小規模まこと ほのぼの日記 大は小を兼ねるは本当か? 西﨑の奮闘記

平成27年4月10日 発行
小規模まこと ほのぼの日記
「一日、一笑」を目標にまことに来ると毎日がレクリエーション活動のように楽しんでい
ただけるよう試行錯誤で頑張っています。
まこと通信は「まこと」と利用者様・ご家族様の情報共有のひとつとして発刊しております。まことの提供サービ
スを紹介し、実施している内容に対して少しでもご理解とご協力をいただき、よりよい介護サービスの提供に努
めて参ります。発刊は毎月10日を予定しています。
まこと工作
大は小を兼ねるは本当か?
大は小を兼ねるとは、「大きいものは小さいものを代用として使える。小さいものより大
きいもののほうが使い道が広く役に立つ」ということだが、別説には「大は大、小は小のそ
れぞれの役割があり、必要に応じて使い分けましょう」という意味もある。4月から介護保
険報酬が減額になり、その額は事前の試算の通り、経営を根本から揺るがすものとなりま
した。
もともと、まことの「小さなデイサービス緑ケ岡」も「小さなデイ
サービス大町」も利用者様が一日平均6名前後であるにもかか
わらず、スタッフは非常勤含めて6名配置し、経営としては成り
立っていませんでした。 しかし、4年にもわたり経営できてきた
のはグループホームの利益を回すことができたからですが、そ
れも今回の改正で継続していくことが不可能な状態となりました。 大きなスプーンではパフェの底ま
もちろん、職員を4名にし、一日平均9名の利用者様が確保でき ですくえない。
れば「小さなデイサービス」は存続可能です。
では、なぜ、私は小さなデイサービスを開設したのか?
答えは単純です。自からの実体験から大きなデイサービスで
は個別性を考慮した「その人らしい生活」を支えるサービスの提
供ができないと感じていたからです。一日の登録定員が100名や40名といったところで
は、施設や設備は立派でも働いている職員がその日の利用者様全員を把握し、コミュニ
ケーションをとることは物理的にほとんど不可能です。送迎・入浴などの業務はどうしても
分担性となります。分担して得た利用者様の情報をリアルタイムに職員同士でコミュニ
ケーションをとっていくことは非常に困難なのです。「家族だからわかる」というレベルにな
るには語らずして分かり合えるだけの関わりが必要です。人と接して感じることを大切にし
ていきたいと思っていたからです。雰囲気は家庭的で職員と利用者様の距離が非常に近
く、デイの登録定員数も約22名ですので、顔も名前もその方の背景や今日の様子や住ま
いまで、スタッフ全員が把握できていることが最大の武器であると感じていました。
生活行為アプローチは、作業療法の世界では以前から言われていたことです。10年前に
はパワーリハが流行り、今はリハ特化型のフィットネス主流のリハが流行っていますが、選
択肢が増えたことは非常に良いことですが、機能障害の改善が能力障害の改善に必ずし
もつながらないというのが、1990年代の文献で多く紹介され、ICFの考え方が浸透しまし
た。要支援・介護状態から卒業して始めてその効果は実証されますが、卒業できている要
支援や要介護の方は、全体の一割にも満たないのが現状です。
その理由を「介護サービスとは何か?」ということを常に問いかけながら、生活行為をデイ
サービスの中でリハビリテーションの視点からいかに取り入れるかを検討してきました。日
課として行う体操や機能訓練により、歩行に自信を持ち、家の中で歩けるようになった方
やレクリエーションの一環としておこなっている作業活動では、片手動作が上手になり、趣
味の編み物ができるようになった方、おやつ作りを通して、簡単な調理を家でも実施するよ
うになった方がいました。
「心が動けば体も動く」をモットーに介護スタッフがいかに利用者様の心を把握するか
が、単なる機能訓練に終わらず、具体的な生活行為を目標とした目標達成が可能となり、
自己実現が図られると考えています。
歩行訓練
今回の工作レクで
は、紙皿と紙コップで
お雛様を作りました。
皆様、積極的に取
り組まれていました。
できあがったお雛
様は小規模まこと内
にも飾っています。
