこ と で 、 利用 者 さ ん お一 人 お ひ と
し て い た 個別 支 援 計 画に 、 外 部 の事 業 所 の 新た な 意
今 年 度 よ り 、 当事 業 所 と ご本 人 、 ご 家族 間 で 作 成
す。
れた新た な個別支援計画を作成しているところで
い ま す 。 当 事業 所 で は 、そ れ ら の 計画 内 容 を 取り 入
計画相談支援事業所と協力して
アンテナを磨きたいと思います。
(飯田 浩二)
-5 -
声かけのむずかしさ
す。
(吉見 弘司)
実習の様子
iPad でマニュアル確認
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1997年 9月 18日 第 三 種 郵 便 物 承 認
Q S K( S A T O だ よ り No.133)
じょぶトレーニング行橋管理者
企業実習
カレッジなが
さき が開 設 され 、
この春で3年目
を迎えます。そ
こで就労移行の
取り組みが始ま
る前に、じょぶ
トレ 行橋 に 見学 、
体験に行ってま
いりました。
どん な取り組 みを行 うのかみ んな興味津
々でし た。行 橋の利用 者の方が 行っている
それぞ れのカリ キュラム 内容を 真剣な眼差
しで学生 は見てい ました 。やはり そこは自
分 たちが行 う内容 。しっか りと見 学しなが
らメモをとっていました。
実 際 に 体 験 もさ せ て い ただ き 、 緊 張感 を 持 ち なが
ら 、 カ リ キ ュラ ム を お こな う 学 生 。一 つ の 作 業を 黙
々 と こ な す学 生 。 短 い時 間 で し たが 、 と て も有 意 義
な 時 間 を過 ご す こ とが で き ま し た。 感 想 に おい て も
「 難 し か っ た け ど 、 や り が い を 感 じ ま し た 」「 仕 事
に 就 く た め の ト レー ニ ン グ 、こ れ か ら 頑張 っ て い き
た い と 思 い ま す 」「 カ レ ッ ジ と は 違 う 雰 囲 気 を 感 じ
ました」とさまざまでしたが、実際見学することで、
就 労 に 向 けて の 取 り 組み を 肌 で 感じ る こ と がで き た
よう です 。
そ れ ぞ れ が 就 労に 向 け て 、 自分 に 合 っ た仕 事 は 何
か ? ど ん な 仕 事 に興 味 が あ るの か ? し っか り と 考 え
なが ら、見つ けて
いって ほしい と思
います 。私たち 支
援教員も 学生のニ
ー ズに応 えられる
よ うに就労 先の開
拓に 努めてい きた
いと思います。
(山本 和子)
行
現
度
護
介
体験の様子
体験の様子
県央セ ンターが お世話に なって いる関係
機関 のひとつ 、株式 会社ジャ ストヒューマ
ンネット ワークさ んが、 5月 日 (土)に
障害者 が働く ための& 働く大 人に向けて企
画された「情報フェスタ 」を開催されます。
今年は 県央の登 録者さん もお世 話になっ
てい る医療 法人悠志 会パーク サイドこども
のこころ クリニッ ク院長 の原田剛 志先生が
「発 達障害を 知り、働 く大人 になるために
今 必要なこ とは」 と題して 基調講 演をされ
ます。 この他に も福岡 市を中心 とした地域
の就 労移行 支援事業 所や相 談機関がブース
を設けてそれぞれの取り組みを紹介した
り、 就職活動 に関する 相談を 受けたりしま
す 。また 、後半に は就労支 援の制 度説明会
も 開 催 さ れ ま す 。「 企 業 で 働 き た い ! 」 し
ょ うがい者 のみなさ んが就 職準備や就職活
動 に 役 立 つ情 報 が 集 まっ た フ ェ スタ で す 。 当事 者 ・
保 護 者 ・ 医 療 関係 者 ・ 教 育関 係 者 ・ 企業 な ど 、 どな
た で も 参加 で き ま す。 入 場 無 料で す の で 、興 味 の あ
る方は是非足を運んでみてください。
「情報フェスタ」開催のご案内
福岡県央就業・生活支援センター管理者
若葉が 香るころ となりま したが 、いかが
お 過ごし ですか。 さてこの 度、4 月より、
新し い介護 報酬での 事業所 運営がスタート
しま した。今 回の介護 保険制 度改正・介護
報酬改 正に伴い 、当施設 の利用 料も次のと
お り変更 になりま すので お知らせ いたしま
(党 初美)
す。皆様、ご確認をお願いいたします。
要支援1(月
額)
2,115円
(4月利用分から)
1,674円
要支援2(月
額)
4,236円
3,377円
要介護1(1回あたり)
705円
641円
要介護2(1回あたり)
831円
757円
要介護3(1回あたり)
957円
874円
要介護4(1回あたり)
1,082円
990円
その他加減算
要介護5(1回あたり)
1,208円
1,107円
要支援1
48円/月
体制強化加算
要支援2
96円/月
要介護
12円/回
0円
介護職員処遇改善加算
報酬の1.9%
報酬の4%
なし
片道47円
30
(横谷 佳代)
-6 -
ふれあいYOUYOU館管理者
改
定
《4月以降ふれあいYOUYOU館利用料》
サービス提供
送迎なし減算
介護保険改正・介護報酬改正
基本利用料
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就労移行カリキュラム
カレッジながさき管理者
すまいる管理者
入学式 を終える と、新し い生活 が始まり
を頑 張ります 。そして 金曜日 に逆パターン
の乗 り換えで 自宅ま で帰りま す。現在帰り
の パターン を練習中 です。 最初は不安そ う
で したが 、手帳の 提示~お 金の支 払い方法
ば ん を 持 っ てる ん で す よ笑 ! 結 構 両替 の タ イ ミン グ
も 難し い ので す)
又 、 乗 り 換 え の バス も 一 時間 に 一 本 涙( 等) な ど 、
なかなかマニュアル
通りには行かないの
ですが、練習を重ね
るうちに少し余裕も
出てきました。ご家
族も心配されている
と思いますが・・き
っと大丈夫です!一
人で通って、帰宅時
も「ただいまー!」
と元気に帰ってくる
日も近いはず。応援
。
・・・
新緑が 目にまぶ しい季節 となり ました。
今年度 も、より 充実した 1年に なるように
スタッフ一同頑張っていきたいと思いま
す。
4月初 旬に桜 がアッと いう間に 満開にな
今年度もがんばります!
