15.04.01 - EUインスティテュート関西

【注意】
EU 科目の開講状況やシラバスの内容は変更になる場合があります。
最終的な開講状況や履修条件は、各学部・研究科 HP で確認ください。
また、各大学で履修手続きは異なりますので、注意して下さい。
EUIJ-Kansai
'15.04.01
EUIJ-Kansai
(a) Introductory Module/導入科目群 .................................. 1
(b) History Module/歴史科目群 ....................................... 8
(c) Law and Politics Module/法律・政治科目群 ....................... 14
(d) Economics Module/経済科目群 .................................... 39
(e) Science and Technology Module/科学・技術科目群 ................. 55
(f) Culture and Society Module/文化・社会科目群 .................... 58
(g) Incoming Visitors Programme/招聘講師による集中講義 ............. 66
(a) Introductory Module/導入科目群
EU 科目名:European Political History / 開講大学での科目名:西洋政治史
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学法学部
安井 宏樹
4 単位
後期
■授業のテーマと到達目標
ヨーロッパ諸国の政治がいかなる歴史的展開を経て形成されてきたのかについて、歴史学や政治学の分析枠組
みを紹介しながら説明します。この授業を通じて、(1)ヨーロッパ諸国の政治の基本的な特徴について説明
できるようになり、(2)政治学の基本的な分析枠組みについて理解し、それを具体的な事例に適用できるよ
うになることを目指します。[EUIJ 科目]
■授業の概要と計画
英・仏・独・伊をはじめ、オランダなど北西欧諸国、スウェーデンなど北欧諸国、スペインなど南欧諸国の政
治史的展開について説明していきます。
詳細については開講時に授業進行予定表を配布します。
■成績評価と基準
原則として期末試験によって評価します。ただし、期末試験の成績が特定の水準に達していない者に対しては、
学期途中で課す任意提出のレポートが事前に提出されていた場合に限り、当該特定水準を上限としてレポート
の点数を加算します。
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
履修者が高校の世界史で教わる程度の知識を持っていることを前提として授業を行いますので、歴史的な基礎
知識に不安がある人は、準備学習として、高校の世界史教科書を読み直しておいて下さい。高校の世界史教科
書を一般向けに書き改めた通史として『もういちど読む山川世界史』(山川出版社、2009 年)が市販されても
います。
また、授業各回についての準備学習・復習の内容については、授業の中で指示します。
なお、この授業は、EUIJ 関西が実施している「EU 研究修了証プログラム」の対象科目です。[EUIJ 科目]
■学生へのメッセージ
最近の日本で「海外」が注目される際には、米国や中国への関心が中心になりがちで、欧州は時代遅れの脇役
(あるいは、変わった取り組みをしている特殊な事例)扱いされることがしばしばです。しかし、今日の世界
秩序の基調となっている「西洋文明」(the West)を育んできたのは欧州であり、近代日本の法制度・政治制
度の源流も欧州にありますから、日本を含む現代先進社会の基底を学ぶ上で、欧州は重要な存在です。さらに、
多様な現代先進社会が欧州には存在しており、様々な社会問題への対応例や社会実験の宝庫でもあります。そ
うした欧州諸国の政治を形作ってきた政治発展の歴史を(その失敗や欠点も含めて)学ぶことによって、複眼
的な社会の見方を培って欲しいと思います。
■教科書
1
特定の教科書は指定しません。
■参考書・参考資料等
全般的な参考文献は以下の通りです。また、授業内容に応じた参考文献をその都度紹介していきます。
ヨーロッパのデモクラシー(改訂第 2 版) / 網谷龍介・伊藤武・成廣孝(編) : ナカニシヤ出版 ,2014
年 ,ISBN:9784779508059
ヨーロッパ政治史(改訂新版) / 平島健司・飯田芳弘 : 放送大学教育振興会 ,2010
年 ,ISBN:9784595312045
ヨーロッパ政治ハンドブック(第 2 版) / 馬場康雄・平島健司(編) : 東京大学出版会 ,2010
年 ,ISBN:9784130322140
■授業における使用言語
日本語
■キーワード
ヨーロッパ 政治史 政治学
EU 科目名:European Economy / 開講大学での科目名:ヨーロッパ経済論
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学経済学部
阪野 智一、西谷 真規子、坂井 一
2 単位
後期
成、近藤 正基、井上 典之、増島
建、安井 宏樹、吉井 昌彦
他
■授業のテーマと到達目標
この授業は、日欧連携教育府が提供する「EU エキスパート人材養成プログラム」、および神戸大学が幹事校を
務める EUIJ 関西が提供する「EU 研究修了証プログラム」の導入科目として、EU の歴史、仕組み、経済、政治、
安全保障、文化と社会など多様な側面から EU に関する講義が行われます。この授業を履修することにより、EU
とは何か、その現状はどのようなものかなど、EU の基礎知識を得ることができます。[EUIJ 科目]
■授業の概要と計画
1 10 月 1 日 EU とは何か:深化と拡大(吉井昌彦)
2 10 月 8 日 EU の法的基盤と EU 基本権(井上典之)
3 10 月 15 日 市場統合とその成果(吉井昌彦)
4 10 月 22 日 通貨統合とユーロ危機(吉井昌彦)
5 10 月 29 日 EU 統合における文化摩擦と共生(坂井一成)
6 11 月 5 日 EU の政体と多層的ガヴァナンス(阪野智一)
7 11 月 12 日 EU統合と福祉国家改革(近藤正基)
8 11 月 19 日 EUの開発援助と民主化・ガバナンス・紛争(増島建)
9 11 月 26 日 EUと市民社会(西谷真規子)
10 12 月 3 日 EU の産業構造(萩原泰治)
11 12 月 10 日 EU と多国籍企業(丸山佐和子)
12 12 月 17 日 EU の東方拡大(吉井昌彦)
13 1 月 14 日 日 EU 関係と EU の行方(吉井昌彦)
14 1 月 21 日 試験
■成績評価と基準
定期試験により評価します。
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
この科目は神戸大学が幹事校を務める EUIJ 関西が提供する「EU 研究修了証プログラム」の「導入科目群」科目
です。同プログラムは、EU(ヨーロッパ)の法・政治・経済・文化・社会・自然科学など幅広い分野を学ぶこ
とにより、将来国際的に活躍する基礎を身に付けるためのものです。EU 研究修了証プログラムに登録をして下
さい。また、合宿やセミナーなど EUIJ 関西が実施している様々なイベントに積極的に参加して下さい。また、
この科目は日欧連携教育府が提供する「EU エキスパート人材養成プログラム」の学部段階における選択必修科
目です。同プログラムは、国際文化・法・経済の3学部・3研究科の学生を対象に、日・EU に関する広い学際
的視野と深い識見を涵養するため、学部2年次から博士課程前期課程まで一貫して体系的に学ぶものです。
■オフィスアワー・連絡先
2
EU インスティテュート関西事務局
六甲台キャンパス フロンティア館 6F
[email protected]
■学生へのメッセージ
EU 研究修了証プログラムは、導入科目群と少なくとも 3 つのその他科目群から、18 科目以上を履修し、EU に関
する研究論文を作成した学生に、EU 修了証プログラムを授与するものです。このプログラムに登録することに
より、研究調査助成プログラムやインターンシップ助成プログラムに申請することができます。また、EU エキ
スパート人材養成プログラムは、学部、大学院段階における必修科目の履修に加え、学部 3 年後期に EU 圏の大
学へ半年間の交換留学、博士課程前期課程で(1 年後期から)ダブルディグリーの取得を目指した 1 年間の留学
が修了要件となります。
■今年度の工夫
本年度が本講義の 4 年目になります。皆さんにさらに興味を持ってもらえる講義体系を目指したいと思います。
■教科書
必要な資料は授業中に配布します。
■参考書・参考資料等
『EU の知識(第 15 版)』 / 藤井良広 : 日経文庫 , ,ISBN:
■授業における使用言語
日本語
EU 科目名:European Economy / 開講大学での科目名:ヨーロッパ経済論
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学経済学部
吉井 昌彦
2 単位
後期
■授業のテーマと到達目標
この授業は、神戸大学が幹事校を務める EUIJ 関西が提供する「EU 研究修了証プログラム」の導入科目、また日
欧連携教育府が提供する「EU エキスパート人材養成プログラム」の一環として EU 経済に関する講義を行います。
1950 年代に始まった EU(欧州連合)統合は、関税同盟、共通市場に続き、2002 年に通貨統合を完成させた。ま
た、2004 年には中東欧を中心とする 10 カ国が、その後 3 か国が加盟を果たし、EU は 28 カ国からなる体制を完
成させました。こうした「深化」と「拡大」を続けた結果、EU は国際経済・政治面で一段とその重要性を高め
てきました。本講義のテーマ・到達目標は、上記のような EU の動きを経済面から分析することにより、それら
の内容を理解することにあります。
■授業の概要と計画
1. ヨーロッパ概観
2. EU 統合の歴史
3. EU 諸機関の役割と意思決定プロセス
4. 共通市場に至る経済統合プロセス
5. 通貨統合
6. EU 共通政策
7. EU 拡大とそのインパクト
8. EU と日本
9. ヨーロッパ経済の将来
■成績評価と基準
予習のための毎回の小レポート・小テスト(50%)と期末試験(50%)により成績評価を行います。
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
(1)一般的注意
単に一方的に講義をするだけでなく、受講生と EU 経済の諸問題について議論をしていきたいので、予習のため
に毎回小レポートを提出してもらい、小テストを行います。また、頻繁に受講生に質問をしますので、集中し
て講義に出席して欲しい。
(2)講義ノート
講義ノートを教務情報システムの掲示板(受講登録までは吉井の HP)に掲載しますので、ダウンロードし印刷
の上、講義に出席のこと。
(3)受講に必要な知識と関連科目
経済・通貨統合を理解するため、基礎的なマクロ経済に関する知識を持っていること、
また国際比較の観点から「ロシア・東欧経済論」、「アジア経済論」など比較経済政策講座の他の講義を受講
3
することが望ましい。
■学生へのメッセージ
ダイナミックに変化しつつあるヨーロッパ経済について分析するため、日頃から新聞・雑誌・TV・インターネ
ット等を通して情報を得て欲しい。EU インスティテュート関西の修了証プログラム、EU エキスパート人材養成
プログラムの基礎科目であるので、これらを目指す学生は、ぜひ受講して欲しい。
■教科書
現代ヨーロッパ経済 / 田中素香 、長部重康、久保広正、岩田 健治 : 有斐閣 ,2014
年 ,ISBN:978-4-641-22027-0
■授業における使用言語
日本語
■キーワード
EU 統合 通貨統合 ユーロ危機 EU 拡大
EU 科目名:International Cooperation on Global Environmental Issues
/
開講大学での科目名: 共通特論B(204)
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学商学部
市川 顕
2 単位
春学期
講義目的
地球環境問題に対処するためには、国際的な協力が必須であることは言うまでもありません。また、地球環境
問題はその原因が私たち自身にも存在することから、国家のみならず、企業・消費者・NPO/NGO などが一体とな
って解決を図る努力を行う必要があります。
本講義では、地球環境問題解決のための国際的な合意形成は、どのように行えばよいのか、また、そのために
は何が必要であるのかを主たるテーマとして取り上げます。
各回ごとの授業内容
ガイダンス 地球環境問題とは何か(1)
地球環境問題とは何か(2)
国際関係と地球環境
国家と地球公共財
国際レジーム
ガバナンス
地球環境政治の歴史的展開
環境国際会議のプロセスと事務局の役割
エピステミック・コミュニティ
地球環境問題と NGO/NPO の役割
持続可能な発展は可能か
地球環境をめぐる国際制度枠組み
地球環境政治におけるリーダーシップ
多層で多様な地球環境ガバナンスにむけて
授業方法
講義形式で行う。ビデオ教材を視聴し論じてもらうことがある。関連する講演会への出席を推奨することがあ
る。
教科書
市川顕(2014)『地球環境ガバナンス 2014 年度講義ノート』三恵社。
成績評価方法・基準
定期試験(80%)
その他(20%)中間レポート
成績評価方法・基準 自由記述欄
中間レポートについては、第 1 回講義時に説明する。
学生による授業評価の方法
大学に準拠する。
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
講義資料を事前にあげておくので各自予習すること。講義後は復習すること。レポート作成、期末試験対策を
4
しっかりとすること。
関連科目
EUIJ 関西サーティフィケート・プログラムに登録されている他科目を受講することが望ましい。
EU 科目名:Economic policy in the EU A
/
開講大学での科目名: 共通特論B(206)
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学商学部
ローリンソン F.
2 単位
春学期
講義目的
The economic and political integration of Europe began with the European Coal and Steel Community of
1952 which comprised six countries. It has now developed into the 28-member European Union which has
powers in a large number of areas and is moving closer and closer to being a federation. In spite of
the severe crisis of the single currency the euro with which the EU struggled for over two years, the
international cooperation achieved in Europe may hold lessons for Japan as it embarks on international
alliances such as the TPP. In 2012 the European Union was awarded the Nobel Price Prize for its
contribution to the promotion of peace and reconciliation, democracy and human rights in Europe over
more than sixty years.
The lecturer is originally from Britain and spent 35 years working as an official in various departments
of the European Commission, the EU’s executive arm, in Brussels. The lecture will be given mainly in
English, but a Japanese version of the lecture notes will be made available.
各回ごとの授業内容
Basic facts about the European Union : The integration and enlargement of the EU
Basic facts about the European Union : The system and administration of the EU
Introduction to EU regional development policy
The effectiveness of EU regional development policy
Working of EU regional development policy: roles of EU and member states (multi-level governance,
"bottom-up" decision-making)
Examples of the policy in practice: "regional excellence" award winners
Regional development in Japan
Introduction to EU energy policy
Current issues in EU energy policy: nuclear energy, diversification of import sources, creation of a
single market in energy
The "Europe 2020" goals for energy and climate change policy; comparison with Japan
The EU's common agricultural policy and its reform
The rationale for regulation and support of agriculture in Europe and Japan
Current problems in agricultural policy
Revision
授業方法
Lecture format, including question and answer sessions
教科書
成績評価方法・基準
定期試験(80%)
その他(20%)Class participation, questions, etc.
成績評価方法・基準 自由記述欄
学生による授業評価の方法
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
Revision of lecture notes
EU 科目名:Resources and Environment Problems in Global Society
5
/
開講大学での科目名: 共通特論B(203)
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学商学部
市川 顕
2 単位
秋学期
講義目的
地球資源と環境について学習することで、学生の皆さんが、1:未だ解決の糸口の見えないフロンティアとし
ての地球資源・人口増加問題に対する知見を深め、2:環境問題について明確な判断をすることが可能となる、
ことが本講義の目的です。
各回ごとの授業内容
ガイダンス 当講義の概要・授業方法・テキスト・評価方法などについて概説する。
環境に対する知覚の変遷∼『成長の限界』に至るまで(1)∼
環境に対する知覚の変遷∼『成長の限界』に至るまで(2)∼
人類の「行き過ぎ(オーバーシュート)?
資源とは何か(1)人間と資源の関係・資源の定義・分類・資源管理問題・資源の現状
資源とは何か(2)エネルギー資源・金属資源・食糧資源の現状
幾何級数的成長
人口増加と貧困問題
環境と開発・貧困
供給源と吸収源の危機としての資源問題(1)人口と食糧の問題、水資源問題、森林資源問題、種と生態系(生物
資源)に関する問題
供給源と吸収源の危機としての資源問題(2)再生不可能資源、再生可能資源、レアメタル、地球温暖化(温室効
果ガス濃度の上昇と地球の気温)
技術と地球資源・人口問題
再生可能エネルギーの可能性
地球資源と人口増加の問題を持続可能にするために
授業方法
講義形式で行う。ビデオ教材を視聴し論じてもらうことがある。関連する講演会などへの出席を推奨すること
がある。
教科書
市川顕(2014)『地球資源と環境 2014 年度講義ノート』三恵社。
成績評価方法・基準
定期試験(80%)
その他(20%)中間レポート
成績評価方法・基準 自由記述欄
中間レポートについては第 3 回講義時に説明する。
学生による授業評価の方法
大学に準拠する。
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
事前に LUNA に授業資料を UP するので予習すること。授業後は復習すること。レポート作成、期末テスト対策
をしっかり行うこと。
関連科目
EUIJ 関西サーティフィケート・プログラムに登録されている他科目を履修していることが望ましい。
EU 科目名:Economic policy in the EU B
/
開講大学での科目名: 共通特論B(207)
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学商学部
ローリンソン F.
2 単位
秋学期
講義目的
The economic and political integration of Europe began with the European Coal and Steel Community of
1952 which comprised six countries. It has now developed into the 28-member European Union which has
powers in a large number of areas and is moving closer and closer to being a federation. In spite of
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the severe crisis of the single currency the euro with which the EU struggled for over two years, the
international cooperation achieved in Europe may hold lessons for Japan as it embarks on international
alliances such as the TPP. In 2012 the European Union was awarded the Nobel Price Prize for its
contribution to the promotion of peace and reconciliation, democracy and human rights in Europe over
more than sixty years.
The lecturer is originally from Britain and spent 35 years working as an official in various departments
of the European Commission, the EU’s executive arm, in Brussels. The lecture will be given mainly in
English, but a Japanese version of the lecture notes will be made available.
各回ごとの授業内容
Basic facts about the European Union : The integration and enlargement of the EU
Basic facts about the European Union : The system and administration of the EU
Introduction to competition policy
Cartels, abuse of a dominant position and beneficial types of cooperation
Control of government subsidies
Merger control
Dismantlement of monopolies: example of the electricity market liberalization
EU employment policy and situation
Modern and traditional employment policies: relationship to education and immigration
Current issues in EU employment policy
The EU's single currency, the euro - history and current situation
Management of the euro and banking crisis crisis; measures taken to prevent a recurrence
Current situation and outlook of the euro zone
Revision
授業方法
Lecture format, including question and answer sessions
教科書
成績評価方法・基準
定期試験(80%)
その他(20%)Class participation, questions, etc.