杖なし歩行に取り
組まれています。
安定した歩行のた
めには、下肢筋力
と腹筋・背筋、歩行
時の姿勢保持力の
強化が必要です。
まことクッキング
釧路湿原
今回のまことクッキ
ングでは、いももちを
作りました。利用者
の皆様に生地を伸ば
したり、型を抜いてい
ただいて、ホットプ
レートで焼きました。
砂糖醤油の味付け
でおいしくできあがり
ました。
じゃがいもの皮むき
湿原の風アリー
ナの展望室へ行っ
て、釧路湿原を見
て来ました。
雄大な景色に感
激されていました。
お別れ
夕飯の支度を手
伝って下さいました。
ピーラーで上手に皮
をむいて下さいまし
た。
おかげさまでおいし
い夕食ができあがり
ました。ありがとうご
ざいました。
3月31日付けで
退職する職員に
花束を贈りまし
た。
約4年間、利用
者様、ご家族様、
どうもありがとうご
ざいました。
西﨑の奮闘記
皆様も既にご存知かと思いますが、今年4月より介護報酬の改定が大幅に変更になり、当小規
模多機能型事業所でも、その準備を着々と進めておりました。特に変化の特徴として、「同一建
物居住者」で小規模サービスを受けられている利用者様と「同一建物居住者以外」で小規模サー
ビスを受けられている利用者様の加算単位内容が異なっており、また訪問体制強化加算や看取
り連携体制加算などが新たに追加となっており、今後も、より「地域密着」と「在宅介護」が重点と
なった内容になっております。私達介護事業者は、これまで通りに利用者様とご家族様の意向に
沿った介護支援サービスを継続していくと共に、よりいっそう寄り添った介護支援サービスを目指
す必要があると感じております。
話が変わり、当事業所の介護職員間で各々の事情で退職した職員と、3月4月より新しく入社し
た職員の入れ替わりがございました。ある程度経験を積んでいる職員から、社会人として始めて
介護業務にあたる職員と個性が様々であり、今後も利用者様に寄り添った介護支援サービスと
顔馴染みの関係を築いて頂けることに期待しているところです。
小規模やよい ほのぼの日記
グループホームまこと ほのぼの日記
☆天気の良い日は外に出掛けよう!家の中でも、何か楽しい事はないかな?
事前に計画した行事は少ないのですが、思い立ったが吉日!
何でもやっちゃおう!の精神で毎日楽しんでいます。
喜びや楽しみはもちろん悲しみも共有しながら、それぞれの個性を大切に生活を
送っていただけるように、安心・安全をモットーにサービスの提供に努めます。
日本舞踊 (*゚▽゚*)
ホワイトデー♪
初めて、ボラン
ティアさんが訪問し
てくだり、日本舞踊
を披露してください
ました。何回も着物
を着替えてくださ
り、楽しい一時でし
た。昔踊りを踊って
いた方は懐かしそう
に一緒に歌を歌っ
ておりました。
また、ぜひお願い
します。
男性利用者様と協力
して女性利用者様へ
お返しの苺タルト作り
を行ないました♪
女性利用者様のた
めに普段なれない料
理を一生懸命行なわ
れ、女性利用者様か
らは「美味しいよ」との
声を頂きました☆
釧路カルタ
開設記念☆
姉弟♪ 早いもので、開設5
年目に突入しまし
たー!
この日は記念に、お
寿司を食べ、手作りの
スイートポテトでお祝
いです。スライドショー
を見る目もいつもより
ステキな笑顔が輝い
ていました☆
またこれからもグルー
プホームまことをよろ
しくお願いします!
楽しそうにお話
を沢山されており
ました!そして記
念に写真を撮ら
せていただきまし
た!写真できたら
教えてねと話され
ていましたが先に
載せさせていた
だきました!
のど自慢!!
♪のど自慢in釧路♪
この日は小規模やよ
い開設1周年記念日と
言うことで利用者様と
釧路カルタを行ないま
した♪
沢山の取り札がある
中釧路の有名な場所
が描かれた絵だけを
頼りに「これだ!!」と
取り皆様白熱して行
なっていました♪
『 あんたも食べな~ 』
ご家族様や往診の
先生から反響を頂き
ましたが、まことのス
タッフがこっそり出場
していました!かなり
の緊張で全力を出し
切れず、鐘が「キン
コーン」と鳴り
「あーぁ)」との声が
(笑)予選会の様子は
5月16日に放映される
予定です!
