⑦秋学期シラバス - 同志社大学 日本語・日本文化教育センター

Z2001-072
1 単位 秋学期 今出川 講義形式
△日本語総合演習A-72
Japanese Language Seminar A
高岸 雅子
<概要>
本講義では,初級前半から初級後半レベルの学習者を対象に,初級文法項目の総合的な復習と表現力の拡充,その運用力を
養成することを目的とする。1~10 回の授業では,日常生活場面での会話表現や機能的な表現を学習し,2 人が 1 組になって
与えられた場面での会話文のスクリプトを書き,ロールプレイを行う。このようにさまざまな場面における会話練習をしてい
くうちに,伝えたいことを適切に相手に伝える表現方法や,周囲と摩擦を起こさずにうまくコミュニケーションをとる方法を
身につけ,さらに日本人の言語行動や習慣を理解する。
11~15 回の授業では「ドラマ作成と発表」の活動をする。この活動では全員でドラマのストーリーを考え,全員が分担し
て脚本を書き,全員が俳優およびスタッフになって一つのドラマを作り上げ,発表する。
<到達目標>
学生は,場面や相手に応じた適切な表現で伝えたいことを相手に伝える方法,周囲の人々との人間関係に配慮しながらコ
ミュニケーションをとる方法などが習得できる。
「ドラマ作成と発表」の活動では,登場人物のキャラクターに相応しい台詞や場面状況を考えながら「日本語の脚本」の一
場面が書けるようになる。また演技をする時は,日本語の台詞を気持ちを込めて言えるようになる。さらに,仲間と協力しな
がら一つのものを作り上げるという学生主体の活動ができる。
<授業計画>
(実施回)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
(内容)
(授業時間外の学習)
・オリエンテーション
・自己紹介
自己紹介の後,クラスメートからの質問に答える。
・買い物
デパートでほしい物を買う時の会話・ほしい物がないと
き上手に断わる時の会話
・誘う/誘われる
友達を誘う時の会話・行きたくない時,丁寧に断わる会
話
・日本人の家で
日本人の家を訪問する時の会話・訪問のマナーを勉強す
る。
・病気/けが
病院で,自分の病気またはけがの症状を医者に説明する
時の会話
・忘れ物
電車の中に忘れ物をしたことに気づき,駅員に忘れた物
の形状・材質・色や,忘れた時の状況などを説明する会
話
・依頼/断わる
頼みにくいことを頼む時の会話・頼まれたことができな
い時,丁寧に断わる会話
・苦情を言う/謝る
他の人から何らかの被害を受けて,苦情を言う時の会
話・それに対し丁寧に謝る時の会話
・ほめる/ほめられる
友達の服や持ち物,日本語能力,または家族をほめる会
話・ほめられた時,けんそんする会話
・中間評価(会話) ロールカードを使って,これまで勉強したいろいろな場
面のロールプレイをする。
・「ドラマ作成と発表」の活動(1)
グループに分かれる。各グループでストーリーを決め,
場面ごとに脚本を書く役割を決め,脚本を書き始める。
・「ドラマ作成と発表」の活動(2)
演出,音響効果,小道具などスタッフを決める。脚本を
完成させる。
─1─
自己紹介文を書く。
授業で作ったロールプレイの会話文のスクリプトを書
く。
同上
同上
同上
同上
同上
同上
中間評価(ロールプレイ)の準備をする。
ロールプレイの練習を振り返り,感想文を書く。
担当分の脚本を書く。
脚本を仕上げ,台詞の練習をする。
13
14
15
・「ドラマ作成と発表」の活動(3)
脚本の読み合わせをする。その後,立ち稽古をする。
・「ドラマ作成と発表」の活動(4)
立ち稽古をする。その後,リハーサルをする。
総括
最後のリハーサルの後,ドラマの発表をする。
演技の練習および音響や小道具などの準備をする。
演技の練習および最後の調整をする。
撮影したドラマを編集し,DVD を作成をする。
1 時間ごとの予定は進度がずれることもある。
<成績評価基準>
平常点 40%
出席回数,授業態度,宿題の提出状況,毎回のロールプレイの発表をもとに総合的に評価する。
中間試験 30%
口頭による試験を行ない,学習事項の理解や到達度および積極性などを評価する。
期末試験 30%
口頭による試験を行ない,学習事項の理解や到達度および取り組み方,積極性などを評価する。
<テキスト>
授業のはじめに,毎回の授業で使用するハンドアウトを一冊にまとめた冊子を配布する予定である。
<参考文献>
スリーエーネットワーク編『みんなの日本語初級 本冊 II』(スリーエーネットワーク,1998)
ボイクマン 総子・小室 リー 郁子・宮谷 敦美『日本語生中継 初中級編(1)-聞いて覚える話し方-』(くろしお出版,
2006)
中居 順子・近藤 扶美 他『会話に挑戦!中級前期からの日本語ロールプレイ』(スリーエーネットワーク,2005)
海外技術者研修協会 編『新日本語の中級 本冊』(スリーエーネットワーク,2000)
─2─
Z2002-072
1 単位 秋学期 今出川 講義形式
△日本語総合演習B-72
Japanese Language Seminar B
戸田 綾子
<概要>
日本語能力試験のN3レベルに相当する,中級前半の文型,語彙の学習および練習,聴解練習などを行う予定である。
<到達目標>
目標は日本語能力試験N3レベルに合格できるような日本語能力を得ることである。
<授業計画>
(実施回)
(内容)
(授業時間外の学習)
1
授業内容と日本語能力試験についての紹介・語彙の問題
2
語彙の問題(家庭内での語彙)
3
語彙の問題(外出に関する語彙)
4
語彙の問題(勉強や仕事に関する語彙)
5
語彙の問題(状態を表す語彙)
6
語彙の問題(慣用表現,擬声語など)
7
文法の問題(初中級の復習)
8
文法の問題(連語の助詞など)
9
文法の問題(文末表現など)
10
中間評価 文法の問題(文末表現など)
11
聴解(問答形式の問題)
12
聴解(絵を見て答える問題)
13
読解(質問の答えを探す練習)
14
読解(速く読み取る練習)
15
総括
受験希望者がいない場合は,内容を多少変更する可能性がある。
2 レベルの学生が受講を希望する場合は,相談の上で決定する。
語彙の問題を宿題とする
語彙の問題を宿題とする
語彙の問題を宿題とする
語彙の問題を宿題とする
語彙の問題を宿題とする
語彙の問題を宿題とする
文法の問題を宿題とする
文法の問題を宿題とする
文法の問題を宿題とする
文法の問題を宿題とする
問題集を宿題とする
問題集を宿題とする
読解問題の語彙などを調べてくる
読解問題の語彙などを調べてくる
今までの復習をする
<成績評価基準>
平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等) 10%
出席率・授業態度など。
小テスト 30%
中間試験 30%
期末試験 30%
出席が少ない場合は減点されることがある。
<テキスト>
佐々木仁子,松本紀子『日本語総まとめN3 語彙』(アスク出版,2010)
ならびに『日本語総まとめN3 文法』(出版社,著者は同じ)をともに用いる予定である。
読解,聴解の問題については授業時に説明する。
─3─
Z2003-072
1 単位 秋学期 今出川 講義形式
△日本語総合演習C-72
Japanese Language Seminar C
米澤 昌子
<概要>
日本語能力試験の中級でも難度の高いN2レベルの試験に向けて,文法・読解・聴解力のトレーニングを目的として,授業を
進めます。2 回の模擬試験や練習問題に取り組むことで,N2レベルの試験に必要な勉強を知り,学習者自身の勉強に役立て