成績評価方法・基準 自由記述欄
学生による授業評価の方法
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
Revision of lecture notes
EU 科目名:Contemporary European Politics /
開講大学での科目名:現代ヨーロッパ政治
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
大阪大学・法学部
木戸 衛一
2 単位
1 学期
○授業の目的/Course Objective
欧州政治において格別の重みを持つドイツの政治構造・政治過程を、歴史的観点を織り交ぜながら考察する。
また、独仏共通歴史教科書を素材に、第二次世界大戦後のヨーロッパと世界の歩みに関する知見を深め、平和
で公正な 21 世紀のあるべき姿を展望する。
○講義内容/Course Content
第 1 回 イントロダクション 本講義の進め方、及びドイツ現代史を学ぶ意義について解説する。
第 2 回 日独比較論①日本とドイツの政治過程について一般的な比較考察を行う。
第 3 回 日独比較論②ヴァイマル共和国末期のドイツと今日の日本の状況について、比較考察す
る。
第 4 回 ドイツ政治概観 ドイツ政治に関する基本的な知識を提供する。
第 5 回 ドイツ統一再考 ドイツ統一に関する諸問題を、とりわけ政党再編に即して再考する。
第 6 回 ドイツにおける新自由主義的「改革」①「ハルツⅣ」の導入について解説する。
第 7 回 ドイツにおける新自由主義的「改革」②ドイツのユーゴ空爆参加、外交の軍事化につい
7
て考察する。
第 8 回 統一ドイツにおける平和意識の変遷
ドイツの政治文化の重要な柱である平和意識について、東西それぞれの変容を検討する。
第 9 回 「ハルツⅣ」への抗議運動
「ハルツⅣ」の実態とそれに抗議する「月曜デモ」について解説する。
第 10 回 左翼党の結党 社会民主党の左に誕生した新興政党の陣容・正確について解説する。
第 11 回 ドイツの選挙システム ドイツに選挙システムを、日本と比較しながら解説・検討する。
第 12 回 連邦議会選挙の諸結果 ドイツ総選挙の諸結果について、様々な角度から分析する。
第 13 回 ドイツの大統領選挙
「統一」後の大統領選挙の諸結果について検討する。
第 14 回 連合政治に関する考察
ドイツの州レベルおよび連邦レベルの連合政権に関する分析を行う。
第 15 回 欧州議会選挙
欧州における政党間協力と欧州議会選挙の結果について分析を行う。
○教科書/Textbooks 授業初回に指示する。
○参考文献/Reference『平和を考えるための 100 冊+a』
(法律文化社、2014 年)
○成績評価/Grading Policy 授業中に指示する。
○オフィスアワー/Office Hour 特に設けていないので、事前予約で対応する。
(b) History Module/歴史科目群
EU 科目名:Western Legal History / 開講大学での科目名:西洋法史
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学法学部
瀧澤 栄治
4 単位
後期
■授業のテーマと到達目標
近代私法の基礎であるローマ法について学ぶことにより、豊かな知識と鋭い洞察力を身につけることが大きな
目標である。授業は「ローマ債権法」を中心に行い、授業終了後には、受講者が以下のテーマについて十分な
説明ができることを目標とする。
1.訴権と方式書 2.契約の分類 3.各契約類型の意義と特徴
■授業の概要と計画
授業は教科書を用い、各回に以下のテーマを扱う。なお、受講者は各回ごとに掲げた教科書の該当ページを予
習し、各授業の終了後に、授業での説明に基づき復習すること。
1.訴権と方式書1(教科書 4-10 頁)
2.訴権と方式書2(10-17 頁)
3.コンディクティオ(18-30 頁)
4.訴権と方式書のまとめ(今までの該当頁)
5.債務関係の分類と契約類型(38-53 頁)
6.契約の種類と分類(54-58 頁)
7.消費貸借1(164-168 頁)
8.消費貸借2(169-173 頁)
9.寄託と使用貸借(173-181 頁)
10.帰責事由(90-94 頁)
11.方式書の構成:二つの方式書(190-196 頁)
12.要物契約のまとめ(今までの該当頁)
13.問答契約1(197-202 頁)
14.問答契約2:更改(121-126 頁)と債権譲渡(146-151 頁)、保証(151-158 頁)
15.問答契約3:問答契約と証書の作成(203-205 頁)
16.まとめと復習:問答契約と契約の類型強制(49-51 頁、200 頁)
17.文書契約(207-201 頁)
18.売買1(211-215 頁)
19.売買2:代金と莫大な損害(215-216 頁、52 頁、)
8
20.売買3:売買契約に基づく義務(217-219 頁)
21.売買4:追奪担保責任(223-229 頁)
22.売買5:瑕疵担保責任(229-235 頁)
23.売買6:危険負担(96-97 頁、100-103 頁、236-237 頁)
24.賃約1:賃訳とは何か(239-242 頁)
25.賃約2:賃貸借、雇用、請負(242-253 頁)
26.委任と組合(255-260 頁、261-268 頁)
27.諾成契約のまとめと契約の分類の復習(今までの該当箇所、270-271 頁)
28.無名要物契約1(272-277 頁)
29.無名要物契約2:方式書(277-281 頁)
30.講義全体のまとめ:ローマ債権法
■成績評価と基準
到達目標に掲げた三つの大きなテーマについて、基本的な知識を身につけているかどうか、さらに授業の概要
に記した個別の論点について、その十分な理解に基づき、正しい説明をすることができるかを、基準として、
成績を評価する。評価は、期末に行われる論述形式の試験により、行う。
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
授業計画に記した教科書の該当頁を事前に読んでおくこと。また、授業後は、授業での説明をふまえ、さらに、
民法の基礎的な知識も参照して、復習すること。
■学生へのメッセージ
ローマ法は、近代民法学の基礎です。受講することによって、法律を大きな視点で見ることができるようにな
ります。
■教科書
授業は以下の教科書を用いて行います。
ローマ債権法講義 / ゲオルク・クリンゲンベルク著、瀧澤栄治訳 : 大学教育出版 ,2001
年 ,ISBN:9784887304505
■参考書・参考資料等
ローマ法の歴史 / ウルリッヒ・マンテ著、田中・瀧澤訳 : ミネルヴァ書房 ,2008 ,ISBN:9784623052400
■授業における使用言語
日本語
■キーワード
ローマ法 債権法 契約法
EU 科目名:Advanced History of European Integration /
開講大学での科目名:上級欧州統合史
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学経済学部
奥西 孝至
2 単位
後期
■授業のテーマと到達目標
現代進行している EU の形成に至る中世末期からのヨーロッパにおける長期的な経済統合の特質を明らかにする
ことを目標とします。
■授業の概要と計画
ヨーロッパ統合の普遍性と独自性、地域統合を考える上での理論的前提、経済発展に対する機能分析と進化論
的アプローチ、中世ヨーロッパの商業と市場、中世末期以降の流通の広域化と地域分業化の進展、重層的流通
ネットワークの形成と変化の不均等、ヨーロッパの中心としての低地地方、近代ヨーロッパにおける地域分業、
工業化の進展とヨーロッパの経済統合、パックスブリタニカの時代、グローバル化の進展とヨーロッパ、世界
大戦とヨーロッパ統合、東西冷戦とヨーロッパ統合、ヨーロッパ統合から見た EU
■成績評価と基準
期末テストと中間レポートを80%と20%として評価をします。
全体として流れを理解して論述できているかどうかが評価の基準となります。
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
配付資料を中心に講義をすすめます。EUIJ 関連科目です。
参考書にあげた「西洋経済史」の内容を理解していることが前提になります。それぞれの回の履修前に事前に
該当部分の事前学習が重要になります。講義中に挙げる参考文献なども参照して各回の内容を自分なりに再構
9
築しておくことが重要です。
■学生へのメッセージ
歴史的事象の細部にとらわれるのではなく、それがどのように大きな流れに結びつき、経済的な法則性を持っ
て相互に関係しながら存在しているのかを明らかにしたいと思います。
■参考書・参考資料等
西洋経済経済史 / 奥西孝至他 : 有斐閣アルマ ,2010 ,ISBN:978-4641124042/ : , ,ISBN:
■授業における使用言語
日本語
■キーワード
多様性と共通性 ネットワーク 中心性 地域分業 市場経済化 国家
EU 科目名:Introduction to History of Christianity (From Ancient to Medieval Age)
/
開講大学での科目名: キリスト教の歴史(古代∼中世)
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学神学部
土井 健司
2 単位
春学期
講義目的
本講義を通して、受講生は二世紀からはじめて、中世末期までのキリスト教の通史を講義する。
各回ごとの授業内容
オリエンテーション(キリスト教の歴史観など)
キリスト教迫害
4世紀までのキリスト教の形成
教理論争(ニカイア公会議からカルケドン公会議まで)
修道院の成立と発展
アウグスティヌス
聖画像論争
グレゴリウス改革
教皇権の発展
托鉢修道会の成立
十字軍の展開
スコラ学の展開
中世末期の教会
講義のまとめ
授業方法
講義形式で進める。
教科書
特に指定しない。プリントを用意して講義していく。
成績評価方法・基準
定期試験(80%)
その他(20%)出席、受講態度
成績評価方法・基準 自由記述欄
学生による授業評価の方法
授業中に実施
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
ローマ帝国と中世ヨーロッパ史の基礎知識
EU 科目名:Introduction to History of Christianity (After the Reformation to Present Age)
/
開講大学での科目名: キリスト教の歴史(宗教改革以降)
大学・学部
担当教員
10
単位数
開講区分
関西学院大学神学部
岩野 祐介
2 単位
秋学期
講義目的
本講義の目的は、中世キリスト教世界の崩壊と宗教改革から、近・現代に至るまでのキリスト教史を学ぶこ
とである。
各回ごとの授業内容
第1回 この講義の概要説明とガイダンス/近現代キリスト教史概説/「近代」という概念
第2回 中世キリスト教世界の危機と宗教改革前史/ルネサンスと人文主義
第3回 ルターの宗教改革とドイツの展開
第4回 ツヴィングリの宗教改革とスイス周辺の展開
第5回 カルヴァンの宗教改革とフランス、フランス語圏への影響、展開
第6回 オランダの宗教改革/宗教改革急進派
第7回 イングランドの宗教改革と国教会
第8回 ピューリタンとイギリスの市民革命
第9回 近代初期のキリスト教/アメリカのキリスト教
第 10 回 近代ヨーロッパ、啓蒙の時代とキリスト教
第 11 回 19 世紀・20 世紀のキリスト教
第 12 回 日本キリスト教の展開/世界キリスト教史の中の日本キリスト教史
第 13 回 現代のキリスト教と諸課題/教会の一致と、アジア・アフリカ・中南米のキリスト教
第 14 回 まとめと展望/科学と宗教、政治と宗教
授業方法
基本的に毎回プリント資料を配布し、講義形式で行うが、受講者には積極的な参加を期待したい。
適宜、意見や質問への回答等の発言を要求するので、それ相応の自覚をもって臨むこと。また講義内容の理
解度や知識の定着を確かめるため、授業内に小レポートを実施する予定である。
教科書
(特に指定なし)
成績評価方法・基準
定期試験(70%)
その他(30%)出席+授業参加態度(小レポートの結果を含む)
成績評価方法・基準 自由記述欄
定期試験(Final examination)
出席+授業参加態度(小レポートの結果を含む)30%、試験 70%により総合的に評価する。出席が規定回数
に満たない場合は試験を受ける権利を失うことになるので注意して欲しい。
学生による授業評価の方法
授業内で実施
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
日本のキリスト教は宗教改革及び近・現代キリスト教史と強い関わりがあるということを考えれば、日本で
キリスト教と何らかのかかわりを持つ者すべてにとって、近・現代キリスト教史はきわめて重要な科目である。
また西洋哲学史とは密接な関連があるので、意識して受講すること。
関連科目
キリスト教の歴史(古代・中世)
EU 科目名:European Legal History / 開講大学での科目名:西洋法制史
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
大阪大学法学部
三成 賢次
4 単位
2 学期
○授業の目的/Course Objective 明治以降わが国は、近代化の枠組みである近代法制を整備するにあたって、
西欧とくにドイツから様々な法制度、法学説を継受してきた。わが国の現代法制は、 ドイツ法史を歴史的源流
としてもつ近代法原理に基礎づけられているのである。講義ではそのような歴史的経緯をふまえ、ドイツ法史
を主たる考察対象にしつ つ、近現代の法と法学、そして国制がどのような歴史的伝統のもとに、またいかなる
歴史的条件のなかで形成されてきたかを概観する。
○講義内容/Course Content
第 1 回はじめに
講義のテーマと課題
第 2 回封建社会
前近代の法と社会
11
第 3 回中世都市
中世都市の形成と構造
第 4 回中世大学(1)
中世における大学の形成と歴史的展開
第 5 回中世大学(2)
中世における大学の形成と歴史的展開
第 6 回近世の国制
神聖ローマ帝国の構造
第 7 回領邦体制
プロイセンの国制
第 8 回ローマ法の継受
ローマ法継受と中世ローマ法学
第 9 回近世ドイツ法学
ローマ法継受と近世法学の形成
第 10 回近世法学の展開 近世自然法学と帝国国法論
第 11 回近世刑事法学 中世刑事制度と近世刑事法学の展開
第 12 回魔女裁判 近世刑事司法としての魔女裁判と自然法思想
第 13 回プロイセン改革(1)
近代ドイツの法と社会
第 14 回プロイセン改革(2)
近代ドイツの法と社会
第 15 回法典論争と歴史法学(1)
法典編纂をめぐる論争と近代ドイツ法学の形成
第 16 回法典論争と歴史法学(2)
法典編纂をめぐる論争と近代ドイツ法学の形成
第 17 回ドイツ同盟 ドイツ同盟体制とその機能
第 18 回三月前期ドイツの法と社会
近代ドイツ社会の形成過程と立憲主義運動
第 19 回三月革命期ドイツにおける国制改革
三月革命の進展とドイツ国制の変革過程
第 20 回プロイセンにおける三月革命
1850 年憲法体制の形成と確立
第 21 回ドイツ第二帝制 帝国憲法と国政
第 22 回ドイツ第二帝制期の公法学
ドイツ公法学の形成
第 23 回ドイツ民法典の編纂(1)
ドイツ民法典の編纂過程
第 24 回ドイツ民法典の編纂(2)
ドイツ民法典の歴史的影響
第 25 回ヴァイマール憲法体制
ヴァイマール憲法の形成過程と構造
第 26 回ヴァイマール期の法と法学
ヴァイマール期における立法と法学
第 27 回ナチズム体制 ナチズム体制の成立過程と構造
第 28 回ナチズム期の法と法学
ナチズム期の立法と「新しい法学」
第 29 回ボン基本法体制(1)
西独における戦後改革
第 30 回ボン基本法体制(2)
統一後の法と社会
○教科書/Textbooks とくに指定しない。講義の際に用いるパワーポイント資料は、PDF 資料として各講義ご
とに事前に CLE に掲載する。
○参考文献/Reference 講義の際に適宜提示するが、さしあたり以下の文献をあげておく。
三成賢次他著『法制史入門』(ナカニシヤ出版、1996 年)
林健太郎編『ドイツ史(新版)』(山川出版社、1977 年)
F.ハルトゥング/成瀬・坂井訳『ドイツ国制史』(岩波書店、1980 年)
ミッタイス=リーベリッヒ/世良訳『ドイツ法制史概説・改訂版』(創文社、1976 年)
ミッタイス/世良・広中訳『ドイツ私法概説』(創文社、1961 年)
シュロッサー/大木訳『近世私法史要論』(有信堂、1993 年)
山田晟『ドイツ近代憲法史』(東大出版会、1963 年)
メンガー/石川他訳『ドイツ憲法思想史』(世界思想社、1988 年)
勝田他編著『概説西洋法制史』(ミネルヴァ書房、2004 年)
ハフト/平田訳『正義の女神の秤から』(木鐸社、1995 年)
○成績評価/Grading Policy 学期末の試験による。
○オフィスアワー/Office Hour メールによる事前予約で随時対応する。
EU 科目名:Economic and Social History
/ 開講大学での科目名:経済史
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
大阪大学経済学部
ばん澤 歩・友部 謙一
4 単位
2 学期
○授業の目的/Course Objective
In accordance with our curriculum policy, this course as one of the "Sentaku-Hissyu 1" courses is designed
to offer students an opportunity to promote a basic understanding of the economic history of modern
world. Hirota's part of the course will discuss topics on the economic history of Modern Japan, focussing
12
mainly on the 19th and 20th centuries. Banzawa's part will cover the develoment and transformation of
Western and Central Europe over the past five hundred years.
The aim of the course is to offer the basic knowledge of economic development in the Western countries
and Japan, in accordance with our diplom-policy that aims to produce a cultivated economist who has
a great interest in the global affairs.
○講義内容/
Introduction; What was the Western Impact?
Why was Europe industrialised first? (1) - Modern World=Economy System and so forth.
The Opening of the Japanese Ports and the Meiji Restoration
Why was Europe industrialised first? (2)−“Spirit of capitalism” and institutions
Providing the ex-samurai clan with work and the Land-tax Reform
Why was Europe industrialised first? (3) −Population and Economy
The Promotion of Indstry by the Meiji Government
What was“the Indstrial Revolutio” ? ‒Continuity and discontinuity
Spinning- and Silk Industry in Japan
What was“the Indstrial Revolutio”? ‒the controversy about the living standard
Development of Japanese Zaibatsu
Various types of industrialisation(1) ‒ F. List and his “German Nation State” Development of Japanese
railway-communication
Various types of industrialisation(2)―the Kathedersozialist and the Second Industrial Revolution
The Sino- and Russo-Japanese Wars
Various types of industrialisation(3)―the First Globalisation and “the Great Depression”
The First World War and Japanese economy
”The Second Thirty Year War” in Europe(1)―the beginning of the total war and the war-time planning
economy
Establishment of the mass- consumption culture in the modern Japanese cities.
”The Second Thirty Year War” in Europe(2)-Socialists on the rise and the Great Depression
The Japanese Financial Crisis and the Showa Slump
Rise of the American Economy and the development of the Business History(1)―Birth of the discipline
Fiscal Policy by K.Takahashi and the development of heavy industries in Japan
”The Second Thirty Year War” in Europe(3)―the Nazi economy
The Pacific War
Rise of the American Economy and the development of the Business History(2)- the challenge of the
entrepreneurial historyThe reforms in the reconstruction
The Cold War and the Golden Age of economic growt
The high economic growth in Japan
Economic History Today
○教科書/Textbooks
Okunishi, Banzawa, Hotta and Yamamoto “Western Economic History (Seiyou-Keizai-Shi)” Yuhikaku,2010.
Kawagoe, Wakimura, Tomobe, Hansima " Workshop on Socio-economic history( Workshop syakaikeizaishi)"
Nakanishiya,2010.
○参考文献/Reference To be assigned along with in the course.
○成績評価/Grading Policy Grades will be determined by the final examination.
○オフィスアワー/Office Hour
EU 科目名:Western Culture and Society
/
開講大学での科目名:欧米の文化と社会を知る-国際人のためのヨーロッパ現代史
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
大阪大学大学教育実践センター
竹中 亨
2 単位
2 学期
○授業の目的/Course Objective 本講義の目的は、国際人としての不可欠な教養として、現代ヨーロッパ史
について基本的理解を得ることである。具体的には本講義では、イギリスとドイツを例にして、高校世界史
13
Bで習得する知識を前提とせずに、20 世紀ヨーロッパ史の大きな流れを学習する。
○講義内容/Course Content
下記の参考書の論述に沿って、これに関連する資料をスクリーンに提示しつつ講述する。
また、テーマを選んで、受講者の間でグループ討論を行うことがある。
授業内容と参考書の対応は以下のとおりである。
①木村編、6 章-3、7 章-1・2、8 章-1
②川北編、9 章−1
③川北編、9 章−2
④木村編、8 章-2
⑤木村編、8 章-3
⑥木村編、8 章-3(とくに 323 頁∼)、8 章-4
⑦川北編、9 章−3
⑧川北編、10 章−1
⑨木村編、9 章-1・2・3・4(とくに∼366 頁)
⑩川北編、10 章−2
⑪木村編、9 章-4・5・6・7、10 章
⑫川北編、10 章−3
授業冒頭に、前回の授業内容の理解を確認するために小テストを行うことがある。
また学期末に期末試験を行う。
○教科書/Textbooks なし
○参考文献/Reference 川北稔編『世界各国史 11 イギリス史』山川出版社、3500 円
木村靖二編『世界各国史 13 ドイツ史』山川出版社、3500 円
○成績評価/Grading Policy
出席(あるいは小テスト):50%、期末試験(語句説明問題、短答式論述問題):50%
○オフィスアワー/Office Hour
(c) Law and Politics Module/法律・政治科目群
EU 科目名:History of International Relations / 開講大学での科目名:国際関係論 II
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学法学部
増島 建
4 単位
前期
■授業のテーマと到達目標
国際関係論の応用科目として、国際関係における先進国・途上国関係(南北関係)の展開を対象として取り上
げます。先進国による途上国政策(主として開発援助を中心とした国際協力)の歴史と現状を明らかにするこ
とを目標とします。
■授業の概要と計画
前半では国際協力の生成と展開を取り上げ、後半では冷戦後の先進国・途上国関係を取り上げます。
(1)国際開発協力の生成と展開
国際開発協力の起源
国際開発協力の誕生
国際開発協力の展開
(2)冷戦後の先進国・途上国関係
冷戦の終焉と先進国・途上国関係
民主化・ガバナンス支援
紛争予防・解決支援
の2部にわけて行います。詳しい進行予定表は初回に配布します。
各回は、概ね3つのセッションに分かれます。
14
(1)先進国・途上国関係に関する時事問題についての参加者によるデイスカッション
(2)教員による講義
(3)資料(テキスト・映像)をもとにしての参加者による作業(レポートの執筆など)
授業ではビデオなどの映像資料を活用し、可能なかぎり歴史の臨場感をもってもらえるようにしたいと思いま
す。また国内・外からのゲスト(専門家、国際機関職員、外務省職員など)もお招きする予定です。
■成績評価と基準
期末試験(70%)と参加率(30%)によります。参加率は、授業への参加、発言、レポート提出状況を総合的
に勘案したものです。
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
この授業は、教員に一方的な講義形式ではなく、参加者の主体的な参加(発言、授業中のレポートの作成等)
が求められます。英語の資料も用います。授業への準備として、配布資料や参考文献にできるだけ目を通して
おくことが求められます。EUIJ科目。
■学生へのメッセージ
国際機関(国連、国際金融機関、OECD等)に関心のある方にも参考になるでしょう。
グローバル専門科目(特にグローバル政治学)やASEANプラス専門科目、など海外から招聘した著名な講
師による国際政治に関する臨時増設科目とあわせて履修すると特に参考になるでしょう。
■教科書
利用する場合には初回に提示します。
■参考書・参考資料等
開発援助の経済学(第4版) / 西垣・辻・下村 : 有斐閣 ,2009年 ,ISBN:9784641163386
開発の政治経済学 / 絵所秀紀 : 日本評論社 ,1997年 ,ISBN:9784535550971
開発と平和 / 稲田十一 : 有斐閣 ,2009年 ,ISBN:9784641183803
■授業における使用言語
日本語。ただし英語資料(視聴覚含む)を多く用います。
■キーワード
開発、国際協力、南北問題、援助、国際政治、先進国・途上国関係
EU 科目名:Law of International Organisation / 開講大学での科目名:国際機構法
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学法学部
玉田 大
2 単位
前期
■授業のテーマと到達目標
国際機構法に関する基礎知識・基礎理論を理解した上で(総論)、各種の国際機構の実行と最新の議論状況を
学び(各論)、国際機構法の全体像を把握する。
■授業の概要と計画
国際機構の総論と各論を順番に扱う。
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
最終試験
ガイダンス
定義と歴史
法人格
権限・派生権限
加盟国
内部機関(1)
内部機関(2)
意思決定:方法
意思決定:効果
普遍的機関:国連
普遍的機関:国連他
地域的機関:欧州(EU)
地域的機関:米州(OAS)
地域的機関:アフリカ
地域的機関:アジア
15
■成績評価と基準
中間試験(30%)と期末試験(70%)で評価する。
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
・国際法1、2、3を履修済みであることが望ましいが、受講の要件ではない。
・原文(英文)資料を用いることがある。
・事前学習・復習の内容については、授業の中で指示する。
■学生へのメッセージ
・国際機構・国際組織は国際法の中でもダイナミックな法発展を示す領域である。国際法のダイナミズムを理
解するよい機会になるであろう。
・将来、国際公務員を目指す学生には受講を勧める。
■教科書
特になし。必要な教材は適宜配布する。
■授業における使用言語
日本語
■キーワード
国際機構 国際機構法 国際組織法
■参考 URL
玉田大国際法ウェブサイト (http://tamada6.wix.com/tamadailaw)
EU 科目名:Aspects of EU Law and Politics(Lecture) /
開講大学での科目名:プログラム講義 Aspects of EU Law and Politics(Lecture)
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学法学部
ミケーラ リミヌッチ
2 単位
前期
■授業のテーマと到達目標
本講義は、「EU エキスパート人材養成プログラム」の科目として、欧州連合の独特な法律・政治の検討を通じ
て EU の理解を深めることを目的とする。
■授業の概要と計画
入門編なので、EU 法の基本知識に関することである。
① 欧州統合の歴史(1)
② 欧州統合の歴史(2)
③ 欧州統合の進化
④ EU の制度的枠組み(1)
⑤ EU の制度的枠組み(2)
⑥ EU の制度的枠組み(3)
⑦ EU 法の法源
⑧ EU 法の立法(1)
⑨ EU 法の立法(2)
⑩ EU 法の施行(1)
⑪ EU 法の施行(2)
⑫ 具体的な EU 法(1)
⑬ 具体的な EU 法(2)
⑭ 質疑応答&復習
⑮ 予備
■成績評価と基準
平常点(20%)と学期末試験(80%)により評価する。
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
本講義は初心者向けなので、予備知識を全く持たずに履修できるが、学生が資料を読んで予習をすることが望
ましい。
事前学習・復習の内容については、授業の中で指示する。
■学生へのメッセージ
学生の積極的な授業参加を期待する。皆さんと一緒に EU について楽しんで考えましょう!
