大会まで、後 20 日を切りました! 2015 年度日本医療社会福祉協会

2015 年度日本医療社会福祉協会
第9号
大会まで、後 20 日を切りました!
2015.5.9 発行
~ 大会に向けてのおおまかなスケジュールをお知らせします ~
5 月 10 日
理事+運営部などとの打ち合わせ
5 月 14 日
PC サポートチームとみやこめっせを下見
5 月 20 日
5/24 実行委員会及び大会後の打ち上げ出欠締め切り
5 月 24 日
みやこめっせにて大会直前の実行委員会
5 月 28 日
大会 1 日目日本協会総会 大会本部設置 29 日メイン会場設営・受付設営など
5 月 29 日・30 日 大会 2 日目・3 日目
5 月 30 日
無事?打ち上げへ・・・・
大会当日は延 200 人の運営スタッフ体制となりました。スタッフとして参加される一人ひとりの皆さんのお気遣い・おもてなし
の気持ちが十分に表れ、「京都大会に来てよかった」「明日からの力をもらえた」「ソーシャルワークについて深く考えられた」
と参加者全員に思ってもらえるように、オール京都体制で臨みたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
企画部 ~ 「 特別対談 」 打ち合わせ報告
登壇者の和久井さんには 3 月 15 日に、会長の南本、本企画のコーディネーターの巌とで、東京にて初めてお目にかかり、
ご挨拶をさせていただきました。その時に、厚かましくも、京都に来ていただけないかとお願いをして、ご多忙の中を、4 月 5 日
(日)、打ち合わせのために京都に来ていただきました。タイトなスケジュールの上、あいにくの雨ふりで、どこにもご案内するこ
とのないまま、打ち合わせに入っていただきました。
当日は、京都第二赤十字病院の一室をお借りしました。会議の前にささやかなお弁当の昼食をとりました。和久井さんは
柔和で親しみ深いお人柄で、ともになごやかな時間を過ごすことができました。ここだけの話しですが!?その時の話題は、大
会 3 日間の会長の衣装でした!そのような朗らかな笑いの時間が過ぎ、お忙しい吉永先生も万障繰り合わせてご参加くださ
り、理事と企画部員あわせて 10 名で会議が始まりました。
和久井さんは、中学生の時から十数回の入院を経験されているとのことでしたが、医療ソーシャルワーカーとの出会いはほと
んどなかったとのことでした。会いたい時に会えなかったこともあったとのこと。また、その存在自体を知らない人も多くいらっしゃる
とのことなど、胸の痛むご指摘がありました。ソーシャルワーカーの存在にせよ、生活保護などの制度にせよ、知らなければ「ただ
困っているしかない」のだと、クライエントの置かれた状況を表現してくださいました。また、和久井さんは公務員として介護や福
祉の現場にいて支援をする立場から、DV・うつ病・生活保護受給…と支援を受ける立場になり、支援していた頃の自分を振
り返って、当事者の方のことを「1 ミリもわかっていなかった」ということを痛感したとの言葉もありました。
和久井さんからのお話しを受けて、吉永先生は、貧困率が上昇している現状を説明してくださり、医療は貧困の状況をもっ
とも把握しやすい現場であり、私たち医療ソーシャルワーカーとの出会いがクライエントの人生を変えるのだと、叱咤激励してく
ださいました。お二人からのお話しに刺激を受けて、その場にいた私たちも、内省も含めて日々思うことを、それぞれの言葉で
発言し、活発な意見交換をさせていただくことができました。
当時のことを思い出すと、まだまだ書きたいことがたくさんありますが、後は当日のお楽しみにしておきましょう。経験年数や所
属機関など問わず、私たちソーシャルワーカーの基盤にある「クライエントとともに」というボタンを今一度かけなおし、姿勢を正す
機会となることと思います。乞うご期待!
(巌 弥生子)
日本医療社会福祉協会ニュース(NO.H27-1 2015.4.30)へ京都大会案内を掲載しました(以下、抜粋)
皆様、いよいよ2015年5月の全国大会が近づいてまいりました。緑輝く5月の京都に
は、「古くからあるのに古くない。毎年、新しい生命力を緑からもらう」佇まいがあります。古い伝
統と新しい息吹は、転換期にある医療ソーシャルワーク実践のありようにも示唆と力を与えてくれ
ると期待しています。
京都大会実行委員会では、ソーシャルワークの精神を全国の皆様と共有したいと準備を重ねて
まいりました。全国の多くの医療ソーシャルワーカーにご参加いただき、ソーシャルワークの本質に
近づく論議や、実践の活力となる仲間同士の交流が深まる大会になればと考えています。全国
の皆様をお迎えできるよう、残された準備期間を大切にしたいと思います。
おこしやす、京都へ。
【参加申し込み、プログラム詳細は、大会ホームージをご覧ください。】
初任者向けランチョンセミナーは事前申し込み、50人定員先着順です。
交流会は、京都の老舗ホテルで観世流祝舞や琴の演奏などを予定しています。ぜひご参加ください。
大会ホームページ: http://kyotojikkou.wix.com/2015zenkokutaikai
現在と未来のクライエントとソーシャルワーカーに・・・
~大会の各企画に込めた、京都医療ソーシャルワーカー協会歴代会長からのメッセージ~
「変えてはならないもの・変えるべきもの・新しく創るべきものを、見極め実践する」(初代会長 岡本民夫)
「生活保護受給者の生活を知ってほしい。人間は尊厳を持って生きていく権利がある」(2代会長 板原健一)
「座して待つのではない。目の前のクライエントのニーズから、社会資源を創出せよ」(3代会長 内藤雅子)
「次世代につなぎたい。ソーシャルワーカーのすべての行動はクライエントのために」(4代会長 山本みどり)
京都大会実行委員会
別紙、実行委員会のお知らせ
打ち上げのお知らせ に目を通していただき
出欠確認を必ずお出しください
よろしくお願いします