グループホームやよ
いの職員2名が予選
に参加するという事で
釧路市民文化会館ま
で応援に行きました
☆
この日のために応援
用のうちわを作成し
「頑張って!目指せ本
選!」と応援されてい
ました!
1階でお誕生日
会を行いました!
今回は、大きな
ホットケーキを手
作りし、召し上がり
ました♪
3月お誕生日で、
今回主役なのに、
「あんたも食べな
~」と差し出しなが
ら優しく言ってくれ
ました(笑)
こいのぼり作成中!
☆金メダル☆
お誕生日②
お誕生日①
3月誕生日の利用者
様のために誕生日
ケーキ作りを行なって
いただきました!スポ
ンジに生クリームを丁
寧に塗り、最後に苺を
トッピング♪
出来上がりを見て「美
味しそう」と話されてお
りました☆
先日カルタ大会が
行われました!白
熱した試合の中、見
事優勝された利用
者様。メダルを手に
取り喜びをかみ締め
ています!おめでと
うございました!
金メダルに負けな
い、輝かしい表情で
す!(笑)
おやつの際に利用者
様と職員とでバース
デーソングを歌うと笑顔
で「みなさん本当にあり
がとう。嬉しい」と笑顔で
おっしゃっていました♪
その後に利用者様
手作りのケーキを「すご
く美味しい」と全て召し
上がられていました。
本間の奮闘記
1階で、製作レク
を現在行っていま
す!5月に向けて
鯉のぼりのちぎり
絵を作成中で
す!
折り紙をちぎっ
てウロコ作りの様
子です!指先の
運動にもなり、皆
様積極的に参加
されています!
柴田の奮闘記
釧路の春は、まだもう少し先に感じる寒さが残っておりますが、日当たりの良いところではふきのとうも顔を出しており
ます。もう少し暖かくなると、皆さんで散歩やドライブ等外出レクを取り入れて行きたいと思っております。会話の中でも
「暖かくなってきて、釧路もやっと春来たね~」「すっかり雪が溶けて、そろそろ、外で体操ができる様になるかなぁ?」と
春の訪れに皆さん笑顔が溢れています。
先月は、ボランティアさんが訪問して下さり、日本舞踊を披露してくださいました。何曲も用意して下さり、途中、着替
えの時間に歌を歌ってくださったりと、利用者様が手拍子をしながら、昔を思い出し「結婚式かい?懐かしいなぁ。」と笑
顔で話されていました。とっても良い刺激と感じました。最後に利用者様から、お礼の挨拶とお菓子を手渡す際に、抱
き合い「本当にありがとうございました。」と涙を流しながら喜んでいる姿に私も感動いたしました。この様な機会をどん
どん増やしていきたいと改めて思いました。今後とも、よろしくお願いいたします。また、ボランティアさんを募集いたして
おりますので、合わせてよろしくお願いいたします。
4月は入学や就職などこれまでの環境が大きく変わる季節と思います。当事業所も退職した職員が1名おり、新しい
職員が2名増え、今後も皆様に最高のサービスを提供できるように、気持ちを切り替えて、職員一同一丸となって行
なっていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
釧路も少しづつ、暖かさを増し春らしい陽気になってきました。冬の間は冬眠状態だった屋外活
動もこれから本格的に始動していきます。こて始めに同じ町内の散歩からスタート。少しの時間でも
気分転換にと心がけ、まだまだ冬物のコートを羽織り外へ繰り出しますが、陽射しは暖かくも風は
まだ冷たく、寒さに負け退参してくる始末です。しかし、皆さんの表情はとっても明るく、季節の移ろ
いを全身で感じているようです。今年度からは屋内外での余暇活動にも力を入れ、出来る活動を出
