地域ICTイノベーション・ワークショップ@金沢 2015年6月10日(水曜日)13:00-20:00 企画趣旨 ① 地域社会と大学群、自治体、企業等との協働に よって、自治体オープンデータ、Web/SNSソーシャ ル・ビックデータ、IDや認証連携技術基盤を用い、 ② 地域の特色を生かした観光・地域経済活性化、防 災・減災、医療・健康、見守り・介護など、公共性の 高いデータ駆動のICTシステム・サービスの研究 開発実用化、 ③ 地域ICTを担う人材育成の側面から、「地(知)の拠 点大学群と自治体、企業の協働による地方創生」 のためのイノベーション対話を実施 2015/06/10 N. Sonehara 1 2014年度 2014 年度ICTSFC ICTSFC活動 活動実績 実績 2 連携・協働機関 仙台( 仙台(東北大学 東北大学)、名古屋( )、名古屋(名古屋大学 名古屋大学)、宇部 )、宇部 ( 山口大学 山口大学)、松江( )、松江(島根大学 島根大学)、札幌( )、札幌(北海道 北海道 大学)、神奈川( 大学 )、神奈川(関東学院大学・鶴見大学 関東学院大学・鶴見大学)、松 )、松 本(信州大学 本( 信州大学)) • 主催:ICTSFCコンソーシアム • 共催:三谷商事 • 後援:金沢大学・北陸先端科学技術大学院大学・富 山県立大学・総務省北陸総合通信局・金沢市 • 企画・協力:金沢大学総合メディア基盤センター・北 陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科・富山 県立大学工学部・総務省北陸総合通信局・鯖江市 商工政策課・金沢市市長公室情報政策課・国立情 報学研究所など 「ID・認証連携とデータ連携による地域ICTイノ ベーション」@金沢(金沢大学・北陸先端科学 ベーション」@金沢 (金沢大学・北陸先端科学 技術大学院大学・富山県立大学) 技術大学院大学・富山県立 大学) 2015/06/10 N. Sonehara 2015/06/10 N. Sonehara 3 2015/06/10 N. Sonehara 4 人間・社会と情報(データ) 狩猟社会 農業社会 工業社会 情報社会 融合社会 融合 社会 融合社会と社会課題 少子高齢化 地域創生 生存(保身、捕食、求愛 生存 (保身、捕食、求愛)) の ための情報 環境・エネルギー 食料 観光 地域経済活性化 生活 (物質的豊かさ) 生活(物質的豊かさ ) の ための情報 人間能力 拡大と 人間能力拡大 と社会問題 克服の 克服 の ための情報 公共 施設 情報サービス センシング データ 5 研究教育 人材育成 リサイクル 工場 生活 空間 • 部分的データ や不完全な知 識に基づく主 観的判断 • 合理的な政策 決定や意思決 定の支援 情報空間 (cyber Space) • 情報通信技術 • 情報システム 実世界 駅 ホテル 学校 実世界 (Physical World) • 地球環境、エネ ルギー、食料、 自然災害など 病院 2015/06/10 N. Sonehara 6 産業革命の変遷「Industry4.0 産業革命の変遷「 Industry4.0」 」 第1次産業革命 Web/SNS データ センシングデータ オープンデータ データ分析 サービス合成 蒸気機関による生産工法 蒸気 機関による生産工法 第2次産業革命 電力による大量生産工法 電力 による大量生産工法 第3次産業革命 ITによる生産自動化 IT による生産自動化 第4次産業革命 CPSによる生産システム CPS による生産システム 社会データ連携基盤 社会 データ連携基盤 フィードバック 防災・減災 EV 住宅 情報空間 公的統計データ (オープンデータ) 社会 データセンター ビッグデータ駆動社会システム ライフログ (生活記録) 情報空間 店舗 ビル 社会・生活 ビッグデータ 金融 楽しみ (精神的豊かさ) 楽しみ(精神的豊かさ ) の ための情報 2015/06/10 N. Sonehara 医療・健康 介護 