鞍手ゆたかの里支援員
平成
年度より デイゆた か共同 作業班は
名での体
ま す 〈 ぽれ ぽ れ 班 〉で す 。 名 前 の由 来 は 、 スワ ヒ リ
で き る よ う に過 ご し て いけ た ら い いな と 思 い ます 。
り、缶つぶし等の室内作
(石津翔子・吉川幸宏)
〈 り あ ん 班 〉は 利 用 者 8 名、 ス タ ッ フ3 名 で 新 た
に出発します。作業面で
は回収作業がメインにな
ッ フ と 共 に ゆ っ くり と 歩 い てい る と 利 用者 さ ん の 笑
業も行っていきます。余
りますが、引き続き箱折
顔 が 見 ら れ る こ とが よ く あ りま す 。 利 用者 さ ん の 笑
に☆
いく予定です。お楽しみ
りで随時情報を発信して
てはこれからのさとだよ
班〉 の活動の様子につい
〈ぽれぽれ班〉
〈りあん
す。
援していきたいと思いま
スタッフの絆を大切に支
いう 意味です。利用者と
ます 。
「り あん」 とは絆と
動かしていきたいと思い
く取り入れて楽しく体を
暇活動では野外活動を多
っても楽しみな活
動になればと期待
しています。私は
自宅では全く運動
をしないので一緒
に歩くことをとて
も楽しみに感じて
いま す 。
今年度もよろし
くお願いします。
(西村 義澄)
シ ョ ン も 取 り な がら た く さ ん歩 い て 利 用者 さ ん に と
顔 は 私 に と っ て 活動 へ の 原 動力 で す 。 コミ ニ ュ ケ ー
節 ご と の 風 を 感じ な が ら リ フレ ッ シ ュ を兼 ね て ス タ
慣 作 り を し っ かり と 行 っ て行 き た い と思 い ま す 。 季
ォ ー キ ン グ が 好き な 方 も おら れ る の で体 を 動 か す習
ふれ あい活動 班の利 用者さん の中にはウ
しまい ました 。季節の 巡りの 早さを感じら
4月 から新 しい事業 部として 活動を行い
それぞれの班の紹介をしましょう。
更です。
制を細 分化し て支援の 充実を 図るための変
かれて活 動を行い ます。 従来の
〈り あん班〉 と〈ぽ れぽれ班 〉の2班に分
27
語 で 「 ゆ っ くり 、 の ん び り」 を 意 味 しま す 。 自 分た
デイゆたか支援員
れる この頃で すが、利 用者の 皆さんとの屋
新事業部紹介
ち の ペ ー ス で あ せ らず 、 ゆ っ くり と ス テ ップ ア ッ プ
笑顔いっぱいでウォーキング中です
外活動に持ってこいの季節です。
り、桜 をゆっ くりと楽 しむ間も なく散って
16
多くの ことに チャレン ジしなく てはいけな
くな りますよ ね!今回 は、高 校から自宅ま
での 「通学 練習」を ヘルパー と一緒に頑張
っ て いる 方の 風 景で す 。
分で 学校へ到 着!寄宿
分程 揺られ 、筑豊電鉄に乗
分、徒 歩
20
西 鉄バス に
り換え
30
舎にて 5日間を 過ごし 、学校と 寄宿舎生活
15
~ ・・
( 田 舎 事 情も あ る の か? 筑 豊 電 鉄は 車 掌 さん に
直 接 両 替 して も ら い ます ! 黒 く て大 き な ガ マ 口の か
春は新しい事がいっぱい
してますからね
(北平 由紀子)
-7 -
通 巻 5349号 2015年 6月 3日 発 行( 日 刊 )
1997年 9月 18日 第 三 種 郵 便 物 承 認
Q S K( S A T O だ よ り No.133)
デイゆたか支援員
3月のよか~活動
日 はなぜ か?上着が
3月は 天候がグ ズつく日 が続い ていまし
たが、 余暇活動 日の
ル 班 で 毎 日、 段 ボ ー ルや 新 聞 紙 の回 収 を す る作 業 を
向 か い 、 そ こ か らは 班 ご と に別 れ て 見 学で す 。 み な
た り ( こ の 日 は 見晴 ら し 良 く能 古 島 や 志賀 島 が 見 え
ま し た )、 登 っ た 後 高 所 恐 怖 症 を 告 白 す る な ん て こ
と も 。 地 上 に 降 りた 後 は 昼 食 や買 い 物 を した り タ ワ
ー 周 辺 の散 策 を 楽 しま れ て い まし た 。 ケ ガも な く 無
思 いました 。利用者
(向井 直美)
事 帰 路 につ く こ と がで き 、 私 も企 画 し て よか っ た と
いことも多くて疲れる
ます 。
企画をし たいと思い
と満足し てもらえる
に「余暇は よか~」
す。次回も みなさん
のみなさん に感謝で
のことを見かけたら応
照れるけど、皆さん僕
しています。ちょっと
れでも毎日楽しく通勤
こともあるけれど、そ
き で 、 カ ラ オ ケサ ー ク ル に入 り ま し た。 ま だ 慣 れな
て い ま す 。 カラ オ ケ で いろ い ろ な 歌を 歌 う こ とも 好
み の 日 には 弟 の 試 合を 見 に 行 った り 、 お 手伝 い を し
生 懸 命 頑 張 っ て いま す 。 好 きな こ と は 「野 球 」 で 休
さ ん 思 い 思 い の 場所 で 記 念 撮影 し た り 、景 色 を 眺 め
い ( 笑 ) 最 初 にエ レ ベ ー タ ーに 乗 り 5 階の 展 望 室 に
立 っ て お り ま す! お お ォ ~近 く で 見 ると や っ ぱ り 高
一 の 高 さ ( 2 34 m ) を 誇る 福 岡 タ ワー が デ ~ ンと
ク ド ー ム が 見 え、 そ の 先 に海 浜 タ ワ ーと し て は 日本
で顔 がゆるゆ るに…あ っとい う間にヤフオ
れん ばかりの 笑顔と笑 い声♪ なんだか私ま
ではみ なさん のおしゃ べりが 弾みます♪溢
なので すが、 月に一度 のお楽し み~☆車内
のドラ イブ。 日頃は作 業に追わ れクタクタ
た!行 き先は福 岡市、 バスに乗 り込み長め
いらな いくらい のポカ ポカ陽気 となりまし
14
リサイ クル班の 新メンバ ー野田 さんは、
明る くてお話 が好きで 作業に も一生懸命取
り 組 ん で く れ て い ま す 。 時 々 、「 き つ く な
いかな? 」と心配 してい ます。こ れからも
(石橋 正嗣)
楽しく 、笑顔 で毎日過 ごしても らえたらと
思 いま す 。
野田さんからご挨拶
皆さん 、こんに ちは。 はじめま して「野
小牧ワークセンター支援員
し て い ま す 。少 し ず つ 何を す る か が分 か っ て きて 一
養 護 学 校 高 等 部 を卒 業 し て 、デ イ ゆ た か のリ サ イ ク
田 雄 大 」( の だ た け ひ ろ ) で す 。 僕 は 、 3 月 に 直 方
リサイクル新メンバー紹介
援 して く ださ いね !