来る範囲で取り組み、テーブルゲーム、製作、唄やアクティビティーなど、色々な選択活動を提示
し、あれこれ個人や集団で楽しんでいます。時にはやりたくない日も、気分の乗らない日もありま
す。そんな時は無理強いせず、眺め見ていることもあります。どんな過ごし方でもいいんです。その
方の気持ちの赴くまま過ごして頂ければ。何もしない選択肢もありますが、やりたくなるような声掛
けや思わず参加したくなるような雰囲気作りをあれやこれやと、一人一人の職員が考え働きかけて
います。来月はお花見レクや端午の節句、母の日など、目白押し。皆さんが楽しく生活できるように
取り組みたいと考えています。
グループホームやよい ほのぼの日記
小さなデイサービス緑ヶ岡ホーム ほのぼの日記
馴染みの物に囲まれた、くつろぎのある暮らしの中で、その人らしい生活をして
頂きたいと願っております。「共に考え、共に学び、共に生きる。」を目標に職員
一人一人が笑顔があふれた暮らしの提供を心がけたいと思います。
「我が家スタイル」の緑ヶ岡ホームの日常です。今月も笑顔の絶えない利用者様との触
れ合いを綴って参ります。いつまでも「本物のお客様第一主義」を念頭に、職員一人ひと
りが心配りをマメに行い、心から愛情をもって利用者様に接して参ります。
お誕生日おめでとうございます
お誕生日ケーキ作り
恋問館へドライブ
お誕生日☆
開設記念日パート1
3月11日が誕生日
の男性利用者様。
オープンからの利用
者様が初めてグ
ループホームやよい
に来て誕生日を迎
えられました。2人
仲良く外食されたの
も、久しぶりで素敵
な笑顔でした。これ
からもお元気で奥様
と仲良く過ごしてくだ
さい!!
恋問館までドライブ
に行きました。まだ
寒い時期でしたが、
白糠ICが出来る前と
の事で恋問館も賑
わっており、皆さん
笑顔で見学されてい
ました。
しゅうまい作り
スライドショーを見
ながら「懐かしいね」
という声も聞かれて
いました。これからも
入居者様、職員一緒
にたくさんの思い出を
作りたいですね♪
ミニ帽子マスコット作り
おしゃれなミニ帽子
マスコットでしょ??
なんとペットボトルの
キャップと牛乳パック
の紙で作るだけ!!
皆さんにとっても好
評でプレゼントやか
ばんの飾り物として
作り喜ばれていまし
た♪
お帰りなさい
この度長い入院か
ら復帰し、久しぶりの
来所となりまし
た!!
「元気だったか~?」
といつものにっこり笑
顔でお話されており、
イケメン男性復帰に
明るくなりました☆
のど自慢見学パート2
のど自慢が釧路
で開催されるとの
ことで、観覧席の
応募をし、8名の入
居者様と釧路市民
文化会館へ見学に
行きました。吉幾
三さんとさくらまや
さんの生の歌を聞
いて皆さん感動さ
れていました。
緑ヶ岡ホームでは3
月生まれの利用者様
が沢山いた為、誕生
日パーティーウィーク
となりました!!皆さんお
めでとうございます!!
昼食のシュウマイを
皆さんに作っていただ
いています☆
餃子は作りなれてい
ますが、シュウマイは
形が難しいので苦戦
しながらもおいしく出
来上がりました♪
開設記念日パート2
皆様のご協力の
もと、3月15日に
開設2周年を迎え
ました。3年目も
宜しくお願い致し
ます。
開設記念日と言
うことで、皆さんで
職員の手作りケー
キとお祝いのお寿
司を食べました。
のど自慢見学パート1
お誕生日の利用者
様のためにみんなで
ケーキ作りを行ないま
した!!
自分達でデコレー
ションしたケーキは味
もばっちり☆ちょっと
量が多いかなと思っ
たものの皆さんきれい
に完食!!