データ駆動 意思決定支援 実世界 2015/06/10 N. Sonehara 7 2015/06/10 N. Sonehara 8 第四の科学、データ中心科学 社会データ技術の系統 観察や観測データを集め 経験的に処理 経験的 に処理 実験科学 データ取得 コンプライアンス、センサネット、 ネット取得、データ管理 データクレンジング 欠損値補完法、異常値補正法、 冗長性除去法 理論科学 観測データ群を分析し、 論理・法則発見 論理・法則 発見 データ構造解析 計算論的科学 コンピュータによる数値解法 コンピュータによる数値解法 シミュレーションや可視化 データ共有 コンプライアンス、秘匿性デー タの保護、システムセキュリ ティ、データプライバシー データ中心 データ 中心科学 科学 データ収集と分析処理 データ駆動 データ 駆動社会システム 社会システム 社会実装 データ駆動情報システム、イン ターフェース、運用システム 2015/06/10 N. Sonehara 9 Open Social Big Data連携基盤 Data連携基盤 データ・ マッシュ アップ デー タ駆動 イノベーショ ンン !! 民間データ ( Big Data, Data, Open Data)) Data 10 ③ 観光関連 サイト 情報 システム サービス ビジネス 個人の 利用客 不動産 情報サ 情報 サ イト 交通関連 災害情 … サイト 報サイト SNSサイト SNS サイト • 予約 • 情報収集 横断的に情報を収集 情報DB シーズ 大学・企業 大学・ 企業 2015/06/10 N. Sonehara 2015/06/10 N. Sonehara 事例) Web空間の宿泊施設・公共交通・不動産の 事例)Web 空間の宿泊施設・公共交通・不動産の 予約・販売ソーシャル・ビッグデータ収集 自治体・市民・ 自治体 ・市民・地域コミュニティ 地域コミュニティ ニーズ・ ウォンツ モデリング、統計科学 11 施設情報 料金情報 空室情報 観光情報 予約サイト 災害情報 交通情報 イベント情報 SNSサイト SNS サイト 自治体サイト 2015/06/10 N. Sonehara ライフログ・ Wi--Fi ライフログ・Wi スポット収集のた めのアプリケー ション・SNS ション・ SNSサイト サイト を新たに構築 12 新リアルタイム観光統計データ 宿泊旅行統計調査報告 (一ヶ月単位で測定) 推定稼働率 (30日間平均を日ごとに表示) 東日本大震災前後の宿泊施設・交通 システムの復元力(resilience) システムの復元力 (resilience)評価 評価 • • ホテル • ホテルの状況確認 ライフラインの確認 (電気・水道・ガスなど) 物流確保 など • • 東北新幹線 (東京⇔仙台) 路線の確認 車両の確認 など 2011.03.11 政策決定支援 コスト削減効果 2015/06/10 N. Sonehara 13 14 自治体:市外からの宿泊者の状況を知りたい 利用者:どこへ避難すればよいか知りたい 地域の混雑の状況を知りたい 地域全体でどの程 度宿泊客がいる? 2015/06/10 N. Sonehara オンライン観光情報システム オンライン観光情報システム 台風で電車が止まった ⇒どこへ宿泊しようか? 観光情報DB 毎日クロール 避難誘導アプリ IDデータコモンズ ID・位置情報 観光情報DB 自治体 ホテル 他のホテルの 状況は? 現状の可視化・予測が可能 Web上の観光関連情報 宿泊料金の予測・ 現況の可視化 混雑状況の予測・ 現況の可視化 自治体: 地域の経済効果の推定・緊急時の宿泊客数&場所の把握 ホテル: 他のホテル状況の把握・利用者の需要の把握 2015/06/10 N. Sonehara 周辺の施設および混雑・料金状況を提示 帰宅困難者 • 市外からの宿泊者数の推定、宿泊施設の残り収容可能数 を提示可能 • 利用者が個人情報の利活用を許諾する「IDデータコモン ズ」を利用することで、帰宅難民を避難所へ誘導可能 15 2015/06/10 N. Sonehara 地域全体でどの程 度宿泊客がいる? 