■教科書
16
必要な資料は授業中や授業前に配布する。
■参考書・参考資料等
興味があれば、以下の参考書を参照してください。
Essentials of EU Law / Reinisch August : Cambridge University Press ,2012 ,ISBN:9781107025660
■授業における使用言語
(主に)英語
■キーワード
EU 法 欧州連合 ヨーロッパ
■参考 URL
EU エキスパート人材養成プログラム
KUPES Programme for European Studies
EU 科目名:Japanese Legal SystemⅡ /
開講大学での科目名:プログラム講義 Japanese Legal SystemⅡ
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学法学部
角松 生史・木下 昌彦・
2 単位
前期
前田 健・中川 丈久・
池田 千鶴
■授業のテーマと到達目標
神戸大学で学ぶ短期滞在の外国人留学生を主たる対象として、日本法の各分野について、日本法の特徴や、
現在の 日本の社会経済状況との関係で注目を集めるトピックを取り上げ、法律学の各専門分野の教員がそれぞ
れ数コマの講義を英語で提供します。
日本人学生にとっても、日本法の基礎的な内容を英語で説明し、議論する能力を身につけるとともに、「外
から見た日本法」という視野を獲得できるという意味において有益なものです。積極的に受講して下さい。
■授業の概要と計画
(1)導入(Introduction)
(2)日本国憲法の誕生( Birth of the Constitution of Japan)
(3)憲法(1):統治機構(Constitution and Form of Government)
(4) 憲法(2):人権保障(The Guarantee of Constitutional Rights)
(5)日本法に関する映像教材の視聴 (watch a Video related to Japanese Law)
(6)刑事手続(Japanese Criminal Procedure)
(7)行政法(1):行政手続(Administrative Procedure)
(8)行政法(2):情報公開(Information Disclosure)
(9)行政法(3):行政訴訟(Administrative Litigation)
(10)競争法(Competition Law)
(11)知的財産法 (Intellectual Property Law)
(12)環境法(Environmental Law)
(13)租税法(Tax Law)
(14)(15)まとめまたは報告(Summing Up or Final Presentation)
■成績評価と基準
Class Participation and Engagement(20%)
Minute Paper(英語または日本語。様式等は別途指示する)(40%)
Final Report or Presentation(40%)(英語。様式等は別途指示する)
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
この科目はグローバル人材育成のために外国語で授業を行うグローバル専門科目である。
○他学部生の履修:可
○履修する上での語学能力:
英語によって行われる授業をある程度理解でき、参考文献が読解できるのであれば、特定の資格・水準は設定
しない。
受講者は日本法の背景的な知識を得るために、日本法制度の概説書等を読むなどの予習・復習 を自主的に行
って出席することが求められる。 また、各講師が英文を含むい参考文献を指定した場合、それらを予習・復習
17
すべきことは言うまでもない。
■学生へのメッセージ
英語による授業ですが、怖がらずにチャレンジしてみて下さい。英語能力に十分な自信がない場合は、まずは
第一回に出席してみて下さい。
■授業における使用言語
英語
■キーワード
グローバル専門科目 Japanese Law
EU 科目名:Japanese Legal SystemⅠ /
開講大学での科目名:プログラム講義 Japanese Legal SystemⅠ
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学法学部
齋藤 彰 他
2 単位
後期
■授業のテーマと到達目標
海外の大学から交換留学制度等を利用して神戸大学で学ぶ短期滞在の外国人留学生を主たる対象として、日
本法の各分野においてとくに日本法の特徴や、現在の日本の社会経済状況との関係で注目を集める地ピックを
取り上げ、法律学の各専門分野の教員がそれぞれ 2 コマ程度の講義を英語で提供する。
トピックの選択においては、特に国際的な比較という視点を重視して、日本法の特徴を明らかにすることが
重視される。その意味では日本人の学生にとっても、日本法を広い視野から見直す意味において有益なもので
ある。受講者は日本法の背景的な知識を得るために、日本法制度の概説書等を読むなどの予習課題を行って出
席することが求められる。
本講義で学ぶことによって、日本の法制度について基礎的な理解だけはなく、それらが実際に日本の社会に
おいてどのように機能するかについて、受講者がある程度の「土地勘」のようなものを獲得することが到達目
標である。
■授業の概要と計画
1.
日本の司法制度と法律家(Judicial System and Lawyers in Japan)
2.
日本の司法制度と法律家
3.
契約法の国際的な法の調和と日本(Global Harmonization of Contract Law and Japan)
4.
契約法の国際的な法の調和と日本(Global Harmonization of Contract Law and Japan)
5.
日本の労働法 (1)(Labor Law in Japan 1)
6.
日本の労働法 (2)(Labor Law in Japan 2)
7.
日本の会社法 (1)(Corporate Law in Japan 1)
8.
日本の会社法 (2)(Corporate Law in Japan 2)
9.
日本における社会保障制度と法 (1)(Social Welfare: Law and Institutions in Japan 1)
10. 日本における社会保障制度と法 (2)(Social Welfare: Law and Institutions in Japan 2)
11. 日本の国際民事訴訟法 (1)(International Civil Procedural Law in Japan 1)
12. 日本の国際民事訴訟法 (2)(International Civil Procedural Law in Japan 2)
13. 日本における国際商事仲裁(International Commercial Arbitration in Japan)
14. 投資協定仲裁と日本 (1)(Investment Treaty Arbitration and Japan 1)
15. 投資協定仲裁と日本 (2)(Investment Treaty Arbitration and Japan 2)
(受講者の関心や社会状況の変化を考慮して若干変更が加えられることがある。)
■成績評価と基準
出席及び講義中の積極的な取組姿勢による平常点(40%)と、2つの Short Report の評価(60%)によって成績
を決定する。
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
各講義は、それぞれの講師によって選ばれたトピックを扱うものであり、それだけで体系的な理解が得られ
るわけではない。そうした点については、講義において示された参考文献などを読むことによって、受講者は
積極的に補っていかなければならない。
この科目はグローバル人材育成のために外国語で授業を行うグローバル専門科目です。
他学部生の履修:可
履修する上での語学能力:特に必要なし
■学生へのメッセージ
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法学研究科の教員グループが日本法に関して英語で行うはじめての講義である。海外からの学生を主たる対
象としている。しかし最近では、法律家であろうとビジネスマンであろうと、日本法について英語で説明を求
められる機会が増加している。従って、日本人学生にとっても有益なものである。
■教科書
各講義につき、基本的には PowerPoint による資料が配付される。また、講義で用いる資料や参考文献は配布
する予定である。
■参考書・参考資料等
その他、開講前またが講義中に指示する。
■授業における使用言語
英語(English)
■キーワード
日本法, Japanese Law, Japanese Legal System, Comparative Law,グローバル, Global,
■参考 URL
http://www.tomeika.jur.kyushu-u.ac.jp/in
EU 科目名:International Relations / 開講大学での科目名:国際関係論 I
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学法学部
栗栖 薫子
4 単位
後期
■授業のテーマと到達目標
国際関係論(IR)の基本的な考え方やモデルを学ぶ。国際関係論がどのように現代世界の状況を理解し説明し
ようとしているのか、基本となる概念やモデルを学習する。国家、パワー、主権など国際政治の基礎的概念を
理解したうえで、実際の国際政治上の現象や課題を参照しながら、現実主義、自由主義、従属論、社会構成主
義などの主要な理論体系を学ぶ。
国際関係を理解し分析するうえで必要な基礎的な概念やモデルを理解すること、それにを用いて学生自身が現
実の国際政治上の問題について簡単な分析が行えるようになることが目標である。 [EUIJ 科目]
■授業の概要と計画
第1単元 基礎概念
1. Introduction
2、3 基礎概念
第2単元 現実主義
4. 現実主義(1) 古典的現実主義
5. 現実主義(2) ネオリアリズム
6、7 現実主義(3) 新しい論点
第3単元 多元主義
8.
多元主義の諸モデルの特徴と概観
9.
統合理論: 地域主義、地域統合
10. 民主制による平和論とその批判
11、12、13 国際レジーム論とグローバル・ガヴァナンス
第4単元 階層的国際システム論
14、15 南北問題と従属論
16、17 世界システム論
第5単元 コンストラクティビズム(社会構成主義)
18、19 構造と代理人、規範、社会構成主義
20、21、22 規範サイクルモデル(伝播モデル)と規範受容モデル
23 国際関係論の諸論争
第6単元 対外政策決定論
23、24 アリソン・モデル
25、26 国内政治と対外政策決定
27、28、29 ツーレベル・ゲーム、多国間交渉モデル
30. 期末試験
■成績評価と基準
1.2度のスタディ・クエスチョン(SQ)への回答レポート(40%)、2. 期末試験(60%)を総合して評価。
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
19
本講義の内容を習得して、さらに国際関係論 2、対外政策論(旧現代外交論)へ進むことが推奨される。
・指定教科書の内容はごく基礎的なものである。追加的に配布する資料(文献)や文献リストに、必ず目を通
し理解することが求められる。
・普段から新聞の国際面、社会面に必ず目を通すこと。
■学生へのメッセージ
ここで示される IR の分析概念やモデルは、国際協力、外交、ジャーナリズムなど国際的事象にかかわるキャリ
アへと進むうえでも必須の内容である。
■教科書
村田晃嗣・君塚直隆・石川卓・栗栖薫子・秋山信将 『国際政治学をつかむ』有斐閣、2009 年;野林健・大芝亮・
納家政嗣・山田敦・長尾悟『国際政治経済学・入門 第 3 版』有斐閣、2007 年。これ以外に必要な資料はウリボ
ーネットにアップロードする
■参考書・参考資料等
ジョセフ・ナイ(田中明彦・村田晃嗣訳)『国際紛争-理論と歴史 原書第 7 版』有斐閣、2009 年;田中明彦・
中西寛編『新・国際政治経済の基礎知識』有斐閣、2004 年。
■授業における使用言語
日本語
■キーワード
国際関係、国際政治、国際政治経済、対外政策決定
EU 科目名:Foreign Policy Analysis / 開講大学での科目名:対外政策論
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学法学部
多湖 淳
4 単位
後期
■授業のテーマと到達目標
本講義は、国際関係分野の<応用編>の授業で、受動的に教員の話を聞くというスタイルをとらない。自ら
が考える能力を高め、国際政治学にかかわる「知的生産」を体験できる内容になっている。具体的には、以下
の「授業の概要と計画」に記載した四つの段階で構成される。
■授業の概要と計画
J. Frieden, D. Lake and K. Schultz らの World Politics: Interests, Interactions and Institutions (2009,
W.W.Norton)に準拠する形で授業を進める。
第一部は、前提知識となる国際関係をめぐる歴史、分析枠組みの提示に該当する(キーワードとなるのが、
Interests, Interactions and Institutions の三つである)。
第二部は、戦争と平和をめぐる対外政策の理解である。戦争がなぜ起こるのか、戦争と各国の国内政治の連
関とはいかなるものか、そして、戦争と平和をめぐる国際制度とはいかなる役割を果たせるのかといった問い
を設定し講義を進める。
第三部は、国際経済をめぐる対外政策の理解である。なぜ保護貿易政策が一部の国でとられるのか、なぜ自
由貿易が世界にとって望ましいとされるのか、国際通貨をめぐる国家間協調はどうしたら(そして、いつ)成
立するのかといった問いを設定し講義を進める。
第四部は、グローバル化する国際関係における対外政策の理解である。非国家主体の登場は外交をどのよう
に変化させているのか、地球環境をめぐる国際協力はどういった場合に可能なのかといった問いを設定し講義
を進める。
■成績評価と基準
レポートの提出が学期中に 3 回求められる。
各レポートは数千字程度であり一定の負担感があるかもしれないが、その都度詳細な指示があるので、授業
に出ていれば困ることはない。
期末試験はなく、レポートとその相互評価セッションへの参加が評価の主軸である(もちろん、毎回の授業
に来ることも評価の対象である)。
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
この授業を履修することによって、外交・対外政策について理論的な「レンズ」と分析方法の基礎知識を得
ることができる。理論レンズを持てば、刻々と変化する国際関係に冷静に接し、しかも深く本質を見抜くこと
が可能になる。また、分析方法の知識は自らデータを用いて議論を作るために役立つ。しかも、三回のレポー
ト提出によって論理的記述力の向上が期待できる。
予習復習であるが、英語教科書を初回に配布されるハンドアウトに沿って読み進めることが推奨される。
■学生へのメッセージ
20
国際関係論の応用編授業とありますが、必ずしも「難しい」ということを意味しません。課題はそれなりに
タフですので、それなりの覚悟が必要ですが、学ぶ意欲と国際関係への関心さえあれば、国際関係論 I や II と
いった法学部の関連授業の事前履修は要求しません。
大学外の講師をお呼びする回を設けるほか、希望する学生を集めて課外(=授業の評価対象外)で神戸近辺
の国際関係・外交にかかわる施設などを訪ねる企画を実施する可能性があります(過去、岩国基地や京都府の
経が岬などへ希望者とともに出かけたことがあります)。
■教科書
授業の最初で紹介する。Frieden らの教科書は、国際関係論をしっかり学び、将来的に大学院への進学を考え
るような学生は購入してもよいと思う(価値ある投資になります)。
World Politics: Interests, Interactions and Institutions / J. Frieden, D. Lake and K. Schultz :
W.W.Norton , ,ISBN:9780393912388
■参考書・参考資料等
授業の最初で紹介する。
■授業における使用言語
日本語と英語
■キーワード
外交 戦争と平和 政治経済 グローバル化 国際政治の理論と方法
■参考 URL
教材ホームページ(Teaching Materials) (http://www2.kobe-u.ac.jp/~tago/teachingmaterials.html)
EU 科目名:Social Security Law / 開講大学での科目名:社会保障法
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学法学部
関根 由紀
2 単位
後期
■授業のテーマと到達目標
本講義は、社会保障の各制度の基本的構造と考え方を習得することを目的とする。医療保険法、公的年金各法、
労働保険各法、介護保険法、社会福祉各法および生活保護法を取上げ、各制度の政策的課題に言及しつつ、法
的問題の検討を行うこととする。
・当科目は EUIJ/Certificate プログラムの登録科目です。
■授業の概要と計画
以下の計画に沿って授業を行う。
1) 総論 I : 社会保障の歴史・機能
2) 総論 II: 社会保障の保障原理・財源
3) 総論 III: 社会保障の実施機関・紛争
4) 医療制度 I: 医療保険
5) 医療制度 II: 高齢者医療
6) 医療制度 III: 医療の提供
7) 老後の所得保障 I: 公的年金
8) 老後の所得保障 II: 企業年金
9) 労働保険 I: 労働災害
10) 労働保険 II: 雇用保険
11) 介護保険
12) 社会福祉 I: 社会福祉の生成と基礎構造改革
13) 社会福祉 II: 社会福祉の各制度
14) 生活保護
15) 予備
■成績評価と基準
期末試験による。
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
行政法および労働法の基礎的知識を習得していることが望ましい。このため3年次からの履修を勧める。
授業計画の各回の内容に相当する教科書または参考書の該当頁を読んでくること。
■学生へのメッセージ
社会保障は我々の生活に密着する分野です。その法的な側面を一緒に勉強しましょう。
21
■教科書
トピック社会保障法 第 7 版 / 小西啓文・田中秀一郎・原田啓一郎・増田幸弘 : 信山
社 ,2013 ,ISBN:9784797285970
■参考書・参考資料等
参考書として以下のものを薦める。
また通常のポケットサイズ六法には社会保障関連法令の掲載が乏しいため、少し重いが有斐閣『判例六法
professional』)の授業への持参を勧める。又はパソコンで法令データ提供システムを参照すること。
社会保障法入門 補訂版 / 西村健一郎 : 有斐閣 ,2010 ,ISBN:9784641144156
社会福祉法 第5版 / 加藤智章、菊池馨実、倉田聡、前田雅子 : 有斐閣アルマ ,2013 ,ISBN:9784641124950
■授業における使用言語
日本語
■キーワード
社会保障法 社会福祉 生活保護
EU 科目名:Environmental Law / 開講大学での科目名:環境法
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学法学部
島村 健
2 単位
後期
■授業のテーマと到達目標
環境と法の関わりは、様々な分野に及んでおり、時間的制約からすべてを網羅的に扱うことはできない。こ
の講義では、畠山武道教授が最近執筆された優れた教科書をもとに、そこで取り上げられている問題を主に扱
うこととする。
福島第一原発事故により、わが国の経済や社会は大きな被害を被った。この授業の後半では、原発事故や、
地球温暖化問題に対処するために、わが国のエネルギー・環境政策がどのような影響を受け、どのように変わ
りあるいは変わろうとしているか、社会の変化を分析する視座を獲得してもらいたい。
受講者は、教科書及び補足資料の指定された範囲を予習することが求められる。講義は、予習を前提とした
質疑をしながら進める。
初回の範囲は、以下のとおりであるので、受講者は、教科書を入手し、必ず指定範囲を予習して講義に臨む
こと。
■授業の概要と計画
第 1 回 環境法の特質
教科書の第 14 講、第 1 講の部分
第 2・3 回 公害被害者の救済
教科書の第 2 講
第 4 回 環境法を支える基本的な考え方
教科書の第 3 講、第 4 講、第 7 講の 1・2 の部分
第 5 回 環境政策の手法
教科書の第 5 講と第 6 講
第 6 回 環境影響評価
教科書の第 8 講
第 7 回 公害の防止
教科書の第 9 講と第 13 講の 1 から 3
第 8 回 自然環境の保全
教科書の第 10 講、第 7 講の 4、第 13 講の 4
第 9 回・第 10 回 廃棄物の処理・リサイクル
教科書の第 11 講、第 7 講 3
第 11 回 福島第一原発事故とエネルギー問題
教科書の第 12 講
第 12 回 地球温暖化問題―気候変動防止条約と京都議定書
22
補足資料を配布する。
第 13 回・14 回 新しいエネルギー政策
補足資料を配布する。
第 15 回 まちづくり・景観問題(時間がなければ割愛)
補足資料を配布する。
2 回目以降の講義では、毎回、その週の環境法・環境政策関連のニュースを、すべての学生が調べてくることを
求める。
■成績評価と基準
主に期末試験による(70%)。平常点(質疑の際の議論への貢献、環境記事の調査等の課題の提出)を加味す
る(30%)。
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
不法行為および行政訴訟の基礎的知識があることが望ましいが必須ではない。
受講者は、教科書及び補足資料の指定された範囲を予習することが求められる。講義は、予習を前提とした質
疑をしながら進める。
初回の範囲は、上記のとおりであるので、受講者は、教科書を入手し、必ず指定範囲を予習して講義に臨むこ
と。
すべての受講者が、上記のように環境ニュースを毎回調べてくることも求められる。予習を必須とする講義で
あることにも留意して、履修登録するかどうかを検討されたい。
■教科書
考えながら学ぶ環境法 / 畠山武道 : 三省堂 ,2013 ,ISBN:978-4385322452
■参考書・参考資料等
証言水俣病 / 栗原彬 : 岩波新書 ,2000 年 ,ISBN:9784004306580
原発のコスト / 大島堅一 : 岩波新書 ,2011 年 ,ISBN:9784004313427
■授業における使用言語
日本語
■キーワード
環境保護 原発事故 エネルギー政策 温暖化防止政策
EU 科目名:Global PoliticsⅦ / 開講大学での科目名:グローバル政治学Ⅶ
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学法学部
トム スコット
2 単位
前期
■授業のテーマと到達目標
エセックス大学政治学部のトム スコット先生による特別集中講義です。英語で政治学方法論の勉強をした
い方、特に SEM に興味のある方には、最前線の知的生産にかかわるスコット先生の講義を受けられる、非常に
お得で、まれな機会です。なお、多湖もできる限りの時間、陪席しますので、適宜英語面は支援します。
変則的な時間で学生のみなさんには迷惑をおかけしますが、出ていただいた方にはしっかりその分、学習の
効果でお返しできると思います。聴講もウェルカムです。
■授業の概要と計画
授業計画は以下のとおりです。
Sat. 11/April, Basics of SEM I
Sun. 12/April, Basics of SEM II
Sat. 18/April, Presentations of Students' Project by using SEM
Sun. 19/April, Application of SEM
(Note: SEM stands for Structural equation modeling)
■成績評価と基準
授業(ディスカッション)への貢献度によります。
試験はありません。
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
リーディングアサインメントのほか、プレゼンテーションにかかわる準備作業が予習復習として必要です(大
きな負担にはならないよう、配慮・工夫します)。
■学生へのメッセージ
基本的な政治学方法論の知識、特に回帰分析について基礎的な理解があることが望ましい。
23
■教科書
授業初回でご説明します。
Structural equation modeling with Mplus. / Barbara M. Byrne : Routledge Academic ,2012 ,ISBN:
Data Analysis with Mplus / Christian Geiser : Guilford Publications ,2012 ,ISBN:
■参考書・参考資料等
授業初回でご説明します。
■授業における使用言語
英語
■キーワード
政治学方法論 SEM
EU 科目名:Introduction to Common LawⅠ /
開講大学での科目名:プログラム講義 Introduction to Common LawⅠ
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学法学部
キース カーペンター
2 単位
前期
■授業のテーマと到達目標
Legal systems of most countries in the world are either based on common law or civil law. The English
legal system is the source of all common law systems and provides a sound basis for understanding how
common law systems work and how they differ from civil law systems. The course will have two parts (part
1 first term, part 2 second term). The aim of the course will be to :
1. Provide an overview of the English legal system, focusing on aspects that are interesting and differ
from civil law systems
2. Provide an understanding of English legal terms and concepts
3. Encourage and develop students’ability to communicate in English generally in relation to legal
matters (common law, civil law and other legal systems)
■授業の概要と計画
The course (part 1, first term) will consist of 14 lectures. The following gives an indication of the
likely topics to be covered by the lectures but this may change depending on the speed at which the
topics can be covered and by feedback from attending students:
1-2 Introduction
3-4 Sources of law (legislation)
5-6 Sources of law (case law)
7-8 Case study
9-10 The civil courts
11-14 Civil procedure law
■成績評価と基準
The achievement of the students will be evaluated according to their attendance record and positive
attitude in participating in discussions in the class room. Students will not receive a lower grading
for making errors in English.