お祝いもあり大満足
でした♪
写真は、席を決め
る為の抽選の様子
です。残り物に福が
あり、しっかり顔が
見える場所でした。
グループホームま
ことの職員が参加
するとの事で、うち
わを前日に急遽作
り直し皆さんで応援
して来ました♪
越智の奮闘記
4月4日の月食では、月は本影の端ぎりぎりのところを通り、皆既月食となっている時間がわずか12分間でしたが、天
気が良く、綺麗に見られた方もたくさんいるのではないでしょうか。当事業所の入居者様も何名か空を眺め、喜んでいたと
報告を受けています。
さて、先月のまこと通信で、のど自慢の事を報告させていただき、何名かのご家族様より、心配しお電話を頂きましたが、
テレビを観てわかっている方も多いと思いますが、本選には出ることはできませんでした。小規模やよいの入居者様が、応
援のうちわを作成し、応援に来て下さり、本当に嬉しく思いました。また、ご家族様も大きく手を振り応援して下さった方もい
らっしゃり、この場をかりてお礼申し上げます。5月16日(土)10時05分より予選会の様子を放送する予定なので、ホーム
で皆さんと一緒に見たいと思っております。 当日の15日は、ご家族様の協力のもと入居者様8名が観覧する事ができま
した。「良い思い出になったよ。」「のど自慢が終わった後に、ゲストの人が1曲づつ歌を歌ってくれるんだね。本当に良かっ
た。」と喜びの声を頂きました。これも、釧路市民文化会館さんの協力で、車椅子席の確保や優先の駐車場を用意して頂
き、NHKの皆様にも「グループホームやよい様ですか?」と暖かく迎えて下さり、たくさんの方が協力して下さったお陰で、
事故なく帰って来られました。本当にありがとうございました。
3年目に入り、この様な外出イベントや心に残る思い出を一緒に作っていけたらと思っておりますので、これからもよろし
くお願い申し上げます。
フレーム作り
ダンボールを用い
ておしゃれな写真フ
レーム作りに取り組
んでいる最中です!!
それぞれ色々な
デザインで作られて
おり、完成するのが
楽しみです☆
髙橋の奮闘記
雪解けが進むと同時に、福寿草が顔を出し、釧路にも春の訪れを感じられる時期になってきました。利用者様の服装
も冬物から春物の薄手の物になり「やっと冬物から春物へ変えたのよ、まだ風は冷たいけれど雪もなくなって春を待つ
だけね」と春を心待ちにしている声が聞かれてきました。
4月は、新年度を迎えて新たな気持ちで臨む事が多い時期ですが、介護業界でも介護保険サービスの対価が見直しと
なりました。「介護報酬」が平均2.27%引き下げられ、財源不足の中、超高齢社会に対応するために、通所介護(デイ
サービス)事業所や特別養護老人ホーム(特養)などほとんどのサービスの基本報酬も減額となります。今回の改定で
は、私たちのような小規模デイサービスにとって厳しい改定となっておりますが、緑ヶ岡ホームに来て下さっている利用
者様からは「第二の我が家」「学校に通ってくるのが一番の楽しみ」「やっぱり慣れた場所でみんなとご飯を食べれるの
は楽しいし美味しい」など嬉しいお言葉をいただけると、皆様と過ごしていただける場を提供することが、私たちの役割
だと改めて感じることができました。利用者様・ご家族様・地域の方々に認めていただけるような事業所になれるように、
職員一同、努めて参りますので、今後ともご理解、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
また、体調を崩されてお休みされている利用者様も多くいらっしゃいます。季節の変わり目、体調を崩されることのない
ようお気を付けてお過ごし下さい。
小さなデイサービス大町 ほのぼの日記
キャリアアップ支援研修
『利用者様と心をかよわせ、共に生活を支えあう』を、モットーに
スタッフ一同、日々頑張っております。
超~久しぶり
料理
ご利用者様じきじ
きの希望でお化粧
をしましたよ。
年上のお姉さん
が綺麗にお化粧を
し口紅を塗っている
さまを見て自分もし
てみたかったそうで
す。とっても綺麗で
すね。
ダンス&歌
得意料理は何?
と聞いたら「煮物だ
よ」と答えてくれ「今
日は焼きりんご」食
べた事ないから楽し
みだねと言いながら
手早く焼いてくれま
した。
大合唱
歌を歌いながら腰
を振るのが認知症
の予防に良いと聞
き、さぁー皆でレッ
ツ、ダンス!
