ザルツブルクのモーツァルトと 同時代の作曲家たち

フォルテピアノとウィーンのコントラバスで聴く
ザルツブルクのモーツァルトと
同時代の作曲家たち
2015 年
角谷 朋紀
(コントラバス)
4 月 24 日(金)19:00 開演(18:30
くにたち市民 芸 術 小 ホ ー ル
2 00 0 円(全席自由)
小川 加恵
(フォルテピアノ)
バディアロヴァ
朋絵
(ヴァイオリン)
朝吹 園子
(ヴィオラ)
デンハーグピアノ五重奏団
W.A. モーツァルト/協奏曲 ニ長調 K.107-1(ピアノ協奏曲第1番)
J.B. ヴァンハル/ディヴェルティメント ト長調 第 1,2,5 楽章
W.A. モーツァルト/協奏曲 ト長調 K.107-2(ピアノ協奏曲第2番)
F.A. ホフマイスター/コントラバスソロ四重奏曲第2番 ニ長調
W.A. モーツァルト/協奏曲 変ホ長調 K.107-3(ピアノ協奏曲第3番)
M. ハイドン/ディヴェルティメント 変ホ長調 MH.9
ほか
主催:デンハーグピアノ五重奏団
後援:一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)
チケットお問合せ:くにたち市民芸術小ホール 042-574-1515
デンハーグピアノ五重奏団 E-mail : [email protected]
開場)
山本 徹
(チェロ)
デンハーグピアノ
五重奏団
世界的にも珍しいフォルテピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの楽器編成に
よるピアノ五重奏団。2009 年、オランダ・ユトレヒト国際古楽音楽祭でデビュー後、2011 年、オ
ランダ・アムステルダムで行われた、第16回ファン・ワセナール国際古楽コンクールにて第1位
を受賞。2012-2013 年、オランダにて同コンクール優勝記念公演を行ったほか、スペイン・バル
セロナ国際古楽音楽祭、フランス・サント国際古楽音楽祭、ベルギー・アントワープ国際古楽音楽
祭、イギリス・ヨーク国際古楽音楽祭などヨーロッパの主要な国際古楽音楽祭からの招聘も数多い。
日本国内においてもオリジナル楽器による室内楽コンサートの普及に積極的に努めており、日本各
地の主要コンサートホールによる主催公演に出演するなど、その活動を拡げている。
2012 年にはデビュー作品「19世紀における珠玉のピアノ五重奏作品集 Vol.1」(MA レコード /
キングインターナショナル)をリリース。同作品は第9回 TY リミテッドサポートレコード支援作
品として選定されている。また、音楽の友 (2012 年 10 月号 ) にて、
「演奏は作品を再現する喜びと
一体感にあふれており、アンサンブル全体が自然で温かく、音色的にも味わい深い」
(諸石幸生氏)
と注目盤として取り上げられたほか、レコード芸術 (2012 年 10 月号 )、古楽情報誌アントレ (2012
年 10 月号 )、読売新聞、日本経済新聞などでも高い評価を得た。
ホームページ URL:http://denhaagpianoquintet.webstarts.com/
小川 加恵(フォルテピアノ)Kae OGAWA
東京藝術大学古楽科修士課程フォルテピアノ専攻修了。オランダ、デン・ハーグ王立音楽院修士課程フォルテピアノ科修了。これま
でにフォルテピアノを故 小島芳子、小倉貴久子、スタンリー・ホッホランドの各氏に師事。国内外でソリスト、アンサンブル奏者と
して活躍。
2008-2009 年、オランダ、ユトレヒト古楽音楽祭に招聘され、リサイタルを行う。2010 年からは、主宰するデンハーグピアノ五重
奏団がバルセロナ古楽音楽祭(スペイン)、サント古楽音楽祭(フランス)、アントワープ古楽音楽祭(ベルギー)など、ヨーロッパ
の主要な古楽音楽祭に招聘されている。また、同年 IYAP 国際古楽アンサンブルコンクール(ベルギー)入賞。2011 年には、ヨーク
国際古楽アンサンブルコンクール(イギリス)のファイナリストに選ばれ、イギリス BBC Radio3 にて放送された。同年、第16回ファ
ン • ワセナール国際古楽アンサンブルコンクール(オランダ)第1位受賞。
2012 年 11 月、第 8 回浜松国際ピアノコンクール関連事業として、レクチャー及び室内楽公演を行った。2012 年度、国立音楽大学
音楽研究所プロジェクト「楽譜を読むチカラ」学外講師を務めた。2014 年度 NHK 学園くにたちオープンスクール特別講座講師。
バディアロヴァ・朋絵(ヴァイオリン)Tomoe BADIAROVA
才能教育を経て桐朋学園大学、大学院、研究科へと進み、和波孝よし、藤原浜雄氏らにモダン・ヴァイオリンを、戸田薫、寺神戸亮