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
There will be no absolute requirement to prepare for attending lectures but students, especially lower
level English speakers, are encouraged to read hand-out materials in between lectures.
■学生へのメッセージ
A significant part of the lectures will be interactive and students will be encouraged to express their
opinions and ideas in English. However students should not feel afraid to attend because they are unable
to speak English fluently. The lecturer aims to make the lectures understandable by students with a
range of English fluency. Discussion times will usually begin by students discussing in pairs, so that
they have time to practise speaking before giving their views to the whole class. Students will be able
to speak and ask questions not only about the specific content of the lecture but also on law related
subjects generally. Students will also have opportunities to speak with all the other attending students.
■教科書
It will not be necessary for students to purchase any text book. Information about relevant text books
24
will be given for those students who are interested in further reading. Handouts covering Powerpoint
slides and lecture content will be distributed.
■授業における使用言語
The lectures will be conducted in English
■キーワード
common law, case law, English law, civil law, civil courts
EU 科目名:Introduction to Common LawⅡ /
開講大学での科目名:プログラム講義 Introduction to Common LawⅡ
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学法学部
キース カーペンター
2 単位
後期
■授業のテーマと到達目標
Legal systems of most countries in the world are either based on common law or civil law. The English
legal system is the source of all common law systems and provides a sound basis for understanding how
common law systems work and how they differ from civil law systems. The course will have two parts (part
1 first term, part 2 second term). The aim of the course will be to :
1. Provide an overview of the English legal system, focusing on aspects that are interesting and differ
from civil law systems
2. Provide an understanding of English legal terms and concepts
3. Encourage and develop students’ability to communicate in English generally in relation to legal
matters (common law, civil law and other legal systems)
■授業の概要と計画
The course (part 2, second term) will consist of 14 lectures. The following gives an indication of the
likely topics to be covered by the lectures but this may change depending on the speed at which the
topics can be covered and by feedback from attending students:
Civil procedure law (to the extent not completed in part 1 of the course)
The criminal courts
Criminal procedure law
The judiciary
Lawyers (English & international)
European law
Human rights
■成績評価と基準
The achievement of the students will be evaluated according to their attendance record and positive
attitude in participating in discussions in the class room. Students will not receive a lower grading
for making errors in English.
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
There will be no absolute requirement to prepare for attending lectures but students, especially lower
level English speakers, are encouraged to read hand-out materials in between lectures.
■学生へのメッセージ
A significant part of the lectures will be interactive and students will be encouraged to express their
opinions and ideas in English. However students should not feel afraid to attend because they are unable
to speak English fluently. The lecturer aims to make the lectures understandable by students with a
range of English fluency. Discussion times will usually begin by students discussing in pairs, so that
they have time to practise speaking before giving their views to the whole class. Students will be able
to speak and ask questions not only about the specific content of the lecture but also on law related
subjects generally. Students will also have opportunities to speak with all the other attending students.
■教科書
It will not be necessary for students to purchase any text book. Information about relevant text books
will be given for those students who are interested in further reading. Handouts covering Powerpoint
slides and lecture content will be distributed.
■授業における使用言語
25
The lectures will be conducted in English
■キーワード
common law, case law, English law, criminal law, judges, lawyers, human rights
EU 科目名:Governance and Public Policy / 開講大学での科目名:ガヴァナンス論
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学国際文化学部
阪野 智一
2 単位
前期
■授業のテーマと到達目標
グローバル・ガヴァナンス、ローカル・ガヴァナンス、さらにマルチレベル・ガヴァナンス等に示されるよう
に、近年「ガヴァナンス」(governance)という言葉が目立って使用されるようになってきた。ガヴァナンス
論台頭の背景には、1980 年代以降の新自由主義的潮流の台頭やグローバル化の進展に伴い、政府(government)
という形で統治機能を独占してきた国家の役割が、相対化されつつあるという状況がある。本講義では、国内
政治と国際政治の交錯をはじめ、主として先進諸国を中心に、経済のグローバル化が各国の戦後政治経済体制
に及ぼす影響や変容の諸相、経済発展と政治的民主化の相互関係、さらにヨーロッパ統合という国民国家を超
えた政治の実験について、比較政治経済学や国際政治経済学の視点から検討したい。
■授業の概要と計画
1.比較政治と国際政治の交錯?アリソン・モデルから two-level game へ
2.国際政治経済学の諸潮流?リアリズム、リベラリズム、従属論、世界システム論
3.戦後政治政治経済体制
4.福祉国家の再編?収斂論 convergence と分岐論 divergence
5.グローバル化の政治経済学
6.経済発展と政治的民主化
7.ガヴァナンスとは?
8.ヨーロッパ統合と Multi-Level Governance
■成績評価と基準
学期末試験 80%
授業への参加(質問カードの提出度) 20%
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
講義の進行に沿ってレジュメや資料を配付する。
主要テーマ毎に事前に文献を配布する。履修者は、予め文献を読むなど、予習の上授業に参加することが求め
られる。授業では、教員からの問いかけとそれに対する履修者の応答を通じて、理解を深める。授業の終わり
には、質問カードに質問等を記載し提出してもらう。次回の冒頭では、質問カードから幾つか取り上げ、補足
説明を行う。
■学生へのメッセージ
本講義は、比較政治政治経済学、国政政治経済学を主要なテーマとしていますが、現象に対する社会科学的ア
プローチの習得も目標としています。
■参考書・参考資料等
新川敏光他『比較政治経済学』有斐閣、2004 年。
河野勝・竹中治堅編『アクセス国際政治経済論』日本経済評論社、2003 年。
講義中に適宜プリントを配布するほか、参考文献を指示する。
■授業における使用言語
日本語。
■キーワード
ガヴァナンス アリソン・モデル リアリズム リベラリズム 戦後政治経済体制 福祉国家 グローバル化
政治的民主化 ヨーロッパ統合
EU 科目名:Modern Political Thought / 開講大学での科目名:近代政治思想論
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学国際文化学部
上野 成利
2 単位
前期
26
■授業のテーマと到達目標
現代政治思想のフロンティア----概念史的考察の試み
グローバル化が加速度的に進み、テロや難民などの問題が浮上している現在、「市民権(シティズンシップ)」
「自由」「民主主義」といった近代の政治概念は根底から揺らいでいる。これらの概念を自明の前提としてき
た近代の政治のパラダイムが、いまや大きな曲がり角に立っているわけである。それをふまえてこの講義では、
「自由」「権力」「公共性」といった基本概念を思想史的観点から問いなおしながら、現代の社会理論・政治
理論のフロンティアがどこにあるのかを考えてみたい。さらにこうした一連の作業をつうじて、来るべきデモ
クラシーの方向性や今日における批判的社会理論の可能性について、多少なりとも思考を巡らせてみたいと思
う。
■授業の概要と計画
1)Th・W・アドルノ、C・シュミット、H・アーレントらの思想を手がかりに、20 世紀前半期の思想地図を
概観する。
2)そのうえで、そうした言説が世紀後半にM・フーコーらによってどのように消化・批判されていったのか
を検証する。
3)最後に現代思想のフロンティアがどこにあるかを確認し、今日における批判的社会理論の可能性について
検討したい。
■成績評価と基準
原則として、学期末の筆記試験の成績にもとづいて評価します。
理解力と思考力、そしてそれを的確に論述する力が試されます。
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
「近代社会思想論」をはじめとするモダニティ論分野の授業は、この講義の内容とも密接に関連しているので、
できるだけ履修してもらいたいと思います。
■学生へのメッセージ
すぐに役立つ知識はすぐに古びます。思想史の勉強という迂回路を経ることによって、長い射程で思考する力
を鍛えてほしいと思います。
■教科書
拙著『思考のフロンティア----暴力』(岩波書店、2006 年)をこの講義を補う文献として活用してもらえれば
と思います。ただし実際の講義では本書では論じきれなかった主題をできるだけ積極的に取り上げるつもりで
す。
■参考書・参考資料等
暴力(思考のフロンティア) / 上野成利 : 岩波書店 ,2006 ,ISBN:4-00-027009-5
壊れゆく世界と時代の課題 / 市野川容孝・小森陽一 編 : 岩波書店 ,2009 ,ISBN:978-4-00-022888-6
近代 想像された社会の系譜 / チャールズ・テイラー : 岩波書店 ,2011 ,ISBN:978-4-00-022583-0
岩波講座 政治哲学5 理性の両義性 / 齋藤純一 編 : 岩波書店 ,2014 ,ISBN:978-4-00-011355-7
西洋政治思想資料集 / 杉田敦・川崎修 編 : 法政大学出版局 ,2014 ,ISBN:978-4-588-62527-5
■授業における使用言語
日本語
EU 科目名:Introduction to International Relations /
開講大学での科目名:国際関係論
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学国際文化学部
坂井 一成
2 単位
後期
■授業のテーマと到達目標
国際関係の基本的枠組み(歴史の大枠や基礎的理論)と、現代国際関係の主要課題を理解する視座を、とく
に「文化」の視点から掘り下げる。地域としては EU(欧州連合)に軸足を置いて講義を行う。
多文化の共生をめぐる問題は、国家内にとどまらず、広く国際社会に関わっている。国民あるいは国家を一
つの文化的集団と捉えるならば、国際関係も地球という一つの社会における多文化共生のあり方を問う対象領
域である。また、現代国際関係においては、国民国家だけでない多様なアクターが登場している。こうした要
素を含め、国境をこえて生起する多様な異文化コミュニケーションの場としての国際関係をリアルに認識でき
るようにしたい。EU の検討は、そうした格好の題材となる。 [EUIJ 科目]
■授業の概要と計画
1.国際関係論への文化の観点からのアプローチ
27
2.国際関係の展開
3.国際関係の基礎理論
4.外交と国益:外交政策はどのように決定されるのか
5.予防外交の意義と実践
6.安全保障の変容
7.地域統合の意義:EU 統合を中心に
8.EU における民族問題
9.EU 拡大と多文化共生
10. 日 EU 関係
11. グローバリゼーションの功罪:誰のためのグローバリゼーションか?
12.多文化共生を可能にする国際関係とは?
なお、ビデオを見て考察するなどの時間を適宜織り交ぜる。
■成績評価と基準
授業時に複数回課すコメントペーパー(講義の理解の度合いをみる)(60%)、授業内容に関わるレポート(講
義内容に即した応用力をみる)(40%)
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
新聞の国際面等に絶えず目を通し、授業で触れるアクチュアルな国際問題への認識を深めること。
教科書の関連箇所は授業時に指摘するので、授業後に読み込んで理解を深めること。
■教科書
ヨーロッパの民族対立と共生〔増補版〕 / 坂井一成 : 芦書房 ,2014 ,ISBN:
■参考書・参考資料等
国際安全保障論 / 吉川元 : 有斐閣 ,2007 ,ISBN:
新版グローバリゼーション国際関係論 / 坂井一成(編) : 芦書房 ,2014 ,ISBN:
ヨーロッパ統合の国際関係論〔第2版〕 / 坂井一成(編) : 芦書房 ,2007 ,ISBN:
■授業における使用言語
日本語及び補助的に英語。ただしコメントペーパーや期末レポートは英語・フランス語でも構わない。
■キーワード
外交 文化 EU 地域統合 民族問題 グローバリゼーション
EU 科目名:Politics in Multicultural Society /
開講大学での科目名:多文化政治社会論
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学国際文化学部
近藤 正基
2 単位
後期
■授業のテーマと到達目標
異なる文化的背景を持つ人々とともに、安心して暮らしていける社会をどのように構想し、どのように作り上
げていけばよいのでしょうか。ヨーロッパ諸国では、他国に先行して様々な取り組みが見られます。本講義で
は、ドイツを中心に、移民の社会統合の現状、移民政策の展開、移民政策の政治力学、移民の社会統合と福祉
国家の関係について考察します。
■授業の概要と計画
講義は、①移民の社会統合の現状、②移民の政治、③移民と福祉国家の関係の三部から構成されます。第一部
では、スカーフ問題やモスク建設などのトピックを取り上げて、移民の社会統合の現状について論じます。第
二部では、福祉国家類型論・福祉政治論について解説したうえで、各国の福祉国家と移民政策のリンケージに
ついて論じます。第三部では、現代デモクラシーの変容と関連付けながら、右翼ポピュリズム政党や移民政策
コーポラティズムについて論じます。受講者数によっては、随時、グループディスカッションの時間を設けて、
受講者が発言する機会を作ります。
■成績評価と基準
期末テスト、70 点。授業への参加、30 点。
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
講義中に指定する参考書について、各自が読み進めておくことが望ましいです。
■教科書
なし
■参考書・参考資料等
28
適宜授業中に指定します。
■授業における使用言語
日本語、ドイツ語、英語
■キーワード
移民政策、比較政治、比較福祉国家
EU 科目名:International Cooperation / 開講大学での科目名: 国際協力論
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学法学部
望月 康恵
2 単位
春学期
講義目的
「国際協力」とは何か、その概念や活動の歴史的変遷を探りながら、国際社会、国際機構、国家などが行って
きた協力のあり方について理解を深める。国際協力については、開発援助分野が中心とされる。国際社会の活
動はさまざまなルールによって行われている。本授業においては、開発援助の重要性を踏まえながら、国際社
会におけるルール(規範)の作成、発展、実行という観点を取り入れながら、国際協力のあり方について、考
察を行う。さらには、国際協力分野における日本の役割についても概観することによって、私達の生活と国際
協力とのつながりを考えたい。
各回ごとの授業内容
1.はじめに
2.国際社会による規範作成、発展、実践
3.貧困
4.人権・人道分野
5.開発援助
6.平和活動
7.犯罪
8.環境
9.軍縮
10.感染症
11.国際協力と国際機構
12.国際協力と市民社会、企業
13.日本の取組み―多国間援助
14.国際協力の今後の課題
15.まとめ
授業方法
教科書
成績評価方法・基準
定期試験(100%)
成績評価方法・基準 自由記述欄
学生による授業評価の方法
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
新聞に目を通し、国際協力について理解を深めることが望ましい。
EU 科目名:History of Western Politics
/ 開講大学での科目名: 西洋政治史
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学法学部
澤田 庸三
2 単位
春学期
講義目的
ヴェルサイユ体制とその展開期を中心に、ヨーロッパ政治の歴史について、「憶える歴史」から「考える歴史」
を念頭に、現代史を考える際の基本的な歴史的知識を提供することを目標としたい。
各回ごとの授業内容
29
(1)開講の辞とヴェルサイユ体制
(2)ロシア革命の衝撃(1)
(3)ロシア革命の衝撃(2)
(4)ムッソリーニとイタリアファシズム体制
(5)世界恐慌と社会民主主義
(6)世界恐慌と保守派の改革
(7)ナチスの台頭(1)
(8)ナチスの台頭(2)
(9)世界恐慌と人民戦線
(10)ソビエトとスターリン(1)
(11)ソビエトとスターリン(2)
(12)宥和政策(1)
(13)宥和政策(2)
(14)まとめ
授業方法
講義では、予習・復習のポイントを述べるので、受講者各自が、用語集や手持ちの世界史(教科書など)や西
洋史の概説書等によって、自主的に調べて、講義に臨むとともに、適宜紹介する文献を積極的に読んでみるこ
ととし、担当者は、予習を前提として、出来るだけ異なった論点を提起するという共同作業方式で講義を進め
たい。板書代わりのプリントを準備し、地図やデータなどをパワーポイントで提供し、受講者の理解を深める
こととする。
教科書
成績評価方法・基準
定期試験(100%)
成績評価方法・基準 自由記述欄
定期試験(Final examination)
学生による授業評価の方法
授業中実施
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
配布したプリントは、主に板書の代わりで、詳しい説明まで載せませんので、講義を聴いて充実させてくださ
い。尚、理解が十分でない場合は、質問してください(質問用紙は、毎講義時に教壇近くに配置します)。暗
記物の科目ではないのですが、基本的な事実関係は、必要ですから、基本用語集などで確認しましょう。配布
したプリントの残部は、事務室前の所定の場所に、一定期間のみ配置しておくので注意すること。
EU 科目名:European Legal History A / 開講大学での科目名: 西洋法史A
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学法学部
深尾 裕造
2 単位
春学期
講義目的
「何故にヨーロッパにおいて普遍的な近代法文化が成立したのか」を主要テーマに、ヨーロッパ近代法の成立
史を概括的に学ぶことを目的とし、ヨーロッパ社会の古層としてのギリシア・ローマ世界とゲルマン社会の法
文化を検討し、キリスト教のヨーロッパ法文化に与えた影響、ローマ法継受、自然法論の近代法形成に果たし
た役割を学びます。さらに、自由主義的市場経済の展開と近代的法典及び法学の形成過程の検討を通して、近
代法文化の歴史的特質とその現代における問題性を探ります。
各回ごとの授業内容
序論・講義予定
―近代法文化の源流を求めて―
ギリシア的ポリス共同体と法
―國法と悲劇の生誕―
ローマ帝国と万民法の世界
―ローマ法学と法学者の生誕―
キリスト教とゲルマン社会
―ヨーロッパ世界の生誕と法一二世紀ルネサンスと法学の復活
―聖俗二分統治とローマ法学の復活―
王権の伸張とローマ法学
―大陸法と英米法の分岐―
自治都市・王国共同体の発展と法定立 ―註解学派と条例優先理論―
人文主義法学と3Rの時代
―イタリア学風とガリア学風―
ローマ法の包括的継受と近代自然法論の形成―正義論の転換と所有権問題―
30
近代自然権論とドイツ自然法学派
―世俗的国家の弁証と公共の福祉―
イギリス市場経済の発展と法
―自由主義的市場の展開と法及び立法学―
フランス革命とナポレオン法典
―近代国民国家形成と法典編纂―
ドイツ法学の形成と民法典(BGB)編纂 ―意思の自由と近代法体系の形成―
まとめにかえて
―近代法体制の展開と変容―
授業方法
教科書は使用せず、レジュメをを配布する。図像資料、原典資料等をプロジェクターで提示することによって
視覚的に理解できるように試みる。
教科書
成績評価方法・基準
定期試験(100%)
成績評価方法・基準 自由記述欄
学生による授業評価の方法
授業中実施
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
高校世界史程度の知識、法学部一年次の法学一般に関する基礎知識の修得を前提として授業を行う。日本近代
法史、西洋政治史、西洋政治思想史等を合わせて学ぶことによって理解を深めることが出来る。また、三年次
以降、日本法史、東洋法史を学ぶことによって比較法史的視点からの理解が深められます。英米法、ローマ法、
法思想史に関心のある人にも基礎知識としての修得が望まれます。
EU 科目名:Practical Seminar A of International Law and Politics Course
/
開講大学での科目名: 国際法政実践演習A 4
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学法学部
ローリンソン F.