不安と期待を抱いて
5月の 連休も終 わり、み なさま 体調崩さ
れて いませ んか?気 を引き締 めて新年度を
迎えてか らこの 1ヶ月間 で疲れが 溜まって
きているのではないでしょうか?
利用者の 方は、 季節の変 わり目や環 境の
変化 に敏感な 方たち ばかりで すので、きっ
と疲れは 私たち以 上に感 じている ことと思
います。
そ んな中 、高校を 卒業し て、2年間事業
所内で のプロ グラムや 座学に 取り組み、仕
を見守りたいと思
さんの成長する姿
た。これからもS
が目に浮かびまし
命頑張っている姿
と同時に、一生懸
とても嬉しく思う
したいからです 」と前向きな答えが返ってきました 。
す よ 」 と 高 評 価 で し た 。 S さ ん に 尋 ね る と 、「 就 職
出 向 の 職 員に 様 子 を 聞く と 「 良 く動 い て 頑 張っ て ま
始 め の 頃 は 、 疲れ た 様 子 で帰 っ て き てい ま し た 。
へと送り出しました。
力 を 発 揮 す る 方 もい ま す 。 それ を 期 待 し、 企 業 出 向
ん な 課 題 は 残り つ つ も 、実 際 に 企 業で 働 け ば 意外 と
学 校 を 卒 業 し て 社会 に 出 る の は初 め て 。 まだ ま だ 色
用者Sさんが、3月より企業出向に行き始めました 。
事 に 対 する 姿 勢 や 社会 の ル ー ル・ マ ナ ー を学 ん だ 利
じょぶトレーニング筑豊支援員
います。
(田中 澄代)
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通 巻 5349号 2015年 6月 3日 発 行( 日 刊 )
1997年 9月 18日 第 三 種 郵 便 物 承 認
Q S K( S A T O だ よ り No.133)
桜 が 見 頃 を 迎 え 、「 さ ぁ こ れ か ら お 花 見
をしよう!」と楽しみにしていた4月初旬、
連日降り 続く雨 にあっと いう間に 散ってし
まい 、今年は 大変残 念な思い をしました。
皆様の中 にも同 じ思いを された方 がいらっ
しゃるのではないでしょうか?
さて、ワ ークセン ター宇 美の新年度ス タ
ート 最初の郊 外行事は 4月末 、北九州にあ
る 『いの ちの旅博 物館』 へ行きま した。入
ってすぐに
召し上がられていました。
中 か ら 好 み の 味を 選 ん で もら い 、 皆 さん で の ん びり
ン に て 、チ キ ン ス テー キ ラ ン チ を3 種 類 の ソー ス の
ま た 昼 食 で は、 博 物 館 近隣 の フ ァ ミリ ー レ ス トラ
一同 「来 て 良か っ たと !」 喜 びを 感 じま した 。
い 表 情 や 、 テ ンシ ョ ン の 高ぶ り を 目 に し、 ス タ ッ フ
し た 時 間 を過 ご さ れ てい ま し た 。普 段 で は 見ら れ な
れ る 利 用 者 さ ん と、 様 々 な 楽し み 方 で 、と て も 充 実
ら れ た り 、お 土 産 コ ーナ ー に て 買い 物 の み を楽 し ま
味 の 利 用 者 さ ん 。ま た 、 ス タン プ ラ リ ーを 足 早 に 周
の 化 石 や 標 本を 、 食 入 るよ う に 観 覧し 、 や や 興奮 気
る 利用 者 さん や多 く
と下 を 向い て進 まれ
に圧倒され「怖い!」
スの 骨 格実 物大 模型
あ る ティ ラノ サウ ル
博物館見学
次 回 も 皆 さん に た く さん 笑 顔 に なっ て い た だ ける
新年度 が始まり 、気付け ば四月 も後半に
なりまし た。新入 生はこ れから迎 える生活
に ドキドキ 。その 陰で別の 意味でド キドキ
して いる学 生たちも います 。新しく3年生
にな った学生 たちで す。3年 生からは就労
移行プ ログラ ムを実施 します。 カレッジ福
岡の就 労移行は 、1、2 年生同 様、普通科
と生活技 能科と2 コース あります 。普通科
は 清掃実務 、パソ コン実務 、倉庫 内関連実
務、 SST 、インタ ーンシ ップなど、いろ
いろ なプログ ラムが あります 。生活技能科
は対人 関係や 作業スキ ル、身だ しなみなど
の学習 やトレー ニング、 一日を 通して作業
所や職場 の環境で 過ごす というプ ログラム
な ど があ りま す 。
これらの就労スキル養
成プログラムと同時に、
1、2年生時に行ったス
ポーツや資格・検定、自
主ゼミ、自主研究などの
社会的スキル養成プログ
ラムも実施します。支援
教員の準備は大変ですが 、
それ以上に、これまでと
内容が変わってしまうの
で学生の方が大変だろう
なぁと思っています。思
っていましたが違いまし
た。学生は楽しんでいま
した。新しい世界に対す
る不安もありますが将来
への期待のほうも大きい
のでしょうか。支援教員
はそんな学生の姿を見る
と私たちも頑張らなけれ
ばと思います。
(長尾 知佳)
カレッジ福岡支援教員
つい最近正月を迎えたつもりだったの
に、あ っとい う間に新 年度を迎 え、気がつ
けば 庭の躑躅 (つつじ )が花 を咲かせてい
まし た。道 を歩けば 、空き地 に新しい店が
出 来かけて います 。はてこ こには以前 何が
立 ってい たのかと 考えて も出てこ ない。無
常なものです。
先月長 尾さんが 書かれ ていたの ですが、
早い ものでカ レッジ福 岡も1 年生から4年
生が揃いました。来春には初めての卒業式 。
か も し れ ま せ んが 、 着 実 に夏 の 足 音 が近 づ い て きま
( い ら か ) の波 と 雲 の 波」 を 泳 ぐ 鯉 の姿 は 見 え ない
「SATOだより」にこの駄文の乗るころには 「甍
えています。南から北まで咲いている花も様々です。
ど う せ なら 、 ミ ヤ マキ リ シ マ でも 見 て く るか と も 考
ぞ 」 と 友 人 の 墓 参り に 宮 崎 まで 出 か け よう と 思 い 、
生 の 誕 生 日 で も あ り ま す 。 連 休 中 、「 ま だ 生 き て る
も う 初 夏 な の です よ ね 。 蛇足 な が ら 、八 十 八 夜 は小