られるようにしていきます。
<到達目標>
日本語能力試験の中級でも難度の高いN2レベルの試験に向け,文法・読解・聴解力をトレーニングすることで,N2レベル
の試験に取り組める能力について理解し,勉強が身につくことを目標とします。
<授業計画>
(実施回)
1
(内容)
(授業時間外の学習)
オリエンテーション(日本語能力試験N2レベルについて・勉強法等)
N2レベルの聴解過去問題
N2レベルの言語知識過去問題
言語知識問題1 漢字・読解
言語知識問題2 語彙・読解
言語知識問題3 語彙・読解
言語知識問題4 語彙・読解
言語知識問題5 文法
聴解問題1 文法 聴解問題2 語彙
言語知識問題6 読解
模擬試験
模擬試験
文法問題(使役・受身)・語彙
文法問題(授受・自他動詞)・語彙
総括
2
宿題プリント
3
同上
4
同上
5
同上
6
同上
7
同上
8
同上
9
同上
10
同上
11
同上
12
本時の復習
13
本時の復習
14
本時の復習
15
クラスの様子を見て,進度や内容を変更することがあります。規定の時間外で模擬試験を行います。土曜日もしくは水曜日の
3 時間目・4 時間目で行う予定です。
<成績評価基準>
平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等) 40%
出席状況・態度。クイズなど。
中間試験 30%
模擬試験。
期末試験 30%
授業の理解度。
<テキスト>
自作教材配布します。授業時に説明します。旧能力試験の過去問題も使用する予定です。
<参考文献>
友松悦子ほか『どんな時どう使う 日本語表現文型辞典』(アルク,2007)
朝倉美波 瀬戸口彩 山本京子『合格できる日本語能力試験N2』(アルク,2010)
適宜紹介します。
<備考>
能力試験に向けての勉強はこの時間の受講だけでは不十分です。授業時間外の勉強が必要です。試験を受験する人は勉強法
等について,いつでも相談してください。
─4─
Z2004-072
1 単位 秋学期 今出川 講義形式
△日本語総合演習D-72
Japanese Language Seminar D
石田 裕子
<概要>
本授業では,日本語能力試験N1レベルの学習項目の総まとめを行う。「文字・語彙」「文法」「読解」「聴解」の各分野
から,新試験において新設された問題や出題内容・形式に変更のある問題を中心に演習を行うと同時に,旧試験の形式を引き
継いだ問題についても演習を行う。弱点克服を目指した練習問題にも取り組む予定である。
<到達目標>
日本語能力試験N1レベルの学習項目の定着を図り,それを利用して様々な課題を遂行する力を身につけることを目標とす
る。
<授業計画>
(実施回)
1
2
3
4
5
6
7
8
(内容)
(授業時間外の学習)
ガイダンス,実力チェック
聴解1,文字・語彙1,文法1,読解1
聴解2,文字・語彙2,文法2,読解2
聴解3,文字・語彙3,文法3,読解3
聴解4,文字・語彙4,文法4,読解4
聴解5,文字・語彙5,文法5,読解5
聴解6,文字・語彙6,文法6,読解6
中間評価
聴解7,文字・語彙7,文法7,読解7
聴解8,文字・語彙8,文法8,読解8
聴解9,文字・語彙9,文法9,読解9
聴解10,文字・語彙10,文法10,読解10
聴解11,文字・語彙11,文法11
聴解12,読解11,文字・語彙12
聴解13,文法12,読解12
総括
プリントの予習・復習
プリントの予習・復習
プリントの予習・復習
プリントの予習・復習
プリントの予習・復習
プリントの予習・復習
プリントの予習・復習
プリントの予習・復習
9
プリントの予習・復習
10
プリントの予習・復習
11
プリントの予習・復習
12
プリントの予習・復習
13
プリントの予習・復習
14
プリントの予習・復習
15
プリントの復習
クラスの人数などにより,授業計画や進度を変更する可能性がある。
<成績評価基準>
出席点 10%
平常点 30%
詳細は授業内で指示する
中間試験 30%
N1レベルの文字・語彙,文法,読解の力をはかる
期末試験 30%
N1レベルの文字・語彙,文法,読解の力をはかる
<テキスト>
詳細は授業内で指示する。
<参考文献>
石崎晶子,井江ミサ,歌原祥子,木山三佳,三輪充子『合格できる日本語能力試験 N1』(アルク,2010 年)
詳細は授業内で指示する。
─5─
Z2005-072
1 単位 秋学期 今出川 講義形式
△日本語総合演習E-72
Japanese Language Seminar E
大山 理惠
<概要>
本授業では,大学で学ぶために必要な日本語能力の養成を目的とする。 日本留学試験と同じ形式で,「読解」「聴解」「聴読解」「記述」の問題を演習方式で行う。
<到達目標>
大学で必要な日本語の4技能(読む・書く・聞く・話す)の能力をバランスよく身に付ける。
<授業計画>
(実施回)
1
(内容)
(授業時間外の学習)
日本留学試験の内容説明 オリエンテーション
過去模擬試験問題(読解・聴解・聴読解)
過去模擬試験問題(読解・聴解・聴読解)解説
問題(記述①2つの意見)・聴解・語彙小問題
問題(記述②1つの意見)・聴読解・語彙小問題
問題(記述③将来の予測)語彙小問題
問題(聴解・聴読解)・解説 語彙小問題
模擬試験(記述・読解・聴解・聴読解)
模擬試験(記述・読解・聴解・聴読解)
模擬試験(記述・読解・聴解・聴読解)
模擬試験(記述・読解・聴解・聴読解)
問題(読解・聴解・記述解説) 語彙小問題
問題(読解・聴聴解・記述解説)語彙小問題
問題(読解・聴解)解説 語彙小問題
問題(読解・聴読解)解説 語彙小問題
総括
2
復習
3
記述問題
4
記述課題書き直し
5
記述課題書き直し
6
記述課題書き直し
7
語彙小問題
8
語彙小問題
9
語彙小問題
10
語彙小問題
11
記述課題書き直し
12
記述課題書き直し
13
復習
14
復習
15
総復習
出席および授業への積極的態度を重視します。
なお,クラスの人数や能力によってシラバスを変更することもあります。
本番の試験の雰囲気に慣れるために,試験対策として模擬試験を実施します。
日本留学試験終了後は,クラスのニーズに応じて,内容を変更することもあります。
<成績評価基準>
平常点(出席,クラス参加度,宿題等) 30%
出席重視
提出物 40%
記述課題
期末試験 30%
読解・聴解・聴読解・記述
出席,提出物,授業への積極的参加度も重要です。
<テキスト>
プリント配布。必要に応じて,授業中に指示する場合もあります。
<参考文献>
松岡 龍美,目黒 真実,青山 豊 『日本留学試験対策 記述問題テーマ 100 改定版』(凡人社,2010)
井上とも子他『めざせ高得点! 日本留学試験』(専門教育出版,2010)
島田和子他『日本留学試験速攻トレーニング聴読解』(アルク,2011)
授業時に適宜紹介します。
<備考>
翌年春の留学試験受験者がいない場合は,留学試験終了後,大学・大学院の講義メモの書き方,講義の聴解等,ニーズに応じ
─6─
た練習も行う予定です。
─7─
Z2008
△中級日本語文法概説B
Intermediate Japanese Grammar Overview B
1 単位 秋学期 今出川 講義形式
松本 秀輔
<概要>
中級レベル(日本語能力試験N2~N3レベル)の文法および文字・語彙の習得を目的とする。クラスでは,N2レベルにや
やウェイトをおきながら,中級レベル全般の文法および文字・語彙についての解説と問題演習を行う。
<到達目標>