これで皆も張り
切って毎日歌いな
がらダンスで元気
になりましょうね。
歌詞を大きな紙に
書いたのでとっても
良く見えるよ。誰で
も知っているりんご
の歌を大きな声で
歌って大満足。皆さ
ん、顔の艶良くなっ
たね。
春彼岸
お菓子作り
さぁ~お菓子week
day。何が食べた
い?の問いに「定番
のお汁粉!」久しぶ
りに楽しみだよと大
ハッスルで作りまし
た。作りたてはやっ
ぱり美味しいね♪
丁度、春彼岸でし
たのでおはぎと思い
提案すると大乗りの
利用者様。自分で
作って食べるから上
手に作ってねの声掛
けに大群がり。
やっぱり皆さん手
つきが良いわ。美味
しかったねと来月が
楽しみだそうです。
3月7日、貝塚会館で、『認知症の人の食事支援~現場ですぐ実践できる食事ケアを学ぼう~』の講習会が行われ
ました。講師は道東勤医協 釧路協立病院の言語聴覚士、畠山綾子さんと株式会社リハビリサポートまことの言語聴
覚士、葛西育実さんでした。 まず、葛西さんが「認知症の症状の進行と嚥下障害の関係」についての講義をしまし
た。簡単にまとめると、以下のようになります。
初期・・・各認知症のタイプの特徴が大きく現れる。
中期・・・全ての認知症において失行や失認といった症状が出てくる。
末期・・・脳の委縮も重度になり嚥下機能障害が起こる。意識レベルの低下や傾眠傾向症状の出現によ
り、食事摂取量への影響が出る。
また、「認知症のタイプと嚥下」についての説明もありました。アルツハイマー型認知症、レビー小体認知症、脳血管
性認知症、前頭側頭認知症、それぞれの食事についての特徴的な症状についての説明がありました。ただ、認知症
は同じタイプといっても異なる反応を示すことがある。その個人の性格やこれまでの生活にも影響を受ける。そのた
め、タイプ別の分類にとらわれ過ぎるのは危険である、とのことでした。
次に、畠山さんが「食事支援についてのポイント」の講義をおこないました。食事支援には、①サイエンスの視点②
アートの視点③生活リズムの視点が必要とのことです。
①サイエンスの視点・・・摂食・咀嚼・嚥下機能や認知症の病態を踏まえた科学的根拠に基づく支援
②アートの視点・・・その人が築き上げてきた食文化を踏まえ、食の楽しみや美味しさ・満足感などを満たす支援
③生活リズムの視点・・・24時間の生活の営みのなかで、睡眠・覚醒リズムや休息・活動リズム、排泄リズムな
どと連動して食事を捉える視点
このように、説明がありました。その後、食行動に障害のある方へのアプローチ方法についての講義になりました。
1.声掛け 2.生活リズムの調整 3.ペーシング 4.マッサージ 5.食事環境のセッティング 6.食器の選択
7.食事の匂い、味付け 8.全身状態の把握 9.異食への対応 10.介助者のこころがけ
これらの10の方法について詳しい説明がありました。
「声掛け」では、認知症の方は情報処理が遅くなっているため、行動を否定されたり、一度に多くのことを言われたり
すると、かえって混乱するので、行動を否定しない、できるだけシンプルにすることがポイント。「ペーシング」では、食
べるペースが異常に早くなっている場合は、使用しているスプーンを小さくして一口量を少なくする。「食事環境のセッ
ティング」では、失効や失認がある場合はテーブルに一品ずつ提供する。そうすることで、食事がスムーズになる。「介
助者のこころがけ」では、食行動の異常の理由を理解して、改善できるところは改善を試みる。しかし、改善するだけ
が食事支援ではないので、改善できない点は症状を許容する事も必要。
その後、食事支援の実際の方法についての講義になりました。
①摂食開始困難 ②摂食中断 ③食べ方の乱れ ④食事を忘れる。過食 ⑤嚥下障害
食事場面の問題点は、以上の5つに分類される、とのことでした。「摂食中断」の支援では、アルツハイマー型認知
症の場合、注意障害により、食事以外の環境からの過剰刺激が原因なので、好物を提供したり、楽しく食事ができる
仲間と一緒に食事をすること、同じ食事ペースの人と食事を取ることが有効。「食べ方の乱れ」の支援では、脳血管性
認知症の場合、半側空間無視の影響で注視している片側半分の食事を残してしまうので、食器の中に食事が半分