2 単位
春学期
講義目的
ヨーロッパの経済・政治的統合は、1952年に6カ国からなる石炭・鉄鋼共同体を発生点として発展、現在
では、多くの分野で権限を持つ28 カ国の「欧州連合」となり、「発展途上連邦国家」と言われています。2年
以上にわたって厳しく続いた単一通貨ユーロの危機にもかかわらずヨーロッパの国際協力の実績は TPP 等の国
際連携を目指す日本にとっても参考になることがあるのではないでしょうか。2012年、欧州連合は欧州の
平和と和解、民主主義と人権の向上に60年以上にわたって貢献したとしてノーベル平和賞を受賞した。
教員はイギリス出身、35年間、欧州委員会の総局で公務員として働いて来た者です。授業は日本語と英語5
0:50前後の割合で行います。配布資料は日本語と英語があります。
各回ごとの授業内容
EU の現在事情
EU の制度と運営
EU の予算
競争政策
地域開発政策
社会・雇用政策
環境政策
エネルギー政策
農業政策
外国貿易政策、外交
EU 域内の人(労働力)の移動自由、移民政策
経済・財政統合 ユーロ
経済・政治的な統合深化
まとめ
授業方法
講義、ディスカッション、学生の発表
教科書
成績評価方法・基準
定期リポート(60%)
31
その他(40%)授業への参加、発表等
成績評価方法・基準 自由記述欄
学生による授業評価の方法
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
レジュメの復習、プレゼンテーションの準備
EU 科目名:European Union Law
/
開講大学での科目名: EU法
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学法学部
庄司 克宏
2 単位
春学期
集中
講義目的
あなたは超国家的法秩序としての「EU 法」についてどれくらい知っていますか。
欧州連合(EU)法は新領域の法分野として研究者や学生の興味をそそる研究対象となっているだけでなく,実
務的な必要性からも企業や実務家の注目を集めるようになっています。なぜならば,EU は 30 近い加盟国,総
人口 5 億人以上からなる巨大な単一市場を形成し,そこで制定される EU 法規制は域内で直接適用されるか又は
国内法化され,かつ国内法に優越して施行されるからです。それはまた,域外においても環境規制のように事
実上のグローバル・スタンダードを形成する場合があります。さらに、EU と日本は経済連携協定(EPA)を交渉
中であり、これが合意された場合には一層 EU 法の知識が必要になります。
このように,EU 域内で事業を展開する域外企業にとっても EU 法は無視できない存在です。日系企業も細心の
注意を払って,EU 法令のコンプライアンスを確保する必要があります。しかし,わが国では EU 法に十分精通
した日本人がほとんど存在しないため,ビジネス上多くの問題に直面しがちであると言われています。本授業
では,このような需要に対応して「EU 法ギャップ」を解消するため,受講者にとって実社会で役立つ専門知識
を提供することを目的としています。
具体的内容としては,EU 法に関する基本的知識の習得を目的とします。EU 法の基礎的事項を踏まえた後、EU
法の基盤である域内市場法(物・人・サービス・資本の自由移動,競争法)を中心に理論的視点を踏まえなが
ら、法政策実務へとつながる講義を行います。
各回ごとの授業内容
EU 法入門
EU の基礎知識を確認した後、日本人が EU 法を学ぶ意義について紹介する。また、EU 実体法を見る視点につ
いて、「EU 統合の三角形モデル」を用いて解説する。
域内市場総論および物の自由移動1(関税・課徴金)
物・人・サービス・資本の自由移動および競争法を中心とする域内市場を概観した後、物の自由移動のうち
関税・課徴金の廃止(EU 機能条約第30条)について解説する。
物の自由移動物2(内国税)
物自由移動のうち差別的内国税の禁止(EU 機能条約第110条)について解説し、関税・課徴金の禁止(第
30条)との関係を述べる。
物の自由移動3(数量制限と同等の効果を有する措置の禁止)
物の自由移動における最大の問題である「数量制限と同等の効果を有する措置」について、定義、明文の適
用除外、相互承認と「不可避的要請」、デ・ミニミス・ルールの有無、遠隔度テスト、「一定の販売取り決め」、
市場アクセス・アプローチに関連する判例を取り上げながら、EU と加盟国の間における規制権限の配分に関し
て解説を行う。
物の自由移動4(知的財産権との関係)
国内法の所産としての知的財産権は EU 域内市場における物の自由移動を制限する方向に働くが、EU 司法裁
判所はどのようにして両者の調和を図っているかについて権利消尽理論に焦点を当て、特許、商標、著作権に
関する判例を取り上げながら説明する。
人の自由移動1(労働者、開業、サービスの自由移動)
経済活動に従事する EU 加盟国国民の自由移動について物の自由移動と比較しつつ、その範囲、明文の適用
除外、相互承認と「公益上不可欠の理由」、資格同等性原則、デ・ミニミス・ルールの有無に関連する判例を
取り上げながら、EU と加盟国の間における規制権限の配分に関して解説を行う。そのさい、会社の移動、租税
法、労働者の国外配置(派遣を含む)などの個別の問題についても触れる。
人の自由移動2(EU 市民権)
32
経済活動を行わない場合の人の自由移動の問題として、EU 市民権に関する判例法を解説する。また、それと
の対比において第三国国民がどのように扱われているのかについても触れる。
資本の自由移動
資本の自由移動について他の自由移動との相違を踏まえながら、その範囲および適用除外について判例の動
向とともに解説する。
EU 競争法1(EU 競争法の制度・手続)
まず EU 競争法の枠組みおよび目的について説明し、次に EU 競争法の遵守確保(enforcement)について定
める規則 1/2003 に焦点を当て、とくにコミッション、国内裁判所、国内競争当局の関係に関して解説を行う。
最後に、EU 競争法手続における基本権保護の問題を取り上げる。
EU 競争法2(競争制限的行為の禁止)
EU 機能条約第 101 条の解説を行う。まず第 101 条 1 項について、事業者、協定および協調的行為、「目的又
は効果」、デ・ミニミス・ルール等の解説を行う。また、第 101 条 3 項の適用除外について、排他的流通や選
択的流通などの垂直的制限に関する一括適用除外なども素材として使用しながら解説する。最後に、域外適用
の問題についても取り上げる。
EU 競争法3(支配的地位の濫用の禁止)
EU 機能条約第 102 条の解説を行う。まず支配的地位の有無に関し、産品市場および地理的市場、市場占有率
および参入障壁について解説した後、濫用の態様について説明する。
EU 競争法4(合併規則)
EU 合併規則の背景、合併規則における EU の管轄、手続および実体的審査について、それぞれ解説する。
EU 競争法5(EU 競争法と公共サービス)
まず EU 法における市場と国家の関係について述べた後、公の事業者等に対する EU 競争法の適用の問題、国
家援助規制と公共サービスの関係、一般的経済利益を有するサービスの順に解説を行う。
経済通貨同盟
単一通貨ユーロ導入後における EU の金融政策、財政政策および銀行監督の法的枠組みについても概観し、
世界金融危機後における EU の法整備について解説する。
総括および質疑
最終試験(持込可)
授業方法
講義形式で行うが、法科大学院の双方向的授業の形式で進める。
教科書および配付補助教材(ハンドアウト)を使用する。本授業担当者が寄稿した日経新聞「経済教室」記
事6本を配付する。
本授業担当者が出演した NHK テレビ番組等のビデオを併用する。
教科書
1 庄司克宏著『新 EU 法 政策篇』(岩波書店、2014 年)。
2 庄司克宏著『欧州連合 統治の論理とゆくえ』(岩波新書、2007 年) ☆最新改訂版の 2014 年 10 月第 8
刷を用意すること。
上記教科書に対応して設問および資料を印刷したハンドアウトを補助教材として事前に配付する。各ハンドア
ウトには、上記教科書の該当ページがすべて示されている。
成績評価方法・基準
授業中試験(100%)正当な理由なく欠席した場合は減点する。
成績評価方法・基準 自由記述欄
授業中試験について:
1.集中講義の1日の最後にその日の授業内容について、小テストを行う(計4回)。持込可で行う(教科書2冊、
ハンドアウト、ノート[コピー可])。:60%(15%×4)
2.集中講義の最終日の最後に、全体試験を持込可(教科書2冊、ハンドアウト、ノート[コピー可]で行う。:40%
学生による授業評価の方法
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
指定教科書の1つである岩波新書『欧州連合 統治の論理とゆくえ』(下記参照)を事前に通読しておくこ
とをお薦めします。
新聞、インターネット(下記参照)で EU に関する報道に関心を持って下さい。
EU 代表部 http://www.deljpn.ec.europa.eu/ (日本語)
EU 公式 HP http://europa.eu/index_en.htm (英語等)
ジャン・モネ EU 研究センター慶應大学(所長:庄司克宏)http://www.jean-monnet-coe.keio.ac.jp/(日本語)
33
EU 科目名:European Legal History B
/
開講大学での科目名: 西洋法史B
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学法学部
深尾 裕造
2 単位
秋学期
講義目的
西洋法史Bでは、西洋法史を理解する上でポイントとなるトピックを採りあげ、個別的に掘り下げて検討す
ることによって、ヨーロッパ法史への理解を深めることとしている。
各回ごとの授業内容
はじめに:コモン・ローとコモン・ロー法学史
ヘンリ二世の法改革とグランヴィル:令状体系の形成と法学
ブラクトンとイングランド法:ローマ法とイングランド法、抗弁システムの発展
エドワード一世の立法とその意義:制定法令集とフランス語法文献
初期コモン・ロー法文献の形成:令状・訴答用例集、旧土地法論と法廷年報
リトルトン、フォーテスキュの時代:法廷年報と中世末コモン・ロー法学の展開
印刷術の導入とコモン・ロー法学:フィツハーバート法大要録と法学文献の革新
人文主義とコモン・ロー法学:法文献の体系化とラミズム
チューダー期新立法と立法解釈論:プラゥドゥン判例集とブラクトンの復活
近代コモン・ロー法学への架橋:クック法学とその意義
近代自然法論とコモン・ロー法学:ホッブズ、ロックのコモン・ロー法学批判とその意味
イングランド名誉革命体制の法構造:ブラックストン『英法釈義』の誕生
一九世紀法学教育改革とコモンロー法学:近代法曹養成と法学教科書
まとめにかえて:EU統合とコモン・ロー法学
授業方法
教科書は使用せず、レジュメを配布する。
図像資料、原典資料等をプロジェクターで提示することによって視覚的に理解できるように試みる。
教科書
成績評価方法・基準
定期試験(100%)
成績評価方法・基準 自由記述欄
学生による授業評価の方法
授業中に実施
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
高校世界史程度の知識、法学部一年次の法学一般に関する基礎知識にあわせて、西洋法史Aの修得を前提とし
て授業を行う。
英米法、法思想史、実定法制度の歴史的基礎に関心のある人にも役立ちます。
EU 科目名:History of Western Political Philosophy
/
開講大学での科目名: 西洋政治思想史
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学法学部
岡本 仁宏
2 単位
秋学期
講義目的
現代政治は、日本であれどこであれ、西洋政治思想の文化的遺産を継承し、いわゆる近代政治思想の洗礼を受
け、その基本的な思想世界を制度的に前提として成立している。本講義では、「西洋」政治思想史から幾人か
の思想、思想家を取り上げ、現在当たり前として疑われていない制度的「常識」や現実政治における対抗関係
が、思想的にはどのような人間の思想的営みによっているのかを把握したい。人並みならぬ「西洋人」と直接
対話できる快楽を共有したい。その過程で、社会、政治に対する代表的な見方、基本的な問題を考える。
各回ごとの授業内容
1. 導入 西洋政治思想史について
2. ソクラテスと哲学への問いテキスト:プラトン『ソクラテスの弁明・クリトン』岩波文庫
34
3.プラトンの問いかけ----その1、正義とは何か1 テキスト:プラトン『国家』(岩波文庫)。
4.プラトンの問いかけ----その2、正義とは何か2 テキスト:プラトン『国家』(岩波文庫)、参考書:『饗
宴』
5.アリストテレスの世界----その1、奴隷制と正義 テキスト:アリストテレス『政治学』
6.アリストテレスの世界----その2、生の目的 テキスト:アリストテレス『政治学』、参考書『ニコマコ
ス倫理学』
7.一神教のインパクト(ヘブライズム) テキスト:旧約聖書 モーセ五書 預言書からどれかひとつ。ヨブ
記。参考図書:マックスウェーバー『古代ユダヤ教』
8.イエスの改革 テキスト:『新約聖書』 福音書から一つ パウロの手紙から一つ、参考図書:アウグステ
ィヌス『告白』
9.マキャベリの世界 テキスト:『君主論』
10.ホッブズの革新 テキスト:『リヴァイアサン』
11.ロックの世界 テキスト:『市民政府論』。
12.ルソーの世界 テキスト:『人間不平等起源論』『社会契約論』
13.マルクス・エンゲルスの批判 テキスト:『空想から科学へ』と『共産党宣言』
14.ニーチェの批判 テキスト:『ツァラトストラはこう言った』『権力への意志』を中心に。
授業方法
講義と討論
教科書
プラトン『ソクラテスの弁明・クリトン』(講談社学術文庫)。プラトン『国家』(岩波文庫)。アリストテ
レス『政治学』(高いが京大出版会のもあるので余裕があれば購入すること。教材として必要部分については
配布予定)。『聖書 旧約続編つき 新共同訳』(日本聖書協会)(ほかの訳でもよいが旧約は不可欠)。マ
キャベリ『君主論』(講談社学術文庫)。ホッブズ『リヴァイアサン』(1、2)(岩波文庫)。ロック『市
民政府論』(岩波文庫)。ルソー『人間不平等起源論』『社会契約論』(講談社学術文庫)。マルクス『共産
党宣言』(岩波文庫)
成績評価方法・基準
定期試験(60%)この割合は、テストの出来によって変化させることがある。
平常リポート(30%)
その他(10%)授業中の発言など
成績評価方法・基準 自由記述欄
定期試験(Final examination)/平常リポート(Ordinary paper)/その他(others)
コメントシートを適宜とって、その内容も採点に加える。授業中レポートも数回実施予定。
学生による授業評価の方法
授業中実施予定
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
上記の講義日程に合わせて、古典テキストを事前に読むことが基本。長いものについては、特に読了を求める
部分について、事前に具体的に指示する。
関連科目
政治哲学、政治思想、日本政治思想史、他学部の哲学関係科目、西洋史関係科目が関連科目としてあるので体
系的な履修を考えるとよい。
EU 科目名:Practical Seminar B of International Law and Politics Course
/
開講大学での科目名: 国際法政実践演習B 2
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学法学部
ローリンソン F.
2 単位
秋学期
講義目的
ヨーロッパの経済・政治的統合は、1952年に6カ国からなる石炭・鉄鋼共同体を発生点として発展、現在
では、多くの分野で権限を持つ28 カ国の「欧州連合」となり、「発展途上連邦国家」と言われています。2年
以上にわたって厳しく続いた単一通貨ユーロの危機にもかかわらずヨーロッパの国際協力の実績は TPP 等の国
際連携を目指す日本にとっても参考になることがあるのではないでしょうか。2012年、欧州連合は欧州の
平和と和解、民主主義と人権の向上に60年以上にわたって貢献したとしてノーベル平和賞を受賞した。
教員はイギリス出身、35年間、欧州委員会の総局で公務員として働いて来た者です。授業は日本語と英語5
35
0:50前後の割合で行います。配布資料は日本語と英語があります。
各回ごとの授業内容
現在 EU の直面する問題
プレゼンテーションの配分
EU の予算
競争政策
地域開発政策
社会・雇用政策
環境政策
エネルギー政策
農業政策
外国貿易政策、外交
EU 域内の人(労働力)の移動自由、移民政策
経済・財政統合 ユーロ
経済・政治的な統合深化
まとめ
授業方法
講義、ディスカッション、学生の発表
教科書
成績評価方法・基準
定期リポート(60%)
その他(40%)授業への参加、発表等
成績評価方法・基準 自由記述欄
学生による授業評価の方法
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
レジュメの復習、プレゼンテーションの準備
EU 科目名:International Relations in Europe(J)
/
開講大学での科目名: ヨーロッパ国際関係史
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学国際学部
津崎 直人
2 単位
春学期
講義目的
19 世紀から現在に至るまでの欧州国際関係史を概観した後、第一次、第二次世界大戦の諸原因について詳しく
考察する。
各回ごとの授業内容
・ガイダンス
・国家間の力関係=勢力均衡=の歴史の概観(19 世紀‐現在)
‐恒常的不安定性(1848‐1945)から安定の回復と維持(1945‐現在)
・第 1 回の続き
・人々の信念の変遷‐非常に危険な信念=ナショナリズムの爆発(18 世紀末‐1945)と、
その克服、平和的信念(欧州統合、国際協調、平和主義)の定着(1945‐現在)
・第 3 回の続き
・19 世紀から現在に至るまでの欧州国際関係史の概観:序論
・勢力均衡(1848-1871)
・勢力均衡(1871‐1890)
・勢力均衡(1890‐1914)
・勢力均衡(1914‐1939)
・国際経済(1919‐1939)
・勢力均衡(1939‐1945)
・勢力均衡(1945‐1989)
・国際経済(1945‐1989)
・欧州統合(1945‐1989)
36
・核(1945‐1989)
中間試験
・勢力均衡(1990‐現在)
・欧州でも依然として重要なアメリカ(1990‐現在)
・欧州統合(1990‐現在)
・核(1990‐現在)
・冷戦終結から現在に至るまでの欧州国際関係:まとめ
第一次世界大戦の原因(1)
第一次世界大戦の原因(2)
第二次世界大戦の原因(1)
第二次世界大戦の原因(2)
期末試験
授業方法
教科書
成績評価方法・基準
授業中試験(100 %)・中間試験:50%、期末試験:50%
成績評価方法・基準 自由記述欄
学生による授業評価の方法
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
毎回、詳細なレジュメを配布するので、復習に役立ててください。
EU 科目名:International Relations in Europe
/
開講大学での科目名: International Relations in Europe
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学国際学部
津崎 直人
2 単位
秋学期
講義目的
Overviewing the history of the international relations in Europe from the end of the 18th century to
the present
各回ごとの授業内容
・Guidance
・Brief History of the Balance of Power (1789-present)
・(continued)
・Brief History of nationalism (1789-present)
・(continued)
・Overview: History of the international Relations in Europe (1789-present):introduction
・Balance of Power (1848-1871)
・Balance of Power (1871-1890)
・Balance of Power (1890-1914)
midterm exam
・Balance of Power (1914-1918)
・Balance of Power (1919-1939)
・International Economy (1919-1939)
・Balance of Power (1939-1945)
・US Hegemony in Europe (1945-1989)
・Balance of Power (1945-1989)
・International Economy (1945-1989)
・European Integration (1945-1989)
・Nuclear Deterrence (1945-1989)
・Ideologies (1945-1989)
・Balance of Power (1990-present)
・US Hegemony in Europe (1990-present)
・European Integration (1990-present)
37
・Ideologies (1990-present)
final exam
授業方法
教科書
成績評価方法・基準
授業中試験(100%)midterm exam 50% final exam 50%
成績評価方法・基準 自由記述欄
学生による授業評価の方法
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
review the handouts taht will be given to the participants in each session
EU 科目名:Roman Law / 開講大学での科目名:ローマ法
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
大阪大学法学部
林
2 単位
1 学期
智良
○授業の目的/Course Objective
○講義内容/Course Content
I.概論
(1)ローマ法学習の現代的意義
(2)ローマという社会と国家
(3)古代ローマ法の生成と展開(その一)・・・共和政期
(4)補論・・・共和政期の国制とその変遷
(5)古代ローマ法の生成と展開(その二)・・・元首政期・専主政期
(6)古代ローマ法の生成と展開(その三)・・・東西分裂期
(7)古代ローマ法の生成と展開(その四)・・・ユースティーニアーヌス帝期
(8)古代ローマ法の生成と展開(その五)・・・東ローマ帝国での展開
(9)中世以降のローマ法(その一)・・・ローマ法の復活・注釈学派
(10)中世以降のローマ法(その二)・・・註解学派・人文主義法学
(11)中世以降のローマ法(その三)・・・ドイツの歴史法学・民法典編纂と日本 民法への射影
II.各論
(1)ローマ法の担い手
(2)ローマ法の体系
(3)手続法と実体法
(4)所有権・物支配
(5)債権
(6)契約
(7)法思想史的に見たローマ法
(8)全体のまとめ
○教科書/Textbooks
○参考文献/Reference
ゲオルク・クリンゲンベルク『ローマ債権法講義』(大学教育出版, 2001 年)
ピーター・スタイン『ローマ法とヨーロッパ』(ミネルヴァ書房, 2003 年)
碧海純一他『法学史』(東京大学出版会, 1976 年)
林智良『共和政末期ローマの法学者と社会 ー 変容と胎動の世紀 ー 』
(法律文化社, 1997 年)
※その他, 講義中に指示する。
○成績評価/Grading Policy
○オフィスアワー/Office Hour
38
EU 科目名:International Economic Law / 開講大学での科目名:国際経済法
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
大阪大学法学部
内記 香子
2 単位
1 学期
○授業の目的/Course Objective
この授業は、WTO(World Trade Organization;世界貿易機関)法の基本的な知識を身に付け、最近の通商をめ
ぐる時事問題(例えば TPP 交渉など)への見方を養うことを目的と している。WTO 体制には国際裁判所と
同視される紛争解決手続が確保されており、貿易ルールについて多くの判例があるので、事例を中心にルー
ルへの理解を 深める。WTO 法のおもしろいところは、自由貿易の推進において環境の保護や健康の保護な
ど各国の文化や価値が関わってくるところにある。授業では毎回、 レジメと参考資料を配布し、パワーポイ
ントを使用して講義を行う。使用したパワーポイントのスライドとリーディングは授業後に WEBCT にアッ
プロードす る。
○講義内容/Course Content
第1回 イントロダクション、
第2回 GATT から WTO 体制へ
第3回 WTO 紛争解決手続
第4回 内国民待遇原則その1
第5回 内国民待遇原則その2
第6回 例外規定
第7回 最恵国待遇
第8回 小テスト
第9回 貿易救済(アンチダンピング、セーフガード)
第10回 補助金
第11回 サービス貿易
第12回 知的財産権と貿易
第13回 途上国と貿易
第14回 最近の通商問題
第15回 まとめ
○教科書/Textbooks
小寺彰=中川淳司(編)『基本経済条約集』
(有斐閣、2002)の購入をすすめる
○参考文献/Reference
松下 満雄、中川 淳司、 清水 章雄『ケースブック WTO 法』有斐閣、2009 年
UFJ 総合研究所新戦略部通商政策ユニット編『WTO 入門』日本評論社、2004 年
○成績評価/Grading Policy 小テスト 20点、期末試験 80点。
○オフィスアワー/Office Hour メールでアポイントメントをとってください。
[email protected]
(d) Economics Module/経済科目群
EU 科目名:Advanced Industrial Organization /
開講大学での科目名:上級産業組織論
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学経済学部
柳川 隆
2 単位
前期
■授業のテーマと到達目標
大学院レベルの産業組織論と競争政策・規制政策の概要について学ぶこと、及び米国、欧州との比較を通じて、
日本の競争や規制に対する考え方を理解すること、を目標とします。
■授業の概要と計画
39
おおむね教科書の各章に沿って講義します。最新のテーマや説明を取り入れるところもあれば、時間の都合で
簡単に扱ったり省略したりする内容もあります。規制については別途文献を紹介します。テーマに応じて、経
済理論を身に着けるための練習問題や、競争政策や規制政策の実際を理解するための、日本、米国、欧州の判
例や政策を素材としたケーススタディも取り入れます。
1 競争の経済分析と政策
2 競争の法と政策
3 市場画定
4 共謀と協調戦略
5 水平的企業結合
6 垂直的統合
7 価格差別
8 参入阻止と排除戦略
9 垂直的制限
10 規制の経済理論
11 規制改革
12 電力改革
■成績評価と基準
最低限 3 分の 2 以上の出席を前提とし、主として期末試験により評価しますが、宿題の点数を加味することが
あります。
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
授業はやむを得ない場合を除き、すべて出席するようにしてください。関連科目として、中級レベルのミクロ
経済学を履修済みや並行して履修することが望ましいです。教科書の「競争の経済分析ツール」と「数学入門」
で基礎的知識の確認をしておいてください。
■学生へのメッセージ
日米欧の比較により日本の競争や規制について、そしてより広く日本の社会経済を理解するとともに、経済理
論と経済政策,そして経済学と法学との関係にも関心を持ってもらえるようにしたいと考えています。
■教科書
競争の戦略と政策 / 柳川隆・川浜昇 : 有斐閣 ,2006 ,ISBN:9784641183391
/ : , ,ISBN:
■参考書・参考資料等
プラクティカル産業組織論 / 泉田成美・柳川隆 : 有斐閣 ,2008 ,ISBN:9784641123724
/ : , ,ISBN:
■授業における使用言語
日本語
■キーワード
産業組織論 競争政策 規制政策
EU 科目名:Economics of Modern Technology / 開講大学での科目名:現代技術論
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学経済学部
萩原 泰治
2 単位
前期
■授業のテーマと到達目標
イノベーションの経済的側面を理解する
■授業の概要と計画
第1章 技術に関する経済分析の歴史
第2章 技術革新と専有可能性
第3章 情報通信技術
第4章 新産業の創生
第5章 技術能力の形成
■成績評価と基準
期末試験70%、小テストあるいは課題レポート30%
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
事前に指示した資料を読んでおくこと
授業後神戸大学 LMS(学修管理システム BEEF)を用いたクイズに答えること
40
■教科書
講義資料は、授業中に配布する予定
■授業における使用言語
日本語/Japanese
■キーワード
イノベーション 経済成長と発展 専有可能性
技術機会
EU 科目名:Industrial Organization / 開講大学での科目名:産業組織論
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学経済学部
水野 倫理
2 単位
前期
■授業のテーマと到達目標
この講義では,寡占市場における企業行動及びそれらが市場にあたえる影響について学びます。そして,これ
らの競争的でない市場によって生じる死荷重をどのように解決するのかについて考えます。講義で扱う主なト
ピックは,市場支配力,市場画定,ライバル費用の引き上げ,略奪的価格設定,垂直的取引制限,水平的合併
などです。講義では,これらの概念を学ぶのに図的な説明と数学的な説明を用います。
■授業の概要と計画
(第 1 回)クールノー競争とベルトラン競争,(第 2 回 - 第 3 回) 市場支配力と市場画定,
(第 4 回 - 第 5 回)ライバル費用の引き上げ,(第 6 回 - 第 8 回)略奪的価格設定,
(第 9 回 - 第 11 回)垂直的取引制限,(第 12 回 - 第 14 回)水平的合併。
■成績評価と基準
期末の定期試験の成績のみで評価します。
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
基礎的な数学の内容(1 次関数,2 次関数,微分,連立方程式など)について復習しておいてください。
■学生へのメッセージ
簡単な概念の積み重ねで講義が進みますので,難しく感じなくても講義には出席し続けて下さい。
■教科書
必要な資料は配布しますので,特に指定しません。
■参考書・参考資料等
自習用に参考書を紹介しておきますが,毎回講義に出席する場合,購入する必要はありません。
競争の戦略と政策 / 柳川隆・川濱昇(編) : 有斐閣 ,2006 年 ,ISBN:4641183392
■授業における使用言語
日本語
■キーワード
寡占,競争政策
EU 科目名:European History of Political Economy
/
開講大学での科目名:ヨーロッパ政治経済史
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学経済学部
伊藤 哲雄
2 単位
前期
■授業のテーマと到達目標
戦後のヨーロッパは、冷戦と欧州統合の舞台として世界の注目を集めてきたが、現在では、多極化した世界情
勢のなかで、ウクライナ問題、民族間の融和の問題、欧州統合の行方など、様々な試練に直面しています。授
業では、第二次大戦以降のヨーロッパ国際関係史における主要な事件・出来事を毎回ひとつ取りあげ、その理
解を深め分析して、国際関係について受講者が考える力を涵養することを目的とします。
■授業の概要と計画
最初の授業で、毎回の授業のテーマとシラバスの概要を説明します。
テーマの具体例としては、冷戦、ポーランド、NATO,東西ドイツ統一、ユーゴスラビア、ソ連邦崩壊、E
Uの拡大・深化、欧州統合の行方などがあります。
■成績評価と基準
41
授業への出席状況、期末試験(またはレポート)で評価する予定です。
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
外交官出身の講師のヨーロッパでの体験やヨーロッパ政治・経済の新しい動きも適宜とりあげるので、日ごろ
から新聞やテレビ(特にBSのワールド・ニュース)の国際報道に親しむように心がけてください。
■学生へのメッセージ
四方を海で囲まれ他国に侵攻された経験も殆どない日本と、戦争と占領の歴史を繰り返してきたヨーロッパ諸
国では、国民の安全保障に対する感覚がだいぶ違っています。
ヨーロッパの戦後史を学びながら、その彼我のギャップについても一緒に考えていきたいと思います。
■教科書
授業で特定の教科書せずに、適宜関係書類のコピーを配布します。また、履修者が確定した段階で、参考文献
のリストを配布します。
■授業における使用言語
日本語
EU 科目名:Aspects of EU Economies (Lecture) /
開講大学での科目名:Aspects of EU Economies (Lecture)
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学経済学部
シュラーデ アンナ K.