N2レベルまでの文法および文字・語彙についての知識と理解を深め,中級レベルの読み・書きを中心とした日本語能力を身
につけられるようにする。日本語能力試験N2合格レベルを目指す。
<授業計画>
(実施回)
(内容)
(授業時間外の学習)
1
授業ガイダンス
2
文法解説・演習①「ところ」などのグループ/文字演習①
3
文法解説・演習②「から」などのグループ/文字演習②
4
文法解説・演習③「ようだ」などのグループ/文字演習③
5
文法解説・演習④「次第・わり」などのグループ/文字演習④
6
文法解説・演習⑤「と」などのグループ/文字演習⑤
7
文法解説・演習⑥「ない・ず」などのグループ/文字演習⑥
8
文法解説・演習⑦「向き・がち・気味」などのグループ/文字演習⑦
9
中間評価
10
文法解説・演習⑧「~に+動詞」などのグループ/語彙演習①
11
文法解説・演習⑨「~に+動詞」などのグループ/語彙演習②
12
文法解説・演習⑩「たら・ても」などのグループ/語彙演習③
13
文法解説・演習⑪「もの・こと」などのグループ/語彙演習④
14
文法解説・演習⑫「だけ」などのグループ/語彙演習⑤
15
総括
状況に応じ,授業の内容や予定を変更することがある。
<成績評価基準>
平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等) 30%
出席及び授業への参加度を評価する。
小テスト 10%
学習事項の理解・定着度を評価する。
中間試験 30%
学習事項の理解・定着度を評価する。
期末試験 30%
学習事項の理解・定着度を評価する。
<テキスト>
授業時にプリントを配布します。
必ず予習をし,語句を調べておいてください。
<参考文献>
友松 悦子 ほか『新装版 どんな時どう使う 日本語表現文型辞典』(アルク,2010)
グループ・ジャマシイ『教師と学習者のための日本語文型辞典』(くろしお出版,1998)
各自必要に応じて上記書を参照してください。
─8─
予習(語句調べなど)
予習(語句調べなど)
予習(語句調べなど)
予習(語句調べなど)
予習(語句調べなど)
予習(語句調べなど)
予習(語句調べなど)
前時までの復習
予習(語句調べなど)
予習(語句調べなど)
予習(語句調べなど)
予習(語句調べなど)
予習(語句調べなど)
予習(語句調べなど)
総復習
Z2010
1 単位 秋学期 今出川 講義形式
△上級日本語文法概説B
Advanced Japanese Grammar Overview B
佐尾 ちとせ
<概要>
キーワード:機能語 function word 文型・パターン sentence pattern
旧日本語能力試験出題基準1級レベルの機能語を中心に,上級学習者が身につけておくべき機能表現について用法の解説を行
う。科目名は「文法概説」であるが,日本語学習者に国文法の解説をしても,実際の運用には役立たないので,機能語を用い
る典型的な文型を提示し,意味ではなく,「文型」=1つのパターンとして,丸ごと覚えていけるようにする。後期は,機能
表現の実際使用例から,その用法を学習していく。最初は,歌詞やCMに用いられている表現,次に,大概の日本人は一読し
ているが,留学生は手に取ることの少ないであろう近代文学に用いられている表現を取り上げる。また,秋学期修了後,大
学・大学院へ進学する学生が多いので,レポート作成を見据え,日常的な話題を上級機能表現を用いて書き改める練習を行
う。
<到達目標>
・上級レベルの機能語の意味に習熟し,それらの正しい運用方法を身につける。
・会話の相手や文章の読み手の立場,公式非公式といった使用場面など,コンテクストを正しく理解し,あるいは先を予測し
て,適切な機能語を選択できるようになる。
<授業計画>
(実施回)
1
2
3
4
5
(内容)
6
文学作品中に登場する機能表現1 芥川「始末」「ともなく」等
7
復習テスト1の振り返り 文学作品中に登場する機能表現2
漱石「ばかり」「もって」等
文学作品中に登場する機能表現3
太宰「に至って」「こそ」等
文学作品中に登場する機能表現4
鷗外「禁じ得ない」等
復習テスト2
8
9
10
11
12
13
14
15
(授業時間外の学習)
歌の中に登場する機能表現
「あっての」「んばかり」
新聞記事の中に登場する機能表現
「よそに」「だけに」
広告やテレビコマーシャルの中に登場する機能表
現 「ならでは」「ことなく」「なり」
1~3の補足 復習テストに関する詳細説明
復習テスト1
・学習した文型を使用した例文作成
・学習した文型の実際使用例の収集
同上
同上
同上
・復習テストで判明した未習熟の文型について,用法を
再確認する
・学習した文型を使用した例文作成
・学習した文型の実際使用例の収集・授業で取り上げた
文学作品全体を読む
同上
同上
同上
運用練習1 友人に宛てたメールを恩師に宛てた手紙に書き換える
運用練習1の続き 復習テスト2の振り返り
運用練習2 個人的な日記を公式な報告書,新聞記事に書き換える
運用練習2の続き
復習テスト3(1~14回で学習した機能表現の総合的
な復習テスト)
・復習テストで判明した未習熟の文型について,用法を
再確認する
書き換えの完成
同上
同上
同上
未習熟の機能表現について,自分なりに例文を作成し,
用法を確認する。
受講者と相談の上で,授業計画を変更する可能性がある。春学期と扱う内容は一部重なるが,春は文法項目の解説をした上
で,それらが用いられている用例に当たるという方向性で授業を進め,秋学期は実際に上級文法が用いられている例を紹介し
た上で,それらの解説を行うという方向性で進める。
─9─
<成績評価基準>
平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等) 10%
学習した機能語を使用した例文を作成する。学習した機能語の実際使用例を探す。詳細は授業時に説明。
小テスト 60%
2回の復習テストを1回 30%で評価する。テストの具体的な内容については授業時に指示する。
期末試験 30%
学習した機能語の用いられた文の誤用を訂正する。初中級レベルの表現を用いて書かれた文章を上級表現を用いて書き換
える。
四択式の暗記問題のような試験は行わない。辞書や参考書を利用して,的確な表現を選択した上で,日本語として正確な文章
を完成させられるかどうかを問う。最終回に実施予定の総合的な復習テストについては,進度によって,レポート試験に変更
する場合もある。
<テキスト>
佐尾ちとせ『上級機能語概説』
初回授業時に配布。2014 年春学期に「上級文法概説A」を受講した学生は,春学期に使用したテキストをそのまま継続して
使用すること。
<参考文献>
安藤節子他『自動詞・他動詞,使役,受身-日本語文法演習-ボイス-』初版(スリーエーネットワーク,2001),ISBN:
4883191923
中西久実子他『「は」と「が」,複合核助詞,とりたて助詞など-日本語文法演習-助詞-』初版(スリーエーネットワー
ク,2010),ISBN:4883195406
小川誉子他『ことがらの関係を表す表現-日本語文法演習-複文-』初版(スリーエーネットワーク,2004),ISBN:4883193225
─ 10 ─
Z2011-105
△日本語特別演習-105
Japanese Language Special Seminar
1 単位 秋学期 今出川 講義形式
荒井 美幸
<概要>
日本語プレースメントテストⅠ~Ⅱレベル程度の留学生に対し,就職活動やビジネスシーンには欠かせない,場面に応じた丁