16 外国人観光客向けWiFi 外国人観光客向け WiFiスポット収集 スポット収集 音響ライフログ収集・分析・可視化 問題点: ・外国人など観光客向けのフリーWi‐Fiスポットの場所が分からない ・特定の居場所にいる観光客向けの情報配信システムがない (岡山大学 阿部・原 共同研究 共同研究)) WiFiスポット共有による観光と災害対応 リアルタイムパーソントリップデータ* スマホWiFiスポット収集アプリ WiFi DB データ 収集 情報共有 情報投稿 SSID 電波強度 取得時間 WiFiの数 コンセントの数 セキ ュリティ 災害時の 避難情報 提供 観光行動の 可視化 平常時 特定の観光 客への広告 * 「 ハ ゚ーソ ントリッフ ゚調査」(東京都市圏交通計画協議会ホームページ)より h t t p://www.tokyo-pt.jp/person/01.html Web Wi‐Fiによる災 害対応 エリアマーケティ ング 避難所のキャ パシティ・場所 に応じた避難 誘導を実現 2015/06/10 N. 近くの観光スポッ トの案内、クーポ ン配信を実現 Sonehara 17 ビッグデータ駆動地域資源管理 ビッグデータ駆動 地域資源管理 (DMO) レポート 機能 宿泊の価格変動・オプション 価格・稼働率の可視化 2015/06/10 N. Sonehara 18 例)自治体オープンデータ 横浜の挑戦 横浜の挑戦! ! ~ OD OD活用による地域活性化の現状と課題~ 活用による地域活性化の現状と課題~ •日々の宿泊施設の稼働率推定 •地域経済効果、適正価格決定 •WiFi /SNS/ /SNS/トイレスポット トイレスポットMAP MAP •広告 広告//避難場所等の情報配信 社会 調査 A pachinko parlor is very noisy! #SoundMapL4 quiet noisy #SoundMapS2 sparse #SoundMapT1 Human speech SNSアプリ 広告 掲載 観光防災 情報管理 基盤 DMO 課金 決済 • オープンデータの進め方 – 自ら積極的にデータを公開 – 機械判読・二次利用を可能に – 営利・ 営利・非営利(学術研究目的) 非営利(学術研究目的)を問わず活用 を問わず活用 • 具体的には 具体的には… …? – 利用ルールの整備 – 機械判読できるデータ形式で公開 – データカタログ(ポータルサイト) – データ公開の拡大・評価 地域観光情報 観光・防災 資源管理 Wi‐Fiスポット 顧客 管理 避難場所 • 2015/06/10 N. Sonehara 19 横浜市政策局担当理事 長谷川孝 2015/06/10 N. Sonehara 20 プログラム 自治体からの期待:これからの課題 そろそろ(オープン)データ活用の「わかりやすい成 果」が求められる • 13:00-14:00 「地方創生と知の拠点」 そのため そのために必要なプラットフォーム に必要なプラットフォーム データのプラットフォーム(データカタログ) • 14:10-15:30 「ID・認証連携基盤とオープンデー タ・ビッグデータ活用基盤」 対話 対話のプラットフォーム のプラットフォーム • 15:40-16:50 「ID・認証連携とセキュリティ」 オープンイノベーション オープンイノベーションのため のためのプラットフォーム のプラットフォーム • 16:50-17:50 「ID・認証連携システム・ソリュー ション」 どのように実現するか? 事業主体 情報システム・プロセス 情報システム・プロセス… … • 金沢大学総合メディア基盤センター長 森本 章治 産・学・民・官 の連携 2015/06/10 N. Sonehara • 18:00-20:00 「産官学連携地域ICT意見交換会」 21 2015/06/10 N. Sonehara 22
© Copyright 2024