お仕事探検隊 - せんだい若者サポートステーション

発行:せんだい若者サポートステーション
〒982-0001 仙台市太白区八本松1丁目12-12
TEL:022-246-9685 FAX:022-246-9691
Mail:[email protected]
URL:http://www.saposute.ne.jp
平成20年12月 第15号
*せんだい若者サポートステーションは、厚生労働省の「若者自立支援ネットワーク整備事業」です。
「社会へ一歩踏み出す」「働く」など、“これから”を一緒に考えていきましょう。
~
“curious minds”の願い ~
“curious”とは、「好奇心のある」の意味。せんだいサポステは、好奇心(=楽しみを見出す力)を大切に考えています。
せんだいサポステに集まる若者も、一人ひとりが素敵な好奇心の持ち主。その好奇心を輝かせ、自分の未来に向かって歩みだして
いこう、という思いで、この広報紙を“curious minds”(キュリアス・マインズ)と名付けました。
せんだいサポステの活動のご報告、
そして今後のイベントのご案内等を、
コンパクトにまとめてお伝えします。
12月5日(金)の「サロン」では、ゲストにふくし
まサポステのメンバー3名とスタッフ1名をお迎えし、
交流をはかりました。
せんだいサポステのメンバーも含め、総勢15名と、
過去最高の参加人数。共通の趣味の話題で盛り上がった
り、互いのサポステでの活動内容についての情報交換を
したり、仕事への思いを語り合ったりと、初対面同士と
は思えないほど、充実した時間を過ごしました。
今後も、このような他のサポステとの交流の機会を設
け、つながりを広げていく予定です。
せんだい若者サポートステーションでは、12月14日(日)に、NPO法人わたげの会との合同就
労支援フォーラムを、アエル6階セミナールームにて開催しました。
『働くってこわい、でもあきらめたくない・・・ “くもり時々晴れ”のボクらの就活日記」と題し、基
調講演のほか、事業概要説明、そして若者自身による体験談のトークライブをお届けしました。
当日は、135名もの方においでいただいた上、アンケートでも「とてもよかった」とのお声を
多数いただきました。ありがとうございます。
このフォーラムの詳細につきましては、来月号で詳しくご報告します。
多くの方のご参加
ありがとうございました
きょうちゃんの
お仕事探検隊
「報告会」を実施
裏面に好評連載中の「お仕事探検隊」が、先月号で10回を迎えました。
それを記念し、12月3日(水)に、「きょうちゃん」自らがこの10回を振り返る「職業インタ
ビュー報告会」を開催しました。参加者からは「毎回違う方にインタビューするなんて、すごい」と驚
きの声があがりました。「きょうちゃん」自身も、多くの方との出会いで様々なことを学んだことに、
改めて感謝の念を強くしたとのことでした。今後のインタビューにも、是非ご期待下さい。
~H21年1月・2月の予定~
終日(10:00~16:00)、個別相談会を行います。電話でご予約の上、おいで下さい。
(仕事の紹介・斡旋ではありません)
◎ 1月13日(火)
仙台保健福祉事務所塩釜総合支所(塩釜保健所)
◎ 1月20日(火)
仙台保健福祉事務所黒川支所(塩釜保健所黒川支所)
◎ 2月10日(火)
大河原合同庁舎
(塩竈市北浜4丁目8-15
TEL 022-363-5502)
(黒川郡富谷町ひより台2丁目42-2 TEL 022-358-1111)
(柴田郡大河原町字南129番1号
◎ 2月24日(火)
TEL 0224-53-3111)
仙台保健福祉事務所岩沼支所(塩釜保健所岩沼支所)
(岩沼市中央3丁目1-18
TEL 0223-22-2188)
<対象となる方>
・「仕事をしなきゃとは思っている
けれども、何から始めていいか分か
らない」というご本人
・「本人の力になりたいが、どう接すれ
ばよいか…」とお考えのご家族の方
など
是非足をお運びください
道は必ずあると思います。
この出前相談会がそのきっかけに
なれば、幸いです。
詳細は、せんだいサポステ(022-246-9685)までご連絡を頂くか、ホームページ(http://www.saposute.ne.jp)をご覧下さい
"curious minds"のバックナンバーが、せんだい若者サポートステーションのホームページからダウンロードできます。
もちろん、最新号もその都度アップしていきます。是非とも、ホームページ版もご活用ください。
せんだい若者サポートステーションURLは、http://www.saposute.ne.jp
このコーナーでは、せんだいサポステのメンバーの「きょうちゃ
ん」が、気になる職業をレポートします。
「きょうちゃん」の鋭い観察眼と素直さが滲み出ている文章が
人気です!