寧な話し方ができるようになるための前段階として,動詞の非過去・過去・肯定・否定の形,基本的なフォームとその表現に
重点を置いた初級の日本語を学習し,敬語の知識を身につける。学習段階に合わせて,会話練習やロールプレイなども行う。
合わせて,日本の一般的な家庭・地域・企業などで行われる年中行事について学び,日本文化や日本社会に関する知識を深め
る。また,日本の社会人としての基礎的なマナーや一般常識も学ぶ。写真・挿絵・動画なども活用し,Ⅰ~Ⅱレベルの日本語
では説明が難しい内容に関しては,適宜,英語による説明の資料も配布する予定である。講義は日本語で行う。
<到達目標>
生活の中のさまざまな場面に応じた日本語コミュニケーション力を養いつつ,将来日本で就職活動や社会生活を行うための基
礎知識の習得を目指す。日本語,日本文化,日本社会に関する知識,さらに日本での基本的なマナーなどを身につける。
<授業計画>
(実施回)
(内容)
(授業時間外の学習)
1
オリエンテーション,初級日本語①
講義内容の復習
2
初級日本語②,一般常識①
講義内容の復習
3
初級日本語③,一般常識②
講義内容の復習
4
初級日本語④,一般常識③
講義内容の復習
5
初級日本語⑤,一般常識④
講義内容の復習
6
敬語の知識①,一般常識⑤
講義内容の復習
7
敬語の知識②,一般常識⑥
講義内容の復習
8
敬語の知識③,一般常識⑦
講義内容の復習
9
敬語の知識④,一般常識⑧
講義内容の復習
10
敬語の知識⑤,一般常識⑨
講義内容の復習
11
ビジネスマナー(基礎)①,ロールプレイ①
講義内容の復習
12
ビジネスマナー(基礎)②,ロールプレイ②
講義内容の復習
13
ビジネスマナー(基礎)③,ロールプレイ③
講義内容の復習
14
初級日本語・敬語の知識の復習,ロールプレイ④
講義内容の復習
15
総括
受講者の登録人数や日本語力などに応じて,受講者と相談のうえ,授業計画を変更する可能性がある。
<成績評価基準>
平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等) 20%
休まず参加したか,クラスに積極的に参加したかなどを評価します。
提出物 20%
締切に遅れると減点します。
小テスト 30%
2~3 回に一度,授業の内容に関するチェックテストを行います。
期末試験 30%
授業で習った初級日本語,敬語,一般常識,ビジネスマナーに関するまとめテストを行います。
欠席が続いたり,テストを受けなかったりすると,単位が出せないことがあります。
<テキスト>
講義時にプリント配布
<参考文献>
必要に応じて講義時に紹介
─ 11 ─
Z2011-106
△日本語特別演習-106
Japanese Special Language Seminar
1 単位 秋学期 今出川 講義形式
荒井 美幸
<概要>
日本語プレースメントテストⅢ~Ⅴレベル程度の留学生に対し,就職活動やビジネスシーンには欠かせない,場面に応じた丁
寧な話し方ができるようになるために,初級の日本語の復習を行い,様々な場面での会話練習やロールプレイを行う。また,
敬語の知識についても復習し,敬語を使って話せるようになるためのトレーニングも行う。合わせて,日本の一般的な家庭・
地域・企業などで行われる年中行事についても学習し,日本文化や日本社会に関する知識を整理する。さらに,日本の社会人
としてのより具体的なマナーや一般常識も学ぶ。また,ビジネス文書について学ぶ前段階として,葉書や封筒の宛名の書き方
や,季節の挨拶状の知識,基礎的な定型表現などを学ぶ。講義は日本語で行う。
<到達目標>
日本社会で遭遇するさまざまな場面において,問題解決のため適切な日本語とマナーで会話ができる能力を身につける。日本
文化,日本社会に関する知識,日本での基本的なマナーなど,将来日本で就職活動や社会生活を行うための基礎知識の習得を
目指す。
<授業計画>
(実施回)
(内容)
(授業時間外の学習)
1
オリエンテーション,初級動詞のフォーム・表現の復習①
2
初級動詞のフォーム・表現の復習②,一般常識①
3
初級動詞のフォーム・表現の復習③,一般常識②
4
敬語の復習①,発話練習,一般常識③
5
敬語の復習②,発話練習,一般常識④
6
敬語の復習③,発話練習,一般常識⑤
7
ビジネスマナー(基礎)①,ロールプレイ①
8
ビジネスマナー(基礎)②,ロールプレイ②
9
ビジネスマナー(基礎)③,ロールプレイ③
10
ビジネスマナー(基礎)④,ロールプレイ④
11
ビジネスマナー(基礎)⑤,ロールプレイ⑤
12
ビジネスマナー(基礎)⑥,ロールプレイ⑥
13
ビジネスマナー(基礎)⑦,ロールプレイ⑦
14
敬語・一般常識・ビジネスマナー(基礎)の復習,,ロールプレイ⑧
15
総括
受講者の登録人数や日本語能力に応じて,受講者と相談のうえ,授業計画を変更することがある。
<成績評価基準>
平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等) 20%
休まず参加したか,クラスに積極的に参加したかなどを評価します。
提出物 20%
締切に遅れると減点します。
小テスト 30%
2~3 回に一度,授業の内容に関するチェックテストを行います。
期末試験 30%
授業で習った初級日本語,敬語,一般常識,ビジネスマナーに関するまとめテストを行います。
欠席が続いたり,テストを受けなかったりすると,単位が出せないことがあります。
<テキスト>
講義時にプリント配布
<参考文献>
必要に応じて講義時に紹介
─ 12 ─
講義内容の復習
講義内容の復習
講義内容の復習
講義内容の復習
講義内容の復習
講義内容の復習
講義内容の復習
講義内容の復習
講義内容の復習
講義内容の復習
講義内容の復習
講義内容の復習
講義内容の復習
講義内容の復習
Z2011-107
1 単位 秋学期 今出川 講義形式
△日本語特別演習-107
Japanese Language Special Seminar
米澤 昌子
<概要>
この授業は,日本語レベルに応じて受講するクラスである。日本語・日本文化教育センターによるレベル判定で,Ⅵ・Ⅶレベ
ルに相当すると判定された学生を対象とし,講義形式で行う。印刷教材・映像教材・練習問題を通して,ビジネスに必要とさ
れる日本語力(敬語・クッション言葉・ビジネスシーンの定型表現等),日本文化・社会適応能力(ビジネスマナー・日本の
社会や文化に対する理解・日本の考え方等),社会人基礎能力(問題遂行能力)に関する知識を身につけていく。学習者が日
本で働く際に必要な能力・知識とは何か,また外国人が直面しやすい問題についての理解ができるようになるとともに,自身
の就労に向けて必要な準備ができる態度を養う。なお,BJT(ビジネス日本語能力テスト)などの資格試験への概要紹介・対
策なども予定している。
<到達目標>
・様々なビジネスシーンに必要とされる日本語力(敬語・クッション言葉・定型表現等)を身につける。
・日本文化・社会適応能力(一般的なマナー・ビジネスマナー・日本文化及び日本人の考え方・日本人の仕事観等) を理解
する。
・日本社会で働く上でどのようなことが問題となるかを理解し,自身の就職の準備に役立てることができるようになる。
<授業計画>
(実施回)
(内容)
(授業時間外の学習)
1
オリエンテーション
マナーチェック
2
・ビジネスに必要な日本語力①敬語
・日本人の一般マナー
・ビジネス用語
・ビジネスシーンに必要な日本語力②クッション言葉
・ビジネスマナー①
・小テスト