頃 で 春 の 風 情 。 け れ ど も 、「 夏 も 近 づ く 八 十 八 夜 」
さ て 、 この 時 期 の 連休 、 東 北 、北 海 道 で は花 見 の
互い心に残るものにしたいと思います。
間 の 共 有 か も し れ ませ ん が 、 そこ に 集 っ た人 々 が お
み ま せ ん 。 カ レ ッジ で の 生 活は さ さ や かな 時 間 と 空
っ て 、 納 得 の でき る 仕 事 が見 つ か る こと を 念 じ て止
備 え た 訓 練 や従 業 に い そし ん で い ます が 、 彼 らに と
半 分 は 就 労支 援 課 程 へと 移 行 し 、今 後 の 社 会 生活 に
刹 那 に 感 じる の で す から 。 今 、 カレ ッ ジ の 学生 の 約
会 に 出 る な ん て 早 す ぎ る 」、 カ レ ッ ジ の 4 年 で さ え
理 事 長 の お 言 葉 で は な い で す が 、「 高 等 部 卒 業 で 社
さつきばれ
す。
(中垣 雅典)
-9 -
ワークセンター宇美支援員
ような企画を考えたいと思います。
(武田 由美)
普通科の就労移行 清掃実務
裁断作業
生活技能科の就労移行
通 巻 5349号 2015年 6月 3日 発 行( 日 刊 )
1997年 9月 18日 第 三 種 郵 便 物 承 認
Q S K( S A T O だ よ り No.133)
就労移行への取り組み始動
カレッジ福岡主任
出会いの 4月。 ここカレ ッジな がさきに
日から
はじめ まして、こ
の たび3月
ことをこ こカレ ッジ早稲 田で生 かしていき
学ん だことや 学生たち から教 えてもらった
方 々に感謝 すると ともに、 カレッジ福 岡で
様々なこ とを学 びました 。カレ ッジ福岡の
ッジ 福岡で研修し、
ま す。2か 月間カレ
任した 君島誠と申し
カレ ッジ早稲田に 赴
30
威 風 堂 々 の 曲と と も に 新入 生 が 入 場 。長 谷 川 理 事長
た 格 好 、 緊 張 し た顔 つ き で した 。 新 入 生入 場 で は 、
入 学 式 当日 は 、 み んな 普 段 見 られ な い び しっ と し
す。
に 成 長 し て いけ る よ う に頑 張 っ て い きた い と 思 いま
学 生 た ち と 共 に 学び た く さ んの 出 来 事 を共 有 し て 共
あ る 場 所 にあ り ま す 。こ の 地 で 、カ レ ッ ジ 早稲 田 の
平成
年
月
4
日 、カレッ ジ北九 州で2
6
は、 笑顔いっ ぱいで した。社 会にでると、
ーツ 姿で見せ に来てく れた学 生さんの表情
入 学 式 当 日 、「 自 分 で 結 び ま し た 」 と ス
結べるようになりました。
か ら練習 、毎日の 練習を 積み重ね 、一人で
タ イ結び。 放課後 残って練 習、家に帰 って
まし た。簡 単そうに みえて実 は複雑なネク
える 前に、授 業でネク タイの 結び方を学び
回目の 入学式 が行われ ました。 入学式を迎
27
し ず つ で す が 、 確 実に 力 が つ いて き て い ます 。 式 次
で新入生を歓迎します。
ハンドベルの曲名は『ビ
リ ー ブ 』。「 た と え ば 君
が傷ついてくじけそう
になったときは必ずぼ
くがそばにいて支えて
あげるよその肩を」こ
の歌詞のように、仲間
を思いやる気持ちを持
ってカレッジ生活を送
ってほしいと思います。
(髙田 瑞希)
初めまして 、こんにちは。
に 成 長 し た 」 と 嬉し い お 言 葉を い た だ きま し た 。 少
し て 出 席 さ れ てい た 母 校 の先 生 か ら 「1 年 間 で 本当
で 運 営 を 行 いま し た 。 その 活 躍 ぶ りを 見 て 、 来賓 と
入 学 式 では 、 受 付 や司 会 進 行 など 、 学 生 さん た ち
でほしいと思います。
う 。 そ のと き の た めに も 、 継 続し て 練 習 に取 り 組 ん
ネ ク タ イ を 身 に つけ る 機 会 が増 え て く るこ と で し ょ
2年目を迎えて
第 、 飾 り付 け 、 歓 迎の あ い さ つ、 ハ ン ド ベル の 演 奏
(君島 誠)
カレッジ北九州支援教員
櫻井美紗都と申します。カ
レッジ福岡で研修をさせて
いただき、3月の終わりよ
りカレッジ早稲田にて勤務
させていただいております。
福 岡 と 東京 で 環 境 は 大き く 変 わ りま し た が 、毎 日 前
多 く の 笑顔 に 私 自 身、 日 々 元 気 をも ら っ て いま す 。
を 出 す タイ ミ ン グ や 声の 出 し 方 、歌 う と き の姿 勢 な
ま た 、在 校 生 の 努力 や 不 安 と期 待 の 新 入生 、 そ し
ま だ ま だ 力 不 足 では あ り ま すが 、 学 生 たち が 「 カ レ
向 き に カ レ ッ ジ に通 っ て く る学 生 た ち の姿 は 福 岡 も
て 、 温 か く 見 守 る保 護 者 の 方々 の 中 に は涙 さ れ る 方
ッ ジ が 楽 し い 。」「 今 日 も カ レ ッ ジ に 行 き た い 。」 と
ど 今 ま で の 練 習 の成 果 を 十 分に 発 揮 す るこ と が で き
もいらっしゃり、歌いながら感動してしまいました。
思 え る よう 励 ん で いき た い と 思い ま す 。 ど うぞ 宜 し
東 京 も 同 じ く輝 い て い ると 感 じ ま す。 そ し て 、そ の
こ の 一 人一 人 と の 出会 い を 大 切に 「 学 生 と 共に 成 長
(櫻井 美紗都)
くお願いいたします
ました。
今 回 の 成 功 につ な が っ たと 思 い ま す。 当 日 は 、楽 器
安がありましたが、毎日の努力を続ける中で上達し、
の 楽 器 に 挑戦 し て も らう こ と で 在校 生 に 戸 惑い や 不
使 っ て の 練 習で は 、 全 員が 経 験 し たこ と な い 初め て
か べ な が ら 、 毎 日、 練 習 に 取り 組 み ま した 。 楽 器 を