残っている時は、食器を180度回転させること。「嚥下障害」に対する支援では、専門家と連携して嚥下機能を評価
し、窒息や肺炎を起こさないリスク管理を行なわなければならない、とのことでした。
そして、今回の講習会の参加者の皆さんがグループに分かれて、認知症の人の特徴的な食事場面の事例検討を
行いました。
事例1 食べるペースが速くて、食べ物をどんどん口に詰め込んで、むせている。
事例2 口に食べ物をため込んだまま飲み込まない。
事例3 なかなか口を開けようとせず、顔をそむけたり、時には介助者の手を押し返したりしている。さらには口
へ入れようとしても舌で押し出してきます。
この3つの事例を検討しました。各グループから色々な意見が出され、その意見を講師の畠山さん、葛西さんが評
価を行いました。今回の講習会は、講師の方が認知症のタイプ別に具体例を出しながら説明してくれたので、とても理
解しやすかったです。また、グループ演習の時間もたくさんあり、大変勉強になりました。
キャリアパス支援研修に参加して
小さなデイサービス大町 宮 本
私は、
、3月7日(土)に行われた「嚥下障害者の介入方法」に関する研修に参加してきました。この研修会
では特に、認知症のタイプ別食事介助に関する基本的なアプローチの仕方を学ぶことが出来ました。デイ
サービスでは、そこまでの介助が必要な方はあまりいませんが、今後、介助が必要な方が出た場合には、こ
の研修会で学んだ事を参考にして、食事介助を実践していきたいと思いました。
まことクイズ
堤の奮闘記
~今月の問題~
道路の雪も溶け春の陽気を感じる今日この頃。そろそろ温かくなってきたから何処かに行きたい
ね~などご利用者様からの声がちらほら。さて、どこに行こうか何を食べる?等お話に花が咲い
ており今からどこに行くのか楽しみ♪♪ 私も密かに付いて行こうかと・・・(笑)
さて、先月の作品紹介です。蝶のブローチを作っていただきました。
色とりどりの蝶が出来上がりました~。カバンに付けているご利用
者様や服につけて来所されているご利用者様。皆様とても大切に
してくださってとても嬉しく思います。さ~て今月は何が出来上がる
かなぁ~。とっても楽しみ。そして、毎日が楽しくたくさん笑って過ご
して頂けるようレクリエーションも考えていますので楽しみにしてい
てくださいね。
この写真の寺の名前は何でしょうか(材木町にあります)?
1.最上寺 2.常住寺 3.泰心寺
~先月の問題~
この写真の施設の名前は何でしょうか?
1.米町児童センター 2.米町ふるさと館 3.武佐児童センター
株式会社リハビリサポートまこと主催研修会のご案内
ボランティアさん紹介
平成27年度認知症介護実践研修(実践者研修)
【日 程】
【第1回目】 講義・演習 平成27年 5月30日(土)・31日(日)・6月6日(土)・7日(日)
実習結果報告まとめ 平成27年6月28日(日)
外部実習 平成27年6月8日(月)~12日(金)(内1日)
内部実習 始めまして。昨年9月からボランティアをさせて頂いています。
13年前に7年間介護の末義母を、7年前に息子を、昨年6月に夫
を見送り、一人の生活が始まりました。これからの事を考え気持
ちが落ち込んでいる時に姉の紹介でお邪魔させていただきまし
た。元気で明るい利用者さんたち、温かくホっとする時間が過ぎ
ている笑い声いっぱいのフロアー、とても親しみのある職員の
方々の笑顔、もう何年も一緒に仕事をしている仲間のような気
分にさせて頂きました。利用者さんとも、お名前でコミュニケー
ションをとる事が出来る様になり、人生の大先輩の智恵とパ
反保さん
ワーを頂き、楽しい時間を過ごさせて頂いています。
(小さなデイサービス大町)
平成27年6月13日(土)~6月27日(土)(2週間)
小さなデイサービス緑ケ岡ホームで利用者様募集中
【第2回目】
講義・演習 平成27年8月29日(土)・30日(日)・9月5日(土)・6日(日)
実習結果報告まとめ 平成27年9月29日(火)
外部実習 平成27年9月7日(月)~9月11日(金)(内1日)
内部実習 平成27年9月12日(土)~9月26日(土)(2週間)
【定
員】 最多 50名、 最少 30名(予定)
【会
場】 緑ケ岡学園 専門学校釧路ケアカレッジ 3階305号室
小さなデイサービス緑ケ岡ホームは民家型デイサービス