氏らにバロック・ヴァイオリンを師事する。在学中より東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ、レ・ボレアード、バッハ・コレ
ギウム・ジャパン等で演奏を重ね、有田正広氏指揮のもと北九州室内楽奏団とヴィヴァルディ < 四季 > を共演。2009 年よりデン・ハー
グ王立音楽院に留学。2011 年シギスヴァルト・クイケン氏率いる Ambronay オーケストラアカデミーで J.S. バッハ < ロ短調ミサ>
のコンサートマスターを務めた他、ペーター・ファン・ハイヘン氏の指揮のもとピゼンデルのヴァイオリン協奏曲を演奏するなど、様々
な室内楽とオーケストラでソロ・リーダーを務める。 また Les Esprits Animaux( レス・エスプリ・アニモ ) を結成し、以来リーダー
として演奏。ヨーロッパ中の主要国際音楽際に招かれ、また BBC やラジオフランス、ロンドン紙等、各大手メディアをにぎわせてい
る。Les Esprits Animaux( レス・エスプリ・アニモ ) としては Ambronay レーベルよりファースト CD『テレマン〜物語を通じた音楽
の旅〜』をリリース。アルカーデ・アンサンブル主要メンバー、またラ・プティット・バンド、イル・ガルデリーノ、デンハーグピ
アノ五重奏団等で演奏。
朝吹 園子(ヴィオラ)Sonoko ASABUKI
東京藝術大学(ヴィオラ科)を卒業後、東京藝術大学院修士課程修了。学内にて芸大フィルハーモニーと協奏曲を共演、同声会賞受賞。
明治安田生命より奨学金を、文化庁在外派遣研修員として、ドイツ・フライブルク音楽大学(ヴィオラ科)、スイス・バーゼル・スコラ・
カントゥルム(古楽科バロックヴァイオリン)で学び、両大学共最優秀の成績で卒業。ヴァイオリンを荒木信子、岡山潔の各氏に、ヴィ
オラを豊嶋泰嗣、クロード・ルロン、岡田伸夫、川崎知憲、ウォルフラム・クリストの各氏に、バロックヴァイオリンをキアラ・バンキー
ニ、レイラ・シャェック、アマンディーニ・ベイヤーの各氏に指事。バロックヴァイオリニスト、バロックヴィオリスト、モダンヴィ
オリストとしてヨーロッパ各地で演奏会、フェスティバルに招待され数多く参加している。スイス国内主要オリジナル楽器オーケス
トラ「La Cetra Brockorchester」、
「Capriccio Barockorchester」にたびたびメンバーとして参加し、様々な CD 録音にも携わる。バロッ
クアンサンブル「Il Profondo」、
「L’allegra fonte」のメンバー。モダン楽器のヴィオリストとして小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト、
ヴィオラスペース、JT が育てるアンサンブルシリーズなどに出演。
2004年第9回コンセール・マロニエ弦楽器部門第1位、2006年第18回宝塚ベガコンクール第1位を受賞。現在スイス・バー
ゼル在住。
山本 徹(チェロ)Toru YAMAMOTO
東京藝術大学、同大学院修士課程古楽専攻、チューリヒ芸術大学修了。チェロを土肥敬、河野文昭、北本秀樹、鈴木秀美、ルール = ディー
ルティーンスの各氏に師事。芸大バッハカンタータクラブにて小林道夫氏の指導のもと研鑽を積む。バッハ・コレギウム・ジャパン、
オーケストラ・リベラ・クラシカ等主要な国内のオリジナル楽器オーケストラのメンバー。2006 年第 20 回古楽コンクール < 山梨 >
第 2 位、2008 年第 16 回ライプツィヒ・バッハ国際音楽コンクール第 2 位、2011 年ブルージュ国際古楽コンクール旋律楽器部門審
査員賞、及びファンヴァッセナール国際コンクール優勝。2010 年度文化庁在外研修派遣員、2011 年度ロームミュージックファンデー
ション奨学生。
角谷 朋紀(コントラバス)Tomoki SUMIYA
東京藝術大学器楽科卒業。コントラバスを宮澤敏夫、永島義男、西田直文各氏に師事。その後オランダ、デン・ハーグ王立音楽院に
てバロックコントラバスをマギー・アークハルト氏に師事し大学院を修了。特にウィーン式のコントラバスについて調査・研究を重ね、
イギリスの音楽雑誌 “The Viol”(2010 年 No 18 号 ) にその記事が掲載される。コンラッド・ファン・アルフェン、ジョン・エリオット・ガー
ディナー、シギスヴァルト・クイケンなどの指揮者のもと “ シンフォニア・ロッテルダム ”、“ イングリッシュ・バロック・ソロイスツ ”、
“ ラ・プティット・バンド ” など数多くのオーケストラ、アンサンブルにて演奏している。2011 年、デンハーグピアノ五重奏団のメ
ンバーとして第 16 回オランダ • ファン・ワセナール国際アンサンブルコンクール第1位、同時に最優秀演奏者賞を受賞。