援 教 員 に よる 合 唱 、 合奏 。 新 入 生の 喜 ぶ 姿 を思 い 浮
初 め て の 取り 組 み と して お こ な った の が 学 生、 支
初めてです。
」と言われるほどでした。
の 挨 拶 で は 、 開 口 一 番 、「 こ ん な に 厳 か な 入 学 式 は
た い と 思 っ て い ます 。 カ レ ッジ 早 稲 田 は、 早 稲 田 通
はじめまして
も 新 た な 出 会 い があ り 、 4 月8 日 に 新 入生 5 名 の 入
カレッジ早稲田支援教員
り 沿 い に あ り多 く の 学 生 たち が あ ふ れて い る 活 気の
入 学 式
学式がありました。
カレッジながさき支援教員
していくぞ。
」と決意が深まりました。
(林 光雄)
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通 巻 5349号 2015年 6月 3日 発 行( 日 刊 )
1997年 9月 18日 第 三 種 郵 便 物 承 認
Q S K( S A T O だ よ り No.133)
カレッジ久留米支援教員
こんに ちは、4 月よりカ レッジ 久留米に
採用となりました、原田なつみと申します 。
精い っぱい頑 張ってい きたい と思います。
よろしくお願いいたします。
4 月1日よ りカレ ッジ久留 米がオープン
し ました 。2日に は、カ レッジか ら徒歩
分ほどの ところ にある石 橋文化セ ンターに
お花見 に行きま した。 お天気も 良く、桜も
満開 で最高の お花見日 和でし た。ブルーシ
ート を広げ丸 くなっ てみんな でお弁当を食
た り して いま す。 4月
末に は歓 迎イ ベン ト を
行い 、5 月 には バス ハ
イクを予定していま
す 。カ レッ ジで の 生活
や イベ ント を 通し て、
も っと お 互い のこ とを
知 り 、仲 が深 まれ ば い
いな ぁと 思い ま す。 今
後の 生活 が とて も楽 し
み です 。こ れか らた く
さ んの 思い 出 を作 って
15
一番右が今年入職したわたくし原田 なつみです
なつみ)
ん な で お 弁 当 を 食べ た り 、 お話 を し た り、 歌 を 歌 っ
の み な さ ん 仲 が良 く 、 昼 休み に は 机 をく っ つ け てみ
た よ う で 、 毎日 楽 し そ うに 登 校 さ れて い ま す 。学 生
現 在 で は、 カ レ ッ ジの 生 活 に も少 し ず つ 慣れ て き
張もほぐれてきたようでした。
と て も 楽し そ う に 過ご さ れ て いま し た 。 少し ず つ 緊
べ た り 、 鯉 に え さを あ げ た りと 、 学 生 のみ な さ ん も
カレッジ久留米開校
い きた い と思 いま す。
(原田
4月になって
こんに ちは、サ ンガーデ ン鞍手 の前田で
す。 サンガー デン鞍 手では4 月になって新
体制で仕事するようになりました。
以前は 宿直があ ったの ですが今 年度から
夜勤 になり 朝食、夕 食を号館 で作るように
なりまし た。利用 者の方 々にはア ットホー
ムな感 じで作 りたての 食事を提 供できるよ
う になって 良かった と思い ます。女性ス タ
ッフには 手際良 く料理を 作って いただいて
サンガーデン4号館支援員
皆さん こんにち は!サン ガーデ ン4号館
で支 援員をし ていま す松原と 言います。今
日 は、4 月より開 始された 号館食 について
書きた いと思い ます。 この原稿 を書かせて
いた だいて いる日は ちょう ど号館食になっ
て1カ月目です。
正直 最初は本 当にでき るか不 安な部分が
た くさんあ りまし た。刃物 を使うこ とやそ
れぞれ 食事内容 が違うこ と、き ざみ食など
の対 応など、 家庭で の調理と は全く違いま
す 。そん な中、号 館スタ ッフや本 部の方た
ただいたり早々の対応
と思います。
援に取り組んでいこう
に愛情込めて調理や支
皆の笑顔が見れるよう
います。!これからも
ます。ありがとうござ
に乗っていただいてい
には毎日のように相談
特に栄養士の原田さん
た。今はまだまだ
後には立派に料理
ができることを確
信しました。でき
れば、保護者のお
母さん方にも教え
ていただけたら幸
いです。よろしく
利弘)
(松原 裕美)
も い ろ い ろ 協 力し て 下 さ り、 必 要 な もの を 揃 え てい
と 周 り を 見れ る ほ ど にな っ て き まし た 。 本 部 の方 々
れている」や「これはあまり好きではないのかな?」
で も 今 は 利 用 者の 方 の 反 応を 見 て 「 これ は 喜 ん でく
特 に 時間 が 経 つ の が早 く 感 じ た一 カ 月 間 でし た 。
毎日の食事作りに慣れてきたところです。
ち と あ ~ で もな い こ ~ でも な い と 悩み な が ら 何と か
4月から開始!号館食
をしてくれています。
調理ミーティングの最中です
ですが半年後1年
て く れ る ス タ ッ フの 多 さ に 感動 し 、 心 強く 思 い ま し
作 る な ら 「美 味 し い もの を 食 べ て欲 し い 」 と言 っ
くれ てい ま す。
ー じ ゃ な い 」 とい い な が ら一 生 懸 命 頑張 っ て 作 っ て
る ん か ね ー」 等 々 、 ス タッ フ 同 士 であ ー じ ゃ ない こ
い う や り か た で 良 か っ た か ね ー 」 と か 、「 こ れ ゆ で
い ま す が 男 性 スタ ッ フ は おぼ つ か な い様 子 で 「 こう
サンガーデン鞍手主任支援員
お 願い しま す 。
(前田
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通 巻 5349号 2015年 6月 3日 発 行( 日 刊 )
1997年 9月 18日 第 三 種 郵 便 物 承 認
Q S K( S A T O だ よ り No.133)
グループホームらいふ支援員
新年度 が始まり 1ヶ月経 ちます が、新し
い生活には慣れて来た頃でしょうか?