2 単位
前期
■授業のテーマと到達目標
This lecture is an introduction to the economics of the EU. Easily understandable without previous
knowledge of the EU and/or economics, this course provides an overview of the economies of the EU members
states, and analyses what effects their imbalance of GDP and market size have on the political system
in Europe. It also discusses the origins of the EU and its economic history since 1957, focusing on
trade and the efforts to create a single market as well as the Common Agricultural Market (CAP).
The latter half of the lecture will focus on more recent issues like the creation of the EURO and the
Euro Crisis, EU enlargement, EU-Japan trade, Aid & development, as well as unemployment and social
polices.
This course aims at sparking interest and increasing understanding of the EU and its economic policies.
The course is easy-to-follow, ensuring that the students understand the issues in the EU, despite the
geographical distance.
■授業の概要と計画
This lecture is suitable for everyone who wants to get a quick overview of the EU and the economies
of its member states. With the knowledge on European Economic Integration, intra-/extra-EU trade, and
current economic issues within the EU acquired in this course, students will gain valuable knowledge
and understanding of an economic superpower that becomes increasingly important, also for Asia.
We are meeting every Wednesday, 4th period, during term-time.
■成績評価と基準
mini tests and short paper
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
準備学習:Neal, The Economics of Europe and the European Union
<http://www.amazon.co.jp/Economics-Europe-European-Union/dp/0521683017/
ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1425619002&sr=8-1&keywords=THE+ECONOMICS+OF+EUROPE+AND+THE+EU+larry>
Euro Economics, http://www.unc.edu/depts/europe/euroeconomics/toc.php
復習:Pinder/Usherwood, European Union (Very Short Introductions)
■学生へのメッセージ
This course doesn’t require any prior knowledge of the EU ― just come and enjoy the fun,
easy-to-understand lectures while exploring a new topic, and trying out your English.
■教科書
Artis, M, and F. Nixson (eds.), The Economics of the European Union: Policy and Analysis. Oxford: OUP,
2007.
El-Agraa, A. (ed.), The European Union: Economics and Policies. 9th ed. Cambridge: CUP, 2011.
Further reading announced in class (articles).
42
■授業における使用言語
English
■キーワード
EU, economics, single market, trade, EURO crisis, CAP, aid
■参考 URL
European Union: The economy,
EU 科目名:Economic Policy in the EU A
/
開講大学での科目名: 経済事情C(2011)
(EUの経済政策A)
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学経済学部
ローリンソン F.
2 単位
春学期
講義目的
ヨーロッパの経済・政治的統合は、1952年に6カ国からなる石炭・鉄鋼共同体を発生点として発展、現在
では、多くの分野で権限を持つ28 カ国の「欧州連合」となり、「発展途上連邦国家」と言われています。2年
以上にわたって厳しく続いた単一通貨ユーロの危機にもかかわらずヨーロッパの国際協力の実績は TPP 等の国
際連携を目指す日本にとっても参考になることがあるのではないでしょうか。2012年、欧州連合は欧州の
平和と和解、民主主義と人権の向上に60年以上にわたって貢献したとしてノーベル平和賞を受賞した。
教員はイギリス出身、35年間、欧州委員会の総局で公務員として働いて来た者です。授業は日本語と英語5
0:50前後の割合で行います。配布資料は日本語と英語が有ります。
各回ごとの授業内容
EU の現在事情
EU の制度と運営
競争政策
地域開発政策
社会・雇用政策
環境政策
エネルギー政策
農業政策
外国貿易政策、外交
EU 域内の人(労働力)の移動自由、移民政策
経済・財政統合 ユーロ
経済・財政統合 ユーロ
経済・政治的な統合深化
まとめ
授業方法
講義
教科書
成績評価方法・基準
定期試験(80%)
その他(20%)授業への参加、発表等
成績評価方法・基準 自由記述欄
学生による授業評価の方法
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
レジュメの復習
EU 科目名:EU and Contemporary European Economics A(2008)
/
開講大学での科目名: 経済事情A(2008)
(EUと現代ヨーロッパ経済A(2008))
大学・学部
担当教員
43
単位数
開講区分
関西学院大学経済学部
吉川 真裕
2 単位
春学期
講義目的
主権国家が自国通貨を放棄して新たな共通通貨を採用するという通貨統合がヨーロッパでは現実のものとなっ
た。通貨統合を実現させたヨーロッパ経済を理解することは世界経済を理解するだけでなく、地域協力という
点からも重要度を増している。
各回ごとの授業内容
世界経済・国際通貨体制とEU
EU統合の歴史的発展
関税同盟と単一市場
共通農業政策
共通通商政策、EU財政
通貨協力から通貨統合へ(1)
通貨協力から通貨統合へ(2)
通貨統合の現実(1)
通貨統合の現実(2)
通貨統合の現実(3)
EU経済と産業
EU経済と構造的不均衡(1)
EU経済と構造的不均衡(2)
東方拡大、金融危機とEU
授業方法
板書を多用する講義形式。
ビデオ教材も頻繁に使用する。
質問を歓迎し、授業中に答えていきたい。
教科書
田中素香・長部重康・久保広正・岩田健治『現代ヨーロッパ経済(4 版)』(有斐閣、2014)。
成績評価方法・基準
定期試験(100%)試験は基本的な事柄の理解を問う問題群(50 点)とテーマを定めて解答用紙裏面全体で答え
てもらう論述問題(50 点)を予定している。
成績評価方法・基準 自由記述欄
原則として定期試験によって評価する。
学生による授業評価の方法
全学統一様式による調査
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
関心を持ったテーマについては自ら調べてみることをお勧めする(試験の際の論述問題に役立つはずである)。
なお、経済事情B(2008)ではヨーロッパ主要国の経済を国ごとに紹介するので、ヨーロッパ経済全体を
扱うこの科目と合わせて受講すれば、ヨーロッパ経済に関する理解がより深まるものと考えられる。
EU 科目名:Conparative Political and Economics Systems
/
開講大学での科目名: 経済学トピックスM(2013)
(比較政治経済体制論)
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学経済学部
市川 顕
2 単位
春学期
講義目的
本講義では、比較体制論・体制転換論・欧州化論・グローバリゼーション論・「第三の道」・ガバナンス論と
いった、体制にまつわるいくつかの議論を概観 し、体制を形成するアイデアや目標は何か、また体制の構造や
機能、作動メカニズムはどのようなものか、など体制の歴 史・原理と政策・制度そして体制の実態について解
説する。講義の前半では、冷戦構造下における計画経済体制につい て、また 1989 年以降の中東欧諸国の体制
転換(計画経済体制から市場経済体制への移行)について重点的に講義する。講義の後半では、冷戦の終焉を
一因とするグローバル化の進展と、そこで形作られてきた市場経済体制について理解 を深める。その際、ギデ
ンズらの言う「第三の道」の議論や、「持続可能な発展」の議論、そしてガバナンス論にも言及し、21 世紀型
体制の在り方を展望する。
44
各回ごとの授業内容
ガイダンス 当講義の概要・授業方法・テキスト・評価方法などについて概説する。
資本主義と社会主義の 20 世紀
比較経済体制論―形態論的アプローチについて―
比較経済体制論―体制収斂論について―
中央計画経済
ポーランドにおける環境問題
中間総括 中間テスト
グローバリゼーション(1)
グローバリゼーション(2)
第三の道
持続可能な発展
新しいビジネスの萌芽−ソーシャル・ビジネスを中心に−
学生発表(1) 21 世紀型体制のあり方
学生発表(2) 21 世紀型体制のあり方
授業方法
講義形式。だだし、学期末の学生発表に向けて、積極的な授業参加と発表準備の姿勢が求められる。
教科書
市川顕・稲垣文昭・奥田敦(2013)編著、『体制転換とガバナンス』、ミネルヴァ書房。
成績評価方法・基準
授業中試験(50%)中間テスト
その他(50%)個人(もしくはグループ)研究発表(授業内)
成績評価方法・基準 自由記述欄
第 13/14 回に講義時に開催される研究発表は、履修者数により、個人発表にするかグループ発表にするか第 7
回講義時を目処に決定する予定である。
学生による授業評価の方法
大学に準拠する。
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
事前に LUNA に挙げる PPT ファイルを予習すること。授業後には復習を行うこと。
また、個人発表(グループ発表)のための準備も行うこと。
関連科目
EUIJ 関西サーティフィケート・プログラムに登録された他科目を受講することが望ましい。
EU 科目名:Economic Policy in the EU B
/
開講大学での科目名: 経済事情D(2011)
(EUの経済政策B)
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学経済学部
ローリンソン F.
2 単位
秋学期
講義目的
ヨーロッパの経済・政治的統合は、1952年に6カ国からなる石炭・鉄鋼共同体を発生点として発展、現在
では、多くの分野で権限を持つ28 カ国の「欧州連合」となり、「発展途上連邦国家」と言われています。2年
以上にわたって厳しく続いた単一通貨ユーロの危機にもかかわらずヨーロッパの国際協力の実績は TPP 等の国
際連携を目指す日本にとっても参考になることがあるのではないでしょうか。2012年、欧州連合は欧州の
平和と和解、民主主義と人権の向上に60年以上にわたって貢献したとしてノーベル平和賞を受賞した。
教員はイギリス出身、35年間、欧州委員会の総局で公務員として働いて来た者です。授業は日本語と英語5
0:50前後の割合で行います。配布資料は日本語と英語が有ります。
各回ごとの授業内容
EU の現在事情
EU の制度と運営
競争政策
地域開発政策
社会・雇用政策
環境政策
45
エネルギー政策
農業政策
外国貿易政策、外交
EU 域内の人(労働力)の移動自由、移民政策
経済・財政統合 ユーロ
経済・財政統合 ユーロ
経済・政治的な統合深化
まとめ
授業方法
講義
教科書
成績評価方法・基準
定期試験(80%)
その他(20%)授業への参加、発表等
成績評価方法・基準 自由記述欄
学生による授業評価の方法
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
レジュメの復習
EU 科目名:European Energy Industry(2012)
/
開講大学での科目名: 経済学トピックスB(2012)
(欧州エネルギー産業論B(201
2)
)
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学経済学部
野村 宗訓
2 単位
秋学期
講義目的
本講義のサブタイトルは「欧州エネルギー産業論」である。
欧州ではエネルギー産業の自由化が EU 指令としてステップを踏んで進められてきた。
電力・ガスを中心とする規制緩和に基づき、域内市場で自由な取引が認められるようになった経緯と効果を解
説する。
卸部門におけるアンバンドリング、原子力発電の存続可能性、小売り部門における顧客獲得競争、送電部門の
独立性維持、環境ビジネスの展開、投資ファンドによる参画などが主要な論点となる。
各回ごとの授業内容
1 欧州エネルギー産業:基本データと制度設計
2 原子力発電の将来:競争下で維持できるのか?
3 電力取引の活性化:公平な送電線利用が不可
4-5 電力・ガス供給網の充実:設備投資を促す工夫
4-5 電力・ガス供給網の充実:設備投資を促す工夫
6-7 全面自由化後の料金動向:求められる値上げ対策
6-7 全面自由化後の料金動向:求められる値上げ対策
8 環境ビジネスの成長:低炭素社会実現に向けて
9 市場拡大に伴う国際協調:合意形成と政策実行
10-11 インフラ企業の大型化:ロシアを意識する EU
10-11 インフラ企業の大型化:ロシアを意識する EU
12-13 投資ファンドの参画:グローバル化する経営主体
12-13 投資ファンドの参画:グローバル化する経営主体
14-15 アンバンドリングの弊害:破綻したインフラ事業
14-15 アンバンドリングの弊害:破綻したインフラ事業
授業方法
基本的に上のような内容に従って、配布資料と板書に基づき講義を進める。
必要に応じてトピックスを扱った題材を提供し、授業時間内にレポートの作成を行う。
教科書
46
成績評価方法・基準
定期試験(100%)
成績評価方法・基準 自由記述欄
定期試験は論述筆記。
学生による授業評価の方法
授業内に実施。
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
春学期開講の「規制経済論」、「経済事情 I(2010)」(エアライン&エアポート・ビジネス)を受講している
と理解が深まる。
EU 科目名:EU and Contemporary European Economics B(2008)
/
開講大学での科目名: 経済事情B(2008)
(EUと現代ヨーロッパ経済B(2008))
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学経済学部
吉川 真裕
2 単位
秋学期
講義目的
ヨーロッパ経済を論じるときEU抜きには語れない。しかし、ヨーロッパ各国の経済は均質ではなく、各国の
事情を省みないのも問題である。ヨーロッパ主要国の経済状況を把握することはヨーロッパ経済をより深く理
解することにとどまらず、日本経済をより深く理解することにも役立つはずである。
各回ごとの授業内容
イギリス経済(1)
イギリス経済(2)
ドイツ経済(1)
ドイツ経済(2)
フランス経済(1)
フランス経済(2)
イタリア経済
スペイン経済
オランダ経済
ベルギー経済
スウェーデン経済
スイス経済
ポーランド経済
展望
授業方法
板書を多用する講義形式。
時間があればビデオ教材も採り入れる。
質問を歓迎し、授業中に答えていきたい。
教科書
田中素香・長部重康・久保広正・岩田健治『現代ヨーロッパ経済(4 版)』(有斐閣、2014)。
成績評価方法・基準
定期試験(100%)試験は基本的な事柄の理解を問う問題群(50 点)とテーマを定めて解答用紙裏面全体で答え
てもらう論述問題(50 点)を予定している。
成績評価方法・基準 自由記述欄
原則として定期試験によって評価する。
学生による授業評価の方法
全学統一様式にとる調査
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
関心を持ったテーマについては自ら調べてみることをお勧めする(試験の際の論述問題に役立つはずである)。
なお、経済事情A(2008)ではEUとヨーロッパ経済全体を扱うので、この科目と合わせて受講すれば、
ヨーロッパ経済に関する理解がより深まるものと考えられる。
47
EU 科目名:Environmental Policies and Economics in the European Union
/
開講大学での科目名: 経済学トピックスI(2012)
(EUの環境政策と経済)
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学経済学部
市川 顕
2 単位
秋学期
講義目的
EU の環境政策とその関連領域について学習すること。
EU そのものを正しく理解し、EU における環境政策の重要性および役割を把握すること。
各回ごとの授業内容
ガイダンス
当講義の概要・授業方法・テキスト・評価方法などについて概説する。
EU 統合史
EU の諸機関(1)
EU の諸機(2)
EU における政策決定プロセス
EU の各種条約における環境
環境行動計画
EU 拡大
欧州のための環境プロセス
環境政策と EU 加盟
環境政策統合
EU 気候・エネルギー・パッケージ
EU 第 6 次環境行動計画と EU 持続可能発展戦略
EU 環境ガバナンス
授業方法
講義形式で行う。ビデオ教材を視聴し論じてもらうことがある。
教科書
臼井陽一郎(2015)編著『EU の規範政治(仮)』ナカニシヤ出版。
成績評価方法・基準
定期試験(80%)筆記テスト(論述)による。
その他(20%)中間レポート(要約および講義内容を踏まえた論述を評価する)
成績評価方法・基準 自由記述欄
学生による授業評価の方法
大学に準拠する。
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
授業の資料は LUNA に講義に先立ち UP するので、各自予習のこと。
授業後は授業内に指定した練習問題に回答できるように復讐すること。
関連科目
EUIJ 関西サーティフィケート・プログラムに登録されている他科目を履修することが望ましい。
EU 科目名:Economies and Business Management in Europe
/
開講大学での科目名: Economies and Business Management in Europe
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学国際学部
ブングシェ H.R.
2 単位
春学期
講義目的
The course aims at providing a broad overview over European Economic and Business topics with an emphasis
on EU related issues
各回ごとの授業内容
48
European Business and Economies: An overview
European integration and enlargement: From Rome to Maastricht
The functioning of the European Union: Institutions and decision making processes
The common EU agricultural policy: Development, problems and current issues
The industrial policy of the EU: A sectorial analysis
The competition policy of the EU
The EU energy and traffic policies
The EU environmental policy
Towards a social Europe: Labour market policies in the EU
The European Central Bank and the Euro System
The EURO crisis and its consequence
Industrial Relations in the EU
Regional European economies and businesses 1
Regional European economies and businesses 2
授業方法
教科書
成績評価方法・基準
その他(100%)See below
成績評価方法・基準 自由記述欄
At the end of each class a mini test will be conducted, where students will have to answer a question
related to what has been presented in class in written form.
For receiving credits for this course, it is necessary to at least hand in 8 mini tests
学生による授業評価の方法
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
Will be announced if necessary
関連科目
All courses qualifying for the EUIJ certificate program for undergraduate students
EU 科目名:Industrial Policy in the EU
/
開講大学での科目名: Industrial Policy in the EU
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学国際学部
ローリンソン F.