・ビジネスシーンに必要な日本語力②丁寧な言い回わ
し
・ビジネスマナー②
・ビジネス用語
・ビジネスシーン① あいさつ
・小テスト
・ビジネスシーン② 電話応対
・ビジネス用語
・ビジネスシーン③ アポイントをとる
・小テスト
・ビジネスシーン④ 訪問・来客
・ビジネス用語
・ビジネスシーン⑤ メール
・小テスト
・ビジネスシーン⑥ 指示・報告・相談
・ビジネス用語
・様々なビジネスシーン⑦ その他
・小テスト
・ビジネス日本語能力テストとは
・ビジネス用語
・ビジネスにおける課題遂行
・小テスト
・日本人の仕事観
・まとめ
総括
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
授業計画は進度により変更する場合があります。
─ 13 ─
・授業の復習
・課題として日本及び世界のュースを知り,自身の考え
をまとめる。
同上
同上
同上
同上
同上
同上
同上
同上
同上
同上
同上
同上
同上
同上
<成績評価基準>
平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等) 15%
出席・授業態度。
小レポート 20%
学期中に出された課題について書く短いレポートによる評価。
提出物 15%
2週間に一度の課題の提出状況による評価。
小テスト 20%
授業内で数回行う筆記試験による評価。
期末試験 30%
筆記試験による評価。
<テキスト>
テキストは特に指定しません。毎回ハンドアウトを配ります。
<参考文献>
釜淵優子『しごとの日本語-ビジネスマナー編-』初版(2008),ISBN:978-4-7574-1467-9,このシリーズには『メールの書
き方編』『電話応対編』があります。
TOP ランゲージ『実用ビジネス日本語-中級レベルからの-』新装版第3刷(アルク,2008),ISBN:978-4-7574-1061-9,英
語訳がついています。非漢字圏の学生向きです。
岩崎みどり・海老原恭子『日本企業への就職-ビジネスマナーと基本のことば-』改定新版1刷(アスク,2009),ISBN:
978-4-87217-695-7,中国語訳がついています。
日本映像教育社 教育事業部『ビジネス日本語-内定者編-』初版第1刷(日本映像教育者,2004),凡人社,ISBN:
4-89358-578-9,DVD がついています。
近藤彩・金高卿・ムダグウヤリディ・福永由佳・池田玲子『ビジネスコミュニケーションのためのケース学習-職場のダイ
バーシティで学び合う-』初版第 1 刷(ココ出版,2013),ISBN:978-4-904595-37-4,日本で働く上で何がトラブルとなるか
を考えるテキストです。
宮崎道子 監修『ビジネス日本語能力テスト 聴解・聴読解 実力養成問題集』第3刷(スリーエーネットワーク,2009),
ISBN:978-4-88319-421-6,BJT 対策の問題集です。このシリーズは,『読解 実力養成問題集』もあります。
適宜,授業で紹介します。
─ 14 ─
Z2011-108
△日本語特別演習-108
Japanese Language Special Seminar
1 単位 秋学期 今出川 講義形式
米澤 昌子
<概要>
この授業は,日本語レベルに応じて受講するクラスであり,日本語・日本文化教育センターによるレベル判定で,Ⅷ・Ⅸレベ
ルに相当すると判定された学生を対象とし,講義形式で行う。印刷教材・映像教材・練習問題を通して,ビジネスに必要とさ
れる日本語力(敬語・クッション言葉・様々なビジネスシーンの定型表現等),日本文化・社会適応能力(ビジネスマナー・
日本の社会や文化に対する理解・日本人の思考等),社会人基礎能力(問題遂行能力)に関する知識を身につけていく。学習
者が日本で働く際に必要な能力・知識とは何か,また外国人が直面しやすい問題についての理解ができるようになるととも
に,自身で日本での就労に向けて必要な準備を進めていく態度を養う。日本人らしい日本語の会話・言い回わしとは何かにつ
いても考える。なお,BJT(ビジネス日本語テスト)などの資格試験への取り組みも予定している。
<到達目標>
・様々なビジネスシーンに必要とされる日本語力(敬語・クッション言葉・定型表現等)を身につけ,ビジネスシー ンでの
会話展開を理解する。
・日本文化・社会適応能力(一般的なマナー・ビジネスマナー・日本文化及び日本人の考え方・日本人の仕事観等) を理解
する。
・日本社会で働く上でどのようなことが問題となるか理解し,コミュニケーションに支障をきたした場合,何が原因 か考え
られるようになる。
<授業計画>
(実施回)
(内容)
1
・オリエンテーション
・マナーチェック
2
・ビジネスに必要な日本語力①敬語
・日本人の一般マナー
・ビジネス用語
・ビジネスに必要な日本語力②クッション言
葉
・ビジネスマナー①
・小テスト①
・ビジネスに必要な日本語力③丁寧な言い回
し
・ビジネスマナー②
・ビジネス用語
・ビジネスシーン①あいさつ
・小テスト②
・ビジネスシーン②電話応対
・ビジネス用語
・ビジネスシーン③アポイントをとる
・小テスト③
・ビジネスシーン④訪問・来客
・ビジネス用語
・ビジネスシーン⑤メール
・小テスト④
・ビジネスシーン⑥指示・報告・相談
・ビジネス用語
・ビジネスシーン⑦雑談
・小テスト⑤
・ビジネス日本語能力テストとは
・ビジネス用語
・ビジネスにおける課題遂行①
・小テスト
・ビジネスにおける課題遂行②
・日本人の仕事観
総括
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
(授業時間外の学習)
・授業の復習
・課題として日本及び世界のュースを知り,自身の考えをまとめ
る。
同上
同上
同上
同上
同上
同上
同上
同上
同上
同上
同上
同上
同上
同上
─ 15 ─
授業計画は進度により変更する場合があります。
<成績評価基準>
平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等) 15%
出席・授業態度。
小レポート 20%
学期中に出された課題について書く短いレポートによる評価。
提出物 15%
2週間に一度の課題の提出状況による評価。
小テスト 20%
授業内で数回行われる筆記試験による評価。
期末試験 30%
筆記試験による評価。
<テキスト>
特にテキストは指定しません。毎回ハンドアウトを配ります。
<参考文献>
金淵優子『しごとの日本語-ビジネスマナー編-』初版(アルク,2008),ISBN:978-4-7574-1467-9,このシリーズには,
『メールの書き方編』『電話応対編」があります。合わせて参考にしてください。
岩崎みどり・海老原恭子『日本企業への就職-ビジネスマナーと基本のことば-』改定新版第1刷(アスク,2009),ISBN:
978-4-87217-695-7,中国語訳がついています。また,応用編として『日本企業への就職 ビジネス会話トレーニング』もあり
ます。合わせて参考にしてください。
日本映像教育社 教育事業部『ビジネス日本語-内定者編-』初版第 1 刷(日本映像教育社,2004),凡人社,ISBN:
4-89358-578-9,DVD がついています。このシリーズには,『新入社員編』 もあります。
近藤彩・金高卿・ムダグウヤリディ・福永由佳・池田玲子『ビジネスコミュニケーションのためのケース学習-職場のダイ
バーシティで学び合う-』初版第1刷(ココ出版,2013),ISBN:1978-9045-37-4,日本で働く上で何がトラブルになるかを考
