山 口 警 察 署 ...

山
1
口
警
察
署
建
設
事
業
概
要
事業目的
行政の中枢となっている県都山口市の治安拠点、災害及び重大事案発生時における
治安の指揮拠点である警察本部の代替施設、さらに地域住民の利便性や行政サービス
を充実させた安全・安心の拠点としての機能を備えた警察署とするための整備を行う。
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整備の必要性(現庁舎の状況)
(1)
老朽化
昭和47年の供用開始から約42年が経過した老朽化の著しい施設であり、新たな
警察事象に対応できる機能が低下しているほか、耐震性の不足から災害発生時の対策
活動拠点として不適な状況にある。
(2) 狭隘化
警察署の再編整備や治安情勢の変化に応じた人員配置の見直しにより、署員数が増
加して狭隘化が著しく、県下の警察署の中で最も狭隘な施設となっている。
(3) 利便性・行政サービス
幹線道路から奥まった市道沿いの場所に位置していることに加え、来庁者用駐車場
や市民応接スペース等も不十分であり、利便性と行政サービスの低下を招いている。
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新庁舎の整備方針
(1) 治安拠点施設
① 災害・重大事案発生時における警察本部代替機能の付加
② 耐震性・耐水性の高い庁舎設計、非常用電源装置の整備等、大規模災害にも対応
可能な危機管理機能の充実
(2) 地域住民の利便性向上
① 窓口機能、案内機能等、行政サービスの向上
② 来庁者用駐車スペースの充実(現在24枠)
(3) その他
車両出入口の複数整備と緊急車両専用出入口の確保
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事業計画
年
度
事
業
平成26年度
基本計画、基本設計等
平成27年度
旧消防学校解体工事、造成工事、実施設計、地質調査等
平成28~31年度 庁舎建設・屋外工事等(建設工期 約21ヶ月(予定))
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新庁舎移転整備地
現在、山口市糸米にある山口警察署庁舎(敷地面積 5,699.5 ㎡)を山口市吉敷の旧
消防学校跡地(敷地面積 17,000 ㎡程度)に移転する。
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庁舎の規模
延床面積 6,000㎡程度(公用車車庫を含む)
本館棟
庁 舎
鉄骨鉄筋コンクリート造・4階
(事務・窓口スペース・
(約5,400㎡)
(構造は検討中)
留置施設、道場等)
車庫
鉄骨造・平家
長大物件保管庫
〃
拾得自転車保管庫
〃
別 棟
(約600㎡) 霊安室
〃
大型車庫
〃
倉庫
〃
住
所:山口市吉敷下東四丁目 地内
用途地域:第一種中高層住居専用地域