民家型デイサービスとして、温かく家庭的
温かく家庭的
民家型デイサービス
な雰囲気の中、一人ひとりの生活スタイルに合わせたサービスを提供
一人ひとりの生活スタイルに合わせたサービスを提供させてい
な雰囲気
一人ひとりの生活スタイルに合わせたサービスを提供
ただいています。民家型ならではの特徴を生かし、あえて段差を残した造りと
なっているため自然と身体機能の維持・向上を図る
自然と身体機能の維持・向上を図ることが出来るほか、入浴に
自然と身体機能の維持・向上を図る
関しては個浴となっているため職員の見守りのもと安心して入浴
職員の見守りのもと安心して入浴することが出
職員の見守りのもと安心して入浴
来ます。室内では、お菓子作りや工作・カラオケ等のレクリエーション活動
お菓子作りや工作・カラオケ等のレクリエーション活動も充
お菓子作りや工作・カラオケ等のレクリエーション活動
実しておりますので、興味のある方はぜひお気軽に体験にお越しください。
※体験を希望される方は、高橋までお問い合わせください。
問い合わせ先 管理者 高橋
TEL 0154-46-4890
【受講費用】 受講料 23,000円 (※外部実習費 3、000円は別途)
テキスト代 2,376円 (税込)(「新しい認知症介護(実践者編)」、購入希望者のみ)
ケアプランセンターまこと のお知らせ
【申込期限】 第1回目 平成27年5月7日(木)
第2回目 平成27年7月29日(水)
今年は、降雪量が多かったように思うのですが、あっという間に雪解けが進
み、日に日に春らしくなって来ました。昨年は、消費税がアップした為に介護
報酬の改正がありました。今年は、介護保険改正の為、介護報酬が大幅に
削減される事になっています。介護予防のサービスを利用されている方に
とっては、今後の介護予防サービスの方向性についても目が離せない状況
です。今後も介護保険サービスについてご不明な点等、ご相談頂ければと思
います。
平成27年度認知症対応型サービス事業管理者研修
【目 的】 認知症対応型共同生活介護および認知症対応型通所介護、小規模多機能型居宅介護の事業
所の管理者に対し、認知症介護や事業所を管理・運営していく上で必要なサービス提供の知識及
び技術の習得を図り、認知症高齢者の方に対する介護サービスの充実を図る
【対
象】 認知症対応型共同生活介護及び認知症対応型通所介護、小規模多機能型居宅介護等の地域
密着型サービス事業所(今後、開設が予定されている事業所を含む)において、管理者に従事する
予定の者で管理者研修の受講時点で認知症介護実践研修(旧基礎課程を含む)を修了しており、
当法人代表が適当と認めたもの
【日 程】 講義・演習 平成27年9月29日(火)・30日(水)
【定
員】 50名
【会
場】 釧路市内
ケアプランセンターまこと 管理者 高野
TEL
TEL 0154-68-5531 FAX 0154-68-5399
現在の空き状況
4月8日現在
施 設 名
小規模多機能型居宅介護まこと
アシストリビングホームまこと
グループホームまこと
グループホームやよい
小規模多機能型居宅介護やよい
アシストリビングホームやよい
小さなデイサービス緑ヶ岡ホーム
小さなデイサービス大町
空き人数
備 考 お問い合わせ先 ℡ 4名
1名
1名
0名
空き有り
0名
空き有り
空き有り
0154-41-3633
0154-41-3633
0154-41-8355
0154-42-2078
0154-64-5210
0154-64-5210
0154-46-4890
0154-42-8377
担当者
西﨑
西﨑
柴 田
越 智
本間
本間
髙 橋
堤
随時ご相談に応じておりますので、
どんな事でもお気軽にご連絡ください。
【受講費用】 受講料 18,000円
【申込期限】 平成27年8月29日(土)
ごころこめて
【問い合わせ先】
〒085-0847 釧路市大町5丁目2番21号
株式会社リハビリサポートまこと(大町事務所)
担当者 山田・松下
TEL 0154-44-7733
FAX 0154-44-7734
発行:株式会社リハビリサポートまこと
住所:釧路市大町5丁目2番21号 の住み慣れた場所で
もに築きます
電話:0154-44-7733 発行責任者:山田 勝雄