らいふ 入居者の Aさん とNさん は日中じょ
ぶトレ ーニング 筑豊を 利用して いるのです
分 程度なわ とびをして
が、ダイエットと体力作りを兼ねて、毎朝、
8時か ら8時 半の
ので 、時間通 りに来な いとき や、途中で部
すが 、Aさん はマイペ ースな ところがある
います 。Nさ んは時間 には始 めているので
30
満開だ った桜も 菜種梅雨 に流さ れ、すっ
かり葉 桜になっ てしまい ました 。そんな春
の日の 午後、グ ループ ホームで 防災・避難
訓練を 実施しま した。 実際に警 報ベルを鳴
らし、 決めら れたルー トを避難 、消火作業
を行い ました 。ベルの 音が怖い という利用
者 さ ん 。 お 部 屋 ま で 迎 え に 行 き 、「 走 っ た
らだ めだよ」 と一緒に 廊下を 逃げました。
避難 訓練とい えば小学 校くら いでさんざ
ん叩 き込まれ る「押 さない・ 駆けない・し
ゃ べ ら な い 」 の「 お か し 」で す が 、 最近 で は 「 戻ら
つつがなく避難訓練を終えることができました
が 、 半 年 ほ ど 続け て い ま す。 N さ ん は始 め て 1 ヶ月
標 を 決 め て 頑 張 ろう と 思 っ ても い つ の 間に か 止 め て
が 、 や は り 気 に なる の が 、 あく ま で こ れは 訓 練 で あ
ない」を足した「おかしも」、さらに「近づかない」
し ま っ て い る こ とが 多 い の で、 利 用 者 さん を 通 し て
ち着いて行動できるか
どうかは、そのときに
なってみないとわかり
ません。
だからこそ 、
「防災」
レジデ ンス大村 が開所し て約半 年。この
4月 からは新 たな利 用者も加 わり、楽しく
会 話しな がら一日 一日を過 ごして います。
と あ る 週 末 、「 週 明 け に ば ぁ ば ( 祖 母 )
が来 るから キレイな 部屋を見 せたいんだ」
と一人の 女性利用 者が私 に話して くれまし
た。彼 女はこ れまで自 宅の部屋 も自分一人
で 片付けを したこと がなく 何をどう片付 け
やってみる。こうや
って一歩一歩自立へ
もちろん、訓練をおろ
守っていきたいと思
姿を、これからも見
向けて成長していく
そかにしていい理由に
(冨澤 由羽)
今 回 は 支 援員 と 一 緒 に。 次 の ス テッ プ は ま ず一 人 で
ん。
のお二人のにこやかな表情は忘れる事ができませ
居 室 で し ばら く 談 話 して 過 ご さ れま し た 。 あの と き
ら れ 、 居 室 を 見 てビ ッ ク リ !2 人 は キ レイ に な っ た
そ し て 翌 日、 ば ぁ ば がグ ル ー プ ホー ム を 訪 ねに 来
けでなく、気持ちもスッキリしました。
日 か け て 整 理 をし 、 最 後 は居 室 を 雑 巾が け ! 居 室 だ
は 種 類 別 に分 け て 整 理 。い ら な い 物は 処 分 。 と約 半
衣 類 は 一 枚 一 枚丁 寧 に 畳 み 、タ ン ス へ 直し 小 物 類
付けをしていくことにしました。
た ら い い のか 悩 ん で いる 様 子 で 、支 援 員 と 一緒 に 片
レジデンス大村支援員
います。
が一番だと思います。
レジデンスでの生活
はなりませんけどね。
(岡崎 亮輔)
い つ だ っ て 唐 突 なも の で す 。 そう い う 時 、実 際 に 落
知 し て い た か ら こそ で す 。 災害 や 事 故 とい う の は 、
る こ と 。 ス ム ー ズに 終 了 で きた の も 、 あら か じ め 告
りますのでご相談くださ
体験を随時受け入れてお
・関心のある方は見学・
屋空きがあります。興味
所されましたので、一部
立に向けて一名の方が退
話は変わりますが、自
い ま す。
ち、頑張ってみようと思
毎日続けられる目標を持
継 続 す る こ と の 大切 さ を 教 えら れ ま し た。 無 理 な く
く ら い で す が 、 先 日 、『 二 重 飛 び が で き る よ う に な
防災・避難訓練
を加えた「おかしもち」と呼ぶそうです。
福岡事業部グループホーム主任
り ま し た ! 』 と笑 顔 で 報 告 があ り ま し た。 私 自 身 目
屋に戻って二度寝してしまうことも度々あります
継続は力なり
い。
(瀬川 普昭)
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通 巻 5349号 2015年 6月 3日 発 行( 日 刊 )
1997年 9月 18日 第 三 種 郵 便 物 承 認
Q S K( S A T O だ よ り No.133)
風が清 々しい季 節になり ました ね。とい
うかもう夏というか
。一気に春を通り
・・・
越 して夏に なって しまいそ うです。サ ンプ
昨年度 はすきっ ぷで約2 50件 余のサー
ビス 等利用 計画作成 をさせて いただきまし
た。たく さんの利 用者様 や事業所 様との出
会い や関わり がありま した。 福祉サービス
だ けでな く医療関 係(病院 、訪問 看護、デ
イケア等)や介護(通所介護や訪問介護等)
の 方とも関 わること も多く 、私自身知 らな
いこと が多く、 いろいろ 教えて いただきな
がら 取り組 んでいま す。今後 もご本人様は
じめご家 族やい ろいろな 方たちと 関わり、
ご提 案いただ きなが ら計画作 成等、取り組
んでいきたいと思います。
(長谷川 章子)
5月病には気分転換を!
鞍手ゆたか福祉会看護師
か。
4月は 新生活が 始まる月 で、全 力疾走、
無我 夢中です ぎてい きますが 、5月はひと
段 落つき 、急に気 分の落ち 込みや 不安がこ
み上げ てくるこ とがあ ります。 心身がスラ
分は太
ンプ におち たときは 、気分 を切りかえる工
夫をする 、愚痴 は吐き出 す、1日
(倭
清子)
す 。 快 適 な 毎 日が 実 る よ うに 外 に 出 ては い か が です
み な さ ん、 5 月 は 旧暦 で 田 植 えの 時 期 で もあ り ま
イ賑やかに行くのもいいですね。
ー ス も い い し、 お 友 だ ちや 家 族 と いっ し ょ に ワイ ワ
し て は いか が で し ょう 。 ひ と りで ゆ っ く り、 マ イ ペ
が 待 っ て い ま すの で 、 な るべ く 外 で 、リ フ レ ッ シュ
す 。 庭 い じり も い い です ね 。 6 月に は い る と 、梅 雨
外 は 陽 気 で い っ ぱい で す 。 外 出に は 、 も って こ い で
ん、ご予定はありますか?もう、桜は過ぎましたが、
5 月 とい え ば 、 ゴ ール デ ン ウ イー ク で す 。み な さ
罹りやすくなります。
な り 不 眠 や 寝過 ぎ 、 自 律神 経 失 調 症や う つ 病 など に
び な い 生活 を 続 け ると セ ロ ト ニン の は た らき が 鈍 く
て 、 体 内 時 計 を正 常 な 状 態に 保 ち ま す。 太 陽 光 を浴
太 陽 光 は 、「 セ ロ ト ニ ン 」 の は た ら き を 活 発 に し
言われています。
陽の 光を浴び る、睡眠 をとる ことが大切と
15
ライムご 利用の 方々、お 待たせし ました!