えるテキストです。
櫻井弘『雑談力ノート-誰と会っても会話に困らない-』(永岡書店),ISBN:978-4-522-43305,日本人向けの書籍です。雑
談が良好な人間関係をつくりあげるのに役立つはずです。
授業で適宜紹介します。
─ 16 ─
Z2015-073
1 単位 秋学期 今出川 ゼミ形式
△日本語特講演習-73
Japanese Special Seminar
荒井 美幸 木谷 真紀子 佐藤 紀美子 高岸 雅子
築山 さおり 米澤 昌子 <概要>
本授業は,本学で学ぶ日本語・日本文化研修留学生を対象に行う。
日本社会・日本文化に実際に触れることでそれらに対する理解を深める。また,必要に応じて,日本語によるレポート作成の
テーマ設定や問題提起などの方法を実践を通して身につける。
<到達目標>
日本語・日本文化に触れることで,それらに関する多角的な視野を獲得できるようになること,研究的視座に立った問題提起
ができるようになることを目的とする。
<授業計画>
(実施回)
1回
2~3 回
(内容)
(授業時間外の学習)
オリエンテーション
各担当教員による講義
各担当教員による講義 各担当教員による講義 各担当教員による講義 各担当教員による講義
各担当教員による講義 総括(発表・まとめ)
次回の予習
次回の予習
4~5 回
次回の予習
6~7 回
次回の予習
8~9 回
次回の予習
10~11 回
次回の予習
12~13 回
次回の予習
14~15 回
総復習
授業の進行上,日程の変更および実習が見学・体験に変更する可能性があるが,その場合は事前に知らせる。
<成績評価基準>
平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等) 100%
授業への毎時間の出席と,授業への積極的な取り組みを評価します。授業中に,発表をしたり,作文を書いたりする場合もあ
ります。授業内の活動全てを評価の対象とします。
<テキスト>
必要に応じてプリントを配布する。
─ 17 ─
△日本語特講演習-88(トピックスで学ぶ日本語) 1 単位 秋学期 今出川 講義形式
Japanese Special Seminar
高岸 雅子 木谷 真紀子
Z2015-088
<概要>
社会の「今」を取り上げ,よく耳にする専門用語を理解したうえで,それらの語彙を「わかる」から「使える」にする。イン
プット・アウトプット両面の強化を図り,四技能の総合的な向上を目指す。
授業は,一つの項目を 2 週にわたり行い,以下のような流れとする。
1,関連する記事を読み,多用される語彙やポイントとなる語彙を理解し,その語彙を使って意見文を書く
2,関連するニュースを聞きさらに語彙の定着を図るとともに,口頭でも意見を述べられるようにする
<到達目標>
理解語彙ではなく使用語彙を増やし,四技能のバランスの取れた向上を目標とする。
<授業計画>
(実施回)
(内容)
1
2
3
オリエンテーション,レベルチェック
経済①
経済②
4
5
教育①
教育②
6
7
8
日本の社会問題1①
日本の社会問題1②
中間評価
9
10
環境①
環境②
11
12
治安と地域問題①
治安と地域問題②
(授業時間外の学習)
13
日本の社会問題2①
14
日本の社会問題2②
15
総括
学生の人数や能力を見て,授業内容及び進度を変更することもある
次回の予習
課題1
経済,まとめと復習
次回の予習
課題2
教育,まとめと復習
次回の予習
課題3
日本の社会問題1,まとめと復習
前半のまとめと復習
次回の予習
課題4
環境,まとめと復習
次回の予習
課題5
治安と地域問題,まとめと復習
次回の予習
課題6
日本の社会問題2,まとめと復習
復習
<成績評価基準>
平常点 20%
出席,授業態度
クラスへの貢献度 20%
授業内での意見交換,討論などへの参加度
中間試験 30%
授業で扱った語・表現を理解し正しく使えているか
期末試験 30%
授業で扱った語・表現を理解し正しく使えているか
<テキスト>
授業では生教材(新聞記事や論説文,ニュースなど)を使用し,プリントは適宜配布する。
─ 18 ─
Z2015-097
1 単位 秋学期 今出川 ゼミ形式
△日本語特講演習-97
Japanese Special Seminar
平 弥悠紀
<概要>
本授業は,大学院生を対象に,各自の課題とする研究活動に関する指導を行う。日本語学およびその関連分野について,各自
がテーマを設定し,調査研究を進め,クラスで発表を行うことを通じて,日本語に関する知識を深める。
<到達目標>
学生自らが日本語に関する問いを立て,研究方法を考え,論理的に議論を進められるようになること。そして
関連文献,関連分野の研究方法から,自らの研究に役立つ方法を学び,研究論文の作成を目指す。
<授業計画>
(実施回)
1
(内容)
2~6
オリエンテーション
研究テーマ検討および報告テーマ設定の検討
発表
7~14
発表
15
総括
(授業時間外の学習)
各自のテーマに沿って資料収集
第1回の発表準備
第1回の発表内容の検討
第2回の発表準備
第2回の発表内容の検討
今期発表のまとめ
今期発表のまとめ
<成績評価基準>
平常点(出席,クラス参加) 40%
出席回数および,各時間の発表者へのコメントを中心に評価する。
発表 60%
各自が設定した研究テーマへの取り組みと,その成果について評価する。
各時間の発表者に適切なコメントができているか,また,各自が設定した研究テーマにどう取り組み,どのような成果を上げ
たかを総合的に評価する。
─ 19 ─
Z2015-098
1 単位 秋学期 今出川 ゼミ形式
△日本語特講演習-98
Japanese Special Seminar
李 長波
<概要>
履修者各自の研究テーマに合わせて,文献学の基礎知識,文献検索,文献整理,研究発表へ向けてのレジュメ作成などを通
じて,中国文献学,日本文献学の基本的な素養を身につけてもらうための演習である。
<到達目標>
学生は,この講義を通じて,中国文献学,日本文献学の基本的な知識を身につけるとともに,自らの研究課題について文献検
索,文献の利用,レジュメ作成,研究発表のための基礎訓練を受けることによって,研究レポート,研究論文の作成に役立つ
ことが期待できる。
<授業計画>
(実施回)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
(内容)
(授業時間外の学習)
中国・日本文献学概説(1)
各自の研究テーマの発表
中国・日本文献学(2)
文献検索の方法(実演・発表)
中国・日本文献学(3)
文献検索の方法(実演・発表)
中国・日本文献学(4)
文献検索の方法(実演・発表)
中国・日本文献学(5)
文献整理の方法(実演・発表)
中国・日本文献学(6)
文献整理の方法(実演・発表)
中国・日本文献学(7)
文献整理の方法(実演・発表)
中国・日本文献学(8)
文献講読(実演・発表)
中国・日本文献学(9)
文献講読(実演・発表)
中国・日本文献学(10)
文献講読(実演・発表)
中国・日本文献学(11)
レジュメ作成と研究発表(実演・発表)
中国・日本文献学(12)
レジュメ作成と研究発表(実演・発表)
中国・日本文献学(13)
レジュメ作成と研究発表(実演・発表)
中国・日本文献学(14)
レジュメ作成と研究発表(実演・発表)
総括
各自の研究テーマについての先行文献リストの作成
主要文献のレファランス
主要文献のレファランス
主要文献のレファランスと文献整理
文献整理