2 単位
春学期
講義目的
The economic and political integration of Europe began with the European Coal and Steel Community of
1952 which comprised six countries. It has now developed into the 28-member European Union which has
powers in a large number of areas and is moving closer and closer to being a federation. In spite of
the severe crisis of the single currency the euro with which the EU struggled for over two years, the
international cooperation achieved in Europe may hold lessons for Japan as it embarks on international
alliances such as the TPP. In 2012 the European Union was awarded the Nobel Price Prize for its
contribution to the promotion of peace and reconciliation, democracy and human rights in Europe over
more than sixty years.
The lecturer is originally from Britain and spent 35 years working as an official in various departments
of the European Commission, the EU’s executive arm, in Brussels. The lecture will be given mainly in
English, but a Japanese version of the lecture notes will be made available.
各回ごとの授業内容
Introduction to the EU: economic and integration, enlargement
Administration of the EU
Industrial policy : what is it; traditional and modern approaches to industrial policy
Traditional industrial policies in Europe: France and Italy
Traditional industrial policies in Europe: Germany, UK
Japanese industrial policy
Elements of a modern, "horizontal" industrial policy, particularly research and development, and
49
education and traning
The "Europe 2020" strategy
Competition policy (particularly subsidy and merger control and liberalization of monopoly industries)
Small and medium-sized enterprise policy
Regional development policy
Research and development, energy policy
Market liberalization and public procurement
Summary
授業方法
Lecture, presentations by students, discussion
教科書
成績評価方法・基準
定期リポート(80%)
その他(20%)Class participation, presentations, etc.
成績評価方法・基準 自由記述欄
学生による授業評価の方法
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
Revision of lecture notes
関連科目
EU 科目名:Environmental Governance in the European Union
/
開講大学での科目名: Environmental Governance in the European Union
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学国際学部
市川 顕
2 単位
春学期
講義目的
The objectives of the course are as below;
1: To get deep realization on environmental problems
2: To understand the ideas and methods of environmental policies
3: To learn how to create the common environmental policies in the EU
各回ごとの授業内容
Course Guidance
History of the EU Integration
Major Institutions in the EU
Decision Making Process in the EU
Environmental Factors in the EU's Basic Treaties
the EU's Environmental Action Programs
EU Enlargement
“Environment for Europe” Process
EU Accession and the Environmental Policies
Environmental Policy Integration
the EU’s Climate-Energy Package
the EU’s 6th Environmental Action Programme and the EU’s Sustainable Development Strategy
Environmental Governance in the European Union
In-class final exam
授業方法
Lecture. Sometimes watching the video materials and discussing them.
The teacher will try to introduce so-called "active learning" procedure for students to understand the
EU (short quiz, group discussion or presentation etc.).
This course will be deliver
教科書
成績評価方法・基準
授業中試験(80%)in-class final exam
50
その他(20%)Interim paper
成績評価方法・基準 自由記述欄
Final Exam (80%) and interim paper (20%)
The interim paper will include;
1: abstract of the ONE chapter of the textbooks which you are interested in most.
2: statement of your opinion on the basis of the abstract.
Attention:
If students cannot reach 60%
学生による授業評価の方法
Based on the standard form of the University
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
Nothing special, but students are requested to have the will to perform preparations and reviews to
understand the lecture on the environmental policies and governance in the EU.
関連科目
It is recommended that you take courses which are registered as EUIJ-Kansai Certificate Program courses.
EU 科目名:Regional Policy in the EU (J) / 開講大学での科目名: EU地域開発
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学国際学部
ローリンソン F.
2 単位
春学期
講義目的
ヨーロッパの経済・政治的統合は、1952年に6カ国からなる石炭・鉄鋼共同体を発生点として発展、現在
では、多くの分野で権限を持つ28 カ国の欧州連合となり、「発展途上連邦国家」と言われています。2年以上
にわたって厳しく続いた単一通貨ユーロの危機にもかかわらずヨーロッパの国際協力の実績は TPP 等の国際連
携を目指す日本にとっても参考になることがあるのではないでしょうか。2012年、欧州連合は欧州の平和
と和解、民主主義と人権の向上に60年以上にわたって貢献したとしてノーベル平和賞を受賞した。
教員はイギリス出身、35年間、欧州委員会の総局で公務員として働いて来た者です。授業は日本語と英語5
0:50前後の割合で行います。配布資料は日本語と英語が有ります。
各回ごとの授業内容
EU に関する基本的事実
EU の制度や運営
EU の地域開発政策の基本:目的、権限配分、予算、実施方法、監査
規則、プログラム、運営
多層ガバナンス制度
欧州委員会の該当総局の役割り
各国の中央政府、自治体の役割り
地域開発の効果
実践例:ドイツ、ギリシャ
実践例:フィンランド、ラトビア
日本の地域開発政策
現在の地域開発の問題
他の政策、例えば中小企業政策 や「Europe 2020」戦略との関係
まとめ
授業方法
講義
教科書
成績評価方法・基準
定期試験(80%)
その他(20%)授業への参加、発表等
成績評価方法・基準 自由記述欄
学生による授業評価の方法
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
資料の復習
51
関連科目
EU 科目名:Economies, Industries and Business Enterprises in Europe
/
開講大学での科目名: ヨーロッパの経済と企業
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学国際学部
ブングシェ H.R.
2 単位
秋学期
講義目的
欧州連合(EU)を中心にヨーロッパの各地域の経済構造を紹介し、ヨーロッパに経営している企業の活動範囲
と経営課題を簡潔に説明する
各回ごとの授業内容
入門:ヨーロッパ経済と企業
EU 経済統合の進展
EU とヨーロッパの経済:単一市場
EU とヨーロッパの経済:経済通貨同盟
EU とヨーロッパの経済:競争政策と産業政策
EU における企業統治
EU における労使関係
EU における労働分配と付加価値連鎖の発展
産業クラスターに見られる地域経済の政策と経済発展
ヨーロッパの地域経済:ドイツ
ヨーロッパの地域経済:フランスとイタリア
ヨーロッパの地域経済:イギリス
ヨーロッパの地域経済:中東欧
まとめ
授業方法
教科書
成績評価方法・基準
その他(100%)ミニテスト
成績評価方法・基準 自由記述欄
各授業の終わりに、ミニテストを行い、すなわち簡単な質問をし、200 字程度で答えて頂きます。(授業の単位
を取得のため、8つのミニテストの提出が必要です)
学生による授業評価の方法
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
クラスに指示します
関連科目
EUIJ 関西の修了証プログラムの対象である全ての科目
EU 科目名:Regional Policy in the EU
/
開講大学での科目名: Regional Policy in the EU
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学国際学部
ローリンソン F.
2 単位
秋学期
講義目的
The economic and political integration of Europe began with the European Coal and Steel Community of
1952 which comprised six countries. It has now developed into the 28-member European Union which has
powers in a large number of areas and is moving closer and closer to being a federation. In spite of
the severe crisis of the single currency the euro with which the EU struggled for over two years, the
52
international cooperation achieved in Europe may hold lessons for Japan as it embarks on international
alliances such as the TPP. In 2012 the European Union was awarded the Nobel Price Prize for its
contribution to the promotion of peace and reconciliation, democracy and human rights in Europe over
more than sixty years.
The lecturer is originally from Britain and spent 35 years working as an official in various departments
of the European Commission, the EU’s executive arm, in Brussels. The lecture will be given mainly in
English, but a Japanese version of the lecture notes will be made available.
各回ごとの授業内容
Introduction to the EU: economic and integration, enlargement
Administration of the EU
EU regional development policy: basic principles - aims, division of labour, budget process and
allocation, methods of implementation
Legislation, programming, programme implementation, management and control system
”Multi-level governance”
Role of EU Commission departments
Role of national central governments and regional authorities
Compliance with regulations and audit
European Parliament’s scrutiny of Commission’s execution of the budget
The policy in practice: Germany, Greece, Finland, Latvia
Impact and indirect effects; link to the “Europe 2020” strategy
Regional policy in Japan: history and current needs
Regional policy in Japan : practical examples
Summary
授業方法
Lecture, presentations by students, discussion
教科書
成績評価方法・基準
定期リポート(80%)
その他(20%)Class participation, presentations, etc.
成績評価方法・基準 自由記述欄
学生による授業評価の方法
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
Revision of lecture notes
EU 科目名:Regional Integration Theory in the European Union
/
開講大学での科目名: EU地域統合論
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学国際学部
市川 顕
2 単位
秋学期
講義目的
EU における地域統合について理解する。統合史のみならず、統合理論についても理解する。
各回ごとの授業内容
ガイダンス・ヨーロッパとは何か
EU-NATO-CE 体制
EU 統合史−1940 年代まで−
EU 統合史−1950・60 年代−
EU 統合史−1970・80 年代−
EU 統合史−単一欧州議定書−
EU 統合史−マーストリヒト条約・アムステルダム条約−
EU 統合史−EU 東方拡大−
EU 統合史−ニース条約・欧州憲法条約・リスボン条約−
欧州統合理論概観
連邦主義・新機能主義・リベラル政府間主義
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ガバナンス・アプローチと政策ネットワーク
新制度主義とソーシャル・コンストラクティヴィズム
EU はいかなるパワーか
授業方法
教科書
成績評価方法・基準
定期試験(80%)持ち込み厳禁
その他(20%)中間レポート
成績評価方法・基準 自由記述欄
中間レポートについては第1回講義時に説明する。
学生による授業評価の方法
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
資料を事前に LUNA にあげておくので予習すること。講義後は復習すること。中間レポートの作成、試験対策を
しっかり行うこと。
関連科目
EUIJ 関西サーティフィケート・プログラムに登録されている他科目を履修することが望ましい。
EU 科目名:Industrial Policy in the EU (J)
/
開講大学での科目名: EU競争政策
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学国際学部
ローリンソン F.
2 単位
秋学期
講義目的
ヨーロッパの経済・政治的統合は、1952年に6カ国からなる石炭・鉄鋼共同体を発生点として発展、現在
では、多くの分野で権限を持つ28 カ国の欧州連合となり、「発展途上連邦国家」と言われています。2年以上
にわたって厳しく続いた単一通貨ユーロの危機にもかかわらずヨーロッパの国際協力の実績は TPP 等の国際連
携を目指す日本にとっても参考になることがあるのではないでしょうか。2012年、欧州連合は欧州の平和
と和解、民主主義と人権の向上に60年以上にわたって貢献したとしてノーベル平和賞を受賞した。
教員はイギリス出身、35年間、欧州委員会の総局で公務員として働いて来た者です。授業は日本語と英語5
0:50前後の割合で行います。配布資料は日本語と英語が有ります。
各回ごとの授業内容
EU に関する基本的事実
EU の制度や運営
競争政策の原理 : 分野、必要性、他の政策との関係、手続き
有害な企業間協定:カルテル、市場配分に関する取り決め;有利な企業間協定に関する包括免除規則
支配的な地位にある企業の不正行為
企業合併:EU の権限範囲、評価基準
認可、禁止決定の合併実例
補助金:認められる補助金、包括免除規則,その他の評価基準
禁じられる補助金、非合法な補助金
補助金規制制度の発展
独占:独占の廃止、市場の自由化
エネルギー市場の自由化の実例
日本の競争規制、国際協定
まとめ
授業方法
講義
教科書
成績評価方法・基準
定期試験(80%)
その他(20%)授業への参加、発表等
成績評価方法・基準 自由記述欄
学生による授業評価の方法
54
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
資料の復習
EU 科目名:Economics, Industries and Societies in the European Union
/
開講大学での科目名: 総合コース527「EUの社会経済と産業」
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学共通教育センター
市川 顕
2 単位
春学期
講義目的
EU(欧州連合)についての知識を総合的に学ぶこと。
関西学院大学は 2005 年 4 月から神戸大学・大阪大学とコンソーシアムを組み、欧州委員会からの資金供与を受
けて EU インスティテュート関西(EUIJ 関西)の活動を行っている。日本の基本的な社会構造は、法制度を始め、
ヨーロッパに学んだものが多い。第二次世界大戦後、アメリカの影響を強く受けた諸制度への変化が著しいが、
EU という国家連合組織は試行の連続であり、歴史と伝統に加えて新たな変革が見られる。
そこで本講義では、とくに経済や産業・企業との関わりで EU の基本的な動向を把握する。その際、関西学院大
学が一員を構成している EUIJ 関西の活動にも触れる。これらを通じて、EU に関する関心を高めるとともに、日
本と EU との関わりに対する理解を深める。
各回ごとの授業内容
EU とは何か
関西学院大学と EU
EU の産業の特徴
EU の自動車産業
EU の企業形態
EU のコーポレート・ガバナンス
EU の中小企業の現状と役割
EU の中小企業政策
EU のワークライフバランス
EU のジェンダー政策
EU の資本市場と規制
EU の企業情報公開
EU の規範パワー
日・EU 関係
授業方法
教科書
成績評価方法・基準
定期試験(100%)筆記試験:マークシート方式
成績評価方法・基準 自由記述欄
学生による授業評価の方法
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
授業前にしっかりとテキストを読み込んで予習すること。
授業後の復習、期末試験対策をしっかり行うこと。
関連科目
EUIJ 関西のサーティフィケート・プログラム登録科目を履修することが望ましい。
(e) Science and Technology Module/科学・技術科目群
EU 科目名:Science and Intellectual Property Protection
55
/
開講大学での科目名:知的財産法
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学法学部
前田 健
2 単位
後期
■授業のテーマと到達目標
本講義では、知的財産を保護する目的とそれがどのような仕組みにより達成されているのかを理解する。特許
法、著作権法を中心に、商標法、不正競争防止法についての基本を学習する。
知的財産制度についての一般的な理解を取得し、簡単な事案に適用できるようになることを目的とする。
■授業の概要と計画
以下の順に、スライドを用いて講義する。
第 1 回 知的財産法総論、著作権法総論
第 2 回 著作権法(1)(著作物性)
第 3 回 著作権法(2)(著作者・著作者人格権)
第 4 回 著作権法(3)(著作権の内容)
第 5 回 著作権法(4)(著作権の利用・著作隣接権)
第 6 回 特許法(1)(特許要件)
第 7 回 特許法(2)(特許権の主体)
第 8 回 特許法(3)(出願・審査・審判)
第 9 回 特許法(4)(特許権の内容)
第 10 回 特許法(5)(特許権の保護範囲)
第 11 回 特許法(6)(特許権の利用と実施権)
第 12 回 特許法・著作権法(権利侵害の救済)
第 13 回 商標法(1)
第 14 回 商標法(2)
第 15 回 不正競争防止法
■成績評価と基準
期末試験(70%)
授業時に指示する課題(30%)
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
少なくとも特許法, 著作権法, 不正競争防止法(抄録でかまわない)が収録されている最新の六法を持参するこ
と。
授業では、毎回教科書の指定箇所を読んでから出席することが求められる。初回の授業には「著作権入門」の
少なくとも 12 頁までを読んでから出席すること。その他、毎回の予習・復習事項については詳細は授業時に指
示する。
■学生へのメッセージ
知的財産法は新しくて現代的な事象を対象としながら、なぜ個人に排他的な権利を与える必要があるのかとい
う財産権の存在意義そのものをも考えさせてくれる基礎的な分野でもあります。新しいことが好きな人も古く
て基本的なことが好きな人のどちらも楽しむことができます。
■教科書
知的財産法1 特許法 / 駒田泰土、潮海久雄、山根崇邦 : 有斐閣 ,2014 ,ISBN:9784641150126
著作権法入門 / 島並良・上野達弘・横山久芳 : 有斐閣 ,2009 ,ISBN:9784641143739
■授業における使用言語
日本語
■キーワード
知的財産法 特許 著作権 商標 不正競争防止法
EU 科目名:Global Environmental Governance
/
開講大学での科目名: エコロジー政策課題研究A
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学総合政策学部
市川 顕
2 単位
春学期
講義目的
56
地球環境問題に対処するためには、国際的な協力が必須であることは言うまでもありません。また、地球環境
問題はその原因が私たち自身にも存在することから、国家のみならず、企業・消費者・NPO/NGO などが一体とな
って解決を図る努力を行う必要があります。
本講義では、地球環境問題解決のための国際的な合意形成は、どのように行えばよいのか、また、そのために
は何が必要であるのかを主たるテーマとして取り上げます。
各回ごとの授業内容
ガイダンス 地球環境問題とは何か(1)
地球環境問題とは何か(2)
国際関係と地球環境
国家と地球公共財
国際レジーム
ガバナンス
地球環境政治の歴史的展開
環境国際会議のプロセスと事務局の役割
エピステミック・コミュニティ
地球環境問題と NGO/NPO の役割
持続可能な発展は可能か
地球環境をめぐる国際制度枠組み
地球環境政治におけるリーダーシップ
多層で多様な地球環境ガバナンスにむけて
授業方法
講義形式で行う。ビデオ教材を視聴し論じてもらうことがある。
教科書
市川顕(2014)『地球環境ガバナンス 2014 年度講義ノート』三恵社。
成績評価方法・基準
授業中試験(80%)
その他(20%)中間レポート
成績評価方法・基準 自由記述欄
中間レポートについては第1回講義時に説明する。
学生による授業評価の方法
大学に準拠する。
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
資料は事前に LUNA にあげておくので予習すること。授業後は復習すること。レポートの作成、試験対策をしっ
かり行うこと。
関連科目
EUIJ 関西サーティフィケート・プログラムに登録されている他科目を履修することが望ましい。
EU 科目名:Environmental Policy in the EU
/
開講大学での科目名: エコロジー政策課題研究B
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学総合政策学部
市川 顕
2 単位
秋学期
講義目的
EU について理解する。
EU における環境政策の重要性について理解する。
各回ごとの授業内容
ガイダンス 当講義の概要・授業方法・テキスト・評価方法などについて概説する。
EU 統合史
EU の諸機関
EU における政策決定プロセス
EU の各種条約における環境
環境行動計画
EU 拡大
57
欧州のための環境プロセス
環境政策と EU 加盟−ポーランドを事例に−
環境政策統合
EU 気候・エネルギー・パッケージ
EU 第 6 次環境行動計画と EU 持続可能発展戦略
ガバメントとガバナンス
授業内試験
授業方法
講義形式で行う。ビデオ教材を視聴し論じてもらうことがある。
教科書
臼井陽一郎(2015)編著『EU の規範政治(仮)』ナカニシヤ出版。
成績評価方法・基準
授業中試験(80%)
その他(20%)中間レポート
成績評価方法・基準 自由記述欄
中間レポートの内容については、第1回講義時に説明する。
学生による授業評価の方法
大学に準拠する。
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
LUNA に事前に資料をあげておくので予習すること。授業後は復習すること。レポート作成、試験対策をしっか
り行うこと。
関連科目
EUIJ 関西サーティフィケート・プログラムに登録されている他科目を履修することが望ましい。
(f) Culture and Society Module/文化・社会科目群
EU 科目名:Art in Cultural Formation / 開講大学での科目名:芸術文化形成論
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学国際文化学部
岩本 和子
2 単位
前期
■授業のテーマと到達目標
文化的多様性やマイノリティ文化への理解を深めるために、「フランコフォニー」(世界のフランス語圏)各
地の言語状況や芸術文化を学びます。
■授業の概要と計画
英語圏文化中心のグローバリゼーションに対抗する形で「文化的多様性」を標榜する世界的組織でもある「フ
ランコフォニー」だが、そこにも中心パリがある。中心とその他の多様な周縁(マイノリティ)文化の諸相を
理解することをめざす。具体的には以下の国・地域の言語・文化状況や芸術作品(主に言語芸術)を紹介しな
がら中心と周縁、相違と交錯の諸現象を考察する。フランス(の中心パリ)、フランスの諸地域(南仏、ブル
ターニュ、アルザスなど)、ベルギー、スイス、カナダ、北アフリカ(マグレブ)、ブラックアフリカ、カリ
ブ(クレオール)など。
■成績評価と基準
学年末試験 80%
出席点(授業中のアンケートや提出物など) 20%
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
毎回出席し、ノートをとることを前提とします。フランス語の履修は全く前提としません。後期演習でさらに
具体的に芸術作品のテキスト読解や分析について学んでいくつもりです。
■学生へのメッセージ
大国だけでなく、周縁文化にも目を向け、多角的な視野を持つように心がけてください。質疑応答で積極的に
58
授業に参加してください。
■教科書
資料の配布と参考文献の紹介を、授業中に行う。
■授業における使用言語
日本語
■キーワード
世界のフランス語圏 言語芸術 文化的多様性 中心と周縁
芸術文化政策
EU 科目名:Slavic Cultures / 開講大学での科目名:スラヴ文化論
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学国際文化学部
青島 陽子
2 単位
前期
■授業のテーマと到達目標
現在、EU の東の境界線はいまだ安定していない。旧共産圏の中東欧諸国、旧ソ連圏のウクライナ・ベラルー
シは EU の東方拡大の最前線になっており、EU とロシアとのあいだで熾烈な駆け引きが繰り広げられている。旧
共産圏の東欧諸国は EU 統合の成功のカギを握っており、旧共産圏の中東欧諸国やウクライナやベラルーシは、
いわば、ヨーロッパとはどこまでなのか、ヨーロッパとは何なのか、また、ヨーロッパの外には何があるのか、
などを考える一つの重要なファクターとなっている。
本講義は、こうした現代の状況を念頭に置きながら、現在の政治状況を概観し、さらに当地域の文化的・社
会的・政治的なコンフリクトの源流を歴史学的アプローチによって理解することをめざす。
■授業の概要と計画
第一部:ウクライナ情勢を中心に現代の国際情勢を見る
1.イントロダクション…ウクライナ情勢を振り返る…初回小レポート
2.ソ連の崩壊と EU の東方拡大
3.旧東欧諸国の現在
4.ロシアはどこへ行く?