きょうちゃんの
*お話を伺った方・・・オリザネット・スクール北中山本部代表 与口義章(よぐちよしあき)さん
寒さも本格的になり、焚き火が似合う季節になりました。年賀状の準備はお済みですか?
今回、探検隊はパソコンスクールにお邪魔しました。
与口義章さんは、現在、仙台市にあるパソコンスクールの代表を務め、講師として指導もなさっています。アットホームな雰囲気
と、わかりやすく丁寧な授業が人気の教室です。
与口さんがパソコン教室を始めたのは、今から5年前。きっかけは、景気の低迷でした。
〈与口義章氏〉
「以前は、建設関係の会社のサラリーマンだったんですよ」
当時、不況の荒波を受け、先が明るいものではないと不安を抱いた時に、「先があるのはIT業界だと思った」そうです。
「IT(=Information Technology)の中で、パソコンは時代の中心になることはあっても、廃れることはない。
そういう確信はありました」
近年、情報技術は著しく進歩し、パソコンを持って当たり前、使えて当たり前の時代になってきました。就職においても、もはやパソコンは必須項目。与口さん
の、先を見通した明確な考えに、わたしは敬服しました。
パソコン教室の受講生は、現在40名。シニア層・主婦層に好評で、町内会の文書をパソコンで作成したいという方や、頭の体操にとパソコンを始める方も少なく
ないそうです。
「教えたことを覚えてもらった時は、やっぱり、やり甲斐を感じますね。受講生の方の文書がきれいに出来上がった時などは、大変嬉しいです」
また、パソコンのトラブル等のハード面もサポートしているそうです。実際、インタビュー中にもトラブルを抱えたパソコンを持ってきた方がいらっしゃいました。そ
して、調子の悪い私のノートパソコンの話にも、親身になって丁寧なアドバイスを下さったので、何だか嬉しくなりました。
与口さんは今後、インターネットなどのパソコンを使って事業を広げていきたいとおっしゃっています。これからの社会において、パソコンはますます重要になって
いるのを睨んでいるからです。
「インターネットをつかった仕事は、廃れるどころかどんどん拡張していくでしょうね。
これは、後戻りできない世の中の流れだと思います」
しかし、その便利さを問題視する声が多いのも事実。
「未成年者には、ちゃんと教えればインターネットは危なくないんです。
そのためには、教える側がしっかりしていなければならないのですけれど」
与口さんの尊敬する人は、以前働いていた会社の社長だそうです。
「社長には非常によく可愛がられました。今でもその社長とは、年賀状のやり取りをしています」
心の支えになっている社長からの言葉を伺ったところ、「“何でもやってみろ”ですね。考えているよりは、行動しろってことです」と、力の
こもった口調で答えて下さいました。シンプルですが、とても大切なことだと思いました。この言葉が、与口さんの原動力になっているのではないで
しょうか。
オリザネット・スクールの教室内は、窓が多くて明るく、広さを感じました。パソコンが置いてある部屋というと、無機質で機械的で、冷
たくて暗いというイメージがあったのですが、払拭されました。壁には、受講生の方々がパソコンで描いた水彩画が飾ってあり、「えっ、
パソコンでこんなこともできるの!?」と、驚かずにはいられませんでした。
与口さんは、先のことを想像する力が優れていることもさることながら、自分の考えを具現化して、未来を切り開いていくという、素晴
らしい力の持ち主でもあります。私は、目先の現実で手いっぱいなので、もう少し将来のことを見つめた方がいいのかなあと、眉間にし
わを寄せて、難しい顔をしてしまいました。
最後に、年賀状の話題になり、「パソコンで作った上に、手書きで何か書き添えてあると、嬉しかったりするよね」「メールで済ますこと
が多くなりました」など、さまざまな意見が出て、面白かったです。
お忙しい中、時間を割いてインタビューに応じて下さった与口義章さん、本当にありがとうございました。
(BY きょうちゃん)
<登録者の年齢>
*
平成19年度 平成20年度
登録者数
男性
女性
相談件数
イベント参加者数
進路決定者数
正規雇用
非正規雇用
職業訓練
進学
124
97
27
730
770
25
6
16
2
1
68
50
18
966
825
38
6
27
5
0
合 計
192
147
45
1696
1595
63
12
43
7
1
*4月1日~12月17日
%
100.0%
76.6%
23.4%
100.0%
19.0%
68.3%
11.1%
1.6%