念願だ ったサ ンプライ ム猪倉 の看板が、開
所8ヶ月にしてようやく完成いたしまし
た ! 小 さな 看 板 で すが 白 く て 目に つ き や す いか と 思
う の で 、 初 めて こ ら れ た方 も 迷 わ ずた ど り 着 けそ う
ですね。
そ し て新 し い ス タッ フ の お 知ら せ で す 。4 月 か ら
サ ン ガ ー デン の 食 堂 ス タッ フ 神 谷 がモ ー ニ ン グナ イ
ト ス タ ッ フ と して サ ン プ ライ ム に 勤 める こ と に なり
ました。サンガーデンから
の移動なので何名かの利用
者の方はよく知ってくれて
いて、頼もしい三本柱のひ
とつになってくれそうです 。
3名でまた力を合わせてい
合計
町
看板完成
きたいと思います。よろし
智子)
474
11,368
958
217
181
2,032
599
63
7,312
6
実 人 数
相 談 件 数
訪
問
来
所
同
行
電
話
メ ー ル
個別支援会議
関 係 機 関
そ の 他
サンプライム猪倉支援員
くお 願い し ます 。
(安山
すきっぷ相談支援専門員
77
1,378
143
15
19
233
31
5
930
2
市
町
市
- 13 -
26年度相談支援事業報告
鞍手町
宮若市
162
3483
280
160
102
688
102
22
2,127
0
その他
44
606
78
5
2
94
7
2
418
0
直方市
150
4,693
370
26
40
795
439
25
2996
2
小竹町
41
1,208
87
11
18
222
20
9
841
0
実 人 数
相 談 件 数
訪
問
来
所
同
行
電
話
メ ー ル
個別支援会議
関 係 機 関
そ の 他
通 巻 5349号 2015年 6月 3日 発 行( 日 刊 )
1997年 9月 18日 第 三 種 郵 便 物 承 認
Q S K( S A T O だ よ り No.133)
子供の日
大空に 鯉のぼり が泳ぐこ ろ、柏 餅を思い
はじめまし
(谷川 あきこ様)
ご指導を、よろしくおねがいいたします。
と を 深 く感 謝 し つ つ 、今 後 と も かわ ら ぬ あ たた か い
じ ょ ぶ ト レ があ り 、 ま た弟 が 行 か せて 頂 け ま すこ
りがたく思っております。
し そ う に 語 る 弟 の姿 を 母 が とて も 喜 び 、 なお さ ら あ
事 に つ い て の成 果 を 先 生か ら ほ め られ た こ と を 、嬉
お り ま す。 又 、 じ ょぶ ト レ よ り帰 宅 後 に その 日 の 仕
ッ フ の ご 親 切 な指 導 の 結 果と 思 い 、 心よ り 感 謝 して
こ う し て 休ま ず 続 け られ た の は 、じ ょ ぶ ト レの ス タ
ことは家族にとって、とても喜ばしいことです。
ま す 。 ま た 、こ の 4 ヶ 月の 間 、 1 日も 休 ま ず 通え た
し い 生 活は す ご く 弟の た め に なっ て い る と思 っ て い
に い つ も 同 じ 時間 に 家 を 出ま す 。 こ のよ う な 規 則正
失 礼 の な いよ う に 整 え、 迎 え の バス に 間 に 合う よ う
ら 、 弟 は 決 め た 時間 に 起 床 し、 身 支 度 も自 分 な り に
の で 四 ヶ 月 経ち ま し た 。こ ち ら に お世 話 に な って か
ト レ 筑 豊に 今 年 の 一月 五 日 よ りお 世 話 に なり 早 い も
春 の 花 々 に 心和 む 季 節 とな り ま し た。 弟 が じ ょぶ
かつて弟が仕事をしていたころの写真
て。今年度4
月から、カレ
ッジ福岡で勤
務しておりま
す、定宗美帆
と申します。
私は昨年、小
牧ワー クセンタ ーと、 じょぶト レーニング
す 。 こ のさ と だ よ りで も 、 存 じ てい る 利 用 者様 や 、
私 の な か で か け がえ の な い 大切 な も の にな っ て い ま
神 が 宿 って い る こ とか ら 「 拍 手を う つ 」 とい う 言 葉
さ て 、カ レ ッ ジ 福岡 で の 日 々 も、 発 見 が たく さ ん
に、喜びを感じている毎日です。
場 所 は 違 っ て も、 同 じ 法 人で 働 く 職 員と な っ た こと
ス タ ッ フ の 方の お 名 前 を拝 見 す る こと が あ り ます 。
また、柏の木は新芽が出ない限り葉が落ちません 。
こ の こ と から 家 が 絶 えな い 。 後 継者 が 絶 え るこ と が
な い 縁 起 の い い木 と し て 考え ら れ て いま す 。 ま た、
柏 餅 に は 葉 の 表 側を 外 側 に 見 える よ う に 巻い て い る
あ り ま す 。 活動 に 対 す る学 生 た ち の熱 心 な 様 子を 見
る と 、 支 援 教 員の 私 も 負 けて い ら れ ない 、 と い う気
も の と 、 葉の 裏 側 が 見え る よ う に巻 い た も のが あ り
ま す 。 こ の 違 いは 中 身 の 違い を 表 し てい ま す 。 葉の
持 ち に な り ま す 。 私自 身 、 ま だま だ 未 熟 です が 、 笑
た い と 思 っ てい ま す 。 これ か ら 宜 しく お 願 い いた し
顔 を 大 切 にし て 、 学 生さ ん た ち と共 に 前 進 して い き
表 側 を 外側 に 見 え るよ う に 巻 いた の が 味 噌あ ん で 、
葉 の 裏 側 が 見え る よ う に巻 い た の が小 豆 あ ん のよ う
です。
粽 、 柏餅 の 意 味 ・由 来 を 知 り、 日 本 の 文 化も 後 世
ます。
(定宗 美帆)
保護者リレートークVol.90
じょぶトレーニング筑豊ご家族
出す 方もいれ ば粽( ちまき) という方もい
ら っしゃ います。 これはい ったい なぜでし
ょう? それは東 西文化 の違いで す。もとも