5.ウクライナとベラルーシの現在
6.まとめと中間テスト
第二部:歴史を振り返る
7.旧共産圏・ソ連圏の文化的源流
8.近世の国際情勢
9.近代的諸帝国の興亡
10.ロシア革命と第一次世界大戦…「民族」と「国境」
11.ソ連とはどのような世界か
12.第二次世界大戦による破壊の連鎖
13.ソ連の崩壊、秩序は再編されるのか
14.ヨーロッパ東部辺境地域における政治的分断線と文化的分断線
15.エピローグ
以上は予定であり、進捗状況を鑑みて適宜変更する可能性がある。
■成績評価と基準
初回小レポート 15%、中間テスト 35%、期末テスト 50%で評価をします
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
西洋史の知識やロシア・東欧の現代事情に関する知識がない方も歓迎しますが、積極的に西洋史全体について、
現代の国際情勢全般について、学習し、思考する姿勢が望まれます。とくに日々の国際ニュースを注意深く読
むようにしてください。また、授業のなかで分からないことがあれば必ず調べるようにしてください。ロシア
やヨーロッパの歴史・社会・文化に関わる授業と関連して履修することをお勧めします。
■学生へのメッセージ
東欧・ロシアは地味なテーマだと思うかもしれませんが、ヨーロッパの諸問題は凝縮したかたちでこの地域に
あらわれます。本講義では、東欧・ロシアをヨーロッパの秩序を考えるときの鍵になる地域として論じていき
たいと思います。
■授業における使用言語
日本語
■キーワード
ロシア 東欧 歴史 民族 宗教
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EU 科目名:Modernism Art / 開講大学での科目名:モダニズム芸術論
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学国際文化学部
楯岡 求美
2 単位
前期
■授業のテーマと到達目標
「モダニズム芸術の諸相:感情と身体の表象」
19 世紀半ばから 20 世紀初頭のモダニズムの時代は、産業の急速な発展による社会変革、革命や戦争という人知
を超える暴力が振るわれ、社会構造や生活が大きく変化した。とくに、個人と社会の問題、感情や個別身体性
に問題関心が集まり、芸術作品にもまた、それらの問題が反映され、芸術の諸ジャンルにおいて、表現の実験
が追求された。
本講義では、特に映画、演劇、美術の各ジャンルを概観し、芸術の諸ジャンルの原理追求と断片化された要素
を統合する総合芸術への志向、という相反する芸術創造活動における相反する動向を検討することで、現代社
会の表現をめぐる問題を考える糸口をつかむ。
■授業の概要と計画
本講義では、現在の芸術表現の基礎が形作られた 20 世紀初頭を主に取り上げる。
芸術は諸言語同様、独自の概念体系を持つ。それを理解するには、概説を聞くだけではなく、実際の作品に触
れる必要がある。
そのため、授業時間以外に各自、作品鑑賞をすることが求められる。
1.イントロダクション モダニズム:断片化と普遍性
2.映画1 映画の発明、特撮
3.映画2 モンタージュ1 映画の文法
4.映画3 モンタージュ2 物語とドキュメンタリー
5.演劇1 写実主義から心理主義へ
6.「ヴェローナの二人の紳士」鑑賞(1)
7.「ヴェローナの二人の紳士」鑑賞(2)
※ピッコロ劇場で演劇鑑賞(6/5-14 の間で 1 回)
8.演劇2 様式化と俳優訓練
9.演劇3 演出の諸相
10.孫高宏(ピッコロ劇団俳優・演出家)講演
11.芸術手法としてのマニフェスト・文学
12.美術1 世界観表象としての絵画
13.美術 2 構成主義と世界創造
14.美術 3 プロダクト・デザイン
15.作品鑑賞
提出物(メモは A4で半分?1 枚程度、レポートの書式は授業中に指示する)
1.4 月末の連休中に映画鑑賞を行い、5 月 13 日までに鑑賞メモを提出
2.5 月 27 日までに授業内容を踏まえ、映画作品の鑑賞レポート提出
3.授業中に鑑賞する『ヴェローナの二紳士』の鑑賞メモを 6 月 10 日までに提出。
4.6 月 5-14 日(予定)ピッコロ劇場の芝居を鑑賞し、6 月 17 日までに鑑賞メモを提出。
5.7 月 8 日までに演出家の講演を踏まえ、芝居の鑑賞レポートを提出。
6.8 月 10 日までに授業内容を踏まえ、各自博物館や美術館で作品鑑賞の上、レポートを提出。
■成績評価と基準
鑑賞メモ(3 回) 10%
映画レポート 30% 5 月 27 日 締切
観劇レポート 30% 7 月 8 日 締切
美術・デザインレポート 30% 8 月 10 日 締切
レポートを必ず 3 本提出すること。
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
【注意】課題となる観劇の際の入場料が必要になります。演出家を招いての講演は都合によって日にちが変わ
る可能性があります。
60
授業中に取り扱う作品については、できる限り自分でも鑑賞すること。
インターネットだけではなく、図書館で研究書や専門分野の辞典などを使って調べること。
■学生へのメッセージ
芸術作品も、固有の体系(言語)を持っています。感覚的に捉えるだけではなく、それを自分の言葉で表現す
る努力をしましょう。
DVD ではなく、映画館でみると映画もまた違った印象になります。
■参考書・参考資料等
授業中に指示する。
■授業における使用言語
日本語
■キーワード
映画、演劇、身体、感情、美術、20 世紀
EU 科目名:Aspects of EU Culture and Society (Lecture) /
開講大学での科目名:Aspects of EU Culture and Society (Lecture)
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学国際文化学部
ウラディミール クレック
2 単位
前期
■授業のテーマと到達目標
This course will explore the cultural diversity of the European Union. Students will be introduced to
the different EU Member States, their societies and cultures. The focus will not only be on inter-state
or national diversity, but also on regional differences within the EU Member States and on the
relationship between ethnic majorities and minorities. Even great nations like Germany, France and Spain
are not home to homogenous ethnic groups but should be apprehended as heterogonous cultural groups.
In addition, the course will explore the characteristics of a common European identity. Students will
learn that despite its vast cultural diversity the European continent possesses a common intellectual
history and a shared canon of values.
■授業の概要と計画
The aim of this course is to give students a wide overview of European diversity. We will put the focus
on the differences between the various European peoples from an interdisciplinary perspective. A
comparative study of the EU Member States, their societies and cultures will stand in the foreground
of the considerations. In addition, we will have a comprehensive look on the historic and intellectual
development of the so-called ”European idea“, the origin of the European Union and on cultural means
of expression, which are shared by the European peoples as common European values. Class sessions will
combine lectures and discussions.
■成績評価と基準
Final exam: 90%
Attendance and Participation in class: 10%
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
Students will be given assignments or reading materials and are expected to prepare classes in advance.
■学生へのメッセージ
Students are expected to acquire knowledge that is needed to understand current European Union issues
from a historical, cultural and sociological point of view.
■教科書
European Societies. Mapping Structure and Change / Steffen Mau, Roland Verwiebe : The Policy
Press ,2010 ,ISBN:9781847426543
Post-identity? Culture and European Integration / Richard McMahon (ed.) :
Routledge ,2013 ,ISBN:9780415643764
The History of the Idea of Europe / Kevin Wilson, Jan van der Dussen (ed.) :
Routledge ,1995 ,ISBN:9780415124157
Aspects of European Cultural Diversity / Monica Shelley, Margaret Winck (ed.) :
Routledge ,1997 ,ISBN:9780415124171
Europe and the Wider World / Bernard Waites (ed.) : Routledge ,1995 ,ISBN:9780415124201
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■授業における使用言語
English
■キーワード
Europe, European Union, European cultures, European societies, cultural diversity, identity, the
European Idea
EU 科目名:Formation of Cultural Styles / 開講大学での科目名:文化様式成立論
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学国際文化学部
山澤 孝至
2 単位
前期
■授業のテーマと到達目標
古代ローマの墓碑銘に見るローマ人の死生観を探る。
■授業の概要と計画
墓碑銘の内容の分類を行なった先行研究に基づき、以下の項目に分けて取り上げることを予定している。各項
目を1?2回の授業で講ずる。
1.はじめに。墓碑銘とは何か
2.古代人にとっての「死」
3.黄泉の国のイメージ
4.運命に対する態度
5.残された者の嘆き・慰め
6.墓を冒涜する者への警告
7.死にまつわる事情
8.まとめ
■成績評価と基準
成績評価は期末のレポートによる。授業内容を踏まえた上での、文章や発想の独創性、文章の正確さを評価の
項目とする。
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
毎回の授業内容を各自で整理しておくこと。
■教科書
指定しない。ハンドアウトを用意する。
■参考書・参考資料等
必要に応じ、授業中に指示する。
■授業における使用言語
日本語(および、ラテン語)。
EU 科目名:Women and Literature in Europe /
開講大学での科目名:ヨーロッパ女性文化論
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学国際文化学部
坂本 千代
2 単位
後期
■授業のテーマと到達目標
テーマ:「フランス女性作家たちが描いた社会と人間」
19 世紀を代表する女性作家ジョルジュ・サンドを中心に、フランス文学で重要な位置を占める女性作家たちの
作品を通して近現代フランス社会とそのさまざまな問題を検討します。彼女たちの作品は同時代の男性作家た
ちとどこが共通でどこが違うのでしょうか。そして現代日本に生きる私たちの抱える問題について、彼女たち
の作品はなにか解決のヒントを与えてくれるでしょうか。
■授業の概要と計画
取り上げる作家たち(予定)
1. スキュデリー嬢とプレシューズたち
2. スタール夫人
3. サンド
62
4. コレット
5. ボーヴォワール
6. デュラス
7. サガン
8. ノトン
■成績評価と基準
平常点(授業に出席して出席票に毎回何か書いてもらいます。また、受講態度も評価。):30 点
期末試験(論述式。配布プリントとノートは持ち込み可。):70 点
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
講義中に挙げる参考書等を読んで復習してください。フランス語を履修していなくても大丈夫です。
■学生へのメッセージ
講義を聞いたあと、興味を持ったことについて自分で調べてみてください。そういう作業が知識の幅を広げ、
自分で考える習慣を作ります。
■教科書
プリント配布
■授業における使用言語
日本語
■キーワード
フランス文学 女性作家
EU 科目名:Art in Contemporary Society / 開講大学での科目名:芸術文化社会論
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学国際文化学部
朝倉 三枝
2 単位
後期
■授業のテーマと到達目標
フランスをはじめとするヨーロッパの芸術文化の特質を、老舗のファッションブランドの歴史を通して学ぶ。
授業を通して、新しい価値の創造とその継承がどのように行われ今日に至るのか、さらに人はなぜブランド品
に心惹かれるのか、という問題について考える。
■授業の概要と計画
基本的に毎回ひとつブランドを取り上げ、その起源やアイコンアイテムの誕生、経営戦略などを、同時代の芸
術潮流や社会背景に照らし合わせながら検討する。
授業で取り上げるブランドは以下を予定:ブレゲ、カルティエ、ショーメ、エルメス、ルイ・ヴィトン、バー
バリー、ゲラン、ランバン、シャネルなど。
■成績評価と基準
平常点(毎回、提出してもらうコメントカードの内容)40%
学期末レポート 60%
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
学期末に提出するレポート作成に向け、普段から情報を収集するなど、早めに準備を進めておくこと。
■学生へのメッセージ
モノがあふれ、ファッションも使い捨てになった今の時代だからこそ、自分にとって本当に価値あるものは何
かを改めて考えてみてください。
■教科書
プリントを配布。
■参考書・参考資料等
必要に応じ適宜、授業で紹介する。
■授業における使用言語
日本語
■キーワード
フランス、ファッション、ブランド、美術、経営戦略
EU 科目名:Religion and Culture in Europe and America /
63
開講大学での科目名:ヨーロッパ・アメリカ宗教文化論
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学国際文化学部
野谷 啓二
2 単位
後期
■授業のテーマと到達目標
キリスト教は歴史的にその受容者の強力なアイデンティティを構成し、特徴的な文化を創造してきました。異
宗教文化との間に、対立、武力衝突の原因をも作り出してきました。しかし他方では、異文化を統合する共通
文化をも創造しました。つまり、文化的な実態としてのキリスト教は、民族のアイデンティティを構成する重
要な要因であったと同時に、民族を超える普遍的な価値を持つ文化をも生み出したのです。本講義では、まず
キリスト教とはどのような宗教なのかについてユダヤ教から考察し、中世の西洋キリスト教世界、さらに宗教
改革を経て、プロテスタンティズムを基盤とする西洋近代社会文化の諸相を明らかにすることを目標とします。
[EUIJ 科目]
■授業の概要と計画
1.イントロダクション 宗教と文化の関係
2.古代社会 ヘレニズムとヘブライズム 旧約聖書の世界
3.救済史
4.ユダヤ教とユダヤ民族
5.シナイ契約
6.イエスの登場
7.キリスト教会の成立
8.中世 ヨーロッパの誕生
9.修道院文化
10.宗教改革 近代西欧社会
11.近代社会とプロテスタンティズム
12.キリスト教と資本主義
13.日本のキリスト教 キリスト教の受容と文化変容
その他
■成績評価と基準
出席し、前回の内容にかかわる質問に答える(10%)、ブック・レポート(40%)、期末レポート(50%)の総合評価。
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
成績評価方法では出席し、前回の内容にかかわる質問に答えることが 10%となっていますが、欠席が 5 回以上
になると自動的に放棄したと見なしますので注意して下さい。当然のことながら、前回の質問に答えるために
は、講義中に理解できないことは質問し、復習をすることが求められています。
■学生へのメッセージ
宗教が文化の形成にどのように関わっているか、個人と文化のアイデンティティ構成要素としての宗教に関心
がある学生を歓迎します。
■教科書
教科書は特に使用しません。講義資料をプリントで配布します。また適宜文献を紹介します。
■参考書・参考資料等
参考書:ノーマン・タナー著『教会会議の歴史』(教文館)、ノーマン・サイクス著『イングランド文化と宗
教伝統:近代文化形成の原動力となったキリスト教』(開文社)、野谷啓二著『イギリスのカトリック文芸復興:
体制文化批判者としてのカトリック知識人』(南窓社)、タナー『新カトリック教会小史』(教文館)
■授業における使用言語
日本語
EU 科目名:Modern Social Thought / 開講大学での科目名:近代社会思想論
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学国際文化学部
廳
2 単位
後期
茂
■授業のテーマと到達目標
この講義は、モダニティ(近代性)をめぐる社会的、経済的、政治的、文化的な諸理論についての概観を学生
に提供することを目標とする。
■授業の概要と計画
64
授業は下記の4つのパートにおいて進められる。
1.社会理論とは何か
2.近代社会の主要な理論
3.近代社会から現代社会へ
4.現代社会と文化、ならびにグローバル化をめぐる
諸理論
■成績評価と基準
最終試験 100%
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
毎回授業で渡すペーパーの再確認を繰り返してください。
■学生へのメッセージ
十分に準備してくること
■教科書
使用しない
■参考書・参考資料等
参考文献は授業にて指示(Reference books are to be referred in class.) / : , ,ISBN:
■授業における使用言語
日本語
EU 科目名:Art and Cultural Environment / 開講大学での科目名:芸術文化環境論
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学国際文化学部
藤野 一夫
2 単位
後期
■授業のテーマと到達目標
劇場、ホール、ミュージアムなどの芸術文化環境を考える上で避けることのできない文化政策の必要性、歴史
的生成、理論的基礎、国際比較を通して、日本における文化政策の課題と展望を探る。
■授業の概要と計画
文化、とりわけ芸術にとってなぜ「政策」が必要なのか?この問いに答えるために、まず文化の「公共性」に
ついて、歴史的、理論的考察を深めます。さらに現代のヨーロッパ諸国との比較を通じて、日本における文化
政策(とその実践分野であるアートマネジメント)の課題と展望を明らかにします。劇場法(仮称)の制定を
視野に入れて、ミュージアムも含め、文化施設やアートシーンの全般を対象にします。
《授業計画》(1)ヨーロッパにおける芸術と社会のかかわり (2)国民国家形成と文化政策 (3)近代市民社会形
成と文化政策 (4)文化政策と公共性 (5)文化政策と都市政策 (6)ドイツ及びヨーロッパ諸国の文化政策の
実際 (7)日本の文化政策(国家、自治体、民間) (8)アートマネジメントの使命と実際 (9)劇場・ホール・
美術館・博物館の運営の現状と課題 (10)文化多様性と文化政策
■成績評価と基準
授業の参加態度(三分の一)、4 回程度の質問・感想文(三分の一)、及び期末試験(三分の一)の総合点によ
り判定。
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
「文化施設制度論」「アートマネジメント論」「アートプロジェクト」「アートマネジメント実習」等の関連
科目の体系的履修が望ましい。
■学生へのメッセージ
芸術文化活動によって社会とかかわることに興味のある学生の履修を希望します。
■教科書
使用しない
公共文化施設の公共性 / 藤野一夫 : 水曜社 ,2011 ,ISBN:9784880652573
■授業における使用言語
日本語
EU 科目名:To Understand Europe: Problems in European Countries and the EU
65
/
開講大学での科目名: 総合コース531「ヨーロッパを学ぶ」
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
関西学院大学共通教育センター
藤井 和夫
2 単位
秋学期
講義目的
ヨーロッパについての基本的な知識を総合的に学ぶ。ヨーロッパ諸国それぞれの歴史、文化、社会、政治、経
済にかかわる諸問題に触れ、イギリス・フランス・ドイツなどの主要国だけでなく、ヨーロッパ各国それぞれ
の課題と現実があることを知り、その各国個別の問題やヨーロッパ各国間の関係から、ヨーロッパとは何かを
理解する。さらにそのヨーロッパが EU という国家連合を形成する意味を、そこに加盟する国、加盟しない国を
視野に入れつつ、改めて考えてみる。また、世界の歴史の中で、そして今日の世界の中で、ヨーロッパの存在
がどのような意味を持っているのかについても、日本にとってヨーロッパに学ぶことがどんな意義を持つのか
という点を含めて、考察する。
各回ごとの授業内容
講義の目的―オリエンテーション―
担当者:市川
ヨーロッパとは何か・EU とは何か(導入)
担当者:市川
ヨーロッパ広域経済圏とネットワーク産業(1)
担当者:野村
ヨーロッパ広域経済圏とネットワーク産業(2)
担当者:野村
周辺から見たヨーロッパ・EU(1)
担当者:藤井
周辺から見たヨーロッパ・EU(2)
担当者:藤井
ヨーロッパとキリスト教(1)
担当者:平林
ヨーロッパとキリスト教(2)
担当者:平林
ヨーロッパと日本
担当者:神余
ヨーロッパの国際協力と紛争解決(1)
担当者:望月
ヨーロッパの国際協力と紛争解決(2)
担当者:望月
ヨーロッパのコミュニケーションと言語(1)
担当者:宮下
ヨーロッパのコミュニケーションと言語(2)
担当者:宮下
ヨーロッパから見えてくるもの(総括)
担当者:藤井
授業方法
7 人の教員によるオムニバス形式の講義を行う
教科書
教科書は指定しない
成績評価方法・基準
定期試験(100%)
成績評価方法・基準 自由記述欄
期末の定期試験によって成績評価を行う
学生による授業評価の方法
全額統一の方法で授業評価を行う
準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連
新聞やメディア等で日々、ヨーロッパのニュースや出来事を知り理解しておくことが望ましい。
(g) Incoming Visitors Programme/招聘講師による集中講義
EU 科目名:Public law in France and in the United States. A comparative analysis /
開講大学での科目名:プログラム講義 Public law in France and in the United States. A
comparative analysis
大学・研究科
担当教員
単位数
開講区分
神戸大学経済学部
マニュエル ティラール
2 単位
前期
・関根 由紀
66
■授業のテーマと到達目標
当講義では、フランス・北米の公法を比較しながら、歴史学、政治学、経済学の要素も交えながら、皆さんと
対話しながら公法学の基礎を、学んでいただくことを目的としています。
■授業の概要と計画
I) Roots and Historical Characteristics (from the end of the 18th until 1930)
A) Roots : Revolutions in the 18th century
1) United States : 1776 and 1787
a) Roots of the US Revolution
b) Revolution(s)
2) France : 1789
a) Roots of the French Revolution
b) Revolution(s)
B)
1)
a)
b)
2)
a)
b)
c)
d)
Consequences on legal systems
General consequences
In the US
In France
Detailed consequences
Judicial power
Law-making
Public services and regulation of private interests
Public finances
II) Evolutions and Perspectives (since 1930)
A) Evolutions (1930 -2008)
1) “World New Deal” (1930-1975)
a) Reasons
b) Legal consequences
2) Neoliberalism (1975-2008)
a) Reasons
b) Legal consequences
B)
1)
a)
b)
2)
a)
b)
Perspectives (2008-today)
2008 crisis
Reasons
Legal consequences
Actual comparison between France and the US
Differences
Problems
Conclusion (including Japan)
講義日程は以下のとおり(ただし、講義時間については履修者と相談のうえ、調整の可能性あり)
4/4 (土) 13:00-14:30 14:50-16:20
4/5 (日) 13:00-14:30 14:50-16:20
4/9 (木) 13:20- 14:50
4/11(土) 13:00-14:30 14:50-16:20 16:40-18:10
4/12 (日) 13:00-14:30 14:50-16:20 16:40-18:10
4/16 (木) 13:20-14:50
5/9(土)13:00-14:30 14:50-16:20
(担当:関根)
■成績評価と基準
平常点(質問への回答・授業参加):50%
授業最終回(履修者確定後に日程を調整します)に実施するテスト:50%
67
■履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)
事前学習・復習の内容については、授業の中で指示します。
■授業における使用言語
英語
■キーワード
Public Law, France, United States
EU 科目名:Gateway to Europe- Contemporary Dutch Studies /
開講大学での科目名:特殊講義 Gateway to Europe
大学・学部
担当教員
単位数
開講区分
大阪大学法学部
松野・
2 単位
2 学期
フォーフスヘールト
後日掲載予定
67
集中