⽇日本⽣生活学会 第42回⼤大会 公開シンポジウム 「⽣生活と公共」 ⽇日 時:2015年年5⽉月23⽇日(⼟土) 15:00〜~18:00 場 所:⼤大阪⼤大学中之島センター304室 (⼤大阪市北北区中之島4-‐‑‒3-‐‑‒53 http://www.onc.osaka-‐‑‒u.ac.jp/others/map/img/map_̲jn.pdf) ⻑⾧長野県下條村は、住⺠民が⾃自分の問題として地域のことを考え、⾏行行動する仕組み や環境づくりを⾏行行政の主導により進めている。 もし現代に宮本常⼀一がいたら、下條村に⾶飛んでいって縁側に腰掛け、聞き書き したであろう…。 宮本も、⾼高度度経済成⻑⾧長後において、改めて「⽣生活の公共的⾃自明性」を問い直そ うと1972年年の⽇日本⽣生活学会の発起に加わったのである。 ⽇日本⽣生活学会発⾜足から42年年の歩みを経て、私たちは、もう⼀一度度、⽣生活と公共、 そして総合的に⽣生活を⾒見見つめなおす意味をともに再考したい。 話題提供者1 ⽻羽藤 英⼆二 ⽒氏 (東京⼤大学,都市⽣生活学[⼟土⽊木計画]) 話題提供者2 饗庭 伸 ⽒氏 (⾸首都⼤大学東京,建築・都市計画) 会員、⾮非会員に関 わらず、どなたで もご参加頂けます。 ※シンポジウム参加の みは、資料料代1000円を 頂きます。 コメンテーター1 板倉 信⼀一郎郎 ⽒氏 (⼤大阪⼤大学教授,道路路⾏行行政) コメンテーター2 話題提供者3 三好 庸隆 ⽒氏 (⼤大阪⼤大学招聘教授・武庫川⼥女女⼦子⼤大学教授, 住環境計画) 延藤 安弘 ⽒氏 (まちの縁側育み隊) 【お問い合わせ】 ⽇日本⽣生活学会第42回⼤大会実⾏行行委員会 事務局([email protected]) 【趣旨概要】 ⽇日本⽣生活学会は1972年年、今和次郎郎を初代会⻑⾧長として、梅棹忠夫・川添登・ 吉阪隆正・加藤秀俊・多⽥田道太郎郎・内井乃⽣生・伊藤ていじ・⽯石⼭山彰・⻄西⼭山夘 三・今井光映・菊⽵竹清訓・栄久庵憲司・加藤⾓角⼀一・宮本常⼀一・林林雄⼆二郎郎・浅 ⽥田孝・⽯石⽑毛直道・⽶米⼭山俊直・本明寛の22名の理理事によって設⽴立立された。20 世紀後半の⼤大量量⽣生産⼤大量量消費による⽣生活様式の変化のなかで、⽣生活そのもの をとらえなおすため、「⽣生活の公共的⾃自明性」をあらためて問い直すことに あったといわれる。 設⽴立立当初の理理事のひとり、宮本常⼀一は、『忘れられた⽇日本⼈人』の冒頭「対⾺馬 にて」という⼩小論論の中に「村の熟議」を記録している。村の合意はたいてい の難しい話もだいたい3⽇日でかたづいた。そこにはみんなが納得いくまで話 しあう、時には昼も夜もなく、⾷食事すらせずに(あるいはいったん⾷食事をし に戻った後にも)、話し合いを続ける村の「⽣生活のなかの公共」が⾃自明とし てあったのである。 現代ではどうであろうか。⻑⾧長野県下條村では、住⺠民が⾃自分の問題として地域 のことを考え、⾏行行動する仕組みや環境づくりを⾏行行政の主導により進めている。 もし現代に宮本常⼀一がいたら、下條村に⾶飛んでいって縁側に腰掛け、聞き書 きしたであろう。宮本も、⾼高度度経済成⻑⾧長後において、改めて「⽣生活の公共的 ⾃自明性」を問い直そうと⽇日本⽣生活学会の発起に加わったのである。 20世紀の科学が個別分析のモデル化を求め、総合であるべき⽣生活学の研究 でも、私たちは、ともすれば、⽇日常の個々の⾐衣、個々の⾷食、個々の住や、 個々の福祉を研究する傾向を排除しきれないのではないか。 この42年年の⽇日本⽣生活学会の歩みのなかで、私たちは、もう⼀一度度、⽣生活と公 共、総合的に⽣生活を⾒見見つめなおす意味を再考したい 。 ⽂文 責:⽇日本⽣生活学会第42回⼤大会実⾏行行委員⻑⾧長 森栗栗 茂⼀一 (⼤大阪⼤大学CSCD教授) ※24⽇日(⽇日)には、研究発表⼤大会が武庫川⼥女女⼦子⼤大学中央キャンパスにて⾏行行われます。 ⽇日本⽣生活学会事務局 〒162-‐‑‒0801 東京都新宿区⼭山吹町358-‐‑‒5 アカデミーセンター TEL:03-‐‑‒5389-‐‑‒6237 FAX:03-‐‑‒3368-‐‑‒2822
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