文献整理
文献整理・文献講読予習
文献講読予習
文献講読予習
研究内容のまとめ方
研究内容のまとめ方
研究内容のまとめ方
研究内容のまとめ方
研究論文作成に向けて
15
受講者と相談の結果,授業計画を変更することがあります。
<成績評価基準>
平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等) 30%
クラスで発表など 30%
クラスへの貢献度 10%
期末試験 30%
<テキスト>
テクストはプリント配布。
─ 20 ─
Z2015-099
1 単位 秋学期 今出川 ゼミ形式
△日本語特講演習-99
Japanese Special Seminar
木谷 真紀子
<概要>
近代日本文学の作家,作品を通じ,「 日本文学とは何か」という問いに様々な方面からアプローチできる基礎的な考察の在
り方の修得を目標とする。同時に参考文献の集め方,発表の際のレジュメの作成方法などの作業面においても知識の獲得を目
指していく。初回から2回程度,担当者から発表の仕方や授業進行などを説明し,その後,明治,大正,昭和期の代表的作家
の作品を通読する時間を持つ。発表者以外は,「読書メモ」を記入し,提出すること。その中から,発表者が各自選択し,分
担日に各自発表を行う。主に中国文学を題材にとった作品を対象とするよていである。
発表に際しては,発表者の意見に基づいた構成を心がけ,統一感があるようにする工夫が求められるが,様々な質問に的確に
答えられる多角的な視野からの考察を意識することが望ましい
<到達目標>
・学生が,近代日本文学の作家,作品を通じ,様々な方面からアプローチする考察の在り方ができるようになる。 ・学生が,参考文献の集め方,発表の際のレジュメの作成方法など,日本文学研究に必要な作業面においても,その方法を身
につけることができる。
<授業計画>
(実施回)
1
2
3
(内容)
(授業時間外の学習)
当者から講義,発表についてのガイダンス。テキスト配布。 作品を読
み,担当したい作品を選ぶ。 発表集決定。
担当者による三島由紀夫作品の通読。テキスト配布。 次週の担当者
が扱う作品を読み,読書メモを記入。
担当者がレジュメを実際に用いながら講義。 自習の担当者が扱う作
品の読書メモを記入する。
受講者による発表(1班)
″
受講者による発表(2班)
″
受講者による発表(3班)
″
受講者による発表(4班)
″
受講者による発表(5班)
″
発表の総括
講義の総括
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
発表者が論文などで扱いたい作品をできる限り反映したい。
<成績評価基準>
平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等) 15%
クラスで発表など 30%
提出物 20%
期末試験 20%
その他(具体的に) 15%
学生間の発表に対しての相互評価
<テキスト>
講義内で配布する。
<参考文献>
必要に応じて指示。
─ 21 ─
読書メモを提出
読書メモを提出
1班の感想,2班の読書メモ提出
2班の感想,3班の読書メモ提出
3班の感想,4班の読書メモ提出
4班の感想,5班の読書メモ提出
自分の発表を振り返ってのレポート提出
Z2015-100
1 単位 秋学期 今出川 ゼミ形式
△日本語特講演習-100
Japanese Special Seminar
松本 秀輔
<概要>
本授業では,大学院レベルの留学生を対象に,日本語学,日本語教育学,およびその関連分野についての講義及び演習を行
う。それを通じて学生個々が日本語および日本語教育に関する知識を深めると同時に,各自の研究テーマを設定し,調査研究
を行なえるよう指導する。
<到達目標>
学生が日本語,日本語教育に関する知識を深め,自ら問いを立て,論理的に議論を進められるようになること。そして,自ら
の研究に役立つ研究方法を学べるようになることを目指す。
<授業計画>
(実施回)
(内容)
(授業時間外の学習)
1 回-5 回
日本語・日本語教育研究の現状
6 回-14 回
日本語・日本語教育研究における諸問題
15 回
総括
授業計画の詳細は,状況により適宜変更される可能性がある。
<成績評価基準>
平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等) 70%
期末レポート試験・論文 30%
課題への取組みを評価する。
<テキスト>
適宜プリント教材を配布する。
<参考文献>
授業内で指示する。
─ 22 ─
復習及び次時の予習
復習及び次時の予習
今期学習の総括
Z2015-101
△日本語特講演習-101(日本語学講義)
Japanese Special Seminar
1 単位 秋学期 今出川 講義形式
平 弥悠紀
<概要>
本授業では,大学院生を対象に,日本語の擬音語・擬態語をテーマに,講義及び演習を行う。それを通じて学生個々が日本語
の擬音語・擬態語に関する知識を深めると同時に,日本語に関する調査研究を行えるよう指導する。
<到達目標>
学生が日本語に関する知識を深め,自ら問いを立て,論理的に議論を進められるようになること。そして,自らの研究に役立
つ研究方法を学べるようになることを目指す。
<授業計画>
(実施回)
1
2
3
4
5
6
(内容)
(授業時間外の学習)
擬音語・擬態語とは
擬音語・擬態語の語基とタイプ
擬音語・擬態語の歴史的変遷
擬音語・擬態語の分布
擬音語・擬態語の音と意味
擬音語・擬態語の用法
擬音語・擬態語の境界
漢語の擬音語・擬態語
中国語の擬音語・擬態語
『文章読本』と擬音語・擬態語
日本語教育への応用
発表
総括
復習及び次時の予習
復習及び次時の予習
復習及び次時の予習
復習及び次時の予習
復習及び次時の予習
復習及び次時の予習
7
8
9~14
15
授業計画の詳細は,状況により適宜変更される可能性がある。
復習及び次時の予習
復習及び次時の予習
復習及び次時の予習
今学期のまとめ
<成績評価基準>
平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等) 70%
期末レポート試験・論文 30%
課題への取り組みを評価する
課題への取り組みを評価する
<テキスト>
プリントを配布する。
<参考文献>
小野正弘『擬音語・擬態語 4500 日本語オノマトペ辞典』(小学館,2007),ISBN:978-4-09-504174-2
─ 23 ─
Z2015-102
△日本語特講演習-102(言語学翻訳論講義)
Japanese Special Seminar
1 単位 秋学期 今出川 ゼミ形式
李 長波
<概要>
本演習は,言語学の基本的な知識と翻訳の理論と実践的な問題を取り上げ,履修者間の積極的なディスカッションによって,
さまざまな視点から,日本語,中国語を考えていきたい。
<到達目標>
学生は,この演習を通じて,言語とは何か,特に対照研究の意味,そのための方法を理解し,多言語間の対照研究,翻訳のた
めの有益な視点を身につけることができる。
<授業計画>
(実施回)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
(内容)
(授業時間外の学習)
講義の概要・オリエンテーション 言語とは何か? 各自の研究テーマの準備
言語学概論① 言語は果たして「道具」なのか?
言語学概論② 言語の普遍性と多様性
言語学概論③ 言語研究の方法
翻訳論① 翻訳とは何か?