と平 安時代 に中国か ら端午の 節句が伝来し
たときに 粽が伝え られ、 全国に広 がってい
きまし た。そ の後江戸 時代に端 午の節句が
五 節句のひ とつにな ってか ら、縁起のい い
カレッジ福岡支援教員
筑 豊 で 実 習 を させ て い た だき ま し た 。そ の 学 び は、
フレッシュマントークVol.2
がう ま れま し た。
た 、 柏 餅 の 柏 は昔 か ら 神 秘的 な 木 と され 、 柏 の 木 に
向 が 幕 末 にほ ぼ 定 着 し てい た こ と がわ か り ま す。 ま
れ て お り、 関 東 で は柏 餅 、 関 西で は 、 粽 を食 べ る 傾
を 伝 承 し た の です 。 当 時 の文 献 に も その 様 子 が 書か
柏 餅 が 江 戸の 主 流 と なり 、 伝 統 を重 ん じ る 上で 柏 餅
鞍手ゆたか福祉会栄養士
に伝えていけたらいいですね。
(原田 真理子)
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通 巻 5349号 2015年 6月 3日 発 行( 日 刊 )
1997年 9月 18日 第 三 種 郵 便 物 承 認
Q S K( S A T O だ よ り No.133)
Q S K( S A T O だ よ り No.133)
1997年 9月 18日 第 三 種 郵 便 物 承 認
通 巻 5349号 2015年 6月 3日 発 行( 日 刊 )
今月のイベント・行事のご案内
2015年5月11日~2015年6月10日
日(曜)
5月
イベント・行事
11日(月)
12日(火)
13日(水) 福 特別講座(エコ活動)デ サークル(りあん班)
14日(木)
15日(金) ゆ 余暇活動 C 行 健康診断
16日(土) 北 オープンキャンパス 久 バスハイク 小 余暇活動(こんがりや)
17日(日)
18日(月)
19日(火)
20日(水) デ 誕生外食
21日(木) ゆ 余暇活動 D デ サークル(ポレポレ班)
22日(金) な オリエン合宿(佐世保青少年の天地)
(~23日)福 保護者意見交換会
OC 小 余暇活動(パン工房)筑 余暇検討会
23日(土) 福久 オープンキャンパス 北 余暇活動
24日(日)
25日(月)
26日(火) デ 屋外給食
27日(水) ゆ 余暇活動 E 小 散髪
28日(木)
29日(金) 早 調理実習 デ 散髪 小 4施設スポーツ大会
30日(土) 行 余暇活動 な オープンキャンパス 早 障害者スポーツ大会 福 余暇活動 筑 余暇活動
31日(日)
6月
1日(月)
2日(火)
3日(水)
4日(木) 小 一泊旅行(山口方面)
(~5日) 早 調理実習
ゆ 余暇活動ステップ
5日(金) 行 リフレッシュ活動・昼食会 な 職場見学
6日(土) ゆ・デ・小・筑・行・宇・福・な・早・北・久 休業日
7日(日)
8日(月)
9日(火)
10日(水) ゆ 4施設交流会
ゆ 鞍手ゆたかの里
デ デイゆたか
宇 ワークセンター宇美
小 小牧ワークセンター
福 カレッジ福岡
筑 じょぶトレーニング筑豊
な カレッジながさき
早 カレッジ早稲田
久 カレッジ久留米
Y ふれあいYOUYOU館 サ サンガーデン鞍手
桐 ブルーム桐ヶ坂
桜 ブルーム桜原
す すきっぷ
美 ブルーム宇美
央 福岡県央障害者就業・生活支援センター
ら らいふ
- 15 -
北 カレッジ北九州
多 ブルーム多々良
レ レジデンス大村
ま すまいる
行 じょぶトレーニング行橋
和 ブルーム和白丘
猪 サンプライム猪倉
Q S K( S A T O だ よ り No.133)
1997年 9月 18日 第 三 種 郵 便 物 承 認
職員募集中
当法人では、日中事業所の支援員、グループホ
ームの生活支援員、カレッジの支援教員を募集
しています。募集内容の詳細は、法人本部(鞍手
・福岡)にお問い合わせください。
■発行
九州障害者定期刊行物協会
〒812-0054
福岡県福岡市東区馬出2-2-18
■編集
社会福祉法人
鞍手ゆたか福祉会
福岡県鞍手郡鞍手町大字新延289-2
TEL 0949(43)1200
FAX 0949(43)1201
■HP http://kurate-yutaka-fukushikai.com/
■定価
100円(支える会会費に含みます)
通 巻 5349号 2015年 6月 3日 発 行( 日 刊 )
編集後記
4月16日の「カレッジ福岡」の新入生歓迎行事、28日の授業の様子、
また、5月2日には「カレッジながさき」における授業風景と、両カレッ
ジの支援教育の実践を見学して来ました。
元来当法人は知的しょうがい者授産施設として知的なしょうがいのある
方たちに職業的社会参加の機会を提供してきました。また、強度行動しょ
うがいや重度自閉症といった特異なニーズに対してもそれら個々人の環境
改善やサービス提供者からのアプローチの仕方などから、その人たちの行
動上の問題点を低減し改善していくことで、より生き易く、より安定した
生活を実現、提供してきました。
そのような世の中の幅広い福祉ニーズに対応する実践を行う流れの中で
2012年より知的なしょうがいのある人たちの教育権保障また、特別支
援学校高等部卒業後の就労、施設利用に続く第3の選択肢としての”福祉
型大学”への進学を目的に「カレッジ」の設置運営を始めました。現在全
国に5箇所設置する「カレッジ」ではしょうがいのある学生たちがのびの
びと学び、友情を深め合い、将来の夢や自分探しを行ったり、自立して生
きていくための様々な生活スキルを身につける”学び”を行っています。
今回2つの「カレッジ」における学生たちの実際に生活する様子、支援
教員の温かく真剣に学生へ接する様子などを目の当たりにし、
「カレッジ」
での取り組みの意義や重要性を再確認することができました。
誰にも学びの時期や気付きの瞬間は違った形やタイミングで訪れると考
えます。それらを温かく寄り添う姿勢で見守る教員のまなざしがとても印
象に残りました。
編集委員 花田 傑
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