翻訳論② 日本語と中国語の翻訳可能性
課題発表・中間評価
翻訳論③ケーススタディー①と発表
翻訳論④ケーススタディー②と発表
翻訳論⑤ケーススタディー③と発表
翻訳論⑥ケーススタディー④と発表
翻訳論⑦ケーススタディー⑤と発表
翻訳論⑧ケーススタディー⑥と発表
翻訳論⑨ケーススタディー⑦と発表
総括
課題の文献調査
課題の文献調査
課題の文献調査
課題の文献調査
課題の文献調査
課題発表の準備
課題の文献調査
課題の文献調査
課題の文献調査
課題の文献調査
課題の文献調査
課題の文献調査
課題の文献調査
課題発表の準備
<成績評価基準>
平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等) 40%
中間レポート試験 30%
期末レポート試験・論文 30%
<テキスト>
毎回プリントを配布する。
<参考文献>
泉井久之助『言語研究とフンボルト』(弘文堂,1976 年)
山口巌『パロールの復権』(ゆまに書房,1999 年)
─ 24 ─
Z2015-103
1 単位 秋学期 今出川 ゼミ形式
△日本語特講演習-103
Japanese Special Seminar
李 長波
<概要>
近代日本文学の作家,作品を通じ,「文学とは何か」という問いに様々な方面からアプローチできる基礎的な考察の在り方の
修得を目標とする。同時に参考文献の集め方,発表の際のレジュメの作成方法などの作業面においても知識の獲得を目指して
いく。初回から2回程度,担当者から発表の仕方や授業進行などを説明し,その後,明治,大正,昭和期の代表的作家の作品
を通読する時間を持つ。発表者以外は,「読書メモ」を記入し,提出すること。その中から,発表者が各自選択し,分担日に
各自発表を行う。 発表に際しては,発表者の意見に基づいた構成を心がけ,統一感があるようにする工夫が求められるが,様々な質問に的確に
答えられる多角的な視野のから考察を意識することが望ましい <到達目標>
・学生が,近代日本文学の作家,作品を通じ,様々な方面からアプローチする考察の在り方ができるようになる。 ・学生が,参考文献の集め方,発表の際のレジュメの作成方法など,日本文学研究に必要な作業面においても,その方法を身
につけることができる。 <授業計画>
(実施回)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
(内容)
(授業時間外の学習)
担当者から講義,発表についてのガイダンス。テキスト配布。 作品を読
み,担当したい作品を選ぶ。 発表集決定。
担当者による三島由紀夫作品の通読。テキスト配布。 次週の担当者が扱
う作品を読み,読書メモを記入。
担当者がレジュメを実際に用いながら講義。 自習の担当者が扱う作品の
読書メモを記入する
作品の通読(1班)
″
作品の通読(2班)
″
作品の通読(3班)
作品の発表(1班)
″
作品の発表(2班)
″
作品の発表(3班)
″
講義の総括
読書メモを提出
1班の感想,2班の読書メモ提出
2班の感想,3班の読書メモ提出
3班の感想,4班の読書メモ提出
<成績評価基準>
平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等) 15%
期末レポート試験・論文 20%
クラスで発表など 30%
提出物 20%
その他(具体的に) 15%
学生間の発表に対しての相互評価
─ 25 ─
Z2015-104
△日本語特講演習-104(アカデミックスキルを身につけるためのクラス)
1 単位 秋学期 今出川 講義形式
Japanese Special Seminar
李 長波
<概要>
本特講演習では,文献調査法,文献整理法,先行研究の批判的な読解を通じて,履修者に基本的なアカデミックスキルを身
につけてもらうことを目的とする。具体的には,各自の研究テーマによって,先行研究の収集,主要な先行研究の解説,レ
ジュメ作成などを,他の専門のゼミに先行して行うことによって,履修者が他のゼミでの発表,ディスカッションをサポート
する。
<到達目標>
本ゼミの履修を通じて,文献検索能力,文献処理能力,研究レポート作成,プレゼンテーションの表現力を身につけること
ができる。
<授業計画>
(実施回)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
(内容)
(授業時間外の学習)
オリエンテーション:本演習の進め方
履修者の研究テーマの把握と文献検索の一般的なツールの
紹介
文献検索の実践
実演と報告(1)
文献検索の実践
実演と報告(2)
文献検索の実践
実演と報告(3)
文献整理の仕方
文献整理の一般的な方法
文献整理の実践
報告とコメント(1)
文献整理の実践
報告とコメント(2)
文献整理の実践
報告とコメント(3)
文献整理の実践
報告とコメント(4)
文献講読(1)
実例とディスカッション
文献講読(2)
実例とディスカッション
文献講読(3)
実例とディスカッション
レジュメ作成(1)
報告とコメント
レジュメ作成(2)
報告とコメント
プレゼンテーション・総括
15
受講者と相談の結果,授業計画を変更する可能性がある。
<成績評価基準>
平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等) 30%
クラスで発表など 30%
クラスへの貢献度 10%
期末試験 30%
出席重視,クラスでの発表を重視する。完成度を特に求めない。
─ 26 ─
各自の研究テーマに基づいて先行研究を調査する
各自の研究テーマに基づいて先行研究を調査する
各自の研究テーマに基づいて先行研究を調査する
先行研究の整理
先行文献の整理
先行文献の整理
先行文献の整理
先行文献の整理
先行研究の批判的な読解
先行研究の批判的な読解
先行研究の批判的な読解
レジュメ作成
レジュメ作成
レジュメ作成
<テキスト>
プリント配布
─ 27 ─
Z2022-072
1 単位 秋学期 今出川 講義形式
△英語総合演習B-72
English Language Seminar B
三谷 閑子
<概要>
本講座では,第二外国語として英語を学ぶことを希望する学生を対象に,日本の高校レベルの英語教育を提供することを目
的とする。学生の国籍・母語が異なるため,学生達が受けてきた英語教育の背景も様々である。本講座では,受講生が進学後
に引き続き日本において英語を学習することになるのを踏まえて,日本で使用されている文法用語等も取り入れた学習を行
う。
各学生の日本語能力に合った指導・助言が必要となるため,特に日本語能力が初級の学生は担当者とできるだけ密なコミュ
ニケーションを取ろうとする積極的な姿勢が望まれる。
<到達目標>
1.日本の高校英語の文法項目が理解できるようになる。
2.日本の高校レベルで扱う単語・熟語が理解できるようになる。
3.英語の文法用語が日本語でどのように表されているかわかるようになる。
<授業計画>
(実施回)
(内容)
(授業時間外の学習)
1
レベルチェックテスト,文の種類,動詞と文型(1)(2)
練習問題
2
動詞と時制(1)(2)
練習問題
3
完了形(1)(2)
練習問題
4
助動詞(1)(2)(3)
練習問題
5
態(1)(2)
練習問題
6
不定詞(1)(2)(3)
練習問題
7
動名詞(1)(2)
練習問題
8
中間評価
復習
9
分詞(1)(2)
練習問題
10
比較(1)(2)
練習問題
11
関係詞(1)(2)
練習問題
12
関係詞(3)
練習問題
13
仮定法(1)(2)
練習問題
14
時制の一致と話法
練習問題
15
総括
受講者の学習状況とニーズにより,授業計画・進度を変更する場合がある。
<成績評価基準>
平常点 25%
出席率,課題提出,授業態度
小テスト 25%
文法・語彙テスト
中間試験 25%
7週目までの授業内容
期末試験 25%
14週目までの授業内容
<テキスト>
桐原書店編集部『総合英語 Forest[6th edition] Intensive English Grammar in 27 Lessons』(桐原書店,2009),生協,ISBN:
978-4-342-10970-6
Murphy, R., & Smalzer,R. , Grammar in Use : Intermediate , Third Edition.(Cambridge University Press, 2009). ISBN:
978-0521-73477-6
Murphy, R., & Smalzer,R. 『Basic Grammar in Use 』Third Edition(Cambridge University Press,2011),ISBN:978-0-521-13334-0
Azar, B.S., & Hagen, S.A.『Fundamentals of English Grammar 』Fourth Edition(Longman,2011),ISBN:978-0-13-231513-5
授業ではハンドアウトを配付する。 母国で使用した英語文法のテキストを持参することを勧める。(特に日本語能力が初級の学生)
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<参考文献>
石黒昭博 監修/墺タカユキ・川崎芳人・久保田廣美・高田有現・高橋克美・土屋満明・Guy Fisher・山田 光・鈴木希明 『総合英語 Forest(フォレスト)[6th edition]』(桐原書店,2009),ISBN:978-4-342-01040-8
石黒昭博『完全準拠問題集 解いてトレーニング』(桐原書店,2008),ISBN:978-4-342-01034-7
佐々木欣也『最頻出問題 英文法・語法 500』(桐原書店,2010),ISBN:978-4